恋(れん)

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「ミッドナイト」

ミッドナイト、私にはとても大切なもの。
私には友達が誰一人として居なかった。
そう、形だけの友達も。それは、私が人間不信だからだ。家族さえも信じられない私は、クラスメイトと話していてもすぐに話の内容を疑って、会話を楽しめないのが原因だった。
私の表情はいつも愛想笑いを浮かべていた。いつしかクラスメイトと喋るとき、愛想笑いをするのは義務だと思ってしまっていた。そんな私を皆は嫌った。
家族はそんな私を嫌わず、笑顔でしょうがないと受け入れてくれた。
だけど…私は辛かった。そんな家族の笑顔にも裏があるんじゃないかと、思ってしまう私が。誰も信じられない私が。
嫌いだった。

そんな私を嘘偽りなく接してくれるのがミッドナイトだった。接するも何もないけど、その涼しさで、冷たさで私を正気に戻してくれる。たまに残酷ではあるけど、私にとって何よりも大事だった。ミッドナイトが来たら明日が来る。だけど、明日が来たらまたミッドナイトが来る。
私をまだこの世に縛るのはミッドナイトだけかもしれない。


すみません!最近ずっと書いてませんでした!
最近ちょっと忙しくて…これからはちょっとずつ書いていくつもりなので、また呼んでくださると嬉しいです!😊😆
これからもよろしくお願いします😊

1/27/2024, 2:37:08 AM