雪を待つ』の作文集

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雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/15/2024, 12:29:53 PM

雪を待つ
春には桜。夏には新緑。秋には紅葉。冬にはなんだろう。
冬に枯れる木は他の季節と比べると、少し寂しく感じる。
そうだ、雪はどうだろう。しんしんと降る雪は、人を和やかにさせてくれる。雪は、見ていて楽しい。
1年のを、雪で締めよう。

12/15/2024, 12:29:46 PM

【雪を待つ】
「明日は雪、降るかな?」
これは、そんな言葉で始まる
君との思い出の話だ

初めて会った時から
君はどこか
普通とは違った子だった

家事も勉強も
なんでもそっなく子だった
ただ、普通とは少しズレた様だった

可愛いものよりかっこいいものが好きで
映えるものよりガッツリしたものが好きで
甘いものより辛いものの方が好きで
異性より同性の方が好き
そんな子だった

でも、そんな君だからこそ
君のことをもっと知りたいと思った

一緒に買い物に行って
一緒に映画を観て
一緒に思いっきり遊んで
同じ時を過ごして
少しずつ君のことを知っていった

さらに時を重ねて
少しずつ君のことが分からなくなっていった

それでも、一緒に過ごした君は君でしかなくて

一緒にイルミネーションを見に行く約束もした

「ねぇ、明日は雪、降るかな?」
君はそんな問いかけを私にする
「どうだろうね、今夜の天気次第かな?」
「じゃあ、沢山お願いしないとね
     “明日、雪が降りますように”って」
「どうして、そんなに雪が降って欲しいの?」
「だって、雪合戦したいし
   かまくらと雪だるまも作りたいし
    何より、明日はクリスマスだからね」
「叶うと良いね」
「うん!明日の朝、楽しみだなぁ」

「天気、今日一日晴れだって」
「そんなぁ、ホワイトクリスマスは?」
「イルミネーションで我慢するしかないね」
「雪が降る中のイルミネーション
          楽しみだったのになぁ」
「仕方ないよ、天気は変えられないしね
 それともイルミネーション行くの止める?」
「それはやだ、イルミネーションは絶対行く」
「じゃあ、準備しよ」
「分かった」

君と…ユキと待ち合わせをする
ユキはまだ来ない

ユキからメールが来た
“ごめん、もう少し、かかりそう”
メールにはそう書いてあった
“大丈夫だよ、気をつけて来てね”
私もそう返す

街灯の下、雪(雪/ユキ)を待つ

12/15/2024, 12:29:40 PM

また、きたなぁ

もうそんな季節か
去年は少なかったねぇ

今年も少なければいいと願っていた

そんな思いをわかったか
願いは裏切られた

私にとって

最大の敵

行き場の無い「塵」は
積もれば、なんとやら


スコップ片手に

「春を待つ」


テーマ「雪を待つ」より

12/15/2024, 12:29:29 PM

雪を待つ
風邪ひいた、38℃…まぁしばし休業中です

12/15/2024, 12:28:37 PM

雪を待つ

雪が降ることを心待ちにする

翌年の豊作への期待
雪遊びや美しい雪景色への期待
冬の到来による心の安らぎ
生活の変化への期待と不安

12/15/2024, 12:26:57 PM

【雪を待つ】

来ねーな。

ポイ捨て禁止という看板の横で
俺はある人に待たされている。

「約束の時間過ぎてんだけど
あいつ何してんだよ!!」

携帯を開くと
待ち合わせの時間より10分以上
過ぎているのが間のわかりだった。

普通なら彼女の化粧が遅れたとか
電車が止まったとかなら
まだ許せるのだが

俺が待っている人は
友達だ…ましてや男のな!!

たまたま信号が
夜間専用に変わり
押しボタンを押すとすぐ
変わるようになっていた。

それをボォーと見ていると
横断歩道の先で
友達が携帯をいじりながら
誰かを待っている。

「は?アイツ来てんじゃん?」

と思い近づこうとしたら
相手が携帯を耳に当て こう言った。

「待ち合わせの友人来ないから
そっちで鍋パしね?」っとね

呆れた。あっちは待ってるどころか
他の友人と遊ぶ。
なんて最悪の選択肢なんだ!!

じゃあ、俺は誰を待っているんだよ…!
半額のおにぎりか?それとも
アイツと分けて食おうとしたケーキか?

なにが、なにが!!
お互いクリぼっち民!!
仲良くケーキでも食って心満たそうぜ?だよ!!

お前はボッチじゃねし
俺は今、ボッチ確定なんだぞ!?

………アイツは
友達を待っている

俺は誰と待ち合わせして
誰と会って、誰と共に過ごすんだよ

時間が経つと
俺の事を嘲笑うかのように
雪がシンシンと降り出した。

そうだったのか
俺はもしかして
人を待たずに【雪を待っていた】のかもしれない
その雪が俺の頭を冷やし、それで
新しい気持ちに切り替えろという
神様の善意だったかもな
また、合図だったのかもしれないかもな


おわり

12/15/2024, 12:23:50 PM

お題 雪を待つ

物心ついた頃から、雪はまるで私に会いに来てくれたのだと嬉しくて、いつも空に手を差し伸べて迎えていました。
2月のある日にはいつもよりもたくさん降って、私の足もとに積もったことが嬉しくて、よく遊んだことを思い出します。
そんな日は、雪だるまを作ったり、雪うさぎなどを作ったりしました。
懐かしいですね。
それから私は冬になると、雪が降るのはいつかと待ちこがれるようになりました。

その後十年がたち、私は大人になりました。
大人になると、子供の時のように何も知らないままでは居られなくなり、寒い日の雪がつらいことも知りました。

さらに十年たちました。
この頃になると、一つ一つが大きくてふんわりと降ってくるぼたん雪は、いつの間に冬風に踊る粉雪に変わりました。

さらに時が過ぎ、私も年を取りました。
年々、体の衰えを感じるようになりました。
歳を重ねることで、見たくないものを見てきました。
雪が降ることによっていろいろと困ったことが起きることも知っています。

それでもなお、子供の頃のように無邪気に雪で遊ぶなどということができるかどうか。もう、心と体もついてこないのに。
それでも冬の時期になると、ついつい雪が降るのを待ってしまうのです。

ここ数年、粉雪が姿を見せることも少なくなりました。
雪そのものに会えることもあるかどうかさえ、わからなくなりました。

それでも待って、待って待ち続けて。
今年の冬も、つもらないのかもしれない。
それでも私は、この冬も待ち続けるのでしょう。

=====

私が住んでいるところはめったに雪がふりません。

12/15/2024, 12:23:32 PM

どうしても上がらない成績についての弁明を思案しながら夕焼けのしたをくぐるように自転車を漕いでいる。やればできる子、やれば、やればね…そうため息をつくことが増えた母親は、私ができる子の方だと思っていたみたい。中学三年生になり、家庭内にはあきらめという空気が清浄機から外されていく。
 もうすぐ、自転車登校の出来ない季節になる。
 朝は暗い、寒い、というのに、夏よりも早起きをしなければならないというのは、どうしてそうやってまぎらわせて今日まで世間を回してきたのかと、歴史について、説教をしたくなる。いい時代かもしれないけれど朝はつらい。
 今日こそ、8時から11時までは勉強して、12時には寝る。A高校に行けるって中学一年生の頃は思っていたし、モチベーションだって高かった。けれどそれも夏休みまでで、だんだんと、宿題だけやればいいやと思って予習をしなくなって復習をしなくなって試験前に午前3時まで勉強して30点以上はとるようにした。

 友達と好きな人がかぶったこと。夏休みに判明したのも、友達が私の好きな人と夏期講習の帰り道を一緒に歩いていたからだった。何もかもがどうでもいいって思ってから今日まで勉強にも手がつかなかった。
 という、言い訳が将来の私を苦しめるかもしれない。A高校に行けたら、もしかしたら友達から彼を引き剥がせるかもしれない。友達はB高校志望だったから。でも私の担任は私を安全にB高校に入れたいと思っているし、親もそう思っている。
 仮にA高校に行けたとしても、授業が大変で、彼を奪うチャンスもないかもしれない。
 家に着く。すでに空は群青になって、残り香みたいな日の光だけが見える。
 弁明を思いつかなかった。
 「遅かったね。」母親が玄関で迎えてくれる。
 「うん。あのさ…やっぱり、B高にするよ…」
 弁明が思いつかないから、進路ごと変えるしかない。何もかもにやぶれて、夜なんか明けなければいいと思って、志望校を変えたから、もう8時から11時まで勉強なんてしなくてもいいと思った。

 「来週、雪降るみたいよ。もうそろそろ自転車はやめておきなさい。」
 進路変更について、母は驚くこともなく「ああそう。頑張りなさいね。」とだけ言った。

 どうせなら、たくさん積もればいい。
 友達と彼の歩いた道を洗えるほどには。

12/15/2024, 12:23:27 PM

わかった気がして疲れる夜には

一人で疲れる職場の飲み会。
・管理職の人のグチ→上司からの圧が大変で、若い人に絡むことでなんとか保とうとしている
・若い人は静かに愛想笑い→早く終わらないかなと思っている
・沢山お酒を飲んではじけている主婦→なかなか飲める機会がなくて大変
・愛想笑いしている新人→名目は自分の歓迎会だが、どこのグループにも入りづらい

 そんな光景を見ていたら、なんだかとても疲れた。本当はどうかわからないし、全て自分の妄想かもしれないのに。

 こんな時は雪でも降って、何にも見えなくなったらいいのに。でもほんとに降ったら困るだろうけど、そんな気持ちの時もある。

12/15/2024, 12:23:04 PM

まだ君が生まれてから、雪が降ったことないものね。

【雪を待つ】

12/15/2024, 12:22:47 PM

君に近付ける季節が来た

寒がりな私の手が、行先に迷っているのを
迎えに来るかのように、

さりげなく、差し出してくれる。

その手は人間らしい温もりを抱えて、
一瞬の空気もじんわり君の色に暖めてくれる。

君と雪を待つ。

少し前まで雪国にいた君にとって、
この世界は今、どんな風に映っているのだろう。

君の温もりの隣でなら、
寒くても綺麗な雪の景色を、見てみたいと思う。

君と、同じ景色を見ることができたらいいのに…

12/15/2024, 12:21:35 PM

冬が来ると雪を待っていた時代が、自分にもあった。
寒さなんか気にせずに、ただ真っ白な雪景色を待ちわびていた時代が。
今では、雪の予報を耳にすれば、まず翌日の電車の運行が心配になる。 
駅までの道のりを歩くのにも危険が付きまとうし、寒さも一層増して、ポケットに手を入れて体を丸めながらの出勤だ。
明らかに迷惑な朝となる。

これが、大人になるということか。
…なんて、ちょっとだけ寂しくなる。

でもたぶん、たとえば富良野の雪原に一人立ち、キラキラと光る照り返しを受けて、その光景をじっくり堪能できるとしたら、きっとこの世界は素晴らしいと思えるんじゃないだろうか。
自分の心が荒んでしまった訳じゃない、暮らしの中で、雪を待つ気持ちが薄れてしまうような現実と闘っているだけ。
それが、大人になるということ。

子供の頃に見た雪景色は、今でも心に残ってる。
この記憶がある限り、自分はこの世界に絶望しない。
両親が見守ってくれる世界。
時の流れが永遠だった時代。

またいつか、あの頃の感情を取り戻して、白銀の世界を楽しめる日が来るだろうか。
その時はまあ、のんびり温泉にでも浸かって、雪見酒なんていいかもな。
大切な人と一緒に、闘いを終えた後の休息の一時を過ごしたい。
今はただ、その日を夢描いて、眼前に広がる雪を待つ。

12/15/2024, 12:18:11 PM

雪を待つ


桜を見たいと言った貴方は

結局雪すら見られなかったのね。

貴方の代わりに雪を

私が見てあげるからね。

同じ部屋の

隣のベッドに眠る貴方へ


雪の中を舞う桜は

酷く美して

時間は止まらないからと

言わんばかりの花びらは

雪を溶かしてしまうのね

こんなにも残酷な春があるなんて

私知りたくなかったわ。






処女作 1日目

12/15/2024, 12:17:41 PM

今日は髪の毛を十センチくらい切りました。さっぱりしました。

12/15/2024, 12:15:30 PM

雪を待つ



隠れたい
隠したい
その白さに全部隠したい
悲しさも悔しさも
ニヤけてしまう嬉しさも

12/15/2024, 12:15:07 PM

雪よ、この街を早く白銀に染め上げてくれ。
アイツの黒髪が、よく映えるように。



【雪を待つ】

12/15/2024, 12:14:54 PM

「雪を待つ」

雪の降る季節に僕は君に出会った。

あれから雪を見ると君を思い出す。

4年前に僕の目の前から消えた君を。

もうそろそろ雪がまた降るのかな。

君は僕のことなんて覚えてないのかな。

僕の愛した君は今どこにいますか?

何をしていますか?

聞けるものなら聞きたいけど、聞けないから余計辛い。

君に会いたい、それだけなのに。

君に会えたら言いたいことたくさんあるよ。

君にまた好きを言えたなら。

後悔してももう遅いけど。

だから、、僕は雪が降るのを待っている。

12/15/2024, 12:14:52 PM

逢恋しい雪が切なくて会いたくて

雪の深い駅を降り更に山間部へと


頬に風が触れては君住む町を思い

アスファルトの朝日に向かい合い

靴紐結ぶ時に君思い雪の町を思う


ザクザクと雪をかき分けかき分け

そんなあなたの汗が雪を融かして

優しく笑うあなたの笑顔が眩しくて


君に魅せたい笑顔もあるんだ

君に会いたい君に会いたい

君住む町へ飛んで行けたなら


切なくては会いたくて

ビル風に煽られては

刺さる現実が更に切なくて

……


雨上がりの空を見ていた

通り過ぎる人の中で

悲しみは絶えないから

小さな幸せに

気づかないんだろう


時を越えて君を愛せるか?

本当に君を守れるか?

空を見て考えてた

君のために今何ができるか

忘れないで どんな時も

いつもそばに居るから



そんなに自分を責めないで

過去は誰にも鮮やかなもの


死にたいくらい辛くても

都会の闇に消えそうな時でも

激しくうねる海の様に

君はやがて乗り越え行くから


その手望みを捨てないで

その命が尽きるまで

君住む町へ飛んで行くよ

ひとりと思わないで

いつでも



空の切れ間に突き抜ける蒼い空

みんな待ってる

また走り出すまで


その手で心を閉じないで

そのすべてが終わるまで

君住む町まで飛んで行くよ

ひとりと思わないで

いつでも…

小田和正さん

……



俺は現時点で100点な人には程遠いけど

きっと貴方も自身を100点でないと言うけど

貴方はガキの頃から大きな憧れでした

俺には100点や満点では推し量れない存在です

小田さんの歌を聴きながら此所で育ち

貴方に憧れてました


雪深き町の貴方へ届け!!

12/15/2024, 12:13:16 PM

『雪を待つ』

街灯に照らされ、雪が舞い降りるのを待っている。
あなたが描いた最後の絵、そのままになるのを待っている。
きっと、あなたも同じように待っていたのでしょう。
少しでも味わいたくて、待っている。

12/15/2024, 12:11:58 PM

俺は自分で言うのもなんだが、人一倍元気な方だし、冬より夏が好きだ。かと言って嫌いな訳ではなく、ただその、少しだけ怖いという気持ちがあるのだ。
これは1種の呪いだろう。
人にとっては特別で喜ばしい日、そう誕生日というものなのだが、俺にとってはそこまで嬉しいものではなくて
。勉強机の上に置かれた5000円は14回目のその日を境に無くなり、挙句二度と姿を見せなかった。
父は暴力や暴言は無かったものの、そう本当に何も無かったのだ。何もせずただ朽ちていくだけであったのだ。
気が付けば家から消えていた。あの机の5000円は父が消えてから現れた。
母はと言うと酷く疲れた顔を毎日見せていた気がする。
朝早くから夜遅くまで外にいたもので、俺はすれ違いもしなかった。最後に見たのは棺桶の中で、首元を花で覆い隠していたような記憶がある。曖昧なのは人の性であろうか、覚えてもいたくないのだろう。今の自分でもそうするはずだ。
酷く痛い風が吹き荒れ始める12月に俺は産まれた。
確かに幸福であったはずだ。その時の父母は俺の知る父母と違い笑顔に包まれていたはずだ。写真という記録が訴える。何がきっかけなのかと問われれば、頭を抱えてしまうが。
1つ確かにわかることは、俺が産まれてしまってから父母は変わり果ててしまったということだけで。ただその辛い感情が、ふと渦になり俺を冷やしてくる。
それでもこの日だけは、何故か憎めないのだ。全て変わってしまったきっかけの日だと言うのに。
俺はこの気持ちを抱えながら、きっとまた雪を待つ。
呪いだ。この生が終わるまで続く呪いなのだ。

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