『優越感、劣等感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優越感に浸っていたのはいつまでだろうか。
いつのまにか私はぐちゃぐちゃになってた。
劣等感だけが私の心を支配する。
ネット依存症になったってどうしろと。
病んだらダメなの?
優越感に浸ってる奴らが憎い。
関係ないのにとてつもなく憎い。
おやすみって呟きそうになる。
永遠の眠りに毒のような愛を込めて。
…これが、姉の本心だというのか。
私達姉妹の仲はあまりよくない。
私達は三兄妹であり、高3の兄がいる。
兄は幸秋(こうき)という。
私の兄と姉は、スポーツ万能、成績優秀、いわゆる量産型の優等生だと思ってた。
どうやら、姉が考える価値観の、姉視点では違ったらしい。
彼女は高一だ。涼夏(りんか)と言う。
私は中1。結菜。
私は何もできない。運動も勉強も何もかもできない。
私は姉と兄に劣等感を持っていて彼らは優越感に浸ってると思っていた。
こっそりいつもみてるSNSには兄姉の心をのぞいてしまったようだ。
友達のの小春(こはる)がいう。
みんな、こんなもんだよ。
みんな、優越感しかないように見えて、劣等感を持ち続けてるんだよ。
人間って難しいね。
『…ねえ、今、小春は親友って私が言ったら引く?』
【結菜がやっと親友って言ってくれた!】
よかった。
これで結菜は大丈夫。
「あの時は、ごめん。」
私はその瞬間優越感に浸った。
目の前の人間は今までの行動を理解し、受け止め、ようやく劣等感に押し潰されながら謝ったのだ。
それを許すかどうか、それはわたしが決めること。
謝ったことで謝ったという事実が生まれて人は勝手に救われた気持ちになる。 確信を突くのがこの人間をどん底に落とす方法だろう。
だからこそ私は。
「許さないよ。 きっとずっとね、忘れないよ。」
無敵になった気分だった。
精々醜く謗り合おう。貴方はあの子の幼馴染みという特別にはなれないし、私はあの子の恋人という唯一にはなれないのだから。
/優越感、劣等感
ねえ
なんでそんなに優越感に浸っているの?
そんなに立派な人なの?
でも
人の心の痛みなんて理解できないでしょ?
その優越感
バカにされているように感じるんだけど…
そんな関係だから
私は劣等感が募っていくの
ねえ
そんなこと理解できないでしょ?
よかったなって思うよ
劣等感ばかりの私だけど
人の痛みだけは
わかるようになったから
お題「優越感、劣等感」
僕は誰かに必要とされたい。
出来のいい兄と聞き分けのいい弟の間に生まれた平凡な僕。
両親は何時も兄と弟を可愛がった。
まるで僕は存在しないかのように扱う。
そんな毎日が続く度心を支配するものがあった。
それは劣等感。
誰かに必要とされたい、愛されたい、満たされたい。
段々そんな事を考えるようになっていった。
どうして比べられなければいけないのか。
両親に愛されたくて僕を見て欲しくて毎日頑張っているのに。
テストも常に上位、運動も人3倍努力した。
それでも僕を見てくれることはなかった。
ただ、頑張ったね、偉いね、その一言が欲しいだけなのに。
ただ、愛されたくて褒められたくて頑張って無理して壊れても潰れても期待に応えたくて。
必死に頑張ってきた。
僕はもう諦めたんだ。
結局何をしても認めて貰えない、僕自身を見て貰えないなら何をしても意味が無い。
そう、諦めた時だった。
1人の女の子が僕を見つけてくれた。
救ってくれた、僕を褒めてくれた。
嬉しかったんだ、僕は誰かに必要とされていると。
その子は僕の恋人になり、奥さんになった。
その子だけが僕を認めてくれた。
子供も生まれて幸せに暮らせている。
そしてずっと鎖で繋がれていた劣等感に支配はされた心はいつの間にか優越感でいっぱいだった。
彼女に感謝している。
ずっと、これからも僕の隣で笑っていて欲しい。
今日もそう願い彼女と生きていく。
あるのかな、と言うか、あるんだよなぁ。
たくさんあって、どうしたらいいか解らなくて。
でも、解らないんだよね。
解る方がいいのか、解らない方がいいのか。
”優越感、劣等感”
どっちも知っているようで、実は知らない。
でも、後者しか解ってないんだよね。
優越感、劣等感
優越感、劣等感
「なぁ、アサガオってあるじゃん?」
放課後、教室でiPadとにらめっこしていると、向かいに座った彼が突然、そう呟いた。
「えっ、うん。そうだね」
iPadから視線を移して、とりあえず頷く。
「朝があるってことは、夜もあるのか?」
じっと私を見つめる彼の瞳には、好奇心がきらきらと宿っている。
「えっと、ヨルガオのこと?あるよ」
ほら、とスマホで検索した画像を彼に見せる。
「ヨルガオだけじゃなくて、ヒルガオもユウガオもあるよ。面白いよね」
「本当だ!すげぇ!」
私のスマホを手から奪い取り、簡単に見られる花の画像を、珍しい宝物のように眺め始めた。
頭がいい彼の、知らないことを知っていた。ちょっとした優越感に浸っていると、彼がスマホを私に返した。
「もういいの?」
「大丈夫!ありがとう、いい短歌ができそう!」
ニカッと笑って、彼はルーズリーフに短歌になりそうな言葉をメモし始めた。集中しているようで、もうなにも言ってくれない。
私の小説は、まだなにもないのに…。
《優越感、劣等感》
人と比べていた。
なんの意味もないと知っていながら
自分を認めてあげるための理由探しだった。
人の劣っている所を探して優越感に浸る自分が大っ嫌いだった。
けど、他に自分を褒めれることがなかった。
結局そんな自分に劣等感を感じて負のループに陥る
あーあ
もうやんなっちゃう
教室、窓際の後ろから2番目の特等席。壁の約半分を覆う窓には青が見え、陽の光に透けた白いカーテンがちらつく。
と、ボーッと窓の外を見ている僕に眼鏡を光らせた先生は、教壇近くから席の合間を縫ってつかつかと歩み寄ってくる。
その足音に一瞬にして現実に戻された。
「時に優越感とは劣等感に変わることがあります」
先生の言葉だ。
先生の『なに外見てんじゃボケェ』の鬼婆のような顔が語る。
僕は立たせていた教科書を握りしめた。
完全に気づかれている。
この裏に僕の早弁が隠されていることに。
先生。
早弁して気づかない先生に優越感を感じてて、ごめんなさい。
僕は唇を噛み締めた。
優越感、劣等感
あなたの隣にいられる優越感。
あなたの隣にいるのは、本来私じゃないという劣等感。
あなたといると、ぐるぐる考えてしまう。
そんな私の悩みなんて、吹き飛んでしまう。
あなたのまぶしい笑顔。
優越感も劣等感も抱えて、私は今日も生きる。
大好きなあなたの隣で。
幸せのみつけかたがわからない。
恋をすることが幸せなら
私はきっとあなたのとなりにいる
でしょう。
愛されることが幸せなら
私はもうこれ以上わがままに
なることなんかない。
私の幸せってなんだろう。
時折心の中を埋めていくのは仄暗い感情。何で彼はあんなに眩しいのだろう。暗い暗い地の底まで落ちてくれば良いのに。
その反面で彼らに苦渋を味わせたことがあるのは自分たちなのだという自負が浮かんでくる。
嫌だ嫌だ。薄汚れた感情ばかりが胸の内を占めているなんて。そんなこと考えたくないのに。
きっと距離をとった方が良いんだろう。それがお互いに……いや僕にとって最善だ。
そんな風に願うのに、そんな風に思うのに、それでも眩しい笑顔に惹き寄せられる。僕には君の輝きに抗えないんだ。
「遊木さん、この後時間あります?」
「うん。何かあった?」
「メシでもどうかな、って思ったんですけど」
君が笑うから僕も笑えるんだよ。
#優越感、劣等感
『優越感、劣等感』 No.102
才能なんて分からない
最下位なんか分からない
才能なんて分からない
一番なんて、分からない
人間てめんどくさいよなぁ
去年の今頃も同じ事をぼやいていた気がする
優越感に浸っても
劣等感に抗っても
結局誰の為にもならないんだよ
比べる事に意味はないと
自分は自分だと胸を張れたなら
どんなに良かっただろう
ただ優しい人間になりたかったんだ
黒と白をはっきり言える人間になりたかった
だからといってもう無理はしたくないんだ
疲れたんだ、
頑張らない事にしたんだ、
頑張る事さえ比べられるなら
もういいよ、なんとでも言えよ
投げやりになったっていいだろう
諦めたっていいだろう
優劣つけてあざ笑う
あいつ等よりかはマシだろう
優越感、劣等感
人間は皆、このどちらの感情も日々感じるべきなのに
劣等感しか感じていないのか、優越感に浸るのが下手くそなのか知らないが疲れちゃってる
足りない分、恵まれてる部分もきっとあるはずだぞ
それに気づいて早く使いこなさないとだよ
特技:劣等感になっちゃうよ
小さい頃から、私は劣等感まみれだった。
体は小柄、非力で不器用、臆病で軟弱。性格も根暗。
姉は正反対で、何でも器用にできて、性格も明るく良い子。
姉が何かすごいことを成し遂げる度に、自分には何もないのだと周囲に言われた。…嘘。言っていたのは、劣等感まみれの自分。
成長してから、少しずつ自分にも自信が持てるような特技が見つかった。周りにも得意な子はあまりいなくて、特別に思えた。初めて味わった優越感は気持ち良かった。でも皆隠しているだけで、私の知らないところですごいことをしている人達がたくさんいることにすぐ気づいた。結局、自分は何でもなかったのだと、悟った。
劣等感が優越感になっても、苦しいことは変わりなかった。
いつか、劣等感も優越感も感じない境地にいってみたい気もするけど、そんな風になったら私は、ぬけがらのような人になる気がする。
優越感、劣等感
優越感を感じる時、あります。でも後で自分にガッカリします。
劣等感は、強く持ってます。出来ないこと多いわたしですから。
二つの感情は、肯定も否定もせずに持っているのが良いと思ってます。人生のスパイスみたい感じで。
貴女よりわたしの方が相応しいと思っていた。
不器用で、凡庸で、天邪鬼で、秀でているところなんて何にも無い。
成績も、家柄も、人望も、全部全部わたしの方があるはずだと思っていた。
あの人の隣に居るべきは、貴女じゃなくてわたしだと思っていた。
でも、それは上辺だけの幼稚な優越感でしか無かった。
本質が見えていなかった。
あの人と貴女の間にある本当のものが視えていなかった。
わたしより劣っているはずの貴女の方が、よっぽどあの人を理解していたなんて知りたくなかった。
これは、私のテスト前勉強と返された後の話だ
私なりにノートへ重要だと思うことを要約し
1教科に何ページも記載する
全ての教科を書き終えた時の優越感はすごい
そのノートを用い勉強をしている中
真横を通りがかった友達が驚愕の声を挙げる
これがまた優越感に浸る
ただ、この手法はあまり成果にならないようで
テスト用紙を返された私は床に膝をつく思いだ
何故なら、
人一倍努力したはずの私が
周りより点数が低いのだから
あまつさえ周りはノー勉(勉強をしていない)という
そんな事を言われてしまっては
私は劣等感に打ちひしがれる
キリが良さそうなので
ここらでこの話は終わろうと思う
〜完結〜
私に幸せが舞い降りた優越感と貴方が笑っている劣等感。まただ、どれだけ私が先を越そうとも貴方は平気そうな顔で笑っている。そんな貴方を見た事による私の劣等感はどれだけ膨れあがる?どうしたら私は貴方を越せた優越感にひたれる?追い抜かされる劣等感とあなたと揃う劣等感を味わえば私にもその景色が見えるかな?