20歳』の作文集

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20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/11/2026, 4:15:41 AM

20歳
私の年齢だ。
20歳にもいろいろある。大学生の20歳か、社会人の20歳か。早生まれの20歳か、そうじゃない20歳か。
大学生だとしたら四年制大学に通っているのか、三年制に通っているのか、2年制に通っているのか、はたまた留年しているのか。
社会人だとしたら高校生から働いているのか、短大を卒業して働いているのか、退学して働いているのか。
早生まれの20歳か、そうじゃない20歳か。
そもそもニートとか。
実家暮しか、一人暮らしか、施設暮らしか。
もっと色々属性があるかもしれない。外国で暮らしているとか、子どもがいるとか、結婚してるとか、離婚してるとか。

同じ20歳と言っても、これだけちがう。
20歳と聞いた時に思い浮かぶことというのは、とても狭義的なものなのだ。
広義的に考えたとき、どうなのだろうと、たまに考えることも、大切なことではないかと、児童相談所の一時保護所でバイトした経験から思う。

1/11/2026, 4:08:00 AM

今日明日と雪の予報。
思えば、自分の成人式の日も雪だった。
晴れなくても、せめて式典の間は降らないで欲しいね。

 「20歳」

1/11/2026, 4:07:53 AM

20歳

私は先月20歳になった。数年前にお付き合いしていた彼を思い出すあの人は私より2歳年上で私が高2の頃から2年お付き合いしてた。
あの人は私より先に20歳になって煙草もお酒も始めた。まるで私と違う世界にいるように感じた。20歳になると変わっちゃうんだね温厚で気が使えて、すごく優しかったあなたはどこに行っちゃったのかな。さみしいよ
私20歳になったよ。あなたな近ずきたくて煙草とお酒始めたよまた好きになってくれますか?

1/11/2026, 3:47:38 AM

"20歳"

"子供ひとり育て上げるのにどれくらい費用がかかると思う?"

一時的にお世話になっていた施設を出ることになった際、最後に職員さんと話をする時間があった。
その時に言われた言葉だ。

院長と話す祖父母だという人達を遠目に眺めていた僕をひょいと抱え上げ、真っ直ぐに視線を合わせて、職員さんは言った。
"君一人を養うために、あの人たちがこれからどれほどの時間と金を費やすことになるのか分かるか。
どうしたって何かを諦めなければならないし、当然手に入るはずだったものは手に入らない。
いいか、そうさせるのは、君だ。
君が、あの人たちの可能性を喰い潰すんだ。
君が享受するのは、無償の施しではない。
当たり前のことでは決してない。
君がこれから得る全ては、あの人たちの血肉を喰らい、自由を、可能性を奪い取って得るものだと知りなさい"

"それでも、あの人たちは君を引き取ることを決めたんだ。
その心を無駄にすることは許されない。
衣食住、学費、その全ては君が負うべき負債だ。
君が望むが望むまいが関係なく、それらを返しきるまでは君には生きる義務がある。
だから、自分には生きる資格がないとか、死ぬべきだったとか、今更うだうだ考えるな。
自分の為には生きられないというのなら、あの人たちに恩を返すために生きなさい"

死者の分も背負って生きろと言われるよりも、
子供らしく厚意に甘えて生きなさいと言われるよりも、自分が周りに与える不利益を返済するまでは死ぬなと言われる方が、ずっと分かりやすくて。
正直、その言葉に縋っていたところがあったんだよなぁ。


だから、20歳の頃。
祖父に今までにかかった費用の返済を申し出て。
そして、烈火の如く怒られた。
怒られたし、殴られたし、泣かれた。
お前は今まで俺等のことをなんやと思ってたんや、と。

結局お前と俺等は他人でしか無いんか。
金銭のやり取りで精算できるようなやっすい繋がりしか持てんかったんか。
俺等は、お前の家族にはなれんかったんか、と。
あれはキツかったなぁ。

祖父が思うような意図はこれっぽっちもなくて。
ただ、負い目をなくしたかった。対等に見て欲しかった。ただそれだけの浅い思いで、それを言われた彼等がどう思うかなんて一切考えていなかった。
自分のことばっかりで、彼等の想いを無惨に踏み躙って、傷つけて。
本当に馬鹿だったなぁ、とあの頃の自分に思う。

1/11/2026, 3:45:15 AM

20歳/若い日々


新人のとき
心が乾き砂に滴るような
雫が集まって流れになるまで
たくさんの雨を必要とした
曇る日もあり晴れる日もあり
先輩たちの励ましと
同期との賑わいが
二十歳の日を通り過ぎた

二十歳とは
若さという強さと傲慢
弱いもの知らずな手足
分け入る社会の激しい海
で漁をする若者の一人として
賢明に手足を頭を動かす時
もがく日々だった

失敗して落ち込んで、たくさん
酒を飲んだ
愚痴る相手がなくても
酷く疲れても
ひと眠りできれば何とか

苦しい暗い道に迷い込んだとき
起き上がれないとき
支えてくれた仲間もまた
かつて若かった苦しみを
知っている先輩たちだった

1/11/2026, 3:08:01 AM

ずっと子供扱いしてたくせに
成人したらもう大人なんだからと

そんなにすぐ変わることなんてできないし
ゆっくり大人ってやつを学んでいきますよーっと

父がいつも飲んでいるウイスキーをグイと飲む

まじぃ



-20歳-

1/11/2026, 3:03:56 AM

あ こりゃ、ダメになる
い 楽だもん
あ 今まで使わせないわけだ
い 偉い人みんな使ってるけどね
あ …
い …
あ だからじゃない?
い ?
あ 社会が冷たくなったの
い かも…

『20歳』

1/11/2026, 3:02:18 AM

世では早くも、バレンタイン商戦がスタート。
今年はどうやら去年以上に、
「箱の価値」を上げてきている企業が、多いような、元々去年の時点で既に多かったような。
その中で着実に種類を増やしている気がするのが、
やはり、「20歳『以上』」からの楽しみ。

アルコール入りのチョコレートです。

さて。
3連休の都内某所です。
某深めの森の稲荷神社、敷地内の広場では、
店舗を持たぬネット専門パティシエや、動画配信系アマチュアショコラティエが、
露店によって集まって、それぞれのチョコのお披露目会、即売会を開催。
大企業のそれとは違う、個性豊かなバレンタインスイーツを、多数並べておったのでした。

ところでそんなチョコの中には
もちろん、ほぼほぼ当然のごとく、
アルコール入りのチョコレート菓子も、まぁまぁ、
含まれておりまして。

「ふむ。面白い。焼酎のガナッシュサンドですか」
今日のお題回収役、別世界出身のコーヒーマニアさん、「世界線管理局」なる厨二ふぁんたじー組織勤務のビジネスネーム「ツバメ」も、
ココアの良い香りにつられて、ふらふら。
スイーツ露店を歩いておりました。
「ビールチョコは面白い。4個入りをひとつ。
それから梅酒チョコも、4個入りを」

別世界出身ながら、こっちの文化や食べ物が、とってもとっても気に入ってしまったツバメです。
最近はお酒、特に和製酒も、ちょっとずつ飲み始めた様子。香りと余韻が好きなのです。

「うん。 良い」
日本醸造のビールを使ったチョコに鼻を近づけて、
20歳未満購入禁止のそれの香りを、
ツバメはたんと、楽しみました。
「そこの酒粕生チョコも頂きたい。
いや、そっちは16個入りを、みっつほど」

このチョコは、あのコーヒーに入れて。
このチョコは、そのコーヒーと一緒に。
このチョコはアイリッシュに混ぜよう。
大吟醸に果実酒に和製ウィスキー、様々なチョコを少しずつ、満遍なく、
ツバメはそれぞれ購入して、にっこり。
「ひとまず、すべて試してみて、
美味かったものを明日、まとめて買い直そう」

稲荷神社の即売会は、連休いっぱい続きます。
そして世界線管理局勤務のツバメも、この稲荷神社をの宿坊を拠点として、
こっちの世界での仕事を数日間、こなします。

そういえば宿坊を貸してくれている一家の旦那さんは、お酒が大好き。
「漢方外来勤務から、夜に帰って来るハズだ」

ちょうどお嫁さんの方が宿坊におりましたので、
今夜一緒にどうですか、と聞きますと、
神社近くで茶っ葉屋さんも営んでいるお嫁さん、静かに穏やかに頷きまして、
チョコによく合う抹茶と薬茶と、それからチョコに合う少しの和製調味料とを、
持ってきてくれることになりました。

「部長は甘いものをあまり好まないから、
誘っても無駄だろうな」

まぁまぁ、味の好む好まぬばかりは、仕方無い。
ツバメは購入した様々な和酒入りチョコを、借りている大部屋のテーブルにまとめて置いて、
そして、自分に与えられた仕事の最初の段階を終わらせにゆきました。

『誰が「誘っても無駄」だって?』
その過程をチラッと見ておったのが
ツバメ同様に別世界出身のドラゴン(生物学)
上司のルリビタキ部長でして。

『酒の匂いだ』
クンクン。くんくん。 ドラゴン部長はテーブルの上の、色とりどりなチョコに鼻を近づけました。
『ん?』
どの箱にも、大なれ小なれ、このような一文が貼り付けられておりました。

<20歳未満の方はお召し上がりになれません>

『にじゅっさい』
ドラゴンは長寿でした。
20歳なんて、とっくの昔に過ぎておりました。
『ふむ』
ドラゴンの本能は、このチョコを直ちに摂取すべきだと誤作動していますが、
本能に従ってパックンチョすれば、部下のツバメがカンカンになるのが、見える、みえる。

『……』
見なかったことにすべきか、
食って新品をしれっと置いとくべきか。
悩んだドラゴンは最終的に、本能に勝てませんので、もぐもぐ、ぺろぺろ。
20歳未満厳禁チョコを、食べてしまいました。

『不思議な味がする』
その後のドラゴンの未来については、お題の外なので詳細は書きません。
『不思議だ。 不思議だ……』
ただ最終的に、ドラゴンの偽装工作は、ツバメが買ってきたより多くの酒チョコが上がっておったことで、
ガッツリ、ばっちり、部下にバレましたとさ。

1/11/2026, 3:01:47 AM

20歳

「なぁこの問題教えてぇ」
自習時間、僕の隣にやってきたのは言わゆる一軍男子の1人
隣の席のクラス1美人の女子に今日も今日とて近づきに来た
僕とその女子との間に椅子を持ち寄って、一軍男子は詰め寄っていた
その女子はいかにも嫌そうである
僕はこの光景を見るといつも胸が苦しくなる
ちらっと見ると、一軍男子を挟んだ反対側の女子と目が合った気がした
僕は何もできなかった

僕は成人式には行かなかった
あの場は言うなれば同窓会
まぁ僕の出身中学では実際に成人式の後に同窓会が開かれるらしい
僕はそこにも行くつもりがなかった
学生時代に青春を経験していなかった僕は、行ったところで名前すら覚えられていないような人種なのだ
簡単に言えば『友達のいないぼっち』だった
だから行かない、避けていた
同窓会は中学校で行われるらしい
中学校からの招待状で知った
僕は未だに実家暮らしをしている
そして中学校はすぐ近くにある
その日はできるだけ外に出ないようにした
出くわしたら面倒だ

学生が1番に明け暮れることは勉学ではない
それを自室のベッドで考える
では学生が1番に明け暮れることとは友人関係である
友達のいるいないはその後の人生に大きく影響する
僕自身はそう考える
学生時代に友人を作れぬまま進んだ先に今の引きこもりニートがある
そんな自分の経験から僕は勉学ではなく、友人関係に重点を置くべきだと後悔していた

僕は夜になると散歩に出かける
それが好きだから
でも親が心配することもあり、夜遅くには行かないようにする
本当は夜中の散歩が1番好きなのだが
今日もそうした
もうとっくに同窓会も終わってお開きになっているだろうし、そうした

僕が中学の前を通ると、門はまだ少し開いていた
本当はいけないのだが、僕は何も言わずにその門の隙間から校舎へと足を踏み入れた
それはただ単純に思い出にふけりたかっただけなのだ
学生時代を最後に人との関わりが全くなくなった僕にとっては、人生最後の記憶が残るのが学校と言ってもいいだろう
だからその学校の思い出にふけりたいから入った
誰もいない学校
階段を登って自分が勉学に励んでいた教室へと向かう
さすがにもう同級生はいないと思うが、一応耳を澄ませながらおそるおそると教室に近づく

教室の扉は少し開いていた
まだ誰かが残っているのだと思い、物音を立てずに踵を返す
しかし、教室内からの話し声や物音は一切していなかった
それに気づき、僕は戻って扉の隙間からゆっくりと顔をのぞかせる
そこには、誰もいなかった
僕はホッとして、教室内へと入る
おそらく鍵を閉め忘れたのだろう
そしてゆっくりと歩いて窓の側まで行って校庭を眺める
よく1人で放課後に残って勉強をしていた教室
そして、よく勉強の合間にこの窓から校庭で練習をする運動部の光景を眺めていたことを思い出す
「、、、」
充分思いふけることができた
しかし欲が出た
最後に僕は学生時代に座っていた席につく
こんな機会滅多にない
学校の門が開いていて、教室の扉も開いていて
これが最後の教室になるだろうと目を閉じて思いふける
「、、、」

どれだけの時間そうしていただろう
僕は目を開ける
そして教室から出ようと
「えっ!?」
「久しぶり」
隣の席には女性が1人座っていた
暗い教室に輝くような明るい格好をしている女性
暗い教室に溶け込むジャージ姿の自分が惨めに見えるほどに、彼女は輝いている
絶句している僕に彼女は続ける
「覚えてる?」
「えっと、」
「あの頃もここの席だったね」
彼女は前方を見つめ直して言う
「ごめんなさい、」
僕は席にちゃんと座り直して俯く
「そっかぁ。名前覚えてなかったかぁ~」
彼女はどこか楽しそうである
「君に関係なく、人の名前を覚えるのが苦手で、、」
「へぇ〜そうだったんだぁ。ちなみに私は覚えてるよ、名城くんだよね」
「えっ?、、」
僕は『友達のいないぼっち』のはずなのだ
名前を覚えられているはずがないのに、彼女は僕名前を呼んだ
「今日は来てくれないのかと思っちゃった」
彼女は柔らかい表情を見せる
「名城くんにお願いがあるの」
そう言われて、ちゃんと彼女の方を見て、そこでやっと目が合う
僕は思い出した
彼女はあのとき僕が助けてあげることのできなかった人なのである
「あのっ!」
僕は思わず声を上げた
そして自分勝手に続ける
「あのときは、助けられなくてごめん」
彼女の表情は固まる
そして、一筋の涙が流れた
僕は慌てた
「えっと、ごめん自分勝手で。お願いがあるんだよね」
「うん。私と友達になってください」
僕の目からも一筋の涙が流れた

1/11/2026, 2:58:20 AM

今年で20歳になる
来年に成人式がある
信じられない
お酒も飲める年齢になるなんて
大学1年もそろそろ終わりで春休みを終えれば2年生
成人式では、母がきた振袖を着る
母の振袖を去年姉も来たので私も来たい
綺麗な沖縄の紅型
祖母が買ってくれたものらしい
成人式くらいは誰よりも綺麗で目立ちたい
感謝も忘れずに。

1/11/2026, 2:43:36 AM

※この物語はフィクションです。登場する人物および団体は、実在のものとは一切関係ありません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
タイトル『二度目の二十歳』

 とうとう二度目の二十歳を迎えてしまった。
 思えばあっという間の四十年だった。
 大学を卒業してから何度かの転職を経験し、今の専門商社で営業職に就いてから今年で十年が経とうとしている。

 北風が冷たく吹き抜ける一月の昼下がり。
 営業周りの途中、真新しいスーツに身を包んだ若者の集団が歩いているのを見かけて思わず立ち止まる。
「そうか、今日は成人式だったな……」
 独り言が、白く濁って空気に溶けた。
 彼らの胸元できつく結ばれたネクタイと比べると、俺のネクタイはくたびれたように形が崩れていた。
 
 二十歳の自分は、今の俺の姿を見て何を思うんだろうか。あの頃思い描いていた四十歳の俺は、まさしく絵に描いたようなステレオタイプだった。
 優しく穏やかなマイホームに、妻と小さな子供が二人くらいいて、週末には家族でドライブに出かけて、円満な家庭を持っている。
  会社でも『長』とつくようなポジションで部下をまとめ上げ、会社でも一目置かれる存在。
 俺がそんな四十歳になれているとは到底思えなかった。
 
 生まれてこのかた結婚には恵まれず、独身の賃貸アパート暮らし。新人に毛の生えたような部下と数字にしか興味のない上司に挟まれ、毎日のように叱られ、尻拭いをする毎日。
「すみません」がいつしか口癖になり、夜はコンビニの弁当を片手に、SNSや動画サイトをぼんやりと眺めている内に気づけば一日が終わっている。
「……こんなはずじゃなかったんだけどな」
 理想と現実のギャップを埋めるエネルギーさえ、今の自分には残っていない気がした。
 道の向こうで笑いながら大人への道を進もうとしている若者たちからすれば、希望からはほど遠い『つまらない大人』に見えるのかもしれない。

 記念写真を撮ろうと歩道の真ん中で盛り上がる若者たち。一人がふざけてバランスを崩し、仲間にぶつかって笑い転げた。そんな無邪気な頃が俺にもあったのだろうか。今となっては思い出すことも難しい。
 
 その時、俺のポケットでスマホが震え、嫌な予感が頭をよぎる。後輩から届いたメッセージ通知の冒頭を読んだだけで、その予感は確信に変わる。
『お疲れ様です』
『やらかしちゃいました』
『見積金額が間違っていたみたいです』
 短い言葉で断続的に届く通知。どこか他人事のような文面に多少の苛立ちを覚えつつ、後輩に電話をかける。
 数コールの後、スマホの向こうから後輩の震えるような細い声。詳しい状況を聞けば、俺も新人の頃には何度かやらかしたような些細なミスだった。
「とりあえず先方にアポ取っておいて。後の責任は俺が取る。今からそっちに向かう」
 電話を切ったあと、小さくため息をついて背広の襟を正す。

 街頭の窓ガラスに映った自分の姿を眺める。
 目尻には皺が増え、髪にも白いものが混じり始めている。理想としていた『輝かしい四十歳』とはほど遠い。けれど、そこには理不尽に耐え、誰かのミスを肩代わりし、泥臭く毎日を繋いできた男の顔があった。
 マイホームや幸せな家庭のような大それたものは持っていないが、守るべき部下がいて、任されている仕事がある。責任と役割のなかに俺はいる。
 あの頃は知らなかった。『大人になる』ということは、すべてを忘れることでも、すべてを手に入れることでもない。
 大人になればなるほど、自分の無力さに直面することになる。社会における自分の責任と役割のなかに立たされながら、時に誰かの助けを借り、時に誰かに手を差し伸べて、一歩ずつ前に進んでいくしかない。

 俺は悴む手でネクタイをきつく結び直す。
「さて、行くか」
 踏み出した一歩の重たさは、これまでの経験と責任の蓄積。誇るべき重さだ。
 若者たちの歓声が遠ざかり、冷たい風が頬を切る。
 四〇歳、二度目の二十歳。漠然とした未来を描いていた二十歳の頃の自分に、こんな人生も悪くはないぞと伝えたい。
 理想とは違う形をしているかもしれないが、この地面に残る『大人』の足跡は、あの頃想像していたよりもはっきりとした輪郭を持っている。
 俺はこれからも一歩ずつ前に進んでいく。この足跡はこの先ももっと深く力強い形に変わっていくに違いないと心に留めながら。

#20歳

1/11/2026, 2:36:15 AM

成人の日の翌日のニュースで楽しみがある  地方の個性あふれる「ド派手」な衣装だ! 今では名物になるほどとても凝っていて感心してしまう… みんな20歳を迎えて社会的に大人になった事を自覚し また精神的にも大人になれるように頑張って生きて欲しいなと思います…     
           ポポヤ

1/11/2026, 2:35:10 AM

『20歳』

ハタチになったら
何か変わるの

失敗した
まだ20歳だもんね

しっかりしてるね
まだ20歳なのに

だいじょうぶ?
もう20歳だよね

ぜんぶ当てはまらない
わたしは
わたしの
人生を楽しむ

1/11/2026, 2:29:26 AM

—門限—

今日は彼氏と二人でお店で飲んでいた。

「もう一軒だけ、軽く飲まない?」彼がいった。
「ごめんね、今日は遅いから……」
「もうこんな時間か……」

彼はビールを呷った。

「でも、もう二十歳なのに、お父さんは厳しいんだなぁ」
「そうだよね……」

彼には、家が厳しいからあまり遅くならないように言われている、と嘘を言っている。
今日は朝から一緒にいたから、早く帰らないといけない。

「でも、近いうちにまた会いたいな」彼を上目遣いで見た。
「俺も!どこか行きたいところある?」

彼と次に会う約束をしてからお店を出た。

「家まで送るよ」
「いつもありがとう」

彼は手を挙げ、タクシーを止めた。
彼はいつも食事代も出してくれるし、最後は家まで送ってくれる。
二十一歳なのに、とても紳士的な人だな、と思う。

「じゃあまたね」彼は手を振った。
「うん、ありがとう」彼に頭を下げて車が見えなくなるまで、見送った。

私は、急いで家の中に駆け込んだ。

「危なかった。あと少し遅れていたら……」

洗面台の鏡には、もう若い自分は写っていない。魔法が解けてしまった。

「でも、やっぱり若いっていいねぇ」

若返りたい、と魔女は思うのだった。

お題:20歳

1/11/2026, 1:56:30 AM

「ハタチ」

ハタチになってから実家に顔を出していない
成人の日に帰るのかと連絡はあったが
「ごめん、忙しい」
忙しいのは嘘ではない
ただ、地元に帰りたくなかった
地元で同級生に地元のホールでめかしこんで会うのが
とても耐えられない
俺はハタチになったところで本質は変わらない
なにも変わらない
そんな自分をきっとこの数年で見た目だけじゃなくて環境も充実しパートナーが居たり学生時代からそのまま仲間の集いを見るのが辛い
俺だけが俺だが取り残されたアヒルの子のように周りと比較し卑屈になる未来しが見えなかった

#1

1/11/2026, 1:35:54 AM

あの頃の自分の

師匠のような大人に

〈 20歳 〉

1/11/2026, 1:25:36 AM

「20歳」


「誕生日おめでとうー!!」
「ありがとう」
 彼の明るい声が部屋中に響く,私は今日20歳になった。彼が腕によりをかけて作ったパーティ用の料理は全部私の好きなもの,そしてテーブルの中央にドンッと置かれるデコレーションケーキ。
 全て彼の手作りだ
「いやぁ,つい気合が入って作りすぎちった」
「全部美味しそう‥しかもみんな私の好物ばかり」
「そりゃ,今日の主役はお前なんだし,気合いも入りますよ」
 ありがとう,と笑うと彼は少し照れたように笑い
「冷めないうちに食べよ食べよ」とお皿を並べる。
「あ,お酒‥一応色々用意したけど,どうする?」
「うーん‥今はいいかな?」
「いいの?20歳,最初の日なのに」
「うん,今はいいの。あと3ヶ月後まで楽しみに取っておく」
 彼は首をかしげるが,意味がわかったのか目を輝かせた。
 3ヶ月後‥彼が20歳になる時‥私は彼と一緒にお酒を飲むと決めている。

それは遠い昔,記憶の中の君は今より少し幼く,でも変わらない笑顔を浮かべ約束した

ハタチになったら,一緒にお酒飲もう

1/11/2026, 1:18:45 AM

『20歳』

僕は20歳になった。

だから何だと言うのだろう。
結局のところ、僕は何も変わっていない。
今も昔も、僕はあの頃の僕のままなのだ。

成人式の様子が、テレビの中で写し出されている。
僕はそれを炬燵の中でミカンを剥きながら観ていた。
外は雪が降りだし、僕はそれを積もりそうだなぁ、なんて気持ちで、ただただ眺めていた。

「君は行かなかったんだねぇ、成人式」
「先生」
「あ~よっこらしょいっと~」

山羊によく似た髭を持つ、僕の三倍は生きる先生。
老人とは思えないハスキーな渋い声で、炬燵に入ってきた。

「……説教ですか」
「いやいや。私はねぇ、説教なんて出来るほど、大した身分じゃないからねぇ~。あ、ミカン美味しい」
「……僕が剥いたんですけど」
「まあまあ、いいじゃあ~ないのぉ~」

ニコニコとしながら、先生は剥いていたミカンを食べてしまった。全て。
……やっぱり、怒ってるんじゃ。

「先生。僕は二十歳になりました」
「だねぇ。お酒とかも、飲めちゃうねぇ~」
「煙草も吸えます……いや、そうじゃなくて」
「ん~? どうしたのぉ~??」

ゴクリと唾を呑む。自然と拳に力が入っていた。

「大人になるって、なんですか。それは、子供と何が違うんですか」
「……それはねぇ」
「…………はい」
「わっかんないねぇ!!」
「…………は、はぁ!?」

ケラケラと笑う先生に、僕は口をひん曲げて青筋を額に浮かべながら、先ほどより強く拳を握った。震えている。
気持ちを落ち着かせるために、先生を視界から外して大きく深呼吸をした。三回だ、三回!!

「先生、ギャグですか」
「違うよ~。あのねぇ、君」
「はい」
「私と君、どっちが大人だと思う~?」
「……先生です」
「本当にぃ~? じゃあ、それは何でぇ~?」
「先生の方が、大人……だから、です」
「じゃあ私と君が同い年だったら、どっちが大人かなぁ~?」
「えっ…………それは、その、わ、分かりません」
「きっとねぇ、君の方が大人だと思うよぉ~?」
「なんで、ですか」

僕が口許をきゅっと結んで唇を噛み締めながら聞くと、先生はまなじりを下げて優しい笑顔でこう言った。

「二十歳になったからって、直ぐに大人になろうとしなくたって良いって事さぁ」

「……意味分かりません、そもそも質問の答えになってないと思います」
「まあまあ、ミカンを食べようじゃあ、ないの~」
「僕が剥いて、ですか」 
「そう、君が剥いて」
「あはは、なんですか、それ」
「笑ってくれて、私は嬉しいよぉ~」

先生の言葉に、僕は自分が久しぶりに笑ったことに気づいた。
そっか。いいのか。

「先生も剥いてくださいよ」
「仕方ないねぇ~」

二人でミカンを剥きながらテレビを眺めて笑いあった。
そんな何気ない、どこにでもありそうな日が、僕の成人の日。
僕は、きっとこの日の事を、一生忘れないだろうと思った。


おわり

1/11/2026, 1:12:00 AM

20歳の時は何をしていただろう。
大学に通い、将来が間近になってきて、でも何になりたいのかはまだぼんやりとしていた時期だとは思う。
でもやっぱりゲームも創作もいっぱいしていた。
それは今でも変わってない。
20歳の自分は今の自分を見てどう思うだろう?
「変わんねえな、自分」と笑ってくれるだろうか?
それとも「今まで何をしてきたの?」と怒られるだろうか?
……まあ、今の私がそう思ってしまったことがきっと答えなんだろうけど。

1/11/2026, 1:03:11 AM

かつて20歳だった私。
自分に必要だと知ったのは、強さではなく安定剤の代わりになるものだった。
都合のいい物語はなく、あったとしても長くは続かない。
人間関係は基本的に不可逆的で、壊れてしまったら元に戻らないということも知った。きっと元に戻らなくていい理由があるのだと自分に言い聞かせてきた。
その他もろもろ私が知り得たことの多くは、すでに他の人たちも知っているようなありふれたことだった。それでも自分で気づかなければ意味がないことだった。
最近、またひとつ気づきがあった。
救いは期待したところからは決して来ないが、予想もつかないところから不意にやってくる。

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