鋭い眼差し』の作文集

Open App

鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/16/2023, 9:15:07 AM

#9『鋭い眼差し』

 向かいのピアノに座るのは、色白の肌に栗色の髪で、なんだかハーフみたいな顔立ちの彼。久しぶりの連弾で心が弾む。ちょっぴり緊張もするけど。
 
 毒舌でSっ気があって無表情なものの、テニスもできてモテそうなのに、学校では独りでいることが多いらしい。まあ、こちらとしては取られる心配がなくて助かる限りだ。

 楽譜を広げて彼の方に目をやると、突状棒で抑えた屋根と譜面台との隙間で視線がぶつかる。……びっくりするでしょうが。毎日のように顔を合わせているのに、ふとしたことで胸がキュンとなってしまう。指をグーパーさせて準備OKを伝える。

 彼の優しい最初の1音が好き。空間に溶け込むように響き渡って、誰よりも甘く弾いてくれて。これを聴けるのが私だけだと充足感を得ずにはいられない。彼はまた、私の音が好きだという。あなたに勝るピアノはないのに。

 互いに求めて与え合う、そんな関係。ただ、側にいてくれればいい。2人でおはようって言って始まる朝に、たまに授業中にLINEして、放課後とか休日にゲームして。仲の良い女友達にも言えないことを気負わず話せて、私が私でいられる場所。

 彼の音が止まって不思議に思えば、隣に来て同じ鍵盤をなぞり始めるもんだから、自然と笑みがこぼれてしまう。もう少しだけ、このまま。

10/16/2023, 9:05:33 AM

鋭い眼差しで、太陽を仰ぎ見る。日差しは和らいでいるが油断は禁物。
 ちょっとの散歩でも、日焼け対策は万全に。

10/16/2023, 8:58:16 AM

かつて
射るような眼光を放っていた
その鋭い眼差しは 今


落ちゆく枯葉の
行方を追い

地に溶けゆく
雪の粒を眺め

高い空で弧を描く
鳥を見つめている




掴んだ夢と
手放した愛

握りしめ続けてきた
譲れない思い

そして

夜明けを信じ過ごした
いくつもの闇の日々を

彼の肉体に深く刻まれた
無数の皺が物語る




おぼつかない足でも
歩みを停めず

前だけを見つめ
彼は歩いてきた

そして

これからも歩く


ふと蘇る
遠い昔抱いていた
夢や憧れ

そして

悔いや諦めをのせた歌を
声なき声で口ずさみながら





熱くなる瞼の裏で
彼は想う


戦ったっていい
休んだっていい


何もせずに
息だけをして

誰かの手を借りて
生きていたっていい




人生には
正しいも間違いも
無いのだと


ジャッジは
己の中の
神がくだすのだと


答えは

作り出して
いくものなのだと





「鋭い眼差し」

10/16/2023, 8:56:10 AM

「鋭い眼差し」

プレゼンテーション能力を向上させるには、話している自分の姿を録画するとよいらしい。

表情や姿勢、ボディランゲージを客観的に確認し、改善点を洗い出せる。

とは言ったものの、自分の動画を見るのはかなり抵抗がある。

声だけでも恥ずかしいのに、動画となればなおさらだ。

知的な鋭い眼差しをしていればよいが、おどおどと目が泳いでいるかもしれない。

正に自分を見つめ直すということだろうか。

きっと最初は、情けないくらい下手くそなプレゼンに幻滅することだろう。

辛いことほど自身の成長に繋がることを信じて、今度挑戦してみようと思う。

10/16/2023, 8:28:55 AM

ガンバの冒険という昔のアニメ。
前は再放送をよくしてたのですが。
このアニメのラスボス

白イタチ ノロイ

まだまだ殺すな いつでも殺せる
ゆっくり殺そう たのしく殺そう
薄汚い… ネズミ共を…
(忠太訳)

いやもう怖い。
主人公が実際合間見える前の
想像段階で怖い。

「鋭い眼差し」を見た途端
ノロイの赤い目が浮かんだ。

10/16/2023, 8:28:51 AM

お題:鋭い眼差し

私はすごく心配性な人間でネガティブな考えをもしてしまう。それは大抵自分のことについてだ。本当に周りの目が気になり嫌われるのも陰口を言われるのも人一倍怖くて心が苦しくなった。全部私の勘違いなのかもしれないそうわかっているはずなのに周りの目がとても冷たく感じられた。その鋭く感じられる眼差しがずっと怖い。早くこの不安を消せるようになりたい。

2:00

10/16/2023, 8:28:02 AM

『鋭い眼差し』


「貴方を逮捕します」


 逃亡、抵抗、その一切を許さない鋭い眼差しが僕を貫く。
 恐怖からだろうか、体がゾクッと震えた。
 それと同時に、涙も込み上げてきた。


「泣いても無駄よ。罪を犯したことを後悔しなさい」

「違うんです……」


 捕まることに、涙しているんじゃない。
 こんな人生なんか、終わったっていい。
 牢獄に入って台無しになるほど、僕の人生は素敵なものじゃなかったんだから。


「刑事さん、僕の話を聞いてくれませんか……?」

「戯言なら聞かないわ。逃げるチャンスができると思わない事ね」

「貴女から逃げるつもりなんてありません……ただ、聞いてもらいたいんです。ずっと無視されてきた、僕の気持ちを……」


 こんなに真っ直ぐ僕を見つめてくれる人なんて、今までいなかった。
 きっと、貴女なら僕の話を聞いてくれる。

 ずっと、誰かに聞いてもらいたかった、僕の心の叫び。
 それを、取り調べ室で貴女に話そう。

10/16/2023, 8:01:37 AM

【鋭い眼差し】

 目をゆっくり逸らす。音をたてずにしゃがむ。そっと手を伸ばす。
 全神経を集中させてそれらの動作を行う友人を離れたベンチから眺めていたが、どうやら上手くいかなかったらしく肩を落としてこちらへ戻ってきた。
「本当に合ってるの?猫が寄ってくる裏技」
「警戒されないって猫写真家の人が言ってたから、間違いないと思うんだけど……」

 大好きな猫が寄ってきてくれないから力を貸して欲しい。そう相談され一緒に調べ物をした上で猫のいる公園へ来たが、成果はイマイチのようだ。
「ねぇ、何が悪いと思う?」
「なんだろうねえ」

 言えない。あなたの眼差しが猫のように鋭いから、この辺りのボスとして慕われてるなんて。
 実は背後では茂みや遊具の影から舎弟のように顔を覗かせている猫がたくさんいるなんて。
 強さと愛嬌を併せ持つ友人の可愛い目に涙を浮かばせないよう、必死に言い訳を考えるのだった。

10/16/2023, 8:00:32 AM

【鋭い眼差し】
小さい頃は食べ物を取られただけで
泣いたり、怒ったりしてたけど
今ではそういうことはよくあることを知って
余程のことじゃなければ気にしなくなった

確かに、ムカつくことは沢山あるけど
そういうのもよくあることとして目を逸らしている。

印象に残ってるものとすれば
自分の好きなものを無駄なものって言われたこと。
それ以外は特に印象に残ったものは無い。

―――なんて誰が知りたいんだよ
わかる。調べるだけ無駄だよな

『好きなものなんて認められる方が少ない』

―――ってさ人生で絶対使わないよね
そうそう、習っても興味でない。

『自分と他人は違うんだ。いくら友達でも』
そういうもの。そういう人だ。
だから仕方ないんだ。自分が興味あるだけ。

『楽しく過ごしたければ目を逸らせ』
もう苦しいよ。。
『よくあるから』なんて言葉を聞いていくほど
自分の弱さが否定されてる気がして
自分は弱いって言えなくなって
強い自分を演じるようになる
そういう耳だけ良くなって、興味ない声を聞いて
逸らすしかない目はどんどん悪くなる。


なんていうのは厨二病の僕の思い込みだろうか。
――――――鋭い眼差しは一体…?

10/16/2023, 7:35:39 AM

私は鋭い眼差しで睨まれたって、睨み返さないようにしております。それには明確な理由がありますの。私は、お母様のように、貴婦人のような、優しくて立派な女性になりたいのです。お母様のようになるには、そう簡単に怒ってはなりません。

私は所謂、いじめというものを見てしまいました。人を虐めるという事に、快感を得ているのでしょうか?私はその事が信じられませでした。人を虐めて何が楽しいのでしょうか?虐められている子は、今にも泣きそうで、心のティーカップの中の、苦い紅茶が、今にも溢れ出しそうでした。私はそれを見て、自分の心の中の、憤怒の意を感じてしまいました。
お母様のようになるには、気品と広い心。それと愛と勇気がいりますの。広い心を持つには簡単に怒ってはなりません。でも、人を助けるためには、少し怒ってしまっても良いでしょう?
少し、戒めてこないと、虐められてる子も、悪魔も、可哀想ですね。
「彼女、ちょっといいかしら。」
私は鋭い眼差しを向けられました。私は、虐めのターゲットになってしまうのではないでしょうか。干渉しない方が良かったのでしょうか。


なんて言うと思いました?
私はお母様のようになりたいのです。そのために、彼女に鋭い眼差しを向けました。

                  『鋭い眼差し』

10/16/2023, 6:56:17 AM

鋭い眼差し

昔、姪が生まれたとき、本当に可愛かった。
ずーとずーとみていられる。

そして、首が座るころ、なぜかとても眼差しが、というか…目付きが悪くなった。

赤ちゃんがこんな目つきをするんだなーって、それもおかしくってみていた。

歩く頃には目つきも柔らかくなり今ではそんなこともないのだけど、あれはなんだったのかなー。

10/16/2023, 6:34:24 AM

鋭い眼差し
何もしてないのにとても怖い目付きで見てくるんだろう😱

10/16/2023, 6:09:51 AM

鋭い眼差し


なぜそんな目をするのだろう。
混んでいる電車で肩が触れた。
自転車が側をぶつかりそうな勢いで通り過ぎた。
ほとんど憎しみのような、刺すような鋭い眼差しがこちらに向けられる。
怖い。
わからない。どうしてそんなに。

一瞬心が竦んでしまい、それを怒りが上書きする。
そこに居たから、邪魔だから?
だけど相手を選んでる。強そうな男性だったなら絶対にしないくせに。

それはよくあること。
私は慣れようとして、息を深く吸って、苛々する気持ちをゆっくりと吐き出した。



#58

10/16/2023, 5:00:49 AM

友達から貰った有名なテーマパークのマスコットキャラのぬいぐるみ。

特に好きではないけれど、友達が買ってきてくれたお土産だ。

即クローゼット行きは可哀想だと思い、本棚の空いているスペースに飾ることにした。

見開かれたハイライトのない黒い瞳と目があったような気がして、気味が悪い。

こんなのが大人気だなんて、と苦笑しつつ畳んだテーマパークの袋を仕舞ってから自室を出た。

 バイトから帰宅して家族と晩御飯を食べ、入浴を済ませて自室に入ると、あのぬいぐるみが床に転がっていた。

ギチギチに詰めたはずなのに、と不思議に思いながら元の位置にぬいぐるみを戻してから、本棚にキッチリ収まっているぬいぐるみを監視するためにベッドに寝っ転がる。暇人。

 いつの間にか寝ていたようだ、ぬいぐるみはまだギチギチしている。

やっぱり気のせいか、と欠伸を一つ、再び寝る為に目を閉じた。

 バタバタッ、と大きな物音がすぐ側で鳴り、驚いて目を覚ます。

本棚の下に真っ黒い大きな塊がウネウネと蠢いていた。

幽霊かっ、と思わずバッと身を起こすと黄色く光る二つの目。

 にゃーん。

可愛らしい鳴き声一つ、ぬいぐるみの横にコロンと寝転んで飯の催促をする大きな黒猫。

なんだ、おまえだったのか。

テーマ「鋭い眼差し」

10/16/2023, 4:52:34 AM

鋭い眼差し


睨んでるって事かな


私はやらないな。


そんなことやっても

どうもなん無いよ

そんな事あります??????

若い子で、生意気な子だけかな。。。

歳取ったら無くなってくよ。

10/16/2023, 4:06:38 AM

こんな酷く痛い眼差しを感じるくらいなら、僕は一人でも生きていきたい。君みたいに度胸も、何も無いから。

10/16/2023, 4:05:30 AM

「するどい、まなざし……?」
今日も今日とて、手ごわいお題がやってきた。
某所在住物書きは相変わらず、途方に暮れて、天井を見上げている。
視線、眼差し関係の題目といえば、「君の目を見つめると」や「安らかな瞳」の4月と、「澄んだ瞳」や「視線の先には」の7月、その他数個、だいたい7〜8個は書いてきた記憶があった。

「アニメだと大抵、デフォで目ぇ閉じてるキャラって、大抵目が開くと『鋭い眼差し』な気はする」
現実のネタだと、あの文豪川端康成が、じっと人を見るその眼差しで、編集者を泣かせたってどこかで見た気がするけど、ガセだっけ、事実だっけ?
物書きは「眼差し」、「視線」、「瞳」をヒントに、残り数時間で組める物語は無かろうかとネットにすがった。

――――――

昔々のおはなしです。年号がまだ平成だった頃、だいたい8〜9年くらい前のおはなしです。
都内某所、某職場に、雪国から上京してきた田舎者がおりまして、
都会と田舎の速度の違い、人と人との距離感の差、それからアレやらコレやらで、色々荒波に揉まれて擦れて、すっかり捻くれてしまっておりました。
人間は、敵か、「まだ」敵ではないか。
素直で優しかった正直者は、少しの親切も疑ってかかるほど、ただれて、ささくれて、ヤマアラシ状態。

名前を附子山といいます。数ヶ月後、諸事情で改姓して、藤森になります。
詳しいことは過去作7月20日付近参照ですが、だいたいこのおはなしを読めば分かるので、気にしない、気にしない。

「附子山さん。ぶしやまさん」
で。そんな少しの親切も疑ってかかるヤマアラシの、顔とスタイルと、なによりヤマアラシに、惚れた者がありました。
名前を加元といいます。元カレ・元カノの、かもと。分かりやすいですね。
「その仕事、手伝うよ」
恋に恋して、自分を飾るジュエリーとして恋人を身につける加元の目に、附子山は美しく見えました。

「必要無い。あなたは、あなたの仕事をやればいい」
附子山は平坦な抑揚と表情で、しかし瞳の奥に鋭利な人間嫌いを忍ばせて、加元を拒否ります。
加元は、この鋭い眼差しが大好きでした。
手負いのオオカミか、それこそ威嚇中のヤマアラシか、ともかく野性的で静かな拒絶は、加元に「この人が欲しい」と思わせました。
決して懐かぬ孤高は、故郷と都会のギャップで疲弊した孤独は、良いピアスかネックレスになるだろう。
加元は確信しておりました。

なにより附子山の静かな目、静かな表情、視線の鋭利さといったら!

「寂しいこと言わないでよ。ほら、貸して」
ぬるり、ぬるり。
加元は己の声と抑揚と仕草で、附子山の心の奥の奥に潜り込みます。
「ふたりでやった方が早いよ。定時で終わらせて、美味しいものでも食べようよ」
ぬるり、ぬるり。
何度威嚇しても優しく在る加元に、附子山は1ミリずつ心を開いて、捻くれ傷ついた心も癒えてきて、

数ヶ月後、加元のピアスになる前に、元々の素直さと優しさを取り戻し、
ゆえに加元から「解釈違い」と、SNSのサブ垢でディスられました。

加元のサブ垢に気付いて、自分に対するボロクソを見てしまった附子山。
おかげで心はズッタズタのボロッボロ。
しまいには、合法的に「藤森」に改姓して、職場もスマホも居住区も全部変えて、加元の前から姿を消してしまいました。

それから8〜9年後、現在の藤森は新しい職場とアパートで、
ヒガンバナのお守りを親友から押し付けられたり、ぼっち鍋で煮たポトフを後輩とシェアしたり、まぁまぁ、そこそこ幸せに暮らしておるのですが、
その辺は今回の「鋭い眼差し」のお題とは無関係なので、気にしない、気にしない。

10/16/2023, 4:02:49 AM

鋭い眼差しが見つめる先は………

「いやだー!!!!拓斗ー!!!」

「何。どうしたの!大きい声出して」

「g〜!!!!!gが出たー!!!!」

「えっ!?g!」

晩ごはんを作っていた私の足元に現れたそれは紛れもない茶色いつややかな色、不気味に動く触覚をもつ、正真正銘のgだった。

「早く!早くやっつけてー(泣)」

私からg討伐を命じられた拓斗は、騒ぐ私を尻目にgを討伐するための装備を揃えていく。

「茜。ゆっくりこっちにおいで」

拓斗にそう言われた私は野菜を切っていた包丁を静かに置いて、ゆっくり拓斗の方へと向かう。

「そこにいてよ」

「うん。拓斗も気をつけてね」

私の足元にいたgは動くことなく静止をしたまま。ゆっくり、gに向かって拓斗は少しずつ足を進めていく。

そして、

スパーーーーーン!!!!

拓斗の即席丸めた新聞紙で、ものの見事にgは一撃。

してやったりである。

「うわー!!!凄い拓斗っ!!!さすが元野球部キャッチャー!!」

「はいはい。もう大丈夫だから、晩御飯の続き、よろしくお願い致します。おいしいおいしい晩御飯をお待ちしています。」

「はーい。ありがとう拓斗」

こうして我が家に平和が戻った。

g……君のことは多分、一生苦手。
けれど、君が現れた時、私には心強い騎士が居る。

「拓斗ー!好きっ!!」

「はいはい。俺も好きですよ」

何気ない会話をしながら、私は晩ごはんの続きを作るのだった。

10/16/2023, 4:00:17 AM

嫉妬からくる貴方の眼差し

冷えきった深海のような深さ
でもどこかに熱があるようで
獲物を殺しかかるような目

【鋭い眼差し】

食べる気力が無い
独りだからとかそうゆんじゃない

自分の心のどこかで
"食べなくていいのでは''
と思い始める

【僕の昼休み】

10/16/2023, 3:51:45 AM

誰もいないところが好き。そこには自分もいないから。刺すみたいな視線の正体が、刺されるみたいな気持ちだったり、割とある。人に見せたくないものばっかり見られてるような気になって、やったこともないテーブルクロス引きよろしくひっくり返したくなることもある。
 もしみんなに何も知られずに頼めるなら何を言うだろう。そういうことを考えたいし、だけどあんまり腹は膨れない。惨めじゃない人になりたい。それって自分次第なんだとも思うけど…、だから、あんまり見ないでね。消えたい気持ちになりたくないし。

Next