『遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【けんか】
今から自殺する。そんな時に昔のことを思い出していた。
俺には弟がいた。毎日学校に一緒に行ったり、ゲームをしたり、とても仲のいい兄弟だった。
でもある日、俺と喧嘩をした日、怒って家を飛び出して言った弟は車に跳ねられ死亡した。
今ではめちゃくちゃ後悔している。
弟がいなくなって両親もどこかおかしくなっていって、両親は自殺した。
俺は施設に引き取られた。
喧嘩の一つしなかったら今も笑って暮らせていたかな。
涙の雫が流れ落ちた。
お題…遠い日の記憶
遠い日の記憶は紗をかけられて美しく浮かぶ。
思い出の石は静かな河の中で流され、砂となり、砂は思い描きたい城を形作る。
それは幻影のようでもあるが、確実に過ぎ去った物語であり、時の流れに刻まれる詩なのだ。
「遠い日の記憶」
私には、微かに残っている記憶がある。
スリープをする前の記憶。
そこには、真っ白な服を着た人間が、沢山居た。
断片的にしかないけど、その人間と話をしていたような…。
内容は完全に壊れていて読み込めない。
私の遠い日の記憶。
あの時、あんなことをしなければ…
わたしは小学生4年生のとき、少し軽い気持ちで、ものをとって逃げ回っていた。
私は、相手も楽しいだろうと思っていた。
ある日、先生に呼ばれた。
なんの事だろうと思いながら先生の後について行った。
先生が放った言葉は、
「人のものをとって逃げたちゃダメだよ
とられた人は嫌な思いをしているんだよ」
だった。
わたしはその時気がついた。
わたしは最低なことをしていた。
人の気持ちも考えずに…
その瞬間、自分がみえなくなった。
自分が最低すぎて、、、
その次の日からわたしは変わった。
物静かな女の子に変わっていた。
自分でもびっくりした。
無意識になっていたのだから。
もう絶対しないと決めたから、もうあの時の自分に戻ることは無い。
嬉しい気持ちはもちろん、悲しい気持ちが少しあった。
「遠い日の記憶」
遠い日の記憶。
遠い日の記憶は
初めていとこと会った
祖父のお葬式。
めちゃくちゃ
人見知りで
焦った。
遠い日の記憶
何十年経ってもどうしても頭から離れない事がある
小学6年生の冬
犬の散歩でいつも通り川の土手沿いを歩いていた
思い出すと いつもと少し違ったのは
その時間に同じく犬の散歩をしている人が
少なかった事
けれど冬と言っても16時頃
暗いわけでもない
ただいつも通り
犬と走ったり歩いたり止まったり
後ろ脚で蹴る土をかけられるのを笑って避けたり
そのうち向こう側から自転車に乗った中学生が来た
すれ違いざまに見たその人は
私の友達で 同級生男子のお兄さんだった
ただすれ違った それだけ
の、はずが
少し進んで犬が振り向くので 私も後ろを向くと
通り過ぎたその人が戻ってくる
嫌な予感がした
でも友達のお兄さんだ
気づいていない素振りで土手の反対側へまわる
そちら側の土手は整備されていない
私の思い過ごしであれば ただ何か忘れ物をしたとか
そんな事のはず
それに整備されていないこちら側の土手を
自転車で通る人はいない
のに、 来た
おかしい
怖くなった私は土手から田んぼのあぜ道に降り
更にその奥の畑に入り込み
更にさらに槙の木の植え込みの間をくぐり抜け
道路に出た
偶然にもそこで
サッカーの練習帰りのその人の弟
つまり、私の友達 数人と鉢合わせた
私はその友達の名前を呼んだ
その時 私の後ろから友達のお兄さんが出てきたのだ
どう見てもそんな所から自転車で出てくるのはおかしい
誰が見てもわかる
私がその友達を呼び止めた時
つまり その兄弟は 顔を見合わせたわけだ
助かった
そう思った
6年生で まだ性的な事などほぼ知識がなかったが
あの時逃げていなかったら
弟の方と鉢合わせていなかったら
私はどうなっていたかと思うと
今でもゾッとする
-ちゃんって、優しいよね
いつだったか
誰かが私にそういった
でも納得できない自分が心の中にいる
私は臆病者だ
誰かの顔色を伺って
空気を読みに読みまくって
自分の本音を心の奥底にしまい込んでいる
誰にも本当の姿を見せず
醜い部分を隠し通している
そんな自分が嫌いだ
だからわたしって
全然優しくなんかないんだよ
自分が傷つかないように
嫌われないように
隠して隠した自分に
優しさの欠片なんかないんだよ
自己中な自分に
そんな優しい言葉を
嬉しい思いを知る権利なんか
まったくない
あの人の言葉に息が止まるほど傷ついたこと今でも鮮やかに思い出せてずっと塞がらない切り傷
『遠い日の記憶』
遠い日の記憶
こんな遅くになりまして。
昔のことなんて思い出せば出すほど、落ち込んでしまうくらいダメダメな人生を歩んできた私。
今、やたら眠いのは、そんな過去を思い出すことを脳が「NO!」と拒否しているせいだと思う。
ほら、眠すぎてしょーもないこと書いちゃう。
一旦、撤退します。
ごめんなさーい。
end
出会った頃にしてた会話
もう話題にも上らない
叶えてやる代わりに出した条件
一番はじめに交わした約束
彼女はもう覚えていない
それから過ごして結んだ約束
彼女はその残酷さをわかっていない
戻らない幸せは彼女が望んだもので出来上がる
『遠い日の記憶』
【遠い日の記憶】
僕がいないことで完成する世界から
きみに言われるがままに飛び出して
世界の輪郭を捉えて色づいたところから始まった物語
元々捨てようとしていたから
きみの為に使えるならむしろ本望だった
何も持たない僕でも命を削ったら
きみに届けられる何かを作れるかもしれない
きみがいるその暗闇の
喉を絞めつけてくる苦しさを知ってほしくないから
きみはどうか感情を知らないままでいて欲しいけど
もし、遥か彼方の遠い未来で
それを知ってしまった時のために
なんて建前で1分1秒でもきみの隣にいようと
もがいていた存在を
遠い遠い未来できみに思い出してもらえるように
きみに分け与えてもらった息を吐いて
何とか日々を消費して
どうにか今日もガラクタを作り出して
きみと僕しか知らない物語で過去を積み上げる
2024-07-17
【遠い日の記憶】
記憶に残るのは
悲しい、辛い、後悔
いつだってそう言う記憶ばかり
楽しかった記憶も僅かにあるけど
その終わりには
いつも寂しく終わっている
小心者な自分
後悔の先に 不安が募る記憶もある
残る記憶とは
強く衝撃を受けた物とかより
自分の性格、考え方に影響されている
そう思う
あれは暑い夏の日だった。
彩がまだ幼稚園に通ってたときだ。
庭のプールで遊んでいた彩をみていた俺は、アスファルトに飛び散った水の跡をみて「水玉模様みたいだ。」と言ったんだ。
すると、俺の言葉を聞いた彩がおもむろにプールから立ち上がり、近くにあった箒をプールのなかに浸けた。
バシャっ…!!
いったいなにをしているのかと思ったとき、彩はその濡れた箒を使ってアスファルトの地面に絵を書き始めたのだ。
呆気に取られる俺を他所に、田舎の自然あふれる絵を書く彩。
今思えば、彩はあの頃から俺が好きな絵を知っていたのかもしれない。
アルファポリス・すずなり。
『幼馴染がヤクザに嫁入り!?』より、追憶。
欽ちゃんの仮装大賞って番組知ってる?
自慢なんですけどその番組に過去16回、テレビ出演した事があって、萩本欽ちゃんや香取慎吾君と何度も絡みました!
その番組で賞も獲った事あります。
YouTubeで「仮装大賞 満員電車」で検索したらお腹で満員電車をやっている人が僕です。よかったら見てください。
遠い日の思い出になりましたがYouTubeで又世界中の人達に笑ってもらえて、やって良かったなぁと思ってます。
若い人達は是非、歌ったり、楽器を弾いたりダンスやパフォーマンスなんかが出来たら動画を残しておくと良いと思います。
“遠い日の記憶”
人工的な青い空。空に見立てたスクリーンにぽかりと浮かぶやっぱり人工的な雲の映像。ほんのりと温かい太陽の光もゆるりと頬を撫でていく風も、本物を知った今となってはまるで別物だとわかるけれど、あの頃の私にとっては本物だった。
初夏の晴れた日に設定されたあの日の昼下がり。私は"友人"と呼ぶには少し隔たりのある顔見知りの男に呼び出されて、街が良く見える丘の上にきていた。
もう少ししたら夕方になって、少し雨が降る様にプログラムされていたのに、こんな時にこんなところに呼び出してなんなんだ、と少しイライラしていた。呼び出した男は私がイライラしているのに気付いていない訳がないのにいつもと同じ澄ました顔をしていて、その姿が余計に私の神経を逆なでしていた。
温くて湿っぽい風が、目の前の男の鬱陶しい重たい前髪を揺らしていた。人を呼び出しておいて、来てくれてありがとうの一言も言えないほど致命的に気が利かないこの男になんでこの私が振り回されなければならないのか。合わせた視線を逸らすのは負けたみたいで癪だったから、絶対にそらしてやるもんかと睨みつけてやった。
結局アイツは澄ました顔の割にいつまでも口をもごもごさせるだけで、何も言わないままプログラムにはなかったはずの急な雨で有耶無耶になってしまった。てっきり告白でもされるのかと、どうやって一番惨めに振ってやろうと考えていた私は肩透かしを食らった気分で帰宅した。
その翌日、アイツは地球に引っ越したのだと聞いた。どうやってからかってやろうとほくそ笑みながら学校に向かった私はやっぱり肩透かしを食らった気分だった。わざわざ引っ越しする報告をあんなところでしようなんて、思わせぶりにも程がある。何より、思わせぶりだとショックを受けた自分が不愉快だった。
地球に降り立つ度、遠い日のあの記憶が鮮明に蘇る。地球に降り立つ度なんだかんだ理由をつけて必ず私を迎えに来る男の相変わらず澄ました顔を睨みつける。少しだけ、気が利く様になった男が差し出す手の意味に気づかないふりをしてその手に荷物を押し付けてやった。
【本が擦りきれるように】
喉を突き抜けるような潮の匂い
太陽よりも眩しい雷
痛く冷たい雨
自我を持ったかのように荒れ狂う濃藍の波
海を平らにする貴方の声
藍鼠の空が次第にアクアグレーに染まる
燦然と輝く炎を灯し、ギターとマンドリンを手にして歌ったカプチーノのような歌
色とりどりのジュース
くだらない話で笑うみんな
私達を見守っているのは青白く微笑む月
鉄琴よりも澄んだ星の音
貴方が最後に見せてくれた初めての虹
きっと忘れることのない、いや忘れたくない景色を見たのだ。
こんな時間がずっと続けば良いのに。
潮の匂い
眩しい雷
激しい雨
荒れ狂う波
海を平らにする貴方の声
次第に晴れる空
黄色い炎を灯し、ギターとマンドリンを手にして歌ったあの歌
おいしいジュース
笑うみんな
私達を見守っているのは青白い月
澄んだ星の音
貴方が見せてくれた虹
きっと忘れることのない、いや忘れたくない景色を見たのだ。
こんな時間がずっと続けば良かったのに。
前よりも詳しく思い出せない。
潮の匂い
雷
雨
波
海を平らにする貴方の声
空
炎を灯し、楽器を手にして歌った歌
ジュース
笑い
月
星音
貴方が見せてくれた虹
きっと忘れることのない、いや忘れたくない景色を見たのだ。
それなのに、私は多くを忘れた。
匂いが、色が、景色が、気持ちが思い出せない。
でも、貴方の姿や声、慈悲深い心ははっきりと覚えている。
忘れるはずがない。
青緑の波
海を平らにする貴方の声
青い空
楽器
貴方が見せてくれた虹
忘れてしまった。忘れるはずがないと思っていたのに。
私は許せない。
これらは遠い日の記憶なんかではない。
昨日のことのようなのだ。
もうほとんど覚えていない。航海の記憶は嵐に遭ったこと、乗組員たちとセッションしたこと、貴方のことしか覚えていない。
それすらも、細かい出来事が記憶から抜け落ちている。
空の色も楽器も、詳しく思い出せない。
貴方の姿を忘れた。
どんな服を着ていて、どんな髪色だっけ。
貴方の声を忘れた。
素敵だった。
美しかった。
でも、どんなふうに素敵で美しかったのか、思い出せない。
貴方の心を忘れた。
優しい人だった。
でも、貴方は何をしてくれて、何が私の心に深く刺さったのか思い出せない。
温かさの質感も忘れた。
でも、貴方という存在は覚えているのだ。
貴方がいた事。
私という存在。
これだけが、あの日の航海の記憶を現在に繋ぎとめているのだ。
貴方に会いたい。戻りたい。
遠い日の記憶
私の記憶は悲しいことが大部分。
なんでこんなに幸せな記憶がないんだろう?
不思議に思うくらいない。
いや、
なくてもいいや。
そしたらこの世界が純粋に憎めるから。
ーー
私の記憶が確かならば…。
のやつ。
『なんでこんなこといつまでも覚えてるんだろうな、って自分でも呆れるくらい、くだらない記憶も。
もう二度と思い出したくないってのにいつまでも頭にこびりついて取れない、嫌な記憶も。
……思い出せる記憶があるってのはさ、それだけで幸せなことなんだぜ』
そう言って彼はさみしそうに笑っていた。
その言葉を彼から聞いたのはもうずいぶん昔、私が10歳の時で。彼は外から街にやって来た旅人だった。
彼がその後どう街で過ごしていたか、いつ頃街を出て行ったか、全く覚えていない。
ただ思い出すのは、あの言葉と表情だけだ。
「……思い出す記憶があるのは、それだけで幸せなこと」
私は今日もそう呟いて、ひとりさみしさを紛らわすのだった。
『遠い日の記憶』
遠い日の記憶。あれは、私がまだ小学生の頃だったと思う。少し年の離れた姉にひっつき回って鬱陶しく思われていた頃。
すぐ近くの姉の友人宅に私も付いて行った。
姉の友人は私を邪気にする事なく二人の遊びに私も参加していた。あれはりかちゃん人形のシリーズなのか定かではないが、はっきり覚えているのは、スーパーマーケットのていをもした、小さめカートに、これまた小さな食料品。ミニチュアのカレーの箱だったり、お菓子箱だったりに私の驚きはMAXだった。
それから、私は母が買ってくれて食べた後のお菓子箱は取って置き箱集めに夢中になった。。小さな頃の夢が、お花やさんから、食品レジになったのは、言うまでもない。
月日が流れ、私は社会人になるとき、食料品スーパーを希望した。そう!仕事として選ぶほどの感動をあのおもちゃから、もらった。だから、限定しなくとも、突然、思いもよらぬ所から、好奇心は出るのかも知れない。そう考えると、自分の歩んで来たこの道は、目標達成!なのか。笑
『遠い日の記憶』
あの日、私は何をしていただろうか
確か暑かった
だけどずっと走っていた
鬼ごっこをしていたのだろうか
ずっとずっと誰かを追いかけていた
負けず嫌いだったから一生懸命だった
けど
ずっと笑顔だった
ずっと笑っていた
楽しかった。
今になると何事も手をつける前にリスクを考えてしまう。だから億劫になり、何もせず、安全をとってしまう。
たまに思い出す昔の記憶。その中の自分はとても幼く、今より何も知らず、何か怖いものは?と聞かれるとせいぜい“お母さんとおじいちゃんのゲンコツ”と答えるほど恐れるもの、またリスクを考えることもなかった。だからたくさん気になるものに手を付けて、初めてのことに挑戦し、失敗して沢山のことを学べたのだろう。
確かにリスクも、その物事の後先も考えて動くということは大人になっていくにつれて重要になってくる。でも、たまにはそんな事頭からほっぽり出して何かに挑戦してみるのもいいかもしれない。あの時の幼い頃のように。
まだまだやりたい事、やらなきゃいけない事が沢山あるのである程度考えつつ、でも「今しかできないんだ」なんてでも思いながら挑戦していこうと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『遠い日の記憶』でした。