1000年先も』の作文集

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1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/3/2023, 11:41:05 PM

1000年先も願わくば、貴方の魂と私の魂が寄り添いあっていますように。

#1000年先も

2/3/2023, 11:08:31 PM

「勝負をしましょう」

 向かい合う彼女が不敵に笑った。
 彼女は両腕を広げて視線だけで眼下を示す。

「私とあなた。どちらがこの真っ黒な盤面により多くの優れた星々を生み出せるか」

 僕は大きな溜息をついた。

「無駄だよ。あちこちに銀河を作ったところで、どうせ星に住まわせた生物たちが互いに争うか、環境を破壊するかして消滅するのがオチだ」

 僕がそう意見を述べれば、ロマンが足りないなと彼女は腕を組んだ。

「まだやってもないのにわからないじゃない」
「先人たちはそれで失敗したろ。代替わりした僕らはその失敗から学ばないと」
「失敗したからもうやらないじゃなくて、どうしたらその失敗を活かせるかよ」
「なら、知能の低い生物たちが進化しないよう管理すれば、星が長続きするんじゃないか」
「嫌よ。そんなの創ったってつまらない」

 彼女は頑なに首を振った。組んでいた腕を解いて、僕を真っ直ぐに見つめる。

 大丈夫よ──。

 彼女が今度は柔らかに笑う。

「あなたと私が創った子たちなら、絶対に続いていくわ」

 1000年先も、その先も──。

 彼女の瞳の奥に確信めいた光が宿っている。こうなるともうこちらが何を言っても聞かないし、結局は僕が折れることになる。

「わかった。付き合うよ、その勝負」

 まあ、1000年だろうが、何億光年だろうが、君といれば退屈だけはしないだろうしね。



【1000年先も】

2/3/2023, 10:50:20 PM

個性的と言う言葉を上回る個性の持ち主。
話をしても一方的。
釘を刺さないと圧迫感を感じて苦痛になる。

2/3/2023, 10:50:11 PM

「1000年後も」
2023/02/04
君と位置情報だけ繋がって、なんとなく期待してて、嫌いじゃなかったら交換なんてしないかとか
学年上がったら戻ってきてくれるかなって
昨日反応してくれなかったし、いいねもくれないし、なんか上げて落とされた感…
好きって気持ちあるのに、やっぱ違うのかなって
6月6日にまた話せたらいいな。

2/3/2023, 10:22:19 PM

嫌。

漫画のような台詞だからか?

僕は返ってきた言葉が聞き間違いじゃないかと思い、顔を上げる。
彼女は顔を逸らして口元を尖らせている。
ああ、不機嫌。

「間違ったことでも言った?」

「1000年先も一緒にいたいなぁってことば」

彼女の口からリピートされるとちょっと照れ臭い。
僕の想像じゃ否定されることもなく彼女が照れていつものように笑顔でフフフと応えてくれるかと思っていた。

現実は逆だ。片眉を吊り上げ僕を睨んでいる。背中に寒気が……。

「君と1000年……いいや!ずっと!ずっと一緒に!」

「めちゃくちゃ焦ってる」

「焦るに決まってるだろ!こんな事で君と喧嘩みたいになってるんだから」

「喧嘩っていうか……まぁ、貴方からしたら喧嘩……かな」

首を傾げる彼女。あれ、マズイなって思ったのは僕だけ?
1000年先もとかあり得ないから、そんなに長く一緒にいたくない。
なんて返されてフラれる……。どうしよう、どうしよう!
言葉を探しているといきなり彼女から手を握られた。

「ほわぁ⁉︎」

思わず変な声が……。

「1000年と言わず、数字で表せないくらい私は貴方と一緒にいたいです」

視線を上げると目を細めてフフっと笑う彼女がいた。頬が少し赤いように見える。
この顔を僕は待っていた。それに想像以上に美しい。

「……キスしたい」

「それは後ほど」

僕は今日、いや、1000年先とも、ずっと君の隣にいたい。

2/3/2023, 10:07:30 PM

1000年さきも誰かのこころを響かせる源氏物語は羨ましいけど、
今この瞬間に流れたあなたの言葉を独り占めできるなら、本なんて投げ捨てちゃうの。

2/3/2023, 9:31:51 PM

朝も夜も存在しない暗闇の中で、俺は見せ物のように体は磔にされ、地獄の業火に焼かれ続けていた。

俺はとある国の王だった。
国民から搾り取った金で贅沢の限りを尽くし、美人な女は親元から引き離してひどくいたぶり、逆らうものは一人残らず殺してきた。

そんな俺への罰なのだろう。
俺が死んでから数百年が経っても、俺の悪事は歴史として残り、新入りは皆、俺の顔を見ては蔑んだ目で笑う。その度に腹の底から怒りと同時に後悔が込み上げくる。

そんな俺を見て閻魔大王は「馬鹿にされないと後悔できないなんて、あと1000年焼いとくかぁ」とため息混じりに言った。

2/3/2023, 8:58:06 PM

大事な人
大事な家族
大事な友人

いろんな人達に会って
いろんな人達と繋がって
いろんな人達と縁が出来た

この大事な縁
どうか1000年先も変わらずに

姿形や何もかもが変わってても
魂に刻まれた記憶や感情は残ってると
信じてるから

1000年先の自分へ

2/3/2023, 8:38:32 PM

1000年先も

永遠を
数字にすると
どれくらい?
人の寿命の
先にある
果てしない
時間の単位

1000年前から
今になるまで
続くもの
今から
1000年先も
続くもの

それが
永遠なら
人の思いの
先にある
果てしない
願いの数々

きっと
知らない
誰かの
一部分を
無意識に
繋げてる
そんな気持ち
感じるんだ

そして
私にある
いくつかの
思いを
きっと誰かが
無意識に
繋げてく

1000年先も
思いだけは
バトンのように
受け継がれていく

幾多の思いが
時を超えて
流星のように
駆けていくんだ

2/3/2023, 8:19:10 PM

町の外れに森の入り口がひっそりと立っている。

最初はこの先に何があるのか

知りたくて森に入ってみたの。

森に入ると別世界に行ったような

町とは違う世界が広がっていた。

木々の揺れる音,鳥の声,
さらさらとながれる川のせせらぎ
町で感じることも出来ない世界がここにあった

少し開けたところに来た。
そこには見上げるほどの

大きな大木が静かにでも存在感をはなって立っていた。

1000年はたっているだろう
1000年もこの町を見守る大木は
私が大人になっても倒れずにいてくれるだろうか?

これから先

1000年先も

私を暖かく優しく

見守っててください。

大木さん。





─────『1000年先も』

2/3/2023, 7:58:19 PM

お題 千年先も

私は蒸留所の樽

中にはウイスキーが入っている。

この蒸留所が出来て数十年。

この樽は開けられたことがない。

この蒸留所の人間は羨望の眼差しで私を見る

何故ならこの蒸留所の最古参のウイスキーが入った樽だ

今後私を千年先いやそのずっと先も寝かし続けると言っていた。

人間とは馬鹿な奴で年季が入れば入るほどいい味が出ると思っているらしい。

「天使のわけまえ」といって、中身が減って、代わりに味の深みが増すというが

このままだとそのころには天使のわけまえとやらで私の腹の中にはカスしか残らないはずだ

がっかりさせてごめんよ人間。

だが、そんなこと人間だって流石にわかっているはず。

結局この私をどうするつもりなのか…

私の運命は千年先にしかわからない

私の運命が決まるその時まで

私に出来ることは寝ること

それまでゆっくりこの暗い倉庫で寝かせてもらおう。

2/3/2023, 7:15:57 PM

私の願いは叶わぬ。
かの神才と再び見えようなどと。
まして、再び、燃え盛る火の如き劣情を易々と口に出来るような日が来よう、などと。
人の人たる所以、想いなど捨て去ってしまえばよかった。この台詞をあと何度吐けば私は真に救われるのだろうか?
1年後、10年後、100年後、1000年後も?
__否。もう手遅れであったのか。

「____、君にも手紙を書いてみたんだ」
劈く様な声。
神は恒たる人の仔にあまりにも近づきすぎた。
だが、その声色は。
「やだなぁ、下ネタなんか書いてないってば」
あまりにも__

「ほら、こっちに来て、一緒に読もうよ、_____」

















日は落ちた
もはや赦しは得られぬ
堕ちた神は壊疽の如く朽ち果てた
さあ
懺悔を!
懺悔を!

2/3/2023, 6:14:38 PM

「綺麗じゃないですか?ここの景色。ここで見る星は何処よりもきれいなんですよ」

 三つ葉寮の寮長である参輪(みわ)ふたばが、自分の寮の自室にあるベランダに俺を通した。『星が綺麗なんだ』と孤立した俺の手を参輪が引いた。参輪の自室は、お世辞にも綺麗とも広いとも言えなかった。必要なものがあったりなかったりと、言いたいことがたくさんある部屋だった。そんな部屋を通りベランダを踏む。ギッと地面がきしむ音がする。
「ほら、綺麗でしょう?どこの夜景よりも」そう言って参輪は俺に笑いかけた。
「星なんて興味はない」そう言うと、参輪は一瞬悲しそうにしたあと「鈴蘭寮の寮長さんは、冷たいですね。」と笑った。申し訳ないとは思わなかった。
「ほら考えて見てください。幾千もの星に、物語があるのです。もしかしたら、他の星にも人がいて、その星の一人一人が物語を持っている。そう思うと、星自体が短編集のようなものに見えてきませんか?」独特な参輪の意見に、少し笑いそうになった。しかし、星は星だ。本には見えない。俺は素直に「見えてこない」と答えた。参輪はまたしばらく考えだした。しばらく見ていると、思い出したように語り始めた。
「うーん。他の星から見たらこの星だって小さくて、ただ見るだけ。もしかしたら見るにも値しない。そんなものだと考えると、実に面白くないですか?」
 俺が返答に困っている隙に、参輪は空を指さした。
「あ、あの星は鈴蘭寮の寮長さんみたいですよ。白くて冷たそうです」俺は参輪が指した方を見て、どこのことを指しているかを探す。しかし見つからない。
「どこだよ︙これか?」適当なものを指さして聞いてみた。
「うーんその星は椿寮の寮長さんですかね。椿寮の寮長さんの背中は大きくて暖かくて優しい感じがするので。ちなみに、その隣のかわいい星は桜寮の寮長さんですかね?」と聞いてもない持論を繰り広げた。俺にはさっぱりわからない。さっき指した星すらも。しかし、この星はしっかりと浮かんだ。
「じゃああの建物の横にある星は参輪だな。」その星は、参輪の様に、弱々しく、すぐに散ってしまいそうな花のようだった。しかし、その弱そうな儚さが、美しかった。
「え、どれですか?」参輪が空を眺め、それっぽいものを探す。
「上から8個目のレンガの横。右側のすぐ。すぐ消えそうな星」俺はその星の明確な場所と見た目を示した。星を探す参輪の横顔に、なぜか吸い込まれた。
「どこですか。︙ていうか、酷くないですか?」急にこっちを向いた参輪と目が合う。一瞬ドキッとした。が、調子を整える。
「酷くねぇだろ。思ったことだし」
「鈴蘭寮の寮長さん、意外とのりいいですね」いたずらにニヤリと笑い、手すりを掴む手に顔を近づけた。
「別によかねぇだろ」
「どうですか?こう語らうのも悪くないんじゃないですか?」
「悪くはないけど、もうしたくはない」そう言って俺は空を見上げた。そこにはいくつもの星が生き生きと輝いていた。
「残念です。でも、星同士を渡るのに、数年かかるそうですよ。あそこにあるキレイな星に届くまで、一体何年かかるのでしょうね。私と鈴蘭寮の寮長さんの星だって、今の私達の距離よりも少ない距離なのに、私の拳一握り分ぐらいなのに、何年もかかる。不思議ですよね」そう言い参輪も星空に釘付けとなった。


いくつもの星を越え、千年経った先でも、こいつとまた出会えたのなら。
そう望まない日はない。

2/3/2023, 5:49:07 PM

凍える日
わずかに綻ぶ
福寿草
逞しき生に
背中押される

2/3/2023, 5:29:27 PM

樹齢1000年を超える
生物の大先輩のような木々達が
いくつもの時代を経てまだ
世界のあちらこちらで
圧倒的な存在感を放ち
そびえ立っている


木は
この世の変化を
人間の歴史を
変わりゆく景色を
どの様な気持ちで
見据えて来たのか



人は
1000年先も
きっと

そこからまた
1000年先に
思いを馳せている


遠い未来に
何かを夢見ている


自分はその時
何処で
どんな世界で
どんな形で
存在しているのだろう と




「1000年先も」

2/3/2023, 4:53:16 PM

「1000年先も」

1000年先も
ただ紡いでいたい

非現実的過ぎて
生きていられない事
分かっているから

死んだ後
どうなるかなんて
分からないけど

高い空に行こうが
何処に行こうが
私はずっと紡いでいたい

あの日に恋した君の事や
私をいつも笑わせてくれた
あなたのことや
いつもやんちゃしてた君の事

色んな人に感謝しながら
色んな人に紡いでいたい

空から
悲しい紡ぎを奏でたら
今日は雨ね
空から
楽しい紡ぎを奏でたら
良い天気になるだろう

色んな胸の内を
教えてくれている様に

今日の晴れは誰の
どんな紡ぎなんだろう?

愛してる人と
空で幸せになって
愛してる人と
デュエット奏でたい
たった一つの歌
あなたと私で

2023年 17

2/3/2023, 4:39:10 PM

___________________

私たちが誰かに恋をする用に

これから生きていく人たちも

誰かに恋をし愛を知り

恋や別れの辛さを知っていくのだろうか
___________________

Theme:1000年先も

2/3/2023, 4:31:47 PM

「1000年先も」

良くも悪くも様々なものが変化し続けていくこの世の中で1000年先も何一つ変わらないものがあるのなら、それはこの世の理くらいだろうか。

1000年先も人が生きている保証なんてない。

生物が存在している保証も、地球が存在している保証も、絶対なんてどこにもないんだ。

それでも、この世の中はどうやらルールとやらがあるらしい。

絶対がないなら、そんなルールもやがて変わってしまうのだろうか。

この残酷なルールはいつか終わってくれるだろうか。

私は知りたい。この世の全てを。

その先に残酷な結末が待っていたとしても私は知りたいと願うだろう。

知りたがりなのだ。

しかし、知ったところで私は何も変わりはしない。

ただ知りたいだけ。

否定も肯定もしない。

私はこの世界に"生かされている"身なのだから。

私にどうにか出来る問題じゃない。

口を出せる立場でもない。

ただどうせいつか消えてしまうなら私はその日まで追求し続ける。

答えを教えてくれないというのなら私なりの答えを探す。

ひたすら考える。思考する。

今の自分で居られる内、自分が死ぬまでに自分なりの答えを見つける。

私は私の生きたいように生きる。

生かされている身とは言え、私はこの世界について、己について何も教えられていない。

教えられてくれないのなら、せめて自由に生きる。

1000年先なんて私は知らない。

どうなるか分からない未来に期待なんてしない。

何も教えてくれないのなら、
想いや記録は残しても希望なんて託さない。

私が私で居れる最初で最後のチャンスかもしれない。

魂がどうのとか、天国とか地獄とか、転生とか、生まれ変わりとか、そんな不確かなものを信じれる心は私の中には存在しない。

1000年先がどうなって、私の死後がどうなろうと
今の私には知ることが出来ない。

だから願わないし、信じない。

もう、なにかに託すなんてしない。

見えない未来に希望を抱くことも。

誰かを信じることも。

自分が明日生きてる事を信じることも。

いけないとわかっていても、それでも、
もう何かに縋るのは怖いから。

独りよがりの先に待つのは絶望だけだから。

自分が本当に信じれるのは自分だけなのだから。

1000年先もこうであったら、なんて願えない。

2/3/2023, 4:30:48 PM

鶴は千年亀は万年、という言葉がある。
しかし、現代の鶴や亀はそんなに長生きではない。
いくら縁起が良くても、性質上、鶴も亀ももっと早くに死んでしまう。

一方、宇宙の星々の寿命はもっと長い。
太陽であれば約100億年。
もっと小さく軽い星であれば、兆にまで達するらしい。

寿命が最長3桁の生物である我々人間から見れば、それはあまりに果てしない長さだ。
反対に、星々から見た人間の一生は、一瞬の出来事とすらカウントできない程度の長さかもしれない。

私達が星々の歴史を最初から最後まで見届けることは叶わない。
そして、私達の歴史はこの惑星の死と共に消えるだろう。
しかし…それはなんとなく凄く嫌だ。
今生きていることすら、無意味に思えてきてしまう。
自分の思考も生死も何もかもを放棄したくなってしまう。
『だって、どうせ最後には消えてしまうのだから』と。

__星々は、宇宙は、覚えていてくれないだろうか。
誕生の時から、今も、1000年先も、その先も、全て。

私は、どうにか覚えていてほしい。
そうでないと、……虚しいじゃないか。

2/3/2023, 4:14:18 PM

遠い昔の出来事も
遙か未来の出来事も
我々の目は手は
触れられもせず
心も身体も
ここに存在しているだけ
織り重なった地層は
幾年月の霧散した
音なき音を吸い込んで
誰に証しするともなく
足もとに硬く
あきれるほどに強固に
横たわっている

いつまで続くのか
わかりはしない
天に問いかけても
わかりはしないが
千年は一日のごとく
神の時を生きるなら
過去も未来も現在も
みな同じだ
なにも変わることなく
生まれくる命が
みな平等なように


#1000年先も

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