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2/22/2025, 12:16:58 AM

「夜空を駆ける僕らは鳥になった。」

『ちょっとそれだと言葉足らずだよ。』


「夜空を駆ける僕らは鳥になった。」

『じゃなくて正しくは

夜空の下で駆ける僕らは鳥のようになった気がした。』


「広がる星は僕らを祝してた。」

『正しくは

視界いっぱいに広がる星は僕らの再会を祝しているみたいだった。』


「僕らはもう自由だよ。
何する?何する?
走ろうよ!!!」

『ちょっと1人で会話完結させないで!!!』

「ほら!おいてくよ」

もうちょっとだけ

僕らの自由を祝して夜空を駆けることを許して





─────『夜空を駆ける』

2/20/2025, 11:52:09 PM

持ってはいけないこの想いを

どこで吐き出せばいいのだろう

あの人に向ける言葉は

本心を隠した嘘ばかり





─────『ひそかな想い』

2/19/2025, 11:45:26 PM

目は見えないけど分かる。

「あなたは誰?」

息を飲む音が聞こえた。

「僕はあやと」

「何か用?」

そう聞いたはずなのに

「おねーちゃんの目見えないの?
見えないのに僕がわかるの?
なんで?すごい!!!」

さっきの自己紹介よりもはるかに大きな声で

私に聞いてきた。

「あっもう時間だ!!!
おねーちゃん次は友達も連れてくるからまたね!!」

あれから毎日あやとくんは友達を連れて来る。

「あなたは誰?」を毎日言うとは思わなかった。

あなたが来て毎日が楽しいなんて思わなかったよ





─────『あなたは誰』

2/18/2025, 11:51:35 PM

あの日彼に貰った

手紙の行方が分からなくて

必死に探す。

ほら皆も探してよ。

引き出し

本の間

缶の中

物の下

ないないなーい

もう無くしちゃったのかな。

手紙の行方は不明のまま





─────『手紙の行方』

2/17/2025, 11:08:18 PM

ある日、

街の中心に佇む美しい輝きを放つ謎の宝石が

発見された。

その輝きはまるで星空そのものであり、

人々を魅了してやまなかった。

そんな中、ふたりの若者がその輝きを求めて出会った。

彼は冷たい印象を持つ青年で、

彼女は明るく元気な女性だった。

初めはお互い距離を置いていたが、

共に宝石の謎を解き明かす旅に出るうちに、

お互いに惹かれ合っていく。

困難に立ち向かいながら、

彼らはお互いの強さや優しさを知り、

深い絆で結ばれるようになる。

そして、ついに宝石の謎が解けたとき、

彼らの間にも新たな輝きが生まれた。

それは、彼らの純粋な愛と絆が

宝石以上に輝いていたのだった。





─────『輝き』

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