『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#102 入道雲の発生原因
昼休み
みんなが木陰で食べていた
ソフトクリームは
あっという間に溶けて
夏空に浮遊し始めると
集まって入道雲になった
予報によると
今日も夕方から雷雨になるらしい。
お題「入道雲」
真っ青に晴れた空。わきたつ入道雲。
この空をバックに、ひまわり畑の真ん中で立つ君の姿を収めた写真が、僕の部屋の本棚に飾られている。
僕は君と二人で写真を取らなかったことを、写真を見るたびに後悔している。
写真嫌いの君が唯一取らせてくれた写真が、君との最後の思い出になるなんて、思ってもいなかった。
読むことが大好きだった、君が残していった本の数々。
君をもっと感じたくて、本棚から引っ張り出して開いてみたけどとても難解で、読むことが出来なかった。
だけどその本が並んでいる本棚がそっくり残され、出ていったままの君の部屋を見るたびに、僕は君の気配を感じて、まるで君がそばにいるように感じるんだ。
あの日。
僕と君がめったにしない喧嘩をしたあと、売り言葉に買い言葉で、君はこの部屋を出て行った。よほど怒っていたのか、それきりこの部屋には戻ってこなかった。
君が僕を置いて家から出ていったのに、僕はみっともなく君の残していったもの、住んでいた部屋ををずっとそっくりそのままにしている。
いつでも、戻ってこれるように。
たとえ周りの人が『もう帰って来ることはない』とさとしても、『もう、忘れなよ』と言って来るけど、僕は信じない。
君が僕を許してくれるなら、きっとここに戻ってきてくれるから。
お題:夏、入道雲
入道雲(2023.6.30)
夏を象徴するようにも思える入道雲だが、実のところ私は然程入道雲を見たことがない。
微かな記憶に残る、かつて幼い頃見た入道雲はとても雄大で、自由だった。
今、車窓から見える入道雲は、ビル群と電線にがんじがらめになって、ひどく窮屈そうで、記憶の中のそれとは似ても似つかない。
私の童心も、あの頃の入道雲とともにどこか遠くへ行ってしまったのだろうか。
わたしは今日も旅に出る
あるものを探す旅に
わたしの愛するものは
全てあの雲が空に連れていってしまった
あの雲が
この空につながる唯一の道
、、、一度だけ、一度だけ
あの雲に追いついたことがあるんだ
懐かしくて切なくてなんとも言えない
言葉の粒がたくさん降ってて
近寄れなかった
それから追いつくことは
なかった
わたしは今日も旅に出る
大きな入道雲を背に
一歩ずつ前に進んでいく
自分を探しに
Masamune Rui ayuto souta
Towa ramu sionn koutarou
/@kiihorudal @hannkati
入道雲
あ 、入道雲…
…「あの時ちゃんと伝えれば良かった」
"好きだよ"って.
夏ー!入道雲あるよー!
おー、ほんとだ
でっかいねー、、
うん
な、なんか反応薄くない?!
えー、そう?
うん…てか今日マジで暑くない?パタパタ(服を仰ぐ
それな、まじ暑いわ
うんうん
てか今日から夏休みってまじ最高じゃね?
あー、、うん…
葉担(はゆ)どーした?
いやー、さ…
?
夏って、、好きな人いるの?
すきな、、え、?
あ、いや別に特に意味はッ、、あ、僕こっちだから、またね!タッタッタ
あ、ちょっとまっ、俺!、、ッ
えー、みなさんに大事なお知らせがあります。
夏休みの間
…
東雲葉担さんが
自殺しました 。
「え」
僕こんなに情けなくて、ごめん…
もうちょっと一緒に居たかった 。
すなおになれなくて、
きみを泣かせてしまって…
…本当に僕が夏を好きになって良かったのだろうか 。
今日のテーマ
《入道雲》
鮮やかな青色の空に浮かぶ、一際大きく白くてもこもことした雲。
それはお祭りの屋台で見かける綿あめのよう。
甘くてふわふわしている綿あめは美味しくて大好きだけど、食べる時にちょっとベタベタするのが難点だ。
次に連想するのはかき氷。
こちらは屋台で売ってるものではなくて、前にかき氷専門のお店でお母さんに買ってもらったもの。
普段食べてるかき氷とは違って、白くてふわふわのそれは氷自体に甘い味がついていてとっても美味しかった。
今は5時間目の授業中。
給食はしっかり完食したからお腹が空いてるわけじゃない。
それでも綿あめやかき氷を連想してしまうのは、別にわたしの食い意地が張ってるからではない。
美味しそうなものを連想させるあの入道雲がいけないのだ。
「よだれ出てるぞ」
立てた教科書の影からこっそり囁いてきた隣の席の男子の言葉に慌てて口元を擦るけど、別にそんなことはなかった。
まんまと引っかかってしまった恥ずかしさを誤魔化すようにむっとして睨むと、彼は頬杖をつきながら屈託なく笑う。
「考えてることバレバレなんだよ。どうせ綿あめみたいだな、美味しそうだなって思ってたんだろ」
「綿あめだけじゃなくて台湾かき氷もだもん」
「ははっ、ほんとに色気より食い気だよな、おまえ」
からかいの言葉にぐっと詰まる。
少女漫画で見るみたいに顔を見るだけで赤くなったりドキドキしたりというわけではないけど、話してると何となくそわそわしたりする、ちょっといいなと思ってる男子からそんな風に言われて嬉しい女の子はいない。
でも、色気より食い気というのは事実だ。
クラスの中にも色つきリップや百均で売ってる化粧品を使ってる子も何人かはいるけど、わたしはと言えば、そういうお洒落なものにお小遣いを使うより、お菓子や可愛い文房具を買う方がいいやと思うタイプだ。
どちらかといえばぽっちゃりめの体型も如実にそれを示してる。
やっぱり彼もスリムな女の子の方がいいんだろうか。
そんなことを思ってついしょんぼりしていたのだけど。
「台湾かき氷か……あれだよな、氷がふわふわのやつ」
「そう。前にお母さんが専門のお店に連れてってくれたの。氷そのままでも甘くて美味しくて」
彼が話を広げてくれたので、すぐに気を取り直す。
こんなことだから「色気より食い気」なんて言われちゃうんだろうな。
「夏休みに、隣の市で花火あるじゃん」
「うん、あるね」
突然飛んだ話に首を傾げながら頷いた。
彼が言うのは隣の市で毎年開催されてる花火大会だ。
地元のお祭りより規模が大きくて人出も多い。
「去年、あの花火の時にあったんだよな、そのふわふわのかき氷の店」
「マジで?」
「うん。だってオレ食べたもん」
「そうなんだ。いいなー」
「そんでさ、今年は兄ちゃんに連れてってもらうことになってるんだけど、良かったらおまえも一緒に行かね?」
「え、でも、いいの?」
「おまえも兄ちゃんいるじゃん。もしまだ誰かと約束とかしてないようだったら、そっちの兄ちゃんも誘ってみんなでいけばいいじゃん」
彼のお兄ちゃんとわたしのお兄ちゃんは中学生で、たしか同じ学年だ。
クラスが一緒かとか友達なのかどうかは知らないけど、少なくとも顔見知りではあるはず。
これがどっちかがお姉ちゃんだったら、噂になっちゃったりするかもしれないから無理だろうけど、お兄ちゃん同士だったら一緒に連れてってもらうのもありかな?
もちろん、うちのお兄ちゃんと彼のお兄ちゃんが仲悪かったら無理だけど。
地元のお祭り程度なら子供だけで行っても平気だけど、さすがに隣の市の花火大会はまだ小学生だけでは行かせてもらえない。でも、中学生のお兄ちゃんが一緒なら「しょうがないな」って許してもらえる可能性は高い。
「そしたら、綿あめもかき氷も一緒に食えるだろ」
「そうだね」
得意げに言う彼の言葉に、わたしも何だかわくわくして前のめりで頷いてしまう。
綿あめもかき氷も楽しみだけど、同じくらい彼とお祭りに行けるかもしれないことが楽しみで。
「こら! そこの2人、喋ってないでちゃんと聞け!」
「はい!」
「すみません!」
先生に注意されて、2人して慌てて姿勢を正す。
幸いそれ以上怒られることはなく、クラスの子達からくすくす笑われるだけで済んだけど、2人で目を合わせてこっそり肩を竦めあった。
「とりあえずオレも兄ちゃんに話してみるから、おまえもそっちの兄ちゃんに都合聞いてみて」
「うん、わかった」
花火大会は約1ヶ月後。
今から言っとけば、きっとお兄ちゃんの予定も大丈夫だろう。
あとはうちのお兄ちゃんと彼のお兄ちゃんが仲悪くないことを祈るだけだ。
思い掛けない誘いにドキドキしながら、わたしはもう一度、ちらりと窓の外に目を向ける。
青空と白くてもこもことした入道雲。
一足早く夏の訪れを告げるかのような空は、今のわたしの心のように気持ちよく晴れ渡っていた。
入道雲っておもしろい。
夏の風物詩なのに、雨が降る雲でしょ?
みんなから好かれてて嫌われているってこと。
上手く言葉にできないけど、なんだかワクワクする。
*入道雲*
ーーーーーーーーーーーーー
夏は大嫌い。
暑くて、蝉や蚊がいるから。生ぬるい雫が垂れるのも本当に嫌。
それに私みたいな人は課題が予定通り進まないし。
でも、君がいるなら夏も良いなって思えてきたよ。
今年の夏はどんなことが起きるかなあ?
*夏*(昨日の分)
もうすぐ夏休みが始まる。終業式が終わって、教室に戻った私たちは夏休みの予定を立てていた。二人でどこに行こうかと話をしていると、友達が心霊スポットに行きたいと言い出した。場所は山の中にあるトンネルでこんな噂があった。みんなで手を繋いだままトンネルの端から端まで歩くと助かるが、誰かが途中で手を離したりするとそのままあの世に連れて行かれるらしい。なんでも、そのトンネルの中で交通事故に遭って両親を亡くした幼い子どもが両親を探しているのだという。
そこまで興味はなかったが、友達がどうしても行きたいというので行くことにした。ただ、門限があるため夕方に山の麓にあるコンビニに集合することになった。
当日、ラフな格好でコンビニに集まった。そこからトンネルまで二十分近く歩かなければならず、文化部の私たちは息を切らしながら登っていった。目的地に着いてからもすぐには中に入らず、息を整えていた。そして、改めてこれから入るトンネルを見てみたがごく普通のトンネルだった。なにか、不気味な雰囲気がする訳でもなく、入口から出口までまっすぐの道になっていて奥までしっかりと見える。
「そろそろ行ってみよっか」
私たちは手を繋いで、ゆっくりと中へ踏み入った。すると、先ほどまで響いていた蝉の大合唱が急に遠のいて静かになった。なんの音もしない静かな空間に二人の呼吸音と足音だけが響く。それだけで恐怖心を煽られた。
だが、なにか起こるはずもなく端の出口まで辿り着いた。外に出るとまた蝉の大合唱が響いている。目の前には大きな入道雲がもくもくと膨れ上がっていた。
「そろそろ雨振るかもしれないし、帰ろっか」
やはり噂話は噂に過ぎないと、確信して安心した私たちは手を繋がずに来た道を戻った。半ばまで進んだところで雨の音が響いた。大雨になる前に走ろうとした瞬間だった。後ろから突然、子どもの声がした。
「ママ?」
驚いて振り返ると、至るところに傷を負った少女が立っていた。思わず、駆け寄ろうとすると友達に腕を掴まれた。
「なにやってるの」
「え、だって。子どもが」
「そんなのいないよ、走ろう」
私にしか見えていないのか、友達に手を引かれるまで走った。もうすぐトンネルを抜けられるというところで、私は足を滑らせて転けてしまった。腕を引っ張っていた友達も転けて二人とも怪我をした。
「ママ?」
逃げてきたはずなのに、目の前にさっきと同じ少女が立っていた。その瞬間、彼女がこの世の人ではないのだと感じた。ポツリと何かが肩に落ちた。またポツリポツリと何かが降っている。上を見上げると降るはずのない雨が降り注いでいた。友達が必死にトンネルから出ようと匍匐前進で進んでいる。何度も名前を呼んでいるのに、返事してくれない。ようやく、友達がトンネルから出たところでキョロキョロと辺りを見渡していた。
「あれ、私こんなところで一人でなにしているんだろう」
もう一度、友達の名前を呼んだが、トンネルの中で反響するだけで届かなかった。
「ママ、一緒に遊ぼう?」
少女に握られた手が、血にまみれていく。
「あっついね〜」
手をパタパタと団扇代わりに振りながら、キミはうんざりしたように言う。
「そうだね。でも、これが現実なんだよ」
さっきまでは、涼しいオフィスで仕事をしていたから暑さは忘れていたけれど、今は夏。これが現実なわけで。
「夕方になってもこんなに暑いなんて。何か冷たい物でも…」
と並んで歩いていたキミが、ピタリと足を止めた。
「ん?どうかした?」
こんなところで立ち止まらないで、さっさと家に帰って涼みたい。そう思ったけれど、キミは貼られたポスターを見ているようで、動こうとしない。
「暑いし早く帰ろうよ」
抗議するようにキミの腕を叩くと
「ねえ、これ食べたい」
振り向いたキミはポスターを指差しにっこり笑う。
「え?何を?」
何のことかわからず、キミがいて見えなかったポスターを覗くと
「入道雲かき氷。あります」
そのポスターは、近くの喫茶店のもので、丼くらいの大きさの器に入った、かき氷が写っていた。
「二人で食べると、ちょうど良さそうな大きさじゃない?」
余程食べたいのか、目をキラキラさせ、キミは俺を誘ってくる。
「わかった。食べに行こ」
仕方ないか。とキミの誘いを承諾すると
「やったあ。じゃ、早く行こ」
キミは嬉しそうに笑い、俺の腕を引っ張るのだった。
入道雲に似た何が自分のなかに立ち上った。どうしようもなく胸がもやもやして涙が溢れそうになったり下がったりした。悲しみと怒りの中に少しだけ入っている嬉しさは残酷にも貴女の血液を見て喜んでいた。貴女が死んで私と貴女は一緒になれるのは本当のことだ。だが、こんなこと望んではいなかった。入道雲は雨雲に変わって私に雨を降らせた、貴女の頬と地面の血が涙と合わさっても貴女はお伽噺のように生き返らない。
#入道雲
入道雲って綺麗だよね!
だって、
夏を感じるし、
真っ白でもくもくって形だし、
絵に描いたようなものはまじで最高!
入道雲を見ていると、
気分があがってヾ(o◕ฺω◕ฺ)ノ ヒャッホーゥ♫ってなる
‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、
これは高いところが好きだった。
やたらと最上階を推してきて、低ければ低いほど時間を見つけては高い台に行きたがる。
抜けるような青空を支えるビル群。そこにじりじりと夏の暑さに姿を変えつつある入道雲が浮かび、風林火山一文字を微妙に戴いている。
その手前に頭。
窓のサッシにタオルをわざわざ敷いて、そこに顎を乗せるそれは、じーっとその真白な雲を見ていた。
「何をそんなにジロジロ見てるんです」
「……」
薄い唇で空気を破裂させ、まるで赤子のように口をもごもごと動かした。
「やめなさい。みっともないです」
「あのね、それお湯沸いてないよ」
「え」
ティーバッグに落としかけた液体。耐熱のビーカーを見れば、湯気など上がっていなかった。たぷんと揺れて手にかかったのは正しく水。
するとそれは、「レンジはね設定しないとあたためてくれないんだよ」とこちらを見ずに言う。
さっさとレンジにビーカーを戻し、今度こそボタンを確実に押した。ブーン、と赤く照るのも確認をした。
また背後でパッ、パッ、と破裂音。
もごもごと空気を口内で徒にあたためている。
「口寂しいなら飴でも舐めなさい」
「あのね、雲、もくもく」
「まあ、夏雲ですからね」
「上に伸びておいしい形してる」
「おいしいって…」
「あのね、シロップは何色がいい?」
「……なるほど。ちょうどいい頃でしょうし、梅シロップでもかけますか」
これは何を言い出すか分からない。だから、家にはある程度の季節ものを揃えている。
去年新しく買い替えて日の目を見ずに季節を逃したかき氷機。常備してある円形に固めた氷をセットして、横のハンドルを腕力に物を言わせて回してゆく。
ガリッガリッ…ザリ…ガリッガリッ…ガッ…!
時々ハンドルが氷につかえるのに眉を寄せながら、下に置いた涼し気な容器に氷の粒を落とす。なかなかに体力を要する作業に、これはじーっと擬似的な雪もどきを眺めながら「あのね」と口を開けた。
「あのね、いまどき電動のが主流なんだよ」
「醍醐味っ、という、ものがっ、あるでしょう!」
「…あのね、どうせ夏はやるんだから、労力の醍醐味はただの面倒くさいになるよ。楽して別のたのしいをしたらいい」
「ぐぅ…っ」
「あとね、きみがつくると、ふわふわじゃないし入道雲にならないね」
テレビで見るような白いやわらかな氷などない。器に積もってゆくのは荒削りな細かい氷。
シロップをかければ、カチャカチャと音を立てて。溶けてゆくに従って山盛りにしたはずの氷はシロップと混ざり、どろりと重たく甘い液になって溜まっていった。
まるでスープのように、ちみちみと舐めるこれは「つめたいね」「あたまいたいのは、口で溶かさないからだよ」とくすくすと笑う。
それを流し、こめかみを押さえながらさっさとジュースにして飲み干した。シロップの甘さが舌に貼りつく。
「悪かったですね、お前が食べたがるかき氷をつくってやれなくて」
「なんで?」
「なんで、って」
「あのね、べつにふわふわなのが食べたかったわけじゃないんだよ」
渡してやったストローでズズッと吸い上げる。
「あのね、きみと食べたかったんだよ」
「そっ、そう、ですか…」
「あとね、」
「はい」
「電子レンジ、もの、入れっぱなし、だめなんだよ」
「は……っ!!!!」
入道雲はとっくに溶け切っていた。
#入道雲
「ダラダラ部屋」
はいどうもこんにちはダラダラ部屋の人です(笑)
今日のお題は「チョッピリ恥ずかしい梅雨の事件」
いゃぁ〜もうねここ3日ほどめちゃんこ雨降ってて気が滅入りますね
梅雨の中の梅雨って感じ、肌もベッタンベッタンだしwww
スライムになった気分ですよw
今日なんて夜勤明けの帰り道で大事件起きましたよ!(←大袈裟w)
目にゴミが入ってメッチャこすぐってたら涙止まんないわ痒いわ
何故か目蓋腫れるわでヤバかったマジで
通りすがりの人はメッチャ見てくるしw
我慢できなくて…近くの公園のベンチで休んでたら
湿気で汗まみれになるし(笑)
もぉ~やぁだぁ~って感じ、なんか鎖骨のところ蚊にやられるし
連鎖反応でおさまってきた目が再び痒くなるし
そんなこんなで家に帰宅し
さっそく鏡で目見たら小さい虫が目じりにくっついてた
どうやら目に入ったのゴミじゃなくて虫だったようです(笑)
こすぐって虫潰してたw
そりゃ周りの人に見られるますよ
虫くっつけて歩いてるんだから(笑)
気づいた瞬間恥ずかしくて恥ずかしくて
やぁ~だぁ~もぉ~って赤面しちゃいましたw
はよ梅雨終わってぇ
はい今日のダラダラ部屋はここまで(^^)
またね(^_^)ノシ
私はひどい見栄っ張りで、弱音を誰かに聞かれるのも、弱った姿を誰かに見られるのも嫌いだった。だから不治の病を患った私は、人を遠ざけ、人里離れた海辺の小屋でひとり暮らすことにした。これで私は安心して死ねる。そう思っていたのに、いざ目の前に死がちらつくと、おかしなことに、私はひどい寂しさに襲われた。もう何年も泣くことなどなかったのに、次から次へと溢れてくる涙を止めることが出来なかった。
ああ、私は間違えたのだと思った。弱さを見せないことこそ、強さだと信じていたのに、そうではなかった。本当の強さとは、他人に己の弱さを晒すことだったのだ。その上で、生きていく。私は、誰かに弱みを握られるのが怖かった。けれど、それは同時に誰かが私を“知っている”ということだ。誰にも何も知られることもなく死んでしまったら、私が生きてきた軌跡も、その存在も、確かにそこにあったものが、まるでなかったことになってしまう。そんな気がした。
私は、此処で、確かに生きていた。見栄っ張りで寂しがりで臆病な、とびきり愚かな人間だった。
窓の外に大きな入道雲が見える。それを見てふと思い出したのは、遠い日の友の顔だった。私が、天を目指す羊の群れのようだと言ったその雲を、彼女はよく膨らんだ美味しそうなクリームだと言った。こんなにも感性が違うのに、彼女とは何故か馬が合った。
私は周りからよく表情が乏しいと言われていたのだが、彼女は私の気持ちをどういうわけか察して、度々助けてくれた。誰にも見えていない私を、彼女だけが見てくれていたのだ。
私は、ベッドの傍に置いてあった便箋と万年筆を手に取った。そして、震える手で文字を綴る。
『親愛なる我が友へ
私のことを覚えているだろうか?長く会っていないし言葉も交わしていないから、忘れてしまっているかもしれない。それでもいい。ただ、聞いてほしい。
君は今頃、結婚して子を持って、優しい旦那と幸福に暮らしていることと思う。そうしていると私は確信している。何故なら君は、とびきり善人だ。私は君がしてきた苦労を今でも覚えている。この世界が正常ならば、君は報われていなければおかしい。
君に私は、いつも助けられていたね。なのに私ときたら自分のことばかりで、君に何の恩も返せなかった。それだけが、今は心残りだ。君に何も言わずに姿を消したことも謝りたい。そしてそれが誤りだったとも、今なら分かるんだ。本当にすまない。
もし、来世というものがあって、人に生まれることが出来たなら、今度は君の隣で笑って生きられるような人間になりたい。そう、心から思う。
かつて君の友だった者より』
私は便箋を丁寧にたたみ、封筒に入れた。
ガタン!ガラガラと、庭に出しっぱなしになっていたバケツが転がっていく音が響く。外の風がずいぶん騒がしくなってきた。今、この風の中へ手紙を投じたら、彼女のもとへと運んではくれないだろうか、なんて不毛なことを考えながら、私は建付けの悪くなった玄関の扉を施錠するためにベッドを下りた。
その時、一層強く吹いた風によって無遠慮に扉が開かれた。同時に潮風と塵が私に吹き付け、思わず両腕で顔を庇った。それを退かして視界を取り戻した時、私はあり得ないものを見た。これは、死にかけの脳が見せた幻覚なのだろうか。開け放たれたドアの前に立っていたのは、私の無二の友だった。月日の経過など感じさせない姿で、彼女はそこにいた。そして第一声にこう言った。
「やっと、見つけた」
立ち尽くすばかりの私に彼女が腕を伸ばし、まるで迷子の子どもを抱くように、私を優しく包んだ。しかし私の腕は、宙を彷徨うばかりで彼女に触れられない。
「その万年筆、まだ使ってくれてるのね」
ベッドのテーブルを一瞥した彼女は、あの頃と違わぬ微笑みを湛えている。
「どうして、君が…」
やっと口から出た声は、恐ろしく震えていた。
「迎えに来たのよ。あなた寂しがりだから、きっと泣いていると思って」
彼女が此処に到るまでの経緯を、私は瞬時に想像した。それを思うと、涙が止めどなく溢れ出し、私は両手で顔を覆わずにはいられなかった。
「すまないっ…いつも私は君に迷惑ばかり…!」
ひたすら謝り続ける私に、彼女は苦笑した。
「謝らないで、私何も後悔なんてしてないのよ」
彼女が抱擁を解き身を離し、私にその右手を差し出してくる。
「行きましょう。一緒に」
言いたいことも言わなければならないこともたくさんあった。けれど、今はすべてを飲み込んで、私は泣きながらそれに頷いた。彼女の手をとると、重たくて堪らなかった身体が途端軽くなり、全身にあった痛みも嘘のように消えていく。
まっすぐ彼女を見つめると、彼女の眼も真摯に私を見る。私たちは、しっかりと手を繋ぎなおした。もう二度とこの手を離すまいと誓うように。そして、歩き出す。あの日見た天まで届く入道雲に向かって。
海辺の誰も近寄らない小屋の中には、ひとつの幸福な魂の抜け殻だけが残されていた。
雲はキレイに見える時がある。でもそれは心に余裕があるときだけ。精神的に参っているときは美しさとか感じるのが難しくなる。
夏の入道雲 以前は海でみた
青い海と青い空に白い入道雲
最近の夏は、暑く空が青一色
夏空に入道雲
懐かしいかも
舞
ふと、空を見てみたら入道雲があった。
嗚呼、これから雨が降る
そう思った
授業中に空を見てぼんやりしていたら、
先生に指されて焦ったけれど
答えられたので、まぁ大丈夫だろう
空を見る癖ができたのは
中学の学校生活が暇だと感じてからだ
あ、雨が降り始めた
───目が離せなかった。──────
青い空に広がるのは入道雲。深い青がその白さをより引き立たせている。
なんとなく屋上に来た私は、それを見て、1歩も動けず、ただただそれに見入ることしか出来なかった。
本当に、本当に綺麗で、美しくて、まるで此処だけ現実じゃないように思えた。
だが、この時間が無駄に思えて、ここで何時までも眺めているのでは無く、他に何かしなければならないのではないか、と思考を巡らしたが、まだこうしていたいという気持ちもあり、悩んだ末、結局現状維持になってしまった。
それだけの魅力が、この入道雲にはあったのだ。
お題【 入道雲 】
入道雲
入道雲って、もくもくしてて見てて不思議な気分になるよね。
いろんな形に変えられて、いいな。
私も器用にいろんな姿になりたいな。