『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〜雫〜
あの日、君の泣いている姿をみて僕は君を、好きになった。
その時、僕は人の表と裏のいざこざがいやになっていた。
ふと、誰もいないはずの教室を通りかかると、そこにはいつも明るく、元気なあなたが1人静かに泣いていたのだ。
声を掛けると君はゆっくり顔を上げた。
人間はつらい時や苦しい時にほんとうの心が出るものだ。
その時、君の涙はとてもうつくしかった。
綺麗な雫を目から流し、真っ直ぐな瞳は僕の心を打った。
ほんとうのあなたがそこにいたからだ。
強がらなくてもいい、弱くてもいい、ただ真っ直ぐな君が好きだ。
あの日私はあなたの言葉をきいて、あなたを好きになった。
苦しさにのまれ、教室で目から雫が溢れ出して1人で泣いていた。
その時、私は人とのすれ違いや自分への嫌気がさしてしまっていた。
君の声に気づき、私はゆっくりと顔をあげた。
そしてあなたは、わたしに優しくて言葉をくれた。
その言葉は暖かく、真っ直ぐだった。
普段ぶっきらぼうで難しくほとんど関わることもないあなただったのに。
人は相手が弱っている時にほんとうのこころがでるものだ。
あなたの言葉はこころからわたしを心配し励ましてくれた、そんなあなたが大好きです。
弱くてもぶっきらぼうでもいい、ただうつくしくて、真っ直ぐな君と、あなたと、一緒にいたい。
「あ、雨」
と誰かが言った。空には重く雲が立ち込め、今にも土砂降りになりそうだ。
あいにく今朝は天気予報をチェックしそびれてしまい傘の持ち合わせがなかった。
「あの」と声がかかった。
「もしかして傘持ってない?良かったら、これ」と傘を差し出してきたのは隣の課の先輩。
「この間置いて帰ってたみたいで。2つ持ってたから」
そういうことならとありがたく受け取ることにした。
テーマ : 雫
すごい唐突なんだけどさ
雫の形ってめっちゃかわいくない?
かわいいよね!共感してくれる人いるかな(((o(*゚▽゚*)o)))
そんな、かわいい形の雫なんですが
時と場合により かわいくなくなる事がございますね
何で敬語?ってね
あー…っと…
そう、ちょっと今 言葉にしてるから待っててね
言葉にしてる最中に、すごい関係ない事を言うけど
僕、敬語使うの苦手なんだ
いや、もちろん公共の場とかでは使いますけどね?
そりゃもちろん!…社会人やってますから…
「私」とか、「です、ます」の口調で社会人やってます
RNLと申します
…はい、どうでもよろしいですね
あ、あと僕 女の子です!
なんか、いきなり自己紹介 始めちゃった
個人情報 晒す前に口を閉ざそう
えーと、言葉にできました!
最近、あった出来事の事
2つの意味の雫を思い出したんだ
1つは物理的な意味での雫
2つ目は感覚的な意味での雫
あまり、思い出したくないけど
ずっとモヤモヤしたままも良くないなって思って
なんなら供養してやろうと思ってね
まず、1つ目の物理的な意味での雫の事
これは、泣く事だよ
そう、泣いたの 僕
辛くて、悲しくて、苦しくて、胸が痛くて
伝え方間違えたって
こんな事言わなきゃよかったって
後悔して、罪悪感に苛まれて泣いた
泣いてもどうしようもないんだけどね
でも、止まらなかったんだ
ね、皆も伝え方には注意しようね!
何の話?ってね
…ごめん、ちょっと僕 今テンションおかしいかもしんないわ、大丈夫な人だけ読んでってね
次に2つ目の感覚的な意味での雫の事
これは、もうね簡単に言うと
血の気が引いたみたいな感じかな
サーッて血の気が引いたの
今まで仲良く話してくれてた人が
いきなり避けてきたから
…胸がズキンってして、頭から冷たくなったんだ
すごく辛かった
上手く意思疎通ができないだけで、人間ってこんなにも上手くいかなくなるんだって思い知ったよね
こんなにも、信頼関係って脆いんだって
…人にのめり込み過ぎるのは良くないね
教訓になった気がするけど
やっぱり、傷つくし辛いよね
僕も悪いんですけどね!
あ、でも今ね ちょっと元に戻ってきてるような気がする
まだ、ギクシャクはしてるけど
避けられる事はなくなったかな
でも、個人的にはもう 昔みたいに仲良くしすぎるの辞めようって思ってる
だって、また同じ事になったら辛いから
傷つくのは1回で十分
もう、いいやって
境界線を引いて接した方が僕も辛くないからさ
テーマに戻りま〜す(っ ॑꒳ ॑c)
…別に僕、酔ってないから!酔ってないんだから!
あの時、僕は笑ってたけどさ
「え?何が?」みたいな感じで笑ってたけど
内心、泣いてたんだよ
どうして?何で?ごめんなさいって
ずっとずっと言いながら僕は泣いてた
嫌いにならないでって言いたかった
みんなと離れてから堪えてた涙が溢れ出した
良かったって思って
心配もさせずに済んだし
なにより、あなたとこれ以上気まずくならずに済んだ事に1番ホッとした
だけど、僕はあの時
無理して笑っている仮面の下で
だけど、僕は皆と離れてから
無理して笑った仮面が外れて
後悔と罪悪感が混ざった【雫】が零れ落ちたんだ
ぽたりぽたりと零れ落ちる、君への未練が零れ落ちる。
その雫はやがて岩をも穿つ。私の心も穿っていく。
人に雫を垂らし続けると狂ってしまうというけれど、君への未練が垂れてばかりの私はもう狂ってしまっているのだろうか。
穿たれて穴の空いた心は、何をいれても零れ落ちるまま。
何かで満たされることはない、壊れた容れ物。
ポタリ、ポタリ。
あぁ、まただ。
時々、彼は零れるように泣く時がある。
コップの縁から溢れ出すように。コップに沿って伝う”雫”のように。
それなのに、無邪気に笑うんだ。
泣いている時でさえ、声も何も変わらない、いつもと同じ顔で。
それがとても哀しくて、痛ましいのに、
綺麗だと思う自分が、何よりも恐ろしくて仕方なかった。
雫
テーマ 雫
雨司る女神の涙
その一雫を聖水に落とし祈れ
畑にまけば土豊かになり
枯れた草木は息を吹き返す
人に与えれば傷病すぐに癒やされる
その古い書物を聞かせると、雨の女神がにっこりと笑った。
「その書物が読めるって事は、あんた勇者ね。アタシを探し出した時点でなんとなくそんな気がしてたわ。さて、私も頑張らないとね!」
小太りの婦人の姿が光と共に美しい青い髪の女性へと変わっていた。
そう、雨の女神は街へ入り人に紛れて難を逃れていたのだ。
--------。
「頑張るんだよ勇者。困ったらまたおいで、力は制御されているけどあんたを導く事はできるからね。」
青い小瓶を渡された時、彼女はまたあの婦人に戻っていた。
次は炎の女神に会うために南の火山島へ向かうのだった。
『雫』
《しずくの垂れたその瞬間》 by白黒
先生:よーい、ドン!!
いっせいに走り出す
かなりきつい……
といってもたった50メートル
小4の頃からタイムは落ちる一方
春休み明けのタイムは目も向けられないだろう
先生:9.0秒 後一回走ってね~
私:前と一緒かぁ~、はやくならないなぁ、
ん~…
次はきっと10秒になる…そう思ってしまうからか
二回目も乗り気になれない
友達:タイムどうだった?私は縮まった!
ま、二桁だけど…w
私:私は変わらなかった…
友達:二回目頑張ろ~!てか一緒にはしろ?
私:オッケ~
友達は二桁だけどタイムは縮まってる。
私は前から0.1も変わらないのに
春休み中昼まで寝てしまったのを今になって後悔した…
────────小4────────────
先生:7.6秒!このクラスで一番早いよ!!
私:ありがとうございます。
先生:走り方がすごくいいから後で見本として走ってくれないかな?
私:私でよければ……
先生:みんなよく見てね。ちょっとあそこまで走ってもらえる?
私:はい。…………こんな感じですか?
先生:ありがとう。みんな見た?特に腕だね。勢いよくあげたり下げたりしてるでしょ?
これはボルトや他のランナーと同じ腕の動かし方なんだよ。
手を肩より上にあげて、引くときもしっかり後ろまで引く
これを真似したら上手く走ることができます。
後いうなら大股で走るのもコツかな
真似してみてくださいね。────
説明の話を聞いて自分の走り方を初めて知った
客観的に他人から教えてもらうのが一番よくわかる
自分の走り方をクラスメイト全員に見られるのはかなり恥ずかしいけど…
お話は想像以上長かった
しかも。その日の、気温は28度で正直キツイ…
ひんやりした水が最高に美味しい気温だ
勢いよく口に入れたため水が一滴。
雫が落ちる
─────────────────────
ポタッ
私:うわ、汗垂れてきた…背中もびしょびしょ……
今日何度なのかな……
友達:ん~?たしか28度だって、あっついねぇ~!
お、始まる…!
28度……
先生:よーいドン!!
あれ?、男子と並んで走れてる
さっきはかなり差があったのに
先生:走り終わったら水分補給するんだよ~
先生二回目のタイムは教えてくれないのかな、
にしてもお水か美味い!
ポタッ
友達:ねぇ!あんた8.2秒なんだって!
すごくはやくなってる!
私:え……
はやくなってる…小4ほどではないが、かなり………はやくなってる
友達:もしかしてフライングした?
私:なわけないよ…
完全に…………じゃないけど…
昔に戻れたみたいでうれしいなぁ………
やっぱり次も頑張ろう
《しずくの垂れたその瞬間》
書く習慣/17日目。
「 雫 」…しずく……
一滴の雫が滴り落ちる、
それは涙なのか…雨水なのか…
ポタリ…ポタリ…と落ちていく。
背中の傷は癒せない…
飛べない翼は何のために…
雨が降る月明かりは悲しさを表す。
飛んで、進んで…望んだ翼で、
そう叫ばれ草木を駆け抜けて
転げ落ちたとしても進んだ。
未来へと進む為に…
最後の雫が上手く流せない
助けて…、と鳴き叫ぶ。
その傷は癒せない、
何も言わずに終わって行く…
そのまま眠りにつく。
起きて、起きて…
絆能「起きたね、シアン…何か怖い夢でも見てた様だから…心配で」
少年 (絆能[ツナグ]) の背中の中で眠っていた。
シアン「ありがとうナァ…」
…背中に片方の翼が生え、シアン色の目をしたウルタールの紫色の猫は、
涙の雫を一滴落とす。
たった一滴の雫は、全て意味し語る。
雨上がりの日は草木に水滴だらけ…
彼の笑顔は日の出の様に優しく照らす。
「一滴の雫は光り輝く。その涙は…
嬉しみ、悲しみ、痛み、を語る」
心の″ スキマ ″に入り込む。
一滴の雫が水面の波紋を周りに送る
紫色の猫と孤児の少年。
(作品 R.s.༗より)
では、また明日…
その雫に意味がある事に
雨と下で【雫】に成る。
朝霧に包まれた
山道を、狐面を付けた青年が
ゆらり姿を見せるという。
霧が晴れる頃には
霞の如く消え去り、その日は
必ず雨が降るという。
山々の木々に潜む雫は
幾重にも彼を写し出し
ただじっと、黙って滴り落ちる。
【お題:雫】
[雫]
雫が落ちてきた。
それが誰かの頭に当たって「空が落ちてきた!」と大騒ぎになる話をぼんやり思い出していた。
雫が落ちてきた。
空も落ちてきた。
まさか、雫型の石が空を引き破って落ちてくるなんて。
その空も、布のように垂れ落ちてくるなんて。
逃げ惑う人々の中。
僕はそんなことを思い出しながら、落ちてくる空の穴を見ていた。
空の向こう側がどうなってるかは分からないけど。
覗き込んでる大きな目は、綺麗な緑をしていた。
その目が抱く感情も。そこから零れ落ちた雫の意味も。
僕には何も分からなかったけど。
この世界が壊れるのを、悲しんでくれているならいいなと。
最後に見たのがあの目で良かったなと。
視界を覆う空の下で、なんとなく思った。
雫
昨日テレビを観ていたら、富士山のふもとの鳴沢氷穴に外国人観光客が入っていくシーンをやってました。
子どもたちがまだ小学生の頃、鳴沢氷穴にいったのを思い出しました。
子どもたち、あの頃は可愛かったなぁ。
今じゃ上から目線で世の中語りますからね。
雫のお題ですが〜氷穴の中の氷のつらら、時間をかけて雫が少しづつ垂れて出来たんですよね。
時間は子どもたちを大人にしました。雫はつららになりました。
あれれ、かかった時間が違ってますね笑
雫
伝わる振動
揺れ動く水面
広がって溢れ落ちていく
幾度となく幾度も
それを見つめている月の満ち欠け
光は闇に溶けていき
闇は光を照らし写してしまう
決して混ざることはなく確かに
何処かにある
ここではない場所
それを知らせてくれる
一粒の雫
その一欠片に過ぎない
何処へいくのだろうか?
今日もひとり水面に語る
何のためにでもなく
ただなんとなく形にしている
雨粒が傘を弾く音が好きだ。
軽やかに傘の上でバウントし、水の玉となって
滑り落ちていく。
ポツポツ、ポトポト。
どんよりとした空に、雨粒が音をたてる。
ポトポト、ポットン。
ほら、また雨が水の玉になった。
「雫」
「雫」
新芽に落ちる雫を
見透かしたようなその瞳に
僕の心が揺れる。
─雫─
世界は綺麗だ。
ただの雫でさえ、光が当たると綺麗になる。
ただの雪でさえ、綺麗な景色を生み出す。
景色だけではない。人の命も綺麗だ。
一生懸命頑張っている人。
自分の好きを貫いている人。
ただの一般人だって。
何かをすれば何かになれる。
全てが綺麗だ。植物、動物、自然。
世界にある全てが綺麗。
でもその綺麗を“自分が正しい”と思っている奴が潰す。
それが嫌だ。自由な人こそ綺麗だ。
人とは変わった考え方だが、それが私の思う綺麗だ。
〜雫〜
雫は綺麗だ。
海の雫。
湖の雫。
川の雫。
涙の雫。
全部音が違う。
だから良い。
寒い冬を越え
暖かい日差しに包まれながら
新芽が顔をだす
昨夜降った雨の後
今度は柔らかい風と
葉から滴り落ちる雫
あ、春だなあ
夏に向かう前の風の心地よさ
一番気持ちがいい
生きてるってことか
こうやって感じるんだから
私は中学3年の櫻井瑠愛
そして私には大好きな先輩がいる!
三途先輩だ!
「ごめん」
6月の嫌な梅雨の日。ボタボタ限りなく落ちる雨が、店の窓に打ち付け、流れ星のように流れる。そんな日に貴方は私を呼んだ。ふられた。
コーヒー代を雑に押しつけて出て行く彼をぼーっと見つめた。え…夢?ゆめか。
おかしいわ…
夢のはずなら
雨のように
雫が目から溢れないはずなのにね
お題
雫 より
雫
水でさえ、一滴の雫になってしまえば無力だ
火を消すことも出来ない
誰かの喉を潤すことも
植物の延命でさえも
しかし
一滴の水が落ちる瞬間
地面に落ち、形無くなる寸前
最後に魅せる、その姿は美しい
無力な水でさえも、美しいのだ
無力なものでも最期は美しい、ということか
ものは、ものの最期が美しく写ってしまう、病気的な生物
ということか