『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一筋の光-(11/5)
最初に。。。
阪神、日本一おめでとうーーー!
父のDNAを引き継ぎ、私も根っからの阪神ファン
めちゃくちゃ嬉しい
おめでとう阪神
ありがとう阪神
本題-
転機となった一筋の光は幾つかあったと思うが、記憶に残る一番若かった転機に戻ってみようと思う
小学生から中学生にかけて、私はイジメにあっていた
通学出来なくなり、勉強も分からなかった
進路を決める季節
当時の担任から、1件の高校を勧められた
そこなら、なりたいと思っている職業の資格も取得できるから、と
ただ、離れた県で3年間親元を離れ寮生活をしなければならない
まぁ言ってしまえば、当時の私の頭ではそこしか無かったのだ
そして入学
風紀は最悪
女子高だったが、喫煙は当たり前
その光景が今でもはっきりと思い出される
寮は別として教室では皆同い年だったはずだが、田舎っ子の私には怖いお姉さんばかりだった
寮では、みんなから陰湿ないじめを受けた
たまに来てくれる両親に何度も訴えた
「もう辞めたい」
「家に帰りたい」
連れて帰ってやろうかと思ったと、卒業後両親は言っていた
早く3年になりたかった
3年生-
資格試験があった
結果は卒業式の後
無事に合格
思い返せば辛すぎる3年間だったが、担任の勧めで受けた高校
辞めなくて良かったと今は思う
復職しようと思えばいつでもできる、大きな資格を手に入れたのだから
この資格こそが、私の一筋の光ではないだろうか
一筋の光
終わりだと思った
周囲は真っ暗で
身体は動かない
不思議と痛みはあまり感じず
頭は冷静だった
何かの予兆に気づいた時には
もう遅かった
何が何だかわからないままに
気が付いたらこうなっていたんだ
崩れたのは天井だけなのか
それとも建物自体崩れてしまったのか
この状況ではそれすらもわからない
今の自分には何もできない
待つことしか…
どのくらいこうしていただろうか
不意に差し込む一筋の光
声は出なかった
だから辛うじて動く左手で
精一杯地面を叩く
一筋の光はやがておおきな光となって
自分の終わりはまだ先の話となった
『一筋の光』
周りを見渡せば仲間はみんな倒れている。
目の前には何か一手があれば倒せそうまで
追い込んでいる魔王がいる。
しかしその一手がない…
せめて注意を逸らせる何かがあれば…
残るは俺と魔王…俺の方が圧倒的に不利の中
世界を守るため諦めるもんかと策をひねる。
魔王は勝ち誇ったように薄い笑みを浮かべながら
最大限の火力でこちらに魔力を溜めていた。
早く何か…何か……。
そんな時、視界の端から魔王に向かって行く影が見えた。
「うぉぉぉ!!!」
それはタンクとしてこの戦いの要だった男だ。
タンク役の男は魔王に突撃し、拘束しようとしていた。
『小賢しい!』
魔王は魔力を溜めるのを中止しタンクの男を突き刺した。
それはほんのり数秒の出来事。
しかし俺にとってその数秒は戦場を変える一筋の光だった。
剣に力を込め直し、正義の光を纏わせ力強く魔王を
タンクごと貫いた。
タンクの男は笑っていた。魔王は悔しそうだった。
こうして1人の犠牲の元、世界に平和は訪れた。
しかし俺の心は平和とか程遠い黒いなにかが芽生えていた。
長くて暗いトンネルの中
どこまで続くの?
こっちで合ってるよね?!
私に勇気が足りないの?
ちゃんと進んでいるよね?!
本当はだいぶ疲れている
1日でも早く”一筋の光”が見えるところまで
一筋の光╱11月5日 日曜日
話を聞かず怒ってばかりの家族。
友達は上辺だけの付き合い。
ぐるぐると目まぐるしく回る毎日。
そんな日々に現れた一筋の光はあなただった。
あなたは、私の話を最後まで聞いて、共感してくれた。どんなに長くても、小言ひとつ言わずに受け止めてくれた。
私が素を見せられる、唯一の人。
私があなたに惹かれるのに、そんなに時間はかからなくて。今もなお、あなたに惹かれてる。
あなたは誰にでも優しいから、これからもきっと、色んな人を救っていくんだろう。すごく素敵な人だね。
でも、私だけの光になってほしいと思ってしまう。
わがままでごめんね。
一筋の光
ずっと傷ついて、闇の中にいた私にとってサッカー選手のあなたは一筋の光のように感じました。
あなたにとって私はファンの1人なのかもしれないけれど…
私にとってあなたは光を…大好きをくれた大切な人だから
だから絶対に幸せになってほしい…
私にとっては光だった。
それがどんなに汚れていようと、どんなにいけないことだろうと。
みんな、私に差し伸べられた手を非難する。
おかしい。そもそも助けてくれない人達が、寄って集って偉そうに批判するのだ。
私にとって、この手は変わらない。ずっとずっと、一筋の光なんだ。
真っ暗闇を歩いていた。
しばらくして、おまえと出会う。
それから、おまえに段々惹かれていって、オレは弱くなった。
そう思っていたけど、今は違う。
おまえを愛してるオレは、強くなれた。
もう、おまえの傍を離れないから。
一筋の光。
とても、美しい言葉だと思う。誰もが希望を持つ言葉だと思う。
でも、私はこの言葉が嫌い。
一筋の光に導かれた先にあったのは、ただの崖。その先には道はなかった。
私は一筋の光に突き落とされ、崖から落ちた。今まで上ってきた坂、階段、全てが無駄になった。
誰も知らない。
一筋の光が、必ずしも救ってくれる訳では無いことを。
ゆらゆら、ゆらゆら。
遠くにみえる水面から差す光に目を細める。いつも通り暗い水底でボーンと鈍い水の流れる音をただ聴いている。
もうない。なくなってしまった手で、足で、この口で。
どうしょうもなく眩しい記憶をもう一度、なんて。
本当にわかっているんだ。頭では理解しているの。
それでも諦めきれずに何度でも願っては視界を閉じ、変わらない景色の中で目覚めて落胆する。悲しいとか、寂しいとか。怒りや憎しみなんてとうに擦り切れてしまった。
思い出すのは目には見えない温かさとその心地よさだけ。
この冷たい水の中で、それだけが唯一の光なんだ。
【題:一筋の光】
【一筋の光】
ほら 見えている
1つの光が
絶望を希望に変える 光が
ほら 見えている
私達の未来が
可能性が無限大の 未来が
ほら 見えている
私の愛する人が
綺麗な笑顔で笑ってる
守りたくなる様な笑顔が
ほら 見えている
小さな赤子が
まだまだ未熟児の 天にも響く産声が
ほら 見えている
君たちの中にある 夢が
今はまだ気づけていない 力
秘められた自分だけの力が
君の中にも ある
ねぇ…。
どうしてそんな顔してるの?
どうしてそんなに暗いの?
笑顔がないキミを見てそう思ったよ。
人生なんてやり直しができないから
楽しんで君の色々な感情、表情をみたいよ。
君が私の太陽なら、
私は君の月(ひかり)になって支えるよ
でもそれでも君が心が折れそうな時は
私の名前を思い出して
きっと君の近くには花が咲いてるから
一輪の花と月(ひかり)を君に。
一筋君の未来が明るくなるまで。
「wing」
苦しい
この暗闇が
この閉じた空間が
体を壁へ打ち付ける
ただ必死に
必死に光を目指して
パキッ
生温かったこの牢に
冷たい風が
光の粒子が
飛び込んでくる
ついに!
始まるんだ
この僕の
新しい人生が
さあ行こう!
より高く、遠くへ!
自由の翼と共に!
「 一筋の光 」No.33
この世界には私しかいなくてあたりは真っ暗。懐中電灯は持っていない。適当に外を歩いていると、灯りが見えた。その灯りに向かって走ると人がいた。私はそのとき安心したのかその場に座り込み涙がとまらなかった。出逢った人は、何も言わず私の背中を優しくさするだけだった。
一筋の光
一筋の光を見つけたら、
迷わず光をたどれば良い。
もし、躊躇してしまうなら、
それは光ではなく、光に見える何かだと思う。
自分を信じて、光の導き追う。
きっと浴びたことのない光が待っていると思う。
一筋の光をまずは見つけたい。
『行かないで』
「行かないでください」
玄関先で革靴を履いていると、滅多にスキンシップを取らない彼から急に後ろから抱きつかれてしまった。
弱みを見せない、むしろ弱みなんてものはなくて、いつも完璧な彼から告げられたかぼそい声。その発せられた声にはいつもの彼のような強さはなくて、巻きついた両腕はただ俺を捕らえて離さない。
「どこにも、行かないで、」
今にも泣き出しそうな声が背中に当たる。無理もない。今日の仕事は最期になるかもしれない、危険な任務だからだ。
「大丈夫です、ちゃんと生きて帰ってきますから」
俺はできるだけ優しい声で話しかけた。決して俺が行きたくないと言ってはいけない。俺はこの仕事に選ばれた存在だから。これがあるべき運命なのだと思い込まなければならなかった。
「ほんとですか」
ゆっくりと腕が解かれていく。俺は彼の方へ向き直った。
彼の輪郭をなぞるようにいくつもの涙が伝っている。目は赤く充血していて、普段の綺麗な顔がぐちゃぐちゃになっている。いつもは表情が読み取りづらい彼は、今日は手に取るようにわかる。俺のことを心配して不安になって涙を流している。もう二度と会えない気がして。
「愛してます」
軽く口付けを交わして、俺はいつもの笑顔をした。心の底から幸せな顔をしていたと思う。
ーー
『愛言葉』
彼に好きと伝えたことはない。好きじゃない、信頼して、尊敬している。
それなのに。
「社長」
俺が呼ぶと資料からゆっくりと目を離す彼。俺を見つめたその視線は、柔らかでまっすぐだ。両目で俺を捉えると「なんです?」と言う。
言葉にしないと伝わらないこともある。このどうしようもないくらい重くなってしまったこの気持ちだってそうだ。この気持ちの正体に気づいてしまったあの日からずっと彼に伝えるつもりでいた。
今日こそ、と意気込んで2人きりのオフィスにいる。
「あの、えっと、俺、社長のこと、」
社長への想いは誰にも負けないくらいなのに、意気地無しは俺に負けるヤツはいない。
「……いえ、なんでもない、です」
失礼しました、と社長の顔も見れずに後ろを向いてオフィスを出ようとする。
今日も言えない。「好き」なんて。いつも完璧な彼が、俺みたいな落ちこぼれの部下に恋愛感情を抱くはずは無いのだ。
と、両腕が俺の体に巻きついた。
「社長……?」
振りほどこうとしたが、抱きつかれたことが嬉しくてそうすることもできない。社長の体温が服越しに伝わって熱い。心臓は狂ったように早鐘を打つ。
「あなたの想いは伝わっていますよ」
ーー
『紅茶の香り』
「紅茶、飲みませんか」
彼はいつもコーヒー派だ。俺は紅茶の方が好きだけれど、いつも彼に合わせていたので紅茶はたぶん半年くらい飲んでいない。
「さっき取引先の方からいただいたんですよ、よかったらいかがです?」と湯気が燻るティーカップを俺の方へ向けた。
「じゃあお言葉に甘えて」
一口口に含むと暖かいジャスミンの香りが口に広がる。さわやかに駆け抜けたそれは心を癒すようだった。
「美味しいですねこれ」と彼へ言うと、彼は俺をじっと見つめていた。
「……美味しそうに飲みますね」
どうやら口に運ぶところから見られていたみたいだった。なんだかむず痒いような恥ずかしいような気持ちになって俯く。
「好きですよ、あなたのそういうところ」
にこやかに微笑まれた笑顔に俺は撃ち抜かれてしまった。
ーー
『懐かしく思うこと』
「……もう随分と経ってしまったんですね」
小さなお墓の前で目を閉じ手を合わせながらそっと呟く。
墓石には10年以上一緒にいた人の名前が掘られていた。その名前を見る度に、本当に死んでしまったんだと心がきしきしと軋む。
私の右隣から降ってくる声も、慌ただしく駆け巡る日々もない。
あの人が亡くなってしまった今、ただ穏やかな日々が淡々と流れている。それは私にとっては退屈だったのだけれど、あの人がいなくなってしまったからなにも出来ずにいる。
久しぶりに出歩く街。ここは私とあの人がまだ会社を経営していた街だ。汚いものが蔓延るなかで、あなただけは輝いているように見えていた。この人と一緒にいたらどんなこともできると感じていたことを思い出した。
街を歩く中で、ここは一緒に遊んだ場所、初めて一緒に交渉しに行った場所、一緒に飲んだ場所……様々なあの人との思い出が蘇ってきて懐かしく思う。
もういないことを考えると身を切られる思いだが、自分の中ではもう踏ん切りはついていた。この場所でもう一度、会社を経営しよう。あなたがそばにいなくても、あなたがいなくても、私がなんでもやれることをあの人に見てもらわなければ。
ーー
『理想郷』
「私はこの街を……」
何度も聞いた言葉だった。俺は彼の言葉の通りに世界は動いていくと思っていた。
けれど。
「ーーさんは残念ですが亡くなりました」
できるだけの手は尽くしました、と目を伏せて言われる。真っ白になった顔を見て、どうして、と思う。無理もない彼は身体が弱かったのだ。それに致命傷である右腕の損傷。それは俺を庇ってのことだった。本来なら俺が背負うべきだった傷だった。
それでも彼を生きさせられなかった医者をぶん殴ってやろうと握り締めた拳は、俺の横で寒さで凍える小動物のように震えていた。
……俺は何も出来なかったのだ。ただその罪悪感に飲まれた。
彼の訃報から3年が経つ。早すぎる月日の流れに深いため息を吐いた。
俺はこれからあの人のために何かできるだろうか。完璧な彼にすらできなかったことが、こんな俺にできるのだろうか。
「できますよ、私の右腕だったあなたなら」
聞きなれた声にはっとして伏せていた顔をあげる。
しかしそこには彼はいなかった。ただ彼の名前が彫られた墓石がぽつんと寂しそうに建っている。
風が吹いた。
ああ、俺、あの人に救われてばっかりだと涙を拭う。
「前を向きます。」
墓石の前でそう宣言する。風で前髪が揺れる。
「俺、あの時造れなかった社長との理想郷を、造ってみせます」
風がまた頬を撫でる。柔らかく誰かに触れられたように暖かかった。
#一筋の光
突き落とされた奈落の底
閉した心は壁をつくり
全ての動きを否定した
それでも
奥底にある眠れる魂の叫びは
微かな時空の狭間に響く
誰か気づいて…
誰かを呼んでいる
何かを求めてる
いくら悲しみや憎しみが
心を支配しても
ヒトは優しさや温もりを求めるもの
どうか気づいて
ワタシの聲に
鮮やか光が届けられた時
すべての閉ざされたものは
ほどかれ開いてゆくから
夜空に一筋の光が見えた
流れ星のような 流星のような そんな光
赤い輝きを放ったそれは
徐々に徐々に此方へと近づいていた
視界が全てその光に呑み込まれる
その光からドロドロとした何かが生み出されていた
桃のような色のそれは、人間のような姿だったが、背中から腕や足のようなものが生えていた。
顔は人間の顔を潰したかのような形相だが、口角は目尻まで上がっていた。
そんな存在達が、光のなかから次々に生み出されていく。
その光は人間にとっては絶望の光で
彼らからしたら希望の光であった
お題『一筋の光』
「一筋の光」
嫌々ながらも明日の準備は終えた。あとは寝るだけだ。
彼女は昭和の小学生である。
毎日赤いランドセルに教科書を詰め込み、学校指定の黄色い巾着袋をぶら下げて登校する。
明日は算数と図工があり、大好きな音楽も国語もない木曜日。計算は苦手だし手先は不器用だから木曜日は楽しくない。しかしどうあがいても次の日はやってくる。
ひとりっ子の彼女は6畳の自分の部屋で眠る。ベッドはなく畳のうえに布団を敷いている。寝転がると閉め切ったふすまの下から一筋の光が差し込むのが目に入る。
光が差し込むのはふすまの向こうに起きている人間がいるからだ。彼女が眠ったあともしばらくは差し込むだろう光は彼女がひとりではない証。
明日は行きたくないな、と思いながらみた光を彼女は幾度となく思い出すだろう。
布団がベッドになり、ふすまがドアに変わり、差し込む光がなくなったひとり過ごす日々の夜に。
Theme:一筋の光
光が見えた。
纏わりつく暗闇を切り裂いて引き上げてくれるような、一筋の光。
私はその光に向かって手を伸ばした。
アラームの音に目を覚ます。見慣れた天井が目に入る。
「また、この夢か」
幼少期から私はときどきこの夢をみることがある。
自分が本当に存在しているのかさえ疑わしくなるような暗闇に佇む自分。不思議と恐怖はない。
そんな中、前方に突如現れる一筋の光。
暗闇から出たいと思っているわけでもないのに、私はその光に向かって思わず手を伸ばす。
いつもそこで目が覚めてしまう。
私の手は光に届いたのだろうか?その光は私を暗闇の外へ導いてくれたのだろうか?
それとも、届かずに手を伸ばすのを諦めてしまったのだろうか?夢のなかの私はあのまま一人で暗闇に残ったままなのだろうか?
いや、そもそもあの夢にはどんな意味があるのだろうか?
「支度をしよう」
答えの出ないことを考えるのは時間の無駄だ。
いつもの結論に落ち着くと、私は出かける支度を始めた。
この夢についてそれ以上考察したところで意味はないだろうから。
こうして淡々と日々が過ぎていく。
特段心が動かされるようなこともない、退屈だが平和な毎日だ。
その日の夜もまた、あの夢をみた。しかし、いつもと同じ展開ではない。
夢の中で私は前に向かって歩み、一筋の光を目指していた。
いつになく胸が高鳴るのを感じながら、光に向けてひたすらに歩を進めた。
私の手が、確かに光を掴んだ。同時に手を握られたように感じたのは気のせいだったかもしれない。
意識が途切れる最後の瞬間、言葉が見つからないほどの満足感を覚えた。