『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
レンズを睨むように、鋭い眼差しを向けてと指示が入った。
俺は従い、眼に力を込める。いつもは柔和で知的だと褒められる表情をぐっと引き締め、まるで蹴落としたい相手でもいるように、レンズを敵だと捉えるように、強い視線を送る。
その上でポージングを決め、いくつかフラッシュがたかれ、OKと明るい声がかかるまで意識を集中させた。
「良いね。すごくかっこいいよ。いつもの優しい君とはまったく違う、新しい一面を引き出せた」
カメラマンはとても満足した顔で俺を褒めてくれた。ニコッと笑みを浮かべて、頭を下げる。
「ありがとうございます」
その後も撮影は続き、いつもの爽やか然としたスマイル、切なげな横顔という風にコンセプトを決めて被写体に徹し、スケジュールは少し早めに切り上がった。
インタビューに入る。雑誌記者が登場し、これまでの活躍と、これからの仕事を答えた。
「スターになる人だと思います」
記者は好意に満ちた視線を送ってくれた。お世辞ではなく、俺に期待してくれているのだとわかる、熱い視線だった。
俺は礼を言い、現場スタッフ全員に丁寧な挨拶をして仕事を終えた。
スターになる人。当たり前じゃないか。
俺は、ずっとその道を目指して生きているのだから。
憧れは、憧れのままでは終われない。胸の内に灯る炎をうまく操りながら、俺はスターダムの階段を上っていくのだ。
鋭い眼差しは、俺の本質。この世界で生き残ってやるという、飽くなき野心。
幼い頃に夢見たあの場所に、今、立っている。
#鋭い眼差し
お題:鋭い眼差し
私が今からやろうとしている行いを咎めるように。
私が今からやろうとしている哀れを宥めるように。
その鋭い眼差しが、後ろめたく
ない。
後ろめたくない。全く。
是非その目で目撃してほしい。
そして証人となれ。
私はこれなら狂言をする。
その鋭い眼差しで、お前も舞台の一員となれ。
お前だけ逃してなどやるものか。
引きずり上げてやる。
【お題:鋭い眼差し】
目は心の窓
というが 眼光は
その人となりを
包み隠さず 映し出す
目が印象的な人を
つらつら考えると
岡本太郎、オノ・ヨーコ
そして ピース・又吉直樹が
養成所で
先輩から眼力くん
と呼ばれたという
エピソードを思い出した
しかし改めて
3人を思い浮かべると
決して鋭い目つきは
していない
鋭い眼差し
という表現がぴったりだ
この違いは何だろうか
と考える
鋭い目つきは
一瞬の閃光に似ている
怒りや集中など
感情や状態の表れだ
一方
鋭い眼差しには
意志を感じる
長い時間と
葛藤を乗り越えてきた
覚悟の表れだろうか
40歳を過ぎたら
自分の顔に責任を持て
という
自分が年齢を重ねるごとに
また
いろんな人と接するごとに
この言葉を
真実だと実感する
赦しと宥し。壊れた世界に掬いの手を。
彼の鋭い眼差しは、ただ一点の好敵手を睨みつけている。
『鋭い眼差し』
君の視線に気づかないわけないじゃん
だって私のヒーローだもん
#129 コレが私の仕事ですから...
「超目玉!お買い得!」と掲げられている¥177白菜(1/4)のポップを睨む。半玉(値段)の間違いでは?と思ってもみたがそうではない。掲げられたポップも実はそう思っているのだけど、コレが私の仕事ですから...といつもより覇気がなかった。
お題:鋭い眼差し
〘鋭い眼差し〙
パトカーと気づかぬふりですれ違う何もしてないこっちを見るな
何も言わない
けれど、責めている瞳に罪悪感はつく
その瞳は雄弁に君を語る
例えるならナイフ
信じられるのは自分だけ、と疑心暗鬼が刺さる
例えるなら黒
心をひどく素直に映す、虚ろな黒
あぁ、僕は君を裏切った
#鋭い眼差し
惑星エックスにて
くだらない、馬鹿げたことかもしれないけど、これから話すことは決してぼくの妄想や出鱈目なんかじゃないことを前提に、どうか聞いて欲しい。
結論から言うとね、ぼくは宇宙人(厳密には地球人もぼくらからすれば宇宙人だから、敢えてこの呼び方をするけど)だ。きみらは地球人、ぼくの母星は惑星エックスっていう地球とよく似た星の人間なんだ。
でも、きみは今、ぼくは地球人にそっくりじゃないかと思ったことだろう。当然だよな。だって地球人の祖先がぼくらエックス星人なんだから。でも、きみたち地球人より遥かに優れた高度テクノロジーの文明を築いているよ。きみたちはテレポートもテレパシーもできないだろうけど、ぼくらはそれができる。特殊な磁場を発生させて宇宙空間を移動できる乗り物だってあるんだから。
きみら地球人が月面に旗を掲げていたころ、ぼくらは既に銀河系のほぼ全てを植民惑星にしていた。近い将来、エックス星と地球の間で戦争が起きるかもしれないね。なるべく、平和的に外交を進めるつもりだけど、きみらはものすごく攻撃的だから困る。
ぼくの兄、ギグポーニは、地球に潜入している。兄貴、『ジム・ジル・ジェノラータ』なんて名前でアメリカを監察してるんだ。ぼくは『ノグチ・トチロー』って名前でニホンにいる。本名はポサボッドなんだけど。まあ、きみはぼくが頭がおかしいヤツだとでも思ってるんだろ? 顔に出てるよ。
話を続けるね。
でね、ぼくは結局何を言いたいかというと、きみに恋をしたことを伝えたいんだ。きみのグリーンの瞳、すごく綺麗だな。そこで、きみとぼくでエックス星に行かないかい? ああ、ぼくの場合は母星に帰るだけなんだけどね。
嫌? それは残念。だけどきみに拒否権はないよ。さっき言ったけど、ぼくの星の科学技術は銀河系最高レベルなんだ。きみを逃がしはしないよ。
あ、そろそろ部屋に戻らなきゃ。どうやってもさ、この施設から出ることができないけど、いつか出てやるさ。そしてきみを絶対に連れて行くんだから。
やめろ! 今戻ろうとしてたろ! ぼくは掴まれるのが大嫌いなんだ、離せったら!!
チクショウ!!
貴方の鋭い眼差しは
何もかもを見透かしているようで
恐ろしい気持ちと、嬉しい気持ちと
綯交ぜになって絡め取られる
一度捕まったら逃げられないのは
私だけじゃない、きっと
(鋭い眼差し)
鋭い眼差し。ジャンプを見てる時の俺は鋭い目で作品を見ている。その作品が読むに値するかを見極めるために。
なのでジャンプの感想をば。最初に目に入ったのはワンピース。だけどこれをスルーして最初に読むのはままゆ。
今週は新しい魔王が登場。最初見たときになんとなく飛影を思い出したのは謎だ。なんとなく敵っぽいと思って読み進めると衝撃のヒキで次週へ。中々いいじゃない。
ネットだと魔王が敵か味方かで別れている印象。キャラデザ的に敵になってから味方になるパターンもありそう。ようやくエンジンがかかってきたな。
打ち切りにさえならなければアニメ化とかいけそうなポテンシャルはあると思っているのだが、さてどうなるか。続いてくれるとありがたい。
次は鵺。鬼滅の柱会議的な今後の重要人物が集まる回。こういう回って後で見返すとこのキャラこの時はこんなこと言ってたなー、とかなるのが好き。
鵺もいい感じで次回に続いたな。来週が楽しみでたまらないね。
でキルアオは無難な感じで着地してワンピースは流し読み。そういやカグラバチ読むの忘れたな。今度読んでおこう。
ある暑い夏の日だった。
私が鋭い眼差しを感じたのは、雨の降っている静かな午後だ。
振り向いても誰もいなかった。
そしてまた行く先を見つめるとそこには、
血塗れの女がそこに立っていた。
憧れて体現してきた。
ナメられたくなかった。
でもきっと、目つきの問題じゃない。
普段の振る舞いとか、発言とか、
自分の幸せを追求すべきなのに、
他者の視線がだるくて
イヤな気持ちになる、、
このループがとてももったいない。
勝手に可愛いとか普通とか言わせとけ、
それってあなたの感想ですよね?
求めてないです。
犬が吠えてるのと一緒(笑)
自分の幸せ最優先!
ハシビロコウのスクリーンセーバーがこちらを見ている。鋭い眼差し。「ハイ軍曹!」と背伸びをしたくなる鋭い視線をしているが、ハシビロコウという生き物は動かないのである。その不動、剥製の如く。
以前実際に動物園に見に行ったけれど、まあ動かなかった。ただ動物園だと狩りをしないから、野生のハシビロコウとはまた違うかも知れない。
テレビでしか知らないが、野生のハシビロコウは本当に動かない。動かない狩りって燃費悪くなかろうかと思う。
しかし、それにしても、とスクリーンセーバーを見る。──なんならデスクトップ背景もハシビロコウである──眼差しが鋭い。無駄に動かないのも相まって、謎の威圧感がある。
「鋭い眼差し」
狙うは手前の景品
そうあと少し
焦らず確実にアームを動かせ
…っ!
両替に急ぐんだっ!次で決めてやる
Theme:鋭い眼差し
狙撃の腕を買われて軍に入隊した俺の指導をしてくれることになったのは、軍内でも特に優秀なエーススナイパーの先輩だった。
話を聞いたときはどんな恐ろしい人物だろうと不安に思っていたが、実際に会ってみると明るい笑顔が印象的な優しい先輩だった。
「よろしく。早く一人前になって、俺を楽させてくれよ」と手を差し出してくれたことは今でも覚えている。
彼は面倒見がよく、いろいろなことを教えてくれた。休みには飲みに連れていってくれることもあった。
そんな彼は、一度戦場に出てライフルのスコープを覗き込むと表情が変わる。
獲物を狙う鷹のような鋭い眼差し。
最初の頃は非情さを秘めたその迫力に思わず気圧されてしまったが、慣れるにつれて彼のその眼差しが頼もしく思えた。
やがて、俺が一人前になって準エースと呼ばれるようになる頃、彼は突然姿を消した。
上官の話では、彼は敵軍に寝返ったという。
そして今、俺が覗いているスコープには彼の姿を捉えている。
俺も、今は彼のような鋭い眼差しをしているのだろうか。
そんなことをふと考えながら、トリガーを引いた。
何かを皆んなの前で披露する時目線が怖い。
緊張と恐怖で声が出ない。
だけど先生に「じゃあ蘭さん。よろしくね」
だけど断ることも出来ない。
もう学校なんて嫌だ、
胸を突き刺す
まるで凶器のようなあの眼差し
流れる血は
私の中を駆け巡り
溢れる感情は
心の中を駆け巡る
狂気。
#鋭い眼差し -36-
優れた豹はいつも鋭い眼差しで見つめていた
君が愛おしい
この高まる心拍数は恋なのか
それとも食欲なのか
あなたにぴったりな言葉
「鋭い眼差し」
私はこれに、長い間
翻弄され狂わされ…
どうしようもない人間になってた。
それ位、、あなたは素敵な人でした。
だけど気づいたの。
私はあなたのそばには
いられないと。