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11/23/2024, 11:25:38 PM

気づいた頃には

風を背に受けながら早いスピードで下に落ちていた。

僕は何も言わず

ただただ離れていく地面と一人の人を眺めていた。

僕は突き落とされたのか?

なかなか背中に衝撃が来ない。

下を見ると今落ちてきたはずの場所があった。

そこには5人の人達がいた。

僕を突き落とした人もいた。

彼らは僕を歓迎してくれて数日一緒に過ごした。

ここに来て5日も経った頃

僕はあの男に突き落とされた。

強く目を瞑る。

気がつくとそこはまた5人の人達が

僕を歓迎している所だった。

僕はループしているのか?

これは夢じゃないのか?

僕はいつ抜け出せるのだろう。

僕はいつもこの男に落とされる





─────『落ちていく』

11/23/2024, 1:41:03 AM

愛を誓っても

貴方は私を裏切るなんてしないよね。

夫婦になったのだから

私を裏切るなんて考えないでよね。

私はいつも貴方に騙されてばかりだけど

次は私が貴方が腰を抜かすくらい

大きな嘘ついてあげるんだから

だからこの関係も嘘だなんて言わないでね。





─────『夫婦』

11/21/2024, 11:25:09 PM

「泣いている子に“大丈夫”のひと言も

声をかけなかった私が悪いのでしょうか?」

「...。」

「マスター?言ってくれないと分かりません。」

「...。」

「マスター。私は考えました。

でもあの時は声をかけてあげるのは

あの方にとって良くないと感じました。

失敗も必要だと思いました。

どうすれば良かったのでしょうか。

あの子は離れていきました。

私は間違ったのでしょうか」





─────『どうすればいいの?』

11/20/2024, 11:05:15 PM

君がくれた宝物

私にはタダのビー玉にしか見えなかったけど

小さな手一杯にビー玉を持ってくるから

可愛らしくてひとつ貰った。

じゃあお礼に私もキラキラのシールあげるよ





─────『宝物』

11/19/2024, 11:08:57 PM

綺麗な形を崩したくなくて

それでも火は付けたくて

日をつけないキャンドルを眺める。

それでもいつかは火をつけたいな。





─────『キャンドル』

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