Void of Death

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私の願いは叶わぬ。
かの神才と再び見えようなどと。
まして、再び、燃え盛る火の如き劣情を易々と口に出来るような日が来よう、などと。
人の人たる所以、想いなど捨て去ってしまえばよかった。この台詞をあと何度吐けば私は真に救われるのだろうか?
1年後、10年後、100年後、1000年後も?
__否。もう手遅れであったのか。

「____、君にも手紙を書いてみたんだ」
劈く様な声。
神は恒たる人の仔にあまりにも近づきすぎた。
だが、その声色は。
「やだなぁ、下ネタなんか書いてないってば」
あまりにも__

「ほら、こっちに来て、一緒に読もうよ、_____」

















日は落ちた
もはや赦しは得られぬ
堕ちた神は壊疽の如く朽ち果てた
さあ
懺悔を!
懺悔を!

2/3/2023, 7:15:57 PM