町の外れに森の入り口がひっそりと立っている。
最初はこの先に何があるのか
知りたくて森に入ってみたの。
森に入ると別世界に行ったような
町とは違う世界が広がっていた。
木々の揺れる音,鳥の声,
さらさらとながれる川のせせらぎ
町で感じることも出来ない世界がここにあった
少し開けたところに来た。
そこには見上げるほどの
大きな大木が静かにでも存在感をはなって立っていた。
1000年はたっているだろう
1000年もこの町を見守る大木は
私が大人になっても倒れずにいてくれるだろうか?
これから先
1000年先も
私を暖かく優しく
見守っててください。
大木さん。
─────『1000年先も』
2/3/2023, 8:19:10 PM