一筋の光。とても、美しい言葉だと思う。誰もが希望を持つ言葉だと思う。でも、私はこの言葉が嫌い。一筋の光に導かれた先にあったのは、ただの崖。その先には道はなかった。私は一筋の光に突き落とされ、崖から落ちた。今まで上ってきた坂、階段、全てが無駄になった。誰も知らない。一筋の光が、必ずしも救ってくれる訳では無いことを。
11/5/2023, 11:01:01 AM