I LOVE...』の作文集

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I LOVE...』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/29/2024, 1:14:14 PM

第三話 その妃、白い目を向く
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 帝には、愛して止まない小鳥がいる。

 雪のように白い羽根に血のように赤い双眸の、まるで月から舞い降りた女神のような。

 それはそれは、美しい小鳥が。



 各地を訪問していた帝は、とある地で少女に出会う。少女は巫女であった。

 幼いながらもその内なる美貌が留まることは知らず、非常に聡明。心の底は深く清らかで、常に穏やかな笑みを携えていた。

 帝は美しい少女を欲した。
 少女こそ、我が妻に相応しいと。

 けれど少女は、首を横へと振る。
 巫女として、人の為この世の為に尽くすことを神に誓ったからと。


 帝は、喜んで少女の小さな背を見送った。
 彼女が、本当にそれを望んでいるならと。


『そなたのために、鳥籠は開けておく』

 ただ一言、惜しむようにそれだけ呟いて。



 それから、各地より美しく聡明な小鳥たちが、その鳥籠を求めて舞い降りる。

 しかし、寵愛を注ぐに値する小鳥はおらず、今も尚鳥籠は空いたまま――。



           * * *



「そういうことなので、未だに皇后の座は空席というわけですね」


 信仰心の高いこの国の人間たちは、何も知らないだろう。ただ、たった一人の少女を一途に思い続けている、愚かで哀れな男が英雄なのだと、微笑を浮かべるだけで。
 だから、想像すらしないのだ。その裏で、どんなことが繰り広げられてきたのか。

 それを敢えて言わないのは、目の前にいる気高き妃がそのことを知る由もなければ、知る必要もないから。……本来であれば、まごうことなくそう答えるのだが。


「恋にうつつを抜かすとか、てっぺんが聞いて呆れる。本当に英雄かどうなのか」


 この妃に嘘は通用しない。
 この妃に隠し事はできない。
 この妃にわからぬことなどない。

 心の内に叶わぬ願いを抱く者は、そのような有り得ぬ話や噂を頼りに、このような場所まで足を運ぶ。
 先の貴人も、恐らくはその類だろう。この妃が対価に何を要求したのかまではわからないが。



「しかし、それも時間の問題ではないかと、宮廷内では噂になっているようですよ。今までぴくりとも触手を動かさなかったあの帝が、とある小鳥には興味を示しているとかで」

「興味があるのは私にじゃない」

「おや、ご存知で? 未来の皇后」

「やめて。虫唾が走るから」


 会話を通じて、少しずつ口調が砕けてくる。白い目を向け……素を見せるくらいには、信用してくれているようだ。



「そろそろ僕には教えてくれてもいいんじゃないですか。こんなに甲斐甲斐しく……それこそ、本物の首をかけてお支えしてるっていうのにぃ」

「あんたのせいで、ここに来てからかなり太ったんだけど?」

「一応名目上、餌遣り係となっておりますので」

「どの口が言ってるのよ」



 嬉しくてつい口を緩ませていると、こちらを睨み付けながら彼女は冷めた茶を呷る。


 気高く、そして麗しい。
 けれど、それだけではない一面に触れて思う。



 目の前の妃もまた、ただの普通の女なのだと。






#I LOVE…/和風ファンタジー/気まぐれ更新

1/29/2024, 1:13:48 PM

大好きな推し。

リアルで会うことなんて出来ないけど、画面越しに会えるだけで嬉しいの。

その声が聞けるだけで、その姿を見れるだけで、そのスキンが見れるだけで、動画に出てるだけで、それだけでうれしいの。

生まれてきてくれてありがとう。

あなたに自覚はないだろうけど、私に愛をくれてありがとう。

ずっとずっと大好きです。

1/29/2024, 1:10:37 PM

18日目【I Love…】

1年前は、あなたの存在は、私の中でなかったことにしたかった。

あなたへの恋心に苦しみながらも、幸せな日々は長く続かず、残ったのは、葛藤と失望。そして嫌悪。



2年前は、あなたの存在は、私の中になかった。

だから、あのままあなたと出会わなければ、私は今の場所に居ることはなかった。

あなたと出会ったことを後悔もした。恋した自分を責めた。

でも。その先に見えたのは、新しい世界。

そして、私はあなたよりも好きなモノを見つけた。

1/29/2024, 1:10:02 PM

I LOVE…


神谷さん!
うっちー!
赤井さん!
けんたろさん!
たっちゃん!
アイラビュ!

1/29/2024, 1:07:05 PM

お題:I LOVE…

愛とは何だろう?
それは、無条件に誰かを好きだと思えることである
たとえ、欠点があったとしても、構いなどしない

愛情深い家庭に育った
衣食住に不自由することもなく
体を壊せば心配された
勿論問題を起こせば叱られたが
私はとことん親に甘えていた
幼い頃からずっとそうだ
注がれる愛情を余すことなく享受していた

けれども苛立っているときは違う
誰よりも親しく心許せる人間なのだから
当然だが、当たられることもある
しかし、これも教育の一環に違いない
私を思ってなのだ
親は絶対的に正しいのだから
親の言動は、全てが愛情からくる物なのだから

歯車が狂ったのは、ある日の、親の一言だった
「昔、八つ当たりしてしまってごめんね」
信じていた何かが
ガラガラと音を立てて崩れ落ちていく
すべてしつけだ、教育なのだ
親は絶対的な正義なのだ
それがそうでないとしたから?

機嫌が良ければ可愛がる
機嫌が優れなければ、当たり散らす
子どもなど、所詮ペットか道具ではないか!

「うん、気にしてないよ」
確かにそういった気はする
どんな表情を浮かべていたのかは、覚えていない
愛情に対して、認めがたい疑念が
押さえ込んでいた疑念が、溢れ出した瞬間だった


私は、どこまでも従順な子どもだった
親の言う事には基本的に従ってきた
よく笑う、穏やかな子だったと思う
親にとって、扱いやすい、都合のいい子であった
成長していくにつれて
いつの間にか、やれ天然だ、マイペースだなどとは
言われなくなっていた

何の疑いもなく注がれる愛情が怖かった
愛情なんていつ消えるかも分からない不安定なものだ
そんな曖昧で、不確定なものを、何故盲信的に信じていられるのだろう?
心の片隅に疑念を抱いていた
その疑念は、むくむくと膨らんでいった

子どもは、親の足を引っ張ることしかできない
せめて損得勘定という強固な地盤があれば
些か不安は和らいだのだろうか


愛情を注がれる人は、どんな人なのだろう?
私はこう結論付けた
利益をもたらす人間
もしくは、望ましい人物像の人間だ、と

残念ながら私に特別秀でた能力はない
損得勘定に訴えかける術がないのだ
ならば、両親や周囲の人間が好む人物像を作り上げる
それしか、愛される方法はない
幸いにも、両親の好む人物像は熟知している
こちらの方が成功率は高いだろう

親の好む人物像であり続ける事
自分を殺し続ける事
それを選んだのだ

しかし、ひとつ疑問が残る
何故ここまでして私は愛されたいのだろう?
あれほど無償の愛情に恐怖していたというのに

両親や友人の喜ぶ顔が好きだった
どこまでも愚直に、人の幸せを願っていた
笑顔を見た瞬間の
愛情を向けられた瞬間の
こころに火が灯る感覚が、好きだった

同時に、怖かった
注がれていた愛情を、享受できなくなることが
きっと私は、1人になるのが怖いのだ
愛情が、憎悪に変わる瞬間が怖いのだ
あの暖かな心地を与えられず
温度のない空虚な心に呑まれることに恐怖している

私はいつの間にやら
どうしようもないほど家族や友人を愛していて
同時に、彼らに恐怖していたのだ

1/29/2024, 1:05:43 PM

〖I IOVE...〗



好きなこと 好きな物 好きな行動 好きな人

人それぞれで同じ人もいれば 違う人もいる

「好きな何か」がたくさんある人もいれば

少ない人もいる 何が好きかわからない人もいる

それもまた個性 人間みんなそんな感じ

大切なのは 好きという感情を忘れないこと

そうすれば

人生どん底でもいつかは心の底から笑えるから

綺麗事に聞こえるかもしれないけど

意外と人生生きるためには大事なことだよ

「 好きな何か」があればあなたは大丈夫!

根拠がなくても自分は大丈夫って信じてみて

『I LOVE...』があるだけで十分素敵なことだよ

1/29/2024, 1:05:12 PM

最近通い始めた喫茶店のメニュー、気になる。昔ながらの雰囲気の店内。私はいつも右奥窓際の席に座る。厚めのメニュー帳を手に取りぱらぱらめくるとハンバーグ、サンドイッチ、昔ながらのナポリタン…これは熱々の鉄板に薄焼き玉子が敷かれている。さくらんぼののったクリームソーダに硬めのプリン、店長こだわりのブレンドコーヒーやミルクセーキ。最強のラインナップ。その中で一際目の惹く『アイ』という文字。
毎回悩んで頼むのをやめる。それを繰り返すうちにアイ以外の品を制覇してしまった。そう、今日こそアイを食べにここへ来た。

「すみません、これ…アイ、を一つ。」

「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」

「はい。」

注文してからテーブルに食べ物が届くまで本を読んでじっと待つ。私はこの時間が好きだ。

「お待たせいたしました。アイです。」

「ありがとうございます……おっと」

目の前に置かれたのはハート型のホットケーキだ。少し高さがある。四角く切ったバターがとろりと溶ける。添えられたシロップ入れには蜂蜜。

「これが『アイ』ですか?」

「はい。」

特に変わったところはなさそうな。食べてみたらアイと言われる所以がわかるかもしれない。

フォークで適当に切って蜂蜜をかけたあと口の中へ。ふわふわの食感とほのかな卵の香りが口内で広がる。

「美味しいけど、やっぱりただのホットケーキ?」

アイを食べ終えた私は街路樹沿いをぼーっと歩いていた。ずっと謎にしていたアイはごく普通のホットケーキだった。大きな驚きや予想外の楽しみではなかった。懐かしいような、温かいような。

「っくしゅん」

店に入る前は青かった空がもう紫がかっている。
いつのまにか私の胸は満足感で溢れていた。

1/29/2024, 1:04:11 PM

I love…

I love…youと言おうとして喉がつっかえた。
何故なら君の名前が優だから。
親父ギャグみたくなるのがイヤだったのだ。

「なーに?なんて言おうとしたの?」

「君のことが好きだってこと。」

「えー、本当?」

「本当だよ、優のことを愛してるよ。」

「そうじゃなくてぇ。」

明らかに優は挑発してきていた。まだ付き合う前、ポケモンバトルを挑まれたことを思い出した。

僕は覚悟を決め、大声で叫んだ。

「I love you !I love you !I love you !」

「I love you !I love you !I love you !」

叫びながらも僕は優の瞳を見つめ続けた。
優も顔を真っ赤にしながら見つめ返す。

「僕は一生愛し続けます!」

「私も、いっ、イッショウ愛し続けます!」

ちなみに僕の名前は徳田一将。一本取ってやりました。

1/29/2024, 12:58:49 PM

「I love…」
そうは言い掛けたものの、
その先に続くものはなかった。

愛すものがない。
いや、何も愛せない。といったところだろうか。

だけど、ふと、見つけたのだ。
愛すべきものを。

「I love me.大好きな私へ。」


お題 : I LOVE… #38

1/29/2024, 12:58:47 PM

【I LOVE...】※激甘フラアサ
どっちに言わせようかな🎶って迷ったのでどっちからもLOVEが伝わるようにしました。



 彼は英語を話さない。近年彼の国でも若い世代なんかは英語を使うらしいが、彼はその「国」としての古い矜持があるのだろう。プライベートで英語を話しているのは希に見るか見ないか、本当そんな頻度である。
 理由としては、先程も述べた「フランス」としての矜持だとか、あとは英語なんて下級の言語だとかなんとか宣ったりしてるのもたまに見る。その度、千年前にお前が作り上げた言語のくせに、とアーサーは声にはせずとも悪態をついているのだが。それに加えてHの発音ができないのも彼のプライドが許さないのだろう。フランシスは自覚こそないかもしれないが、こだわったものには完璧主義なところがある。きっとアーサーにできて自分にできないことなど自ら見せるはずがない。まあ、最後のは憶測にすぎないのだが。

「なあ、どうせ好きって言うなら英語で言ってくれよ」

 フランシスの目が据わった。
 彼は度々アーサーに愛の言葉と称してくさい台詞を寄せる。別に嫌じゃないし、恋人同士なら当然のことだろうと、アーサーはその立場に胡座をかいて居座っていた。なんだその、いわゆるWinWinというやつである。
「え、なんで急に」
「はあ?別に減るもんじゃねえしいいだろうが」
目の前の髭面は眉間にマイエンヌの谷のごときシワを寄せた。
「何が不満なんだよ。恋人の言語で、恋人に好きだって言うことの。言ってくれよ、I LOVE YOUって。Hの発音もないんだし、いいだろ?」
 アーサーはご自慢の眉と口角をあげてみせた。
 そんな恋人の表情を見て意を決したフランシスは、渋々というべきか口を開いた。

「......お前ほんとそういうとこだよ。いい、よく聞いてろよ

I LOVE ...


【了】


初めて最後まで書けた......。

1/29/2024, 12:58:19 PM

「愛」ってなんだ。「愛情」ってなんだ。

形のない、確かめようの無いもの。
人はどうしてそんなものの為に必死になるのか。

掴めないものを追い求めても何も無いのに。

いつの間にか消えているかもしれないのに。


それでも、人という生き物は

消えないという可能性に縋ってしまう

1/29/2024, 12:57:01 PM

なにこれ?

え???

この手紙…

ラブレターだが??

…ぷっw

笑う要素ありましたぁ!?

ごww

なにw

誤字ってるw

え ぇぇw

I LOVEのとこ

っっww

スペルちげーーーww

台無しで草

最悪だよもぉぉ

wwそういうとこも好きだよ

…ありがと

お題『I LOVE…』

1/29/2024, 12:45:38 PM

I LOVE...

『偉人の手も借りたい』

私の彼氏は勇気がない。
1度も「好き」と言われたことがない。
何度か惜しいときはあったが

彼「すっすっすっ素手でやり合おう!」
私「ちょっと何言ってんの?笑」



彼「すっすっすっスウェーデン、スリランカ、スイス!」
私「急にどうしたの?笑」



彼「すっすっすっスンドゥブチゲチゲアッツアッツ頭にかぶってアッツアッツ!!」
私「どういう状況?笑、早口言葉?笑」



そんなある日
彼「すっすっすっ、、、だめだ、、」
私「別に焦らなくてもいいんだよ」
彼「でも、、」
私「夜はやっぱり寒いね、、あっ満月!」
彼「、、、月が、きれいですね。」
私「、、死んでもいいわ」

1/29/2024, 12:44:29 PM

「I LOVE…」


I love you を
月が綺麗ですね と訳したのは誰でしたっけ?

遠まわしに どっちつかずに
暗黙の了解があって 煙に巻くのが
日本の美学

今は YES NO をはっきり言わないと
同意があったとみなされる

昔の江戸っ子の粋な芸者遊びは

付かず離れず

好きだとはっきり言わず
無理矢理 身売りさせず

付かず離れずが永く付き合う秘訣だとか

日本が好きなら
粋な恋愛をしようぜ



かの子

1/29/2024, 12:43:59 PM

「ねぇ見てこれ!これ拓也(たくや)が見てたドラマじゃない?」
「えっ、マジ?」
俺達は秋の部屋に遊びに集まっている。あと2人は買い出し中。今は秋(あき)に話しかけられてスマホ画面を見ていた。そこには俺が見ていたドラマが映画化するという知らせが載っていた。
「うわっ!マジじゃん!嬉し~」
「これさ、一緒に観に行かない?」
「え?」
俺は急な提案に驚いた。
「いやさ拓也に進められて私も観始めたんだけど、すっごい面白かったから観たいんだよね」
「そう...なんだ」
「あ、ごめん。嫌だった?それとも他の人と行く予定とか...」
「嫌じゃないし、特に一緒に行く人もいないからいいよ」
「本当?やった」
いつにする?と秋と映画を観る計画を立てる。

俺は内心、秋が俺に侵食されているって言ったら気持ち悪いけど染まっている気がして嬉しい。

「おーい聞いてる?」
「ん?ちゃんと聞いてるよ。土曜日の10時駅前でしょ?」
「...よく聞いてたね、拓也にしては珍しい......」
「いつもちゃんと聞いてるよ!いつも聞いてないみたいじゃんか!」
「え~だってー」

あー...こうやって、俺の事だけを考えていてほしい。俺だけを見てほしい。俺を...

「...秋」
「何?」

「俺さ、秋の事」

「ただいま~!雪見だいふく買ってきたよぉ~!」
ガチャッ、と扉を開けて2人は入ってきた。なんというタイミングだ。
「見て見て秋~雪見だいふくの買い占め~」
「4つで買い占めって言うのかな...(笑)」
「甘いなぁ秋。雪見だいふくを4つ買ったら、8つになるんだよ?だから買い占め」
「葉瀬(ようせ)ちゃんの理論はいまいちわかんないねぇ」
「なんでだよ~」
葉瀬は楽しそうに秋に話しかけている。

その様子を見ていると玲人(れいと)が隣に座った。
「俺さ...グリコで負けてお姫様扱いされて帰ってきたんだけど...」
「ちょっと状況がいまいちわからない」
「コンビニ行く時にグリコしたんだよ......そしたら負けちゃって!何でも言うこと聞く約束してたからお姫様扱いされちゃった...」
俺がお姫様扱いしたかったのに...という独り言は聞かなかったことにしておこう。あと具体的には聞かない。長くなるから。

「あ、そういえばさ葉瀬ちゃん、玲人さん。土曜日って空いてる?」

秋が2人にそう問いかける。俺は嫌な予感がした。
「えー?何で?」
「さっき拓也と映画行く話してたんだけど、どうせなら皆で行きたいなって!」

やっぱりか...!

もしかしたらそうなるかも、と考えてはいたがまさか本当にそうなるとは!お願いだから葉瀬、予定あってくれ...!

「おー!...うん!いいよ!特にないと思うし...」
「ちょっと」

言いかけた所で玲人が口を開く。

「...土曜は葉瀬と先に違う約束してるから、一緒に行けない。ごめんね、2人で行ってきなよ」

「え?約束............あ、あー!本当だごめん秋!予定有ったんだったー!!」
「そっかー...残念だけど、映画は2人で観てくるね!」
「うん!感想教えてね!」
俺は2人のぎこちなさを見て、ガッツポーズと感謝を心の中でした。

「じゃあ私達お茶取ってくる~玲人手伝ってー」
「...人使い荒いなぁ」

そう言いながら2人はキッチンへ消えていく。

「残念だったなー......あ」
「え、何?」
「そういえばさっき何言いかけてたの?私が何って?」
「えっ...と...」

俺は秋の事が。

「...秋の“言葉遣い”が綺麗だなーって!!」

「え、何それ」
「ほら!小説とかよく読んでるから言葉遣いが綺麗なんだよ!そう言いたかっただけ!」
「ふーん...そっか、ありがとう」
秋は少し考えるような動きをしたが、悟られてはいないらしい。良かった。



いつか、この言葉の続きが言えたらな。


これは、俺達が付き合うちょっと前の話。


お題 「I LOVE...」
出演 拓也 秋 葉瀬 玲人

1/29/2024, 12:42:40 PM

I love…
「や、お久」
『久しぶりぃ』
「元気そうだね」
『元気だよ』
「忌々しい」
『んふふ』
「君がご執心のあの子はいないの?」
『いたとしても合わせないよ?』
「そっか。残念」
『残念だったね』

「や、お久」
『おひさぁ』
「君がご執心のあの子は随分とご立腹の様だけど」
『あの子はぼくが嫌いみたいだからね』
「嫌われてるの?」
『憎まれてる』
「それは残念だったね」
『そうだと良かったんだけどね』

「や、お久」
『白々しいね。ずっと居たくせに』
「バレてたか」
『バレバレだよぉ』
「腹立つ話し方。わざと?」
『わざと』
「あの子の前じゃずっとそう」
『そうだよ』
「変えないの?」
『変えないよ』
「何で?」
『こっちの方が嫌ってくれるから』
「嫌われる方がいいの?」
『嫌われる方がいいみたい』
「何で?」
『どうしても?』

「や、お久」
『おひさぁ』
「ズタズタだね」
『全部あの子がやったんだ』
「ざまぁみろ」
『ぼくは嬉しがっている様だから、ノーダメだよ』
「変態め」
『きしし』
「死なないの?」
『このくらいじゃあ死なないよ』
「そっか、残念」

「や、お久」
『久しぶりぃ』
「ねぇ」
『うん?』
「何であの子に嫌われたいの?」
『何でって。嫌われたら、ずっと覚えていてくれるでしょう?』
「君はあの子が嫌いなのかい?」
『好きだよ?大好きさ!』
「好きな相手に、自分を好きになってほしくはないの?」
『全く?』
「どうして」
『ぼくを好きになるあの子なんて見たくないから』
「めんどくさいね」
『それとね、ぼくを覚えてて欲しいの。愛情よりも憎しみの方が長続きしそうだから、憎まれたいの』
「そうなんだ」
『うん。過ぎた愛情と憎しみは、大して変わらないものなんじゃないかなって。ぼくの持論だけど』

 それに、

 憎んでる間はずっと、ぼくを見てくれるだろ?

 ぼくはぼくを憎むあの子が大好きなんだ

《キャスト》
・オオクチボヤさん
とてもめんどくさい。

1/29/2024, 12:41:53 PM

〝I LOVE…〟

最近始めた英会話レッスン。
先生がシャドーイングがいい、なんて言っていたから、
思い切って洋画を見てみることにした。
初めてやってみたが、思っているよりも聞き取れない。
何となくぽいことを言ってみる。
「I LOVE YOU」
映画の人物が愛を囁く。
「I LOVE…」
ソファに向かって倒れ込んだ。

1/29/2024, 12:41:38 PM

I LOVE FRIENDS.
バカみたいに一緒に笑いあえるから。
I LOVE FAMILY.
辛いとき隣りにいてくれるから。
I LOVE CHILDREN.
無邪気な姿がかわいいから。

でも気持ちが黒く沈んだとき
I LOVE.....

1/29/2024, 12:38:13 PM

『愛してる』

そんな事、とても言えない。

冗談では言える。
2番目に好きなモノも言える。
でも一番欲しいものには手を出せない。

本当の勝負を避けてきた。
臆病な私はどうしても最後に安全を取ってしまう。

だからこそ、好きなモノを「好き」と言える君が眩しい。

君が幸せになっていくのを、外野で見守るだけで満足なのだけれど、誰かに突っ込まれるまでもなくこれって逃げだよな〜。

分かってる。
だからさ、そろそろ傍観者をやめないか?

1/29/2024, 12:35:12 PM

ーI LOVE…ー
I love Japan.
Thanks to Japanese history and culture
Thank you for creating many words.
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
私は日本を愛しています。
日本の歴史や文化
たくさんの言葉をつくってくれてありがとう。

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