『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【ミッドナイト】
海の波音だけが静かにたゆたう真夜中の暗闇。都会にいた頃は夜でもネオンの光が鮮やかに瞬いて、人々の騒めきがいつだってうるさく響いていたのに、まるで別の世界にでも来てしまったようだ。
物語に描かれるミッドナイトラジオの何とも言えないノスタルジーは、きっとこういう世界で描かれるものなのだろう。少なくとも喧騒に包まれた大都会の夜では、ラジオを流したところで風情も何もあったものじゃない。
隣では君がすうすうと穏やかな寝息を立てている。いつも何かに怯えるように身を丸めて浅い眠りについていた君が、健やかな寝顔を見せてくれていることに安堵した。この海辺の町に半ば強引に君を連れて越してきたことは、間違いじゃなかったみたいだ。
「ゆっくり寝てね」
窓の向こうから響く波の音に紛れるように囁いて、私は君の額にそっと口づけを落とした。
「ミッドナイト」
ミッドナイト、私にはとても大切なもの。
私には友達が誰一人として居なかった。
そう、形だけの友達も。それは、私が人間不信だからだ。家族さえも信じられない私は、クラスメイトと話していてもすぐに話の内容を疑って、会話を楽しめないのが原因だった。
私の表情はいつも愛想笑いを浮かべていた。いつしかクラスメイトと喋るとき、愛想笑いをするのは義務だと思ってしまっていた。そんな私を皆は嫌った。
家族はそんな私を嫌わず、笑顔でしょうがないと受け入れてくれた。
だけど…私は辛かった。そんな家族の笑顔にも裏があるんじゃないかと、思ってしまう私が。誰も信じられない私が。
嫌いだった。
そんな私を嘘偽りなく接してくれるのがミッドナイトだった。接するも何もないけど、その涼しさで、冷たさで私を正気に戻してくれる。たまに残酷ではあるけど、私にとって何よりも大事だった。ミッドナイトが来たら明日が来る。だけど、明日が来たらまたミッドナイトが来る。
私をまだこの世に縛るのはミッドナイトだけかもしれない。
すみません!最近ずっと書いてませんでした!
最近ちょっと忙しくて…これからはちょっとずつ書いていくつもりなので、また呼んでくださると嬉しいです!😊😆
これからもよろしくお願いします😊
夜道に車を走らせる
窓を開けているので風が心地よい
月日に照らされカーブミラーが反射する
私だけが知っている誰もいないこの道。
孤独の世界で毎晩車を走らせる。
「ミッドナイト」
深夜に首都高を駆け抜ける。車はまだたくさん走っていて、ランプの光が向こうからこちらへ、こちらから向こうへ。四方八方へと散らばっていく。
適当にラジオをつけると、誰かのトークや人気のナンバーが流れてくる。内容を聞くというよりもBGMとして流す。
真夜中0時丁度。
工場地帯に辿り着き、車から降りる。
近未来を感じさせる建物の光が幻想的な風景を生み出している。
深夜のドライブ。目的地はこの夜景。
冷たい風を感じながら、ただそれを眺める。定期的にやりたくなる趣味だ。
夜景を見ながら、仕事のこと、人間関係のこと、人生のことなんていう、途方もないことを考える。それより、明日も仕事だから、そろそろ帰って眠らないとまずい。いつも最終的にはこの考えに至り、帰り支度を始める。
まだ見ていたい気持ちも勿論ある。離れてしまうのが勿体ない。でもこの場所はなくならない、少なくともきっと何十年かは。だから、また近いうちに来ようと心に決める。
日付が変わってラジオの番組も変わっている。またそれをBGMにして、帰路につく。
『ミッドナイト』
さあさあ今宵はミッドナイトパレード。
皆も寝静まったこの宵越しに、ボクと踊ろうよ。
きっと誰も見ちゃいないさ。このまま揺蕩う曲に揺られて。
夢に溺れよう。
ミッドナイト。意味は真夜中か。
今日の夜に俺の今後が決まる。ドキがむねむねしてきたぜ。というのは冗談だとしても今日は朝から胸の鼓動を意識してしまう。
てか最悪引っ越しだけど最良の結果でも間違いなく悪いニュースなのは確定してるからほんま嫌。
ああ、人生は本当に嫌なことばかりだ。
コタツでうとうと寝てしまい
持ってたはずの携帯電話を慌てて探す。
なぜかコタツの中で温まった携帯の画面を見る。
0:00ジャスト…
なんかいいのか悪いのかよく分からない今日の運を
いきなり使った気がする。
(ミッドナイト)
ミッドナイト
『もしも』
僕は時計を見た。
今23時59分から0時へと変わった。
テロン♪
サワ「もしもし、聞こえてる?」
スケ「聞こえてるよ〜、ていうかおはよ笑」
サワ「ははっ、おはよ」
スケ「俺らからしたら0時なってからが朝みたいなもんだからな笑」
サワ「ホントそれ笑」
テロン♪
ヒット「おっはー、今日まじで最悪だったよ〜」
スケ、サワ「おっはー、どしたん?笑」
ヒット「あはははっ、まじシンクロし過ぎ、仲良すぎなお前ら」
スケ、サワ「はははははっ」
スケ「それでどしたん?」
ヒット「あーそう聞いて!、今日まじで残業させられてさ、まじブラック、それで家に帰ってきてまじレベル上げしててエナドリ取りに行こうと席立って台所行ったらまじGの野郎がいて一戦交えて、部屋に帰ってきたらコンセントに足引っ掛けてまじレベル上げしてたデータぶっとんだんだよ」
スケ「はははつ、運悪すぎじゃん」
サワ「『まじ』言いし過ぎでしょ笑」
スケ「確かに!笑」
ヒット「コンセントに関してはめちゃぐちゃぐちゃになってたからいつかやるとは思ったけどまさかレベル上げした直後とか運悪すぎ笑」
スケ「じゃあ、招待するから入って」
サワ「了解」
ヒット「オッケー」
僕の名前は野澤明、友達からはサワと呼ばれている。
サワは言ったらゲームネームみたいなものだ。
友達の2人もそうだ。
衣笠透、ゲームネームはスケ。
田中撃、ゲームネームはヒット。
みんな基本的にはずっとゲームネームで呼び合っている。
僕たち3人は高校からの仲で毎晩0時頃から明け方まで通話ソウトで繋いで会話しながらゲームをしている。
僕は今でもあの時のことを覚えている、僕たちがゲーム友達になったきっかけの時を。
キーンコーンカーンコーン
「やっと終わったー」
「まじ疲れた」
最後の授業が終ってクラスの中はすぐにいろんな人たちの話し声に包まれた。
その中で唯一喋ってないのは僕だけだ。
僕はぼっちだった。
そんな時
撃「なっ、透!今日このあとドラナイな!」
透「おうっ、今日は俺がアタッカーやるからお前サポート回れよ」
撃「え〜、俺もアタッカーしてーし」
僕の前の席の2人はドラゴンナイトというゲームの話をしていた。
僕も大好きなゲームだ、よくやっている。
そこで僕は勇気を振り絞って声を出した。
明「あの!、ドラゴンナイトの話だよね、僕も好きなんだ、」
撃、透「、、、」
沈黙、二人とも黙ってこちらを向いている。
言うんじゃなかった。
最悪だ、完全に浮いてる。
もう終わりだ、そう思った時
透「ホントに!?、じゃあこのあと一緒にする?」
明「えっ?、いいの、」
透「いいよ!、急に話しかけられてびっくりしたけど、ゲームするならみんなでやった方が楽しいし!、それにちょうどヒーラー役探してたし、あっ、もしかしてアタッカーしたい?」
明「えっあっ、ヒーラーでいいよ、僕」
そうして毎日3人で夜な夜なゲームをする仲となった。
もしこの時、僕に勇気がなかったら今頃、、、
仕事もしないで毎日缶ビールを片手にタバコを吸いながらゲームを1人でする、引きこもりニートゲーマーになっていたかもしれない。
1日中誰とも喋らない生活をしていたかもしれない。
そう考えるだけでゾッとする。
だから僕は思う、人の人生はちょっとした出来事で大きく変わる。
勇気は人の人生を変えることができる魔法だ。
今日も0時になった。
テロン♪
サワ「おはよ〜」
ミッドナイトはかっこいい
と言うか結構前にやってたドラマで平野紫耀さんと中島健人さんがやってた「ミッドナイトランナー」めちゃおもろかったです。
〜追記〜
蘭です、
またまたお休みを頂きたいと思いましてご報告に参りました。
理由と致したしては伸びない、と言うことでやっていても「めんどくさいな」と思うばかりでやる気が起きないという理由でお休みさせて頂きます。
帰ってくるのはまぁ気が向いたら、
じゃあまたね!
首都高速を走る。ミッドナイトブルーのR34車体には傷一つ無く路面が反射して回転速度を上げていくテールランプは赤い一筋の光を作り曲がる姿は、後続車を魅了して恰も消える様に曲がる。
そんな美しい走りを見せていたR34今では子供を乗せたファミリカーへと変わってしまった。
自分を責めていいですよ
自分を虐めていいですよ
そのかわり必ず最後に自分を許してあげて下さい
「『◯◯ミッドナイト』とか『ミッドナイト◯◯』とか、前後に言葉付け加えたら、ぜってー真夜中ネタ以外も書けるだろ、これ……」
一番最初に閃いたのが「湾岸」よな。読んだことねぇけど。某所在住物書きは「ミッドナイト」にアレコレ追加して、検索窓に語句を突っ込み続けた。
ミッドナイトと有名アニメ、ご長寿ソシャゲ、等々。
てっきり某カードバトル漫画あたりにミッドナイトドラゴンだの、ミッドナイトマジシャンだの居るだろうと思ったら、ヒットしたのは黒い淡水魚であった。
「ミッドナイトねぇ」
物書きは呟いた。寝落ちは何ミッドナイトだろう。
――――――
1月最後の土曜日の、真夜中な頃のおはなしです。
都内某所、某アパートの一室での、残業ミッドナイトなおはなしです。
部屋の主を藤森といいまして、金曜の仕事がクソ過ぎて、夜通しチェックと修正をしておったのです。
今まで役職と親戚関係にあぐらをかいていた上司、課長にゴマをスリスリするしか特技の無い係長、その名も後増利というのが藤森の部署におりまして、
長年自分の仕事を全部部下に丸投げして、楽な仕事だけして、ぐぅたら、なまけていたところ、
そのぐぅたらが、職場のトップにバレました。
今年度中にあと1度でもなまけたら、係長からヒラに落とされてしまうのです。
後増利あわてて真面目にお仕事。でも今までが今までだったので、周囲としては、不安しかありません。
これが、だいたい前回投稿分までの内容なのです。
ずっと後増利の仕事丸投げ先にされていた藤森。善意と不安な予感で仕事内容をチェックしたら、
わぁ。なんということを、してくれたのでしょう。
あれよあれよ、新人っぽいミスに昔々の仕様三昧。
これではその日終わらせるべきお仕事が、来月末まで遅れてしまいそうです。藤森それは困るのです。
隣部署の親友の宇曽野に、事情を話して後増利の成果を持ち帰り、藤森は晩ごはんも食べず夜通しでチェック&修正。残業ミッドナイトです。
実は宇曽野、職場でこの秘密を知る者は、藤森とその後輩1名のたった2人しかいませんが、なんと職場トップのお孫さん。
おムコに入って名字を変えて、万年主任の下っ端の目線で、悪い上司や困ってる新人がいないか、トップの代わりに目を光らせておるのです。
その宇曽野の居る部署の隣で堂々お仕事サボっちゃったんだから、そりゃ悪事はリークされるのです。
詳しくは3月23日投稿分参照ですが、スワイプが酷く、ただ酷く面倒なので、気にしてはなりません。
「宇曽野。うその」
デスクに顔を伏せて、疲労コンパイな藤森。この時間に起きてるらしい親友にチャットアプリで通話です。
「あしたの……いや、ひづけ、かわったか。
しごと、むだんけっきんしたら、そういうことだから、しょるいとデータ、へやまでとりにきてくれ」
横向いた弱々しい表情、虚ろな目。小さく開いた口からは、なにやら心か魂か、出てきちゃいけない尊厳がプカプカ、出てきちゃってる様子。
藤森の部屋に諸事情で遊びに来てる子狐、それが見えているらしく、前足でちょいちょい、おくちでカプカプ。楽しそうに遊んでいます。
『まともに仕事できないの、後増利の自業自得だろ』
スマホ越しの宇曽野、藤森のお人好しっぷりに、大きなため息ひとつ吐いて、言いました。
『あいつの問題なんだから、お前じゃなく、あいつに全部やらせちまえよ。その方が良い勉強にもなる』
それができたら、わたし、くろうしないよ。
藤森ポツリ反論しますが、声が小ちゃくて小ちゃくて、宇曽野には届きませんでした。
「あいつにしごと、やらせたら、ウチのぎょーむ、ぜんぶ、おくれるぞ」
『そしたらそれを理由に、じーちゃんが後増利を処分するから、逆にお前の仕事量も減って楽になるだろ』
「のちのち、じゃないんだよ。『いま』が、ヤバいんだよ。うその……」
『ひとまず寝ろ。一旦やすめ』
プカプカ、カプカプ。心ここに在らずな藤森。
それから最後のチカラを振り絞って仕事のチェック&修正を終わらせて、午前3時か4時あたり、ようやくベッドに入れましたとさ。 おしまい、おしまい。
『不可思議な交遊』
夜が深まれば透明になる 後ろが透けて食べかけのポッキーが見える ロングコートに交遊の履歴 グレイのマフラー匂いの履歴 ひとつがいいのに 分裂を繰り返す 寂しくなってまた接着する 繰り返し繰り返し
『ミッドナイト』
草木も眠る丑三つ時、神社の杜のおちこちから木槌で釘を叩く音が響いている。昔も今も色恋に悩める人が縋る先の変わらなさを微笑ましく思ってしまう。濁りに濁った情念に宿る強さを美しく思ってしまう。願いを聞き届けるのが私に与えられた役割ならば、叶えずにはいられない。永い間ずっとそうしてきたのだから。
頭まで毛布をかぶる。少しだけ息がしずらいけど、これで良い。これが自分だけの空間。
聞こえるのは、たまに通る車の音と時計、そして自分の息。
目の前はもちろん真っ暗で何も見えない。現実と一緒だなんて考えて。自分で考えた癖に、それに少し嫌気がさす。
ほんの少しだけ、毛布から顔を出す。
今、目の前にある自分の手は本物だろうか。その答えは結局、真夜中の今じゃ分からない問題。
_ミッドナイト_
【ミッドナイト】
そこには、深い深い夜が横たわっている。
とても静かな、静けさが酷く煩いくらいの静寂に包まれて、あなたの寝息が小さく音を立ているのを、ぼんやりと眺めていた。
(ずっと一緒だったけど、もっとずっと傍に居られるんだ…。)
無防備な寝顔を見下ろして、くすりと笑う。
「…幸せ、だなぁ。」
嬉し過ぎてドキドキしたり、幸せ過ぎて息が詰まったり、心配し過ぎて怖くなったり、きっと今までと変わらない毎日が続いていく。
そこに、この人と同じ場所に帰る幸せが、追加されるのだ。
「はぁ…。幸せ過ぎて、溺れそう。」
これからは、お泊りではないのだ。この人が帰る場所に自分も帰って良いのだ。
「…かっちゃん。大好き、愛してる。」
深い眠りの中に沈んでいるあなたの耳元に、そっと囁く。
「うぐ、恥ずかしい…。」
長年の間に巫山戯て言い続けた言葉は、心を込めて言えずにいる言葉になってしまっていたのに、するりと漏れて出てきた。
「夜、怖い…。」
ごそごそと大好きなあなたの隣に潜り込んで、背中をむける。
これ以上向き合っていたら、もっと余計な事をして、隣で眠るこの人の眠りを妨げてしまう。
真夜中は、人を正直にする。
稚拙な欲望を露わにして、暴いていく。
溜め込み過ぎて零れ出す想いを、晒してしまう。
それらは、真夜中の闇に融け込んで揺蕩い、朝日に浄化される時を待つようだった。
「あれ? おかしいぞ?」
運転しながらつぶやいた言葉は、宙に消える。
どんどん南下している?
北にある自宅から遠ざかっている?
そんな状況で携帯に入電。友人からだった。
「ごめん。左折なのに右折って教えちゃった。もうだいぶ運転してるよね?なんとか自力で帰ってもらっていいかな?ホントにごめんね」
どうりで見慣れた景色にならない訳だ。
仕方ない自力で帰るぞと切り替えたものの、また道を間違えた。
「何でなの⁉︎」
焦りながら運転する。
三度目で同じ建物と、標識を見てぐるぐる同じところを回っているのだと気づく。
ならば行ってない方向へ行く。
そうして走らせて見慣れた景色が現れてくれた。
自宅に帰り着いたのは午前二時過ぎ。
五時間以上のミッドナイトランは疲れた。
これ、ホントの話。
私はいつもいつもつまらないことをしている
夜遅くなっても
なんにも怖くない
夜遅くなっても
なんとも感じない
ただ無機質になる
時計の鼓動に触れて
温かな居間で
空っぽの機械を
何かで満たそうと
一生懸命に努力している
私は虚しくて虚しくて
首が氷のように冷たい
私は苦しくて悔しくて
外に飛び出して消えてしまいたい
本当の冬の夜に熔けて
小さな羽虫になってみたい
窓を叩く音がした。
仮面をした誰かが私を見てる。
「やぁお嬢さん、出かけない?」
「...何を言ってるの?」
今は真夜中
「いいからいいから」
そっと手を引かれて私は外に出た。
でもここは2階
「ここは2階よ」
「大丈夫だから」
彼は手を繋いだまま屋根へと飛び移った。
月と星がキラキラと輝いて
いつも屋敷に居る私には
新鮮な景色だった。
両親にバレたら大変だけど
今はそんなこと関係ないくらい
彼との時間が楽しかった。
ミッドナイトに姿を見せた君は
私に楽しさを教えてくれたみたい
─────『ミッドナイト』
真夜中のロマンス。
ガラスの靴も、素敵なドレスもないけれど
ダンスだってステップひとつ出来ないけれど
わたし今、世界で一番の幸せ者になるの。