I love…
I love…youと言おうとして喉がつっかえた。
何故なら君の名前が優だから。
親父ギャグみたくなるのがイヤだったのだ。
「なーに?なんて言おうとしたの?」
「君のことが好きだってこと。」
「えー、本当?」
「本当だよ、優のことを愛してるよ。」
「そうじゃなくてぇ。」
明らかに優は挑発してきていた。まだ付き合う前、ポケモンバトルを挑まれたことを思い出した。
僕は覚悟を決め、大声で叫んだ。
「I love you !I love you !I love you !」
「I love you !I love you !I love you !」
叫びながらも僕は優の瞳を見つめ続けた。
優も顔を真っ赤にしながら見つめ返す。
「僕は一生愛し続けます!」
「私も、いっ、イッショウ愛し続けます!」
ちなみに僕の名前は徳田一将。一本取ってやりました。
1/29/2024, 1:04:11 PM