『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風に乗って
私の思いよ…
私の気持ちを…
私の健康状態を…
私の幸せを…
私の過去を…
私の未来を…
飛んでいく…風に乗って…
怖い夢を見る時、いつも、
今いる場所が出てくる
だから起きた時 夢だったのか
本当だったのか、わからなくなる。
白い小鳥が死ぬこと
母に電話越しで怒られること
起きた時、頭が回らなかった
部屋に入ってくる風はあたたかくて、
このまま風に乗って進んで行けたら
楽になるのかな
こんな夢を見た。私が先生として授業をしていると、生徒たちの目線が気になった。目線を追うと教室の天井近くに、女生徒がふわふわと浮かびながら居眠りをしていた。生徒たちが、目で私に訴えかけているのが分かった。本当に彼女は困った生徒だ。息を吸い、大きな声で彼女の名前を呼ぶ。すると彼女はビクリと肩を震わせ、そのまま落ちてきた。痛そうに腰をさする彼女の前に立ちはだかると、彼女は見上げ苦笑しながら頬をかいた。
「浮きながら、居眠りしてるんじゃないよ」
「えへへ…ごめんね、先生?」
私は彼女の手を取り、席に座らせると授業を再開した。彼女は、クラスで浮いている存在だ。人間関係的にも、物理的にも。二者面談で馴染めないから、浮いているのかと尋ねたことがある。
「違うよ、先生。わたし、生まれた時から浮いているんだよ」
生まれた時から浮いている?
「気が抜けると、ふわふわしてあんな風に浮いちゃうの」
気が抜けると浮く?ヘリウムガスを入れた風船みたいだ。
「じゃあもし外で気を抜いたら、風船みたいにどこまでも飛んでいくの?」
「うん。外でうっかりお昼寝したら、帰ってこれないかも」
信じられないが、彼女が浮いてるのを何度か見ているため否定できない。彼女は、理解に苦しむ私を不思議そうに見つめる。
「先生だって、子どもの頃は空中浮遊して遊んだでしょ?何で、難しい顔してるの」
子どもの頃、空を飛びたいと思ったことはあっても、空中浮遊をした覚えはない。その時の二者面談は私が彼女の話に頭を抱えたまま終わり、進路の話は出来なかった。今度の進路相談こそはと思っていたが、それは叶わなかった。ある日昼休みが終わっても、彼女が教室に戻ってこなかったからだ。嫌な予感がして、教室の窓から空を見上げた。案の定、彼女がふわふわと空へ上昇していくのが見えた。大きな声で彼女を呼ぶと、彼女は私に気づいて笑顔で手を振る。降りてきて、と声をかけても降りてくる気配はなく、そのまま風に乗って青空に消えていった。
風に乗って
風に乗る。私たち人間にそんなこと簡単にはできない。
と思うのは勝手だが、下り坂で勢いよく走る自転車に乗ってると、風に乗れている気がする。
難しく捉えすぎない、その事が大切だと思う
人の本質は中身だって頭ではわかっているのに、容姿で人を好いたりなんとも思わなかったりすることに自分の未熟さを感じてしまう。
SNSに投稿されているようなカップルのツーショットがどれだけの人の骸の上にあるのか想像すると嫌な感情になる。
亡くなった友人が好きだったアメリカの作家レイモンド・チャンドラーの小説に登場する探偵フィリップ・マーロウの台詞を思い出した。
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」
#優しさだけで、きっと
世の中に溢れるイヤなニュースに気が滅入るばかりで…
のほほんと生きてて申し訳なくなるけれど…
それでもやっぱり春はいい。
#カラフル (600)
この世の楽園だと国家に騙されて海を渡り、異国の荒野に置き去りにされた民のなんと多いことか。
#楽園
風が強かった昨日ふと思い付き、ガガイモの種を風に飛ばしました。タンポポよりもずっと毛足の長い綿毛なので、かなり遠くまで風に乗り飛んで行けそう。羨ましくなるぐらい気持ち良さそうに飛ばされて行きました。
#風に乗って
風船が風に乗って飛んできた。
空高くからゆらゆらと舞い降りてきたそれには紐が付いていて、一番下に種の入った袋が結んであった。
ボクは、その種を庭に植えた。
毎日毎日水をあげていると、芽が出てきてぐんぐんと伸びた。空高く、ぐんぐんと。
ある日、緑の葉っぱに紛れて小さなオレンジ色の実がなっていることに気づいた。
手に取ろうとすると、その実はぽとん、と地面に落ち、真っ二つに割れた。そして、中からミニトマトくらいの可愛い女の子が出てきて、ボクを見てにっこりと笑った。
その日から、ボクと彼女はずっと一緒にいるんだけど、彼女は喋らないし、何にも食べない。ただボクの顔を見て、にっこり笑うだけ。ボクが悲しいときも、怒っているときも、ただ、にっこり、するだけ。
彼女の笑顔をみると、ボクは悲しさや怒りもどうでもよくなって、つられて笑ってしまう。
風に乗ってきた彼女。
彼女はどこから来たんだろう?とたまに考えるけど、そんなボクをみて彼女はまたにっこりするもんだから、考えていたこともどーでもよくなって、ボクも思わずにっこりしてしまうのだ☺
『風に乗って』
「あ。」
気持ちいい風を受け止めながら、自転車を漕いでいると、後ろからそんな声が聞こえた。僕たちが止まると同時に風もなくなった。僕は振り返る。どうやら彼女の帽子が飛んでいったそうだ。
「帽子が、、、」
小麦色の麦わら帽子は彼女のお気に入りだった。
「そんな顔しないで。また買いに行こう。」
彼女は少し残念そうな顔で
「分かった」
その声が聞こえたと同時に再び足を動かした。さっきより少しゆっくりに。
言葉が風に乗ってあの人に届いていたらいいのに
風に乗って会いに行けたらいいのに
他力本願なのはわかってる
だけどみんなそうでしょう?
少しだけ手伝ってってお願いしよう
風に乗って
梅雨の湿気た風に乗って
春が私から遠退いていく
柔い春の空気が昼寝して
また少しばかり寒くなる
雨粒に濡れた風に乗って
新しい初夏を迎えにいく
お題【風に乗って】
『漂白』
愛している、と言った舌の根も乾かぬうちに、僕は自分の鼻毛が一本、風にそよいでいることに気づいてしまった。
彼女は、美しい。あまりに美しいので、僕は彼女の隣を歩くとき、いつも自分がドブ板の下で湿っている蛞蝓のように思えてならない。僕は、ふさわしくない。この清廉な初夏の午後にも、彼女の白いワンピースの裾を弄ぶ上品なそよ風にも、ましてや彼女の隣という特等席にも、僕は絶望的にふさわしくないのだ。
「どうしたの?」
彼女が首をかしげる。その刹那、僕の鼻毛を揺らした風が、今度は彼女の髪をふわりと持ち上げ、僕の顔面に彼女のシャンプーの香りを叩きつけた。暴力的なまでの清潔さ。僕は、溺れる。香りに溺れ、自意識に溺れ、そして鼻毛一本の存在に、僕の全人格が崩壊していく音を聞く。
僕は、言えない。鼻毛が出ているとも言えないし、君を愛している資格がないとも言えないし、本当は今すぐ道端の側溝に飛び込んで、永遠に隠れていたいとも言えない。
その時だ。
風が、さらに悪戯に吹き荒れた。
あろうことか、向こうから歩いてきた見知らぬおじさんのカツラが、見事な放物線を描いて僕らの足元へ転がってきたのである。
沈黙。
風が止まる。
彼女は目を見開き、僕はカツラと見つめ合う。
ああ、滑稽だ。僕の苦悩も、鼻毛も、彼女の美しさも、この一個の毛塊(けがたまり)の前では、すべてが無効化されてしまう。
僕は、笑った。いや、笑わされた。
悲劇を演じようとしても、風がそれを喜劇に変えてしまうのだ。僕がどれほど真面目に地獄を気取ってみたところで、世界は案外、のんきに笑い飛ばしたがっている。
僕は彼女の手を握る。汚れた手で、震える指で。
彼女も、ふふ、と吹き出した。
世界が僕を笑いものにするのなら、僕はその笑い声に乗って、どこまでも軽やかに堕ちていこう。
鼻毛も、愛も、今はただ夏の光を撥(は)ねている。
鼻毛が、光った。
チャンチャン。
風に乗って
風に乗って、どんどん舞い上がる。空の上はとても気持ちがいいだろうな――そんな想像を、子どもの頃から何度もしてきた。
春の午後、やわらかな風が頬をなでると、心までふっと軽くなる。見上げた空には、雲がゆっくりと流れていて、まるで誰かに導かれるように、迷いなく進んでいる。その姿に、自分の生き方を重ねることがある。力を入れて進もうとするほど、かえって苦しくなるのに、風に身をゆだねた瞬間、不思議と道はひらけていく。
人はつい、自分の力だけで飛ぼうとしてしまう。けれど本当は、見えない風がいつもそばにあって、そっと背中を押してくれているのかもしれない。大切なのは、その風に気づき、信じてみること。
風に乗って進むというのは、ただ流されることではなく、目には見えない力と調和しながら、自分らしく生きることなのだろう。今日もまた、やさしい風が吹いている。その流れに、少しだけ身を任せてみようと思う。
家の郵便受けを開けると、一枚葉書が入っていた。温泉地の写真つきの絵葉書だ。裏返すと手書きの文字。絵葉書を受け取るのは、どのくらいぶりだろう。
それにしても、いい旅だった。温泉地で見かけた絵葉書がなんだか懐かしくて、買ってみた。せっかくなら、旅の記念に自分に出してみようかと切手を貼って、その街のポストに投函したのだ。
絵葉書、たまにはいいなと思う。ぼんやり手に取って眺めていたら、あの時の温泉の香りが、風に乗って漂ったような気がした。
「風に乗って」
『風に乗って』
「うああああああああああっ!!」
「おひょーーーーーーーーっ!?」
俺とは異なり、隣で絶叫をあげる彼女はひどく楽しそうだ。
彼女いわく、ジェットコースターには初めて乗るらしいのだが、わざわざ1番前の席に駆け寄る行為は初心者の所業とは思えない。
眼鏡を外して弱くなった視力では、彼女にピントをうまく合わせられなかった。
裸眼でもわかるほどの開けた景色と、高所からの地平線に身震いしかできない。
重力によって急降下するジェットコースターの轟音、防御力の心許ない安全バーで視覚以外からも恐怖は存分に刺激された。
そんな状況のなか、生身に突き刺さる爆風を浴びている俺に、隣に座る彼女を伺う余力なんてあるはずがない。
本当にこれ、子ども向けかよっ!?
対象年齢5歳以上とは思えないほど、本格的なスピードと高低差に気絶しそうである。
風に乗って、なんてどこかの詩人がうたいそうな美しいシチュエーションを期待した俺が浅はかだった。
体の内側から風に掻っ攫われる浮遊感は恐怖以外のなにものでもない。
長い長いジェットコースターのレールを1周し終えたあとは、膝が震えて、彼女の手を借りないと立ち上がることもままならないという醜態を晒してしまった。
俺とは対照的に、彼女は軽やかな足取りでジェットコースター前に置かれている、スタンプラリーの設置台の前に立つ。
彼女は入念にスタンプラリーの台紙とスタンプの向きを確認して、慎重にスタンプを台紙に押しつけた。
「できたっ」
ひょこひょこと上機嫌に揺れる小さなポニーテールと、弾けた声音から、ようやく満足にスタンプを押せたのだろう。
「見て見てっ」
用紙を広げてきれいに押されたスタンプを、アピールする彼女がかわいい。
ぐちゃぐちゃになった三半規管が癒やされていった。
「おお。今回はうまくいきましたね」
「んっ」
最初のひとつ目は、インクが掠れてしまってしょげていた。
ふたつ目は力を入れすぎて滲んでしまい、3つ目は力を抜きすぎてキャラクターの頭部が押印されていない。
満を持して4度目でようやくきれいに押すことができたようだ。
意外と不器用な一面が本当に愛おしくてたまらない。
ちなみに、スタンプラリーガチ勢である俺の出来栄えは、今のところ完ぺきだ。
スタンプは赤、黒、青、緑の基本の4色は、あらかじめ持参してインクの掠れ対策をする。
インクを乗せる前に印面の埃やゴミがついていないか確認して、枠内のバランスを入念に調整した。
ジェットコースターのせいで手元がわずかに震えたが、誤差にもならずきれいに仕上がり、自画自賛する。
今回のコラボには正直、微塵も興味はないが、彼女のハマっている女児向けアニメのコラボだ。
できれば彼女の指紋でペタペタになった不器用な台紙と、俺の台紙を交換してもらえないか交渉するため、丁寧に仕上げているところだ。
ラリー完走で得られるブラインドの巨大缶バッジで彼女の推しが出たらワンチャン、交渉の余地があるかもしれない。
「……」
「なんですか?」
彼女にしては珍しい粘着質な視線に、思わず目を向けた。
「なんでそんなにスタンプ、押し慣れてんのかなって」
なんだ、そんなことか。
不服そうに俺との出来栄えを比べる彼女に、俺は口元を緩める。
「去年はあなたに代わって鉄道イベントのスタンプラリーをしたじゃないですか」
「確かに……」
今日訪れている遊園地の女児向けアニメのスタンプラリーと同じく、去年は鉄道イベントのスタンプラリーが行われていた。
寂しさを紛らわすため、彼女が不在の合間を縫って全国津々浦々、飛び回ったのは記憶にまだ新しい。
どさくさで観光名所にも立ち寄りながら、計35ヶ所のスタンプをコンプリートしてやったのだ。
「ほかの鉄道イベントよりも若干数が多いせいか、スタンプ台紙も豪華でしたし、イベントそのものにも力が入っていて楽しかったです」
「ぐぅ」
俺の言葉に、彼女はガックリと項垂れている。
彼女は彼女で、鉄道イベントのときは景品交換ができる個数は近場ですませていた。
それでも、コンプリートされた俺のスタンプ用紙を見ると、いまだに悔しがっている。
「お願いしたのは私だけど、……悔しい……」
競っているつもりは微塵もないが、彼女の負けず嫌いが発揮されてしまった。
俺としては、ひとりきりで日帰り観光するなら、ぜひあなたも持っていきたかったですけどね。
「ハハハッ」
しばらくぐちゃぐちゃに歪んだ彼女の表情でしか得られない栄養素を取り込むことにした俺は、笑ってごまかすことにした。
「次はコーヒーカップの近くでしたっけ? ついでに乗ります?」
「スタンプだけでいーや。そろそろれーじくんの三半規管やばそうだし」
「えっ。優しい」
トゥンク♡
キュンとかわいい音を立てるが、容赦なく締めつけられる心臓を押さえた。
「いや、ふざけてなくてガチでさ。顔がゆるゆるゾンビになってる」
「どんな顔っすか、それ」
「いいから。コーヒーカップの近くに休めそな場所あるから、行こ」
有無を言わさずぐいぐいと俺の手を引く彼女に、俺はおとなしく従った。
そろそろヒノキの花粉が終わって、イネ科の花粉が風に乗ってくる頃合いです。
さいわい、この物書きにイネ科は無害ですが、
気の毒にも重症の同僚を、知っておるのです。
のーもあアレルギー(懇願)
というハナシは置いといて、今回のおはなしのはじまりはじまり。
「ここ」ではないどこか、別の世界に、世界線管理局なる厨二ふぁんたじー組織がありまして、
そこの難民シェルターでは、滅んだ世界からこぼれ落ちた、人間やら動物やら霊魂やらが、
3食おやつ付き、レジャーもリラクゼーションも完備で、最後の生を謳歌しています。
その日はちょうど、難民シェルターも晴天温暖にめぐまれまして、
楽しくも少々しんみりな、難民フェスが開催中。
今は既に無いけれど、かつて昔に確かに在った、
自分たちの故郷、自分たちの世界の文化と情報を、
それぞれのブースで、発信するのです。
ところで
今回のお題は「風に乗って」でして
(お題回収開始)
「『王族の乗り物』って、言葉はひとつだけどぉ、
世界が違えば、星が違えば、それぞれなんだね〜」
「そりゃそうだろうな。そもそも王様の立ち位置からして、それぞれ違うもんな」
「えへへ〜。あたし、おひめさまー。
スフィちゃんは、女王様で良いよ〜」
「そうなると俺様がホトのかーちゃんになるが?」
その日は晴天温暖のため、外のアクティビティが難民にも局員にも、外部からの来場者にも大盛況。
その中には勿論、乗り物体験もありました。
王族しか乗れなかった生き物や乗り物、機械なんかがズラっとめじろ押しで、
特におとなしいワイバーンやら、不思議な乗り心地の魔法生物やらが人気の様子。
様々な滅亡世界の王族の、豪華絢爛な衣装のレプリカも貸し出されて、
参加者はそれぞれの乗り物に、ゆったり。
王族風に乗って、楽しむのです。
「王族風に乗って」って、どんな風でしょうね
(お題回収)
「ねえスフィちゃん、もう1周、して良いかなぁ」
ドラゴンの背に乗って、のっし、のっし。
気分は乗馬を楽しむお嬢様です。
「すごくね〜、ゆっくりで、リラックスできて、なにより目線がいつもと違うから、たのしー」
「別のも乗ろうぜ!遊覧船とかどうよ?」
こっちは宇宙ラクダに乗って、ぱっか、ぽっか。
気分は民情視察のファラオです。
「楽団あり、船上ビュッフェあり。
ちょっと値段はするらしいけど」
びゅっふぇ? びゅっふぇ?
耳が良い稲荷子狐、さっきまで乗馬のお嬢さんのヒザの上で、くーすぴ昼寝をしておりましたが、
食べ物の気配にパチン!鼻提灯が割れました。
「遊覧船かぁ〜」
いいなー。アリだなぁ。
のっしのっし、ぱっかぽっか。
ドラゴンだのラクダだのに、王族風に乗って楽しんで、その後は王族船のランチタイム。
それも良いでしょう。それもお題回収です。
管理局の難民シェルターは、その日は多くの賑わいをみせて、フェスも大成功に終わりましたとさ。
『風に乗って』
今年も 風に乗り
たどり着いた、日本に
そう―――ツバメ達
去年と同じ子なら
同じ巣にたどり着くのも分かる
違う個体が来た時
うちの近くにツバメの巣があるのに
どうしてこうも サッと気づくのだろう
本能的に ここなら巣が作れそう!
様子確認! 前の誰かの巣が残ってる!
って思うんだろうか?
ただどの道ひとつわかるのは
自分のいるこの環境は
ツバメ達には 良い環境だと
候補に上がるのには間違いないようだ
今年も、おかえり
新人(新鳥)なら、―――いらっしゃい
〜シロツメ ナナシ〜
きっと今の私は空を飛べるほど自由じゃないから
少しずつ気持ちを溶かして風に浮かべているんだ。
既に寝ている親を起こさないように玄関の扉を音を立てずそっと開いて外に出た。4月だというのに昼間は夏のような暑さだったが、日付が変わる少し前のこの時間は少し肌寒く感じる気温で過ごしやすい。
扉を閉めて夜空を見上げ天気を確認する。日課となっている夜中の散歩に行く前のルーティンだ。雲は少なく空は明るい。少し欠けた月が夜空を照らしていた。明後日は満月。
首から下げた小さな電灯が歩く度に服のボタンに当たりカチカチと音を立てている。いつもと同じ道をダラダラと歩く。
でも、その日はいつもと違った。
風に乗ってどこからか煙の匂いが流れてきた。時々、他人の家から煙草の匂いがしてくることはあったが、今日のそれは煙草の煙の匂いではないと明らかに分かる。
そういえば散歩に出る前に、サイレンがなっていたことを思い出した。近所に病院と警察署があるため、サイレンの音は毎日の様になっているから気に留めていなかった。
たぶん火事だと思った。
野次馬は好きではないが、自宅に被害が及ぶか確かめる必要がある。早歩きで進むと割と近いところに大量の白い煙がモクモクと上がっているのが見えた。
いつもこの時間は人出がないのに、今は祭りの時みたいにわらわらと人が家から出てきていた。
燃えていたのは自宅には影響がない距離の場所にある公園の近くの小さな酒屋だった。消防が消火活動をしていたが窓から炎が飛び出していた。まだ鎮火していない。
火事なんて人生で初めて目撃した。いつもの散歩に出ただけなのに非日常に出くわすなんて思ってもみなかった。
非日常は少し怖かった。
風に乗って
風に乗って どこかにいきたいねぇ
現状打破
人生 大転換
そんなものは無い!
と言われた
自分で探さないと
他力本願では何も変わらないと、と
わかってるわ!
もがいても、もがいても 変わらんから
他力本願してるのだ!
風に乗って
軽やかに 飄々と
生きていけたら
こんなに悩んだり、のたうち回ったりしないのに
人生は厳しい
情け容赦ない
風に乗りたい
風に乗って
2026年4月30日に見た夢を夢日記化
夜神月『次の患者手術は女の子だね』
エレンイェーガー『相当この手術難しいぞ』
志村転孤『それなら俺に任せろ』
工藤新一『死柄木、簡単そうな手術でも難しいって』
30代に入った彼ら4人は、白衣を着て
とある大学病院で医者として
医療従事者をしている男たち
ニックネーム[死柄木]と呼ばれる志村転孤は
素早く違う患者の手術をし始めた
外の廊下にいる3人は工藤新一以外の夜神とエレンだけ
ヒソヒソと志村転孤のことを嫉妬や憎悪発言をし始めた
夜神『また死柄木が主治医を務めやがって………』
新一『それは分かるよ。だけど主治医は大変なんだぞ』
エレン『失敗しなければいいんだけどな』
夜神『…俺は俺の父の警視庁官僚という面影を追って
主治医を務めたいんだよ』
新一『それなら…俺の父親も小説家でロングセラー…父
を馬鹿にするなよ?』
エレン『なら…俺も言う、俺の親父も医者だ
だからこそ俺も追いたいんだ』
工藤新一は名探偵から大学病院へと転職した矢先に、
死柄木と呼ばれる志村転孤に出会ったのだ
新一『父親がすごい仕事をしてるって…それは
無いんじゃない?』
工藤新一は知っている志村転孤の父は実業家であり
今は海外出張している
まだ小説化しています
続きを後で書きます