『きらめき』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
綿菓子みたいなふわふわ
甘く溶けてゆくしあわせ
風に乗って運ばれてくる
それはいつも気まぐれに
誰かに伝えたかった言葉
醸造酒みたい熟成してる
美味しくなあれ蓋をする
喜びも悲しみも全部全部
生まれ変わる知っている
自分の歩いた軌跡だもの
輝きしか残らないきっと
あなたもそう思うでしょ
『きらめき』
〜希望の光〜
もう嫌だ。
生きたくない。
人間は皆、辛いと思うことが一回はあるでしょう。
その方達はそんなことを考えてしまうまで、一生懸命に頑張って来た方達です。
少し生きることに疲れてしまっただけだから。
自分の言葉で少しでも気が楽になってくれるのなら、それが自分の生きる希望です。
逃げたい時は逃げて良いんですよ。
大丈夫だよ。支えてくれる言葉や歌や大好きな物、癒してくれる物はきっと側にありますよ。
きらめき
それはまるで別世界のように
その光彩は私には眩しすぎ
憧れを持って見つめる
其処へいつかは行けるのか
若しくはここまで
その光の粒たちが降り注ぐのか
その眩さに思わず
ほうと息をつく
人気が無くとも歩いてる時にイヤホンやスマホを見ていると注意力が散漫になってる自分に気付いて落ち着かなくなるので不得意だ。
なので、もっぱら歩いてる間はくだらない事ばかり考えて時間を潰している。何気なく地面へ向け、視界に白線が飛び込んで来て連想ゲームの様に幼い頃の記憶を思い出した。
絶対的な安全地帯と日によってマグマかワニの居る川に変わる地面
雑草が回復薬に見えてたし、側溝にはお化けか怪物が潜んでる気がしてた。大雨が降ったって理由もなく胸が躍ったしポツポツ傘に当たる雨粒の音は耳を傾けてるだけでいつの間にか家に着いてるほど夢中になれた。
子供の時は色んな物が特別で、光って見えてたなと考え現実へ戻る。
今はどうなのか、思い返すも休日以上の特別に中々出会えていない…。
数本だけ色の違う素麺にも惹かれなくなり、いつからコンクリートに潜むワニや枕とタオルケットで出来た塹壕が見えなくなってしまっていたのか
考えると物悲しい気分になってしまい、幼い頃の特別に縋りたくなってひっそり白線の上だけを歩いてみる。
どこか気恥ずかしく感じながら安全地帯を探し歩けば、胸の奥で少しだけ何かが光った気がした。
『きらめき』
きらめきどころか悲しみしかない。
iCloudバックアップにデータ残ってるぽいのに、このアプリ内のデータはごっそり消えちゃってる。
大事なものたくさんあったのに。
死にたくなった時だって、
消えたくなった時だって、
ここに書いたことで救われたものがいくつもあった。
バックアップ復元で取り戻そうとしたものより、
復元前に残っていたものの方がずっとずっと大切だった。
なんて大きなやらかしをしてしまったんだ。
数年分の私が消えてしまった。
よく考えずに実行しちゃう悪い癖が出た。
ごめんね私。
こんな形であなたを失ってしまって本当にごめん。
何か別のところに残しておけば良かったよ。
微かに覚えているものもあるけど、さよならだ。
ここに眠っていたきらめきを無にした日。
涙も出ない。
3:きらめき 16
「1人1人違う色のきらめきを持っている事を、忘れてはいけません。自分のきらめきを大事にして、お友達のきらめきも大事にする事。それが、皆から好かれる人になるためのポイントです。」
まだ小学校低学年のころ、よく先生が言っていたこの言葉は今でも私の中にある。
体育館でお尻が痛くなりながらも、先生達は立ってていいなぁなんて思いながらも、この先生が言っていた言葉だけは毎回しっかりと聞いていた。
きらめき。光。星。
違う色って、どんなのだろう。
赤、青、黄色、紫、緑。
あげればキリがないほど沢山の色があるなかで、私はどんな色なんだろう。
私は子供らしい笑顔を浮かべながら、いつも自分に合う色を想像していた。
そんな私は一度先生にこんな質問をしてみたことがある。
「せんせい、わたしってどんないろだとおもう?」
先生は少し驚いたように目を見開いた後、考え込んでしまった。
なにか変なことでも言ったのかな。なんですぐ返事してくれないんだろう。
パッと返事が返ってくると思っていた私は不安になり、後ろに組んでいた手をモジモジ動かしながら立ち尽くしてしまった。
やっぱり、いいです。そう言おうと私が口を開けたのと同時に、先生から返事が返ってきた。
「…うん、あなたは青色だと思うな。青色ってね、海や夜みたいな全てを包み込んでくれる…ぎゅってしてくれる色だと先生は思うの。安心できる色にもなるけど、道を教えてくれる色でもある。横断歩道の色とかも青だよね?」
「うん。でも、わたしともだちにぎゅってしたことないよ。」
「でも、あなたはよくお友達の喧嘩を止めたり1人になっちゃってる子と仲良くしてくれているって聞いてるよ。それに、先生がきらめきの話をする時楽しそうに聞いてくれてるでしょう?ありがとう。」
まさか先生からありがとうなんて言われると思ってなかった私は、顔を少し赤くしながら控えめに頷いたのを覚えてる。
今思えば、この先生は私の担任では無かったし特に関わりがあったわけでもなかったから、名前を覚えてないが故に「あなた」と呼ばれていたのかもしれない。
でもこの呼び方が私を大人扱いしてくれている気がして、ほんの少しだけ心が温まったのも覚えてる。
先生が教えてくれたきらめき。
私は成長するにつれて色々な事があり、人を怖がるようになってしまった。様々な音に怯えるようになってしまった。
でも、誰にでも違う色のきらめきがある。
たまたま私の色と相手の色が合わなかっただけで、みんなきらめきを持っている。
誰かを救う光を持っている。
そう思うと、ほんの少しだけ今までの色々を許せる気がするのだ。
小学生になってからこの世界にワクワク、きらめきを感じなくなった。
私の目にはくすんで見えていた。
それもそうだろう。
意味不明に怒鳴りつけてくる教師。
私の言うことに耳を貸さない信じてくれない教師。
親にばかり媚びて生徒にはテキトーに接する教師。
いじめてくるクラスメイト。
母が癌により病死。
母が病死したことにより、家庭環境は最悪だった。
だって、いつも母ばかりが私たち子供のこと家の事をしていたのだから。そのくせお金すら出さない父。母に暴力を振るう父。不倫をする父。
離婚を考えていた母におばあちゃんは猛反対。
父親のいない子供達なんて可哀想。
ご近所さんに笑われるでしょ。
仕方がない。あの時代では離婚なんてきっと今より簡単に決断できることではなかったのだろう。
小学生に上がってから「現実」というものを知った。
こんな現実があるのなら最初から夢を見せないで欲しかった。
人はなんのために夢を見るのか。
夢を見ている人に対して否定ばかりするのになぜ見せるのか。
きらめきってなんなのだろうか。
傷よ癒えてくれ。私も幼稚園に入る前に感じていたようなきらめきを感じてみたい。
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今日もお疲れ様でした。
何故かメンタルが死んでます。
また壊れて学校行けなくなってしまいそうで怯えてます。気が付かない間にもう自分ではどうにもできないのでもう仕方ないですね!!w
周りは頼りにならないので終わりです!
皆さん体と心の変化には敏感になっていてください…。自分第一でちょっと自己中なくらいでいて大丈夫だと思います。w
本日も読んでくださりありがとうございます。
「きらめき……は、どうだろうか」
ぽつりと漏らされた言葉に、場が「いいじゃないか!」などと賑わった。
十年近くかけての一大プロジェクトの締め、命名作業である。
地元の大学と提携し、新たなコメの品種を開発したのだ。
その命名権を、大学の先生が「これから皆さんが作られるのですから、愛着が持てるように」と、農家のおっちゃんらに託したのだ。
「いいな、『きらめき』!」
確かに悪くない。
ただ悪くないだけに、先に商標を取られている可能性はある。
「ちょっと調べてみるわ」
一番の若手(四十代半ば)の耕作が、スマートフォンで検索する。
「んーと……『ナントカのきらめき』みたいのはあるけど、きらめきだけってのはなさそう……」
「そう言われると、『きらめき』だけってのは弱い気がするな……」
一人が言い出すと、他のおっちゃんたちも「そうだな……」などと頷きだした。
「『きらめき』、か……」
一人のおっちゃんが何かを考えつつ、ぼそっと呟いた。ややしておっちゃんは顔を上げると、その場の一人をビシッと指差した。
「『きらめき』の『き』‼︎」
「『き』⁉︎ き……えっと、き、キラキラ光って!」
突然のあいうえお作文が始まった。
それを一番の若手である耕作は、突っ込みたい気持ちを堪えつつ見守っていた。
「『ら』‼︎」
「ら、ランランルー‼︎」
「おい、ちょっと待てぇ!」
思わず突っ込んでしまった。
ストップをかけた耕作を、皆が不思議そうな顔で見る。いや、そんな顔で見られる謂れはない。
「なんでランランルーだよ!」
「ダメか? 楽しそうでいいじゃないか」
このおっちゃんらに説明するのも骨が折れる。もういいや、好きにやらせとこう。
耕作はそう考え、口出しをやめることにした。
「じゃあ次だな。『きらめき』の『め』!」
「『めだか』!」
指さされたおっちゃんの答えに、「ブブー!」と無情なブザーの音が重なる。
いつの間にか、おっちゃんの一人がクイズの正誤を報せる手持ちのブザー(おもちゃ)を持っている。
いつの間に……、いやそれ以前に、どこから出したんだ。
突っ込みたい耕作をよそに、おっちゃんらは「めだかはダメだろ!」などと揉めている。
……めだか以前にランランルーの時点でダメだろ。
「そんじゃもう一回だ。『め』!」
「目指せ一番!」
おおー‼︎ と上がる声に、耕作だけは心の中で「おおー、じゃねぇよ……」と思っていた。
「じゃあラスト、『きらめき』の『き』!」
「キツツキ!」
ブブー! ブブー! と不正解のブザーの大合唱だ。いつの間にかブザーを持っているおっちゃんが増えている。
あのブザーはそんなに皆が持っている物なのだろうか……。
「はいはいはい! 閃いた! 『金賞受賞』だ!」
「だ!」じゃねぇよ。何の金賞だよ。これから市場に流通させようっつってんのに、受賞歴なんざある訳ゃねぇだろ……。
耕作の心の突っ込みに反し、場は大盛り上がりだ。「それだ‼︎」などと言っている。
絶対それじゃねぇよ。
口に出したいが、おっちゃんら一人一人に突っ込むのが面倒くさい。
耕作が突っ込みを放棄した結果、新たな品種のコメの名前は『キラキラ光ってランランルー、目指せ一番、金賞受賞(略称きらめき)』に決まった。
きっと大学の先生か農協かお役所かどっかからストップがかかるだろう。
耕作はそう考え、その名をそのまま提出する事にした。
果たして名前はどうなったのか。
それはこれから、スーパーの米売り場で確かめていただきたい……。
お題『きらめき』
あるシーシャ屋さんでダブルアップルオーダーしたら嫌な顔されてだすときふてこいされた
きらめき
私はずっと、
絶望の中にいます。
血に塗れた手。
穢れた魂。
赦されない罪。
それは。
私が背負い続ける、
重たい重たい十字架。
死を選べるのなら、
どんなに、楽でしょう。
生きて行くことが、
唯一の贖罪ならば。
私は、どんなに辛くとも、
生きて行かねばならないのです。
絶望の中にあって。
それでも見付けた、
唯一の希望。
生命の煌めき。
貴方は、私の、
希望の煌めきなのです。
何も望みはしません。
こんなに罪深い私ですが、
其処に存在する貴方を、
見守る事が出来るなら。
…それが私の幸せです。
あなたが照らすから、
私の影が、ほら。
その眼にどう見えていますか。
眩しいんだ
眩しいんだよ
頼むから俺を1人にしてくれ
笑いかけないでくれ
そんなきらきら照らされたら
お前を信じたくなっちまうだろうが
裏切られた時に
今度こそ深く沈んじまうだろうが
お題:きらめき
詩(お題)
『きらめき』
光のプリズム
心臓の鼓動
感動の涙
希望にあふれた世界
きらめき
それは現象であり
心象でもある
言えることは
幸福だ
きらめきは
人生の最高点だ!
その花は
一瞬だけ咲いて
美しい
『きらめき』
「素敵な夜でしたわ」
父の友人であるストリゴイ伯爵の誘いを受け、
リストランテで優雅なディナーを楽しんでいた
悪役令嬢。
舌先にソーテルヌの甘美な味が広がる中、
伯爵は上等な白いテーブルクロスの上に
小さな箱をそっと置いた。
「あら、これは何かしら?」
「魔法のかかった液体。
女性を一層美しくする秘薬ですよ」
その液体は、貴族の女性やオペラ座の歌手
たちの間で最近流行している希少な薬だという。
何でも一滴目に垂らせば、
瞳にきらめきを与える代物だとか。
「ありがとうございます、伯爵」
悪役令嬢が微笑むと、ストリゴイ伯爵もまた
鋭い牙をちらりと見せながら微笑み返した。
リストランテを出ると、
夜風が火照った体を冷やし、
悪役令嬢はくるくると踊るように舞った。
そんな彼女に、ストリゴイ伯爵が
優雅に声をかける。
「この後、もしよければ我が屋敷で
一杯いかがかな?」
その時、屋敷から迎えの箱馬車が現れ、中
から燕尾服を纏った銀髪の執事が降り立った。
「お迎えにあがりました、主」
「まあ、セバスチャン。それでは伯爵、
お先に失礼いたしますわ」
「ふむ、残念だ」
伯爵は肩をすくめ、
彼女の両頬に軽くキスをして別れを告げた。
屋敷に戻った悪役令嬢は、湯上がりに化粧着
を纏い、ストリゴイ伯爵から贈られた小箱の
包みを丁寧に剥がしてみせた。そこには、紫を
基調とした美しいガラス製の小瓶が現れた。
「それは一体……?」
カモミールティーを持ってきた
セバスチャンの視線が、小瓶に注がれる。
「伯爵からいただいた点眼薬ですの。
目に垂らすと、瞳にきらめきを与えるとか」
悪役令嬢が小瓶の蓋を開けると、
セバスチャンが静かに声をかけた。
「主、お使いにならないほうがよろしいかと」
「あら、もしかして私が殿方から贈り物を
されて、嫉妬していますの?」
「違います」
期待を込めた冗談にも、セバスチャンは
きっぱりとした口調で否定する。
落胆した様子で肩を落とす悪役令嬢だったが、
彼に頼まれて小瓶を差し出すと、
セバスチャンはそれをくんくんと嗅いだ。
「これはベラドンナです」
ベラドンナ──光沢のある黒い実をつける
毒性の強い植物。アトロピンの作用で瞳孔が
開き、瞳にきらめくような美しさを演出する。
しかし、開いた瞳孔が元に戻らなくなったり、
錯乱状態になったり、最悪の場合は
失明するという恐ろしい副作用を持つ。
「こんなものが流行っているとは……」
かつては、ヒ素で作られたエメラルドグリーン
のドレスが流行した時代もあった。
「女性はいつの時代も、美しさを求めて、
あらゆる危険に手を伸ばすものですわ」
悪役令嬢はその言葉を噛みしめるように、
そっとベラドンナの小瓶を閉じた。
雨の日が好き
傘に跳ねる水の音で
誰かの笑い声も濁るから
雨の日が好き
みんな俯き加減で
ぼくの陰鬱さになど気づきはしない
雨の日が好き
街灯もテールライトも
ぼくの涙もきらきらと きらきらと
一等星より美しく輝くから
雨の日が好き
きっとみんな 生きてていいんだ
酷い内容のニュースなんて見れなかった。
なんの罪のない人が無惨に殺されることや、人の命はおろか、尊厳も未来も全て奪ってもなにも感じない人間がいる。
その存在全てが受け入れられず、気分が悪くなるからだ。
目を背けた先にいたのは、善人の皮を被った、自分のことしか考えられない人々。
一目では、彼らは酷く親切な人に見えたけれど、結局は心無いことを隠しているだけで、凶悪な人間と変わらない心を持っていた。
全ての利己的な人間は、可哀想な生い立ちを経験していた。
未熟な人間の元に生まれた彼等の心は育たない。
けれど育たなかった人生の経験は恐らく魂に刻まれる。
そして、罪を犯してしまったことの因果は精算しなければならない。
人間の司法は、彼らに正しい罰を与えることが出来ない。
だから次に生を受けた時には惨たらしく死ぬ運命が用意されている。
これが、なんの罪もない人が無惨に殺される理由だ。
だれも、この世界を変えられない。
人間が未熟なばかりに、地獄は今も、世界中で現世に顕現している。
私はそれを理解したところで、ただ見ているだけ。
一人、それは間違いだと声をあげたところで、馬鹿にされて終わる。
お金も権力も持たない私の言葉は、どれだけ研鑽を繰り返しても、誰にも届かない。なんて無力。
そんな私は、大した病気も、事故も、怪我もない。放置されても生き延びれる程度の出来事。
物心つく前にあったとしても、私にはその記憶はほとんどない。
今も、大した病気もかからず、部屋に閉じこもっている私は、事故も怪我もない。家に強盗でも来ないかだけビクビクと怯えている。
→思い出・真夜中の太陽
15年ほど前、ヨーロッパのとある国に住んでました。
夏のバカンスに浮かれて、何処か旅に出ねばと勢い込みノールカップという場所に決めました。白夜って単語が醸し出す雰囲気、ヤバくないですか?「沈まぬ太陽と白む夜空」なんて、ねぇ? 雰囲気言葉ヲタクの心にズキュン☆ですよ。
ノールカップはノルウェー北部の岬でヨーロッパ最北端に位置する、らしいです。夏は白夜、冬はオーロラで賑わう観光地です。
飛行機を乗り継ぎ長距離バスに乗って、ホニングスヴォーグという街に到着。そして最後の難関、ノールカップ行きバスの3時間待ち! 時間つぶしに入ったカフェで、眠りそうになると店員さんに何度も起こされ、仕方なく街を彷徨うも夜中なので店も開いておらず途方に暮れ、歩いてるうちに見つけたホテルのロビーで待たしてもらうことに。カフェでの失敗を繰り返すまい、ホテルだから他の客にも失礼だと思い「絶対に寝ないから」と宣言した矢先に寝落ち、慌てて起きる、を何度も繰り返しました。ロビーの人、笑ってたな。まぁ、笑うわな。
「沈まない太陽と白む夜空」の旅程まで美しくしたいと思ってたんですけど、ムリでしたわ。
兎にも角にも、バスに乗ってノールカップに到着。
第一印象、ノールカップの空は淡かったです。薄雲がかかってました。白い夜ってのがピッタリだなぁと思いました。その幻想的な様子は、まさしく北欧神話の原産地だとニンマリ。
ノールカップは展望台になっていて、先に進むと巨大なオブジェが現れます。地球儀の骨組みみたいなヤツ。アイツ、写真映えしますよ。雰囲気バッチリですわ。
そして太陽。
朝日でも、夕日でも、真昼のものでもない、私の知らない色の太陽。
あぁ、このきらめきは忘れたくないなぁ、とぼんやり見てたことを覚えています。そしてほとんど写真を撮らなかった。
夏の終わり、そんなことを思い出したりしましたよ。
テーマ; きらめき
貴方の帰りを希う
貴方の姿を想い出す
私を蝕み罵るのに
貴方以外は要らないの
這いつくばって
側に居てって
泣いて縋った
可愛い君の首元の鈴
愛して 嘆いて
貴方の帰りを希う
無慈悲な笑みに蕩けた私
泣いて乞うても 暗闇の中
君はまるで無声の詩
液晶の中 健気な君
君の全ては僕のもの
お題【きらめき】
タイトル【濁った宝石】
私の光、私の雑踏。酷いことに私たちは互いを知り合い惹かれていったのだ、こんなことってない。
依存に似た光、まやかしの色彩を持ったきらめきの翅を幻視させる白髪のおまえに話されて嬉しく思った私の心も今はなく、輝きを損なった関係が喉元に絡まるばかり、命を馬鹿にしやがって、そう睨みつけた先、相変わらずきらめく瞳に足がすくむようだった。
彼女のひらめきにより、今日は2人でランニングをすることになった。日頃から「痩せたい」とよく言う彼女ではあるが、今回はようやく運動を習慣化する気になった…というわけではない。
早々とバテて途中からウォーキングになりつつも決めた道のり通りに進んで、2時間かけてゴールまでたどり着いた。
何度か座り込みそうになるほどしんどそうだった彼女が途端に走り出し、店の敷地内へ入って叫んだ。
「ローソン着いた!やっとだよー!やっと食べれるよ!」
彼女のひらめきというのは、大好きなコンビニスイーツを運動後に食べることによって最高に美味しく食べられる、というものであった。
彼女はいきいきとした表情でこちらの到着を待っている。
よくそんな急に元気になれるなと不思議で仕方がなかったが、彼女の瞳のきらめきを見ているとなんだか自分の疲れも飛んでいくような感覚がした。
コンビニスイーツを無事ゲットして家に帰り、2人で最高に美味しい時間を過ごした。
飛んでいったはずの疲れが翌日筋肉痛となって現れヒラメ筋の痛みにしばらく苦しみ続けることになるのだが、それはまた別の話。
#きらめき