赤い糸』の作文集

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赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/30/2023, 1:43:53 PM

人に期待をすると見事に裏切られることがある。
赤い糸に結ばれたとしても
''裏切り''が消えることは無いし、
例え“裏切り“の言葉がこの世に誕生していなくても
一生存在し続けるものだと思ってる。

幽霊が怖いだとかよく耳にするけど、
いちばん怖いのは圧倒的''人間''の方だと思う。

人間の''憎しみ''は醜い。
いや、''人間自体''が醜いのかもしれないね。

6/30/2023, 1:43:19 PM

【小塚悠代 こずかゆうだい】×【栗原都子 くりはらみやこ】


「『赤い糸』ってあると思いますか?」大学の先輩で仕事の相棒である小塚さんにそう聞いてみた。リアリストな彼はどう考えるのかが知りたかったからだ。
「『赤い糸』ですか。僕が思っているよりも、君はロマンチストなんですね。」パソコン作業をしながら、彼は答えた。目線は私ではなくパソコンに向いている。
「だったらなんですか?私は人並みにロマンチストですよ」
「そうなんですね。……赤い糸とは、運命の赤い糸とかそういうやつですよね」
「そうですよ」そう私が言うと、彼はやっぱりパソコン作業をしながら答え始めた。リズムよくタイピング音がなり続ける。
「僕は、運命の赤い糸はあると思います。それはロマンチックなものじゃなくて、イメージは、神的ななにかがこう、糸を引っ張って関わる人を選んでる感じ。です。」
「へー。特殊ですね。気持ち悪」私は浮かんだ感情を包み隠さず伝えた。私が期待してた回答とは少し、いいやかなり違った。私は『無い』とか、『君と出会えたから運命の糸はある』とかそういう回答を期待していた。
「自分から聞いたんでしょう?」
「そうですけど、なんかこう、もっと夢があるイケメン彼氏みたいな回答を期待してたんですけど…」
「イケメン彼氏って、あなたそうゆうキャラじゃないでしょう」タイピング音は止まずになり続けている。
「まぁ。ていうか、さっきから小塚さん私のことあなたあなたって、せめて名前で読んでくれませんか?」私は、座って作業する彼に近づいた。パソコンばっかりで少しムカついたからだ。
 彼は作業をする手を止めて私を見つめ始めた。少しドキッとした。顔はタレント並みに整っているし、好みの顔に見つめられたらドキドキするのは当たり前だ。
「…小塚さん?あの…」気まずくなって話しかけた私の頬に右手を伸ばして、彼は微笑んだ。まるで猫を愛しいと見ているように。
「…僕は、栗原さん。いいや都子さんと出会えたのは、運命の赤い糸のおかげだと思ってますよ。」顔色を変えず、むしろイケメン彼氏そのもののように、彼は嘘を言ってのけた。私は夢でも見ているかのような錯覚に陥った。「で、どうですか?」その言葉で私は現実に戻った。
「おぉ、流石小塚さん。大学時代、女の子誑かしてただけありますね。流石イケメン」自分がドキドキしたという感情を悟られないように、そうふざけって言った。彼が大学時代、女の子を誑かしてたという事実はない。
「ありがとうございます」
「否定してくださいよ」
「否定する必要あります?」
「無いですね。」
「でしょう。」
「そんなことより、また呼んでくださいね。都子って」運命の赤い糸とか関係なく、小塚さんに名前を呼ばれるのは嫌いじゃない。私は呼ばないけど。『悠代さん』なんて恥ずかしくて言えないけど。嬉しかったなんて、好きだなんて、私は言いませんけど。

6/30/2023, 1:41:15 PM

僕達は永遠に赤い糸なんかで結ばれているんだよ?

まあ、結ばれてなくても、絶対離さないけどね ニヒ

赤い糸

6/30/2023, 1:39:02 PM

わたしの小指に巻きついた
細くて赤い糸。

この先には誰がいるのだろう?

嫌な人だったら、どうしよう。
誰もいなかったら、どうしよう。

そんな不安や恐怖があって、
糸を手繰り寄せられない。



赤い糸の先にいるのはひとりだけって
誰が決めたの?
嫌なら選び直せば良いだけよ。

赤い糸の先に誰もいなかったら
好みの人に結んじゃえば良いだけよ。

赤い糸に結ばれてはいても縛られないで。

赤い糸は可能性。
赤い糸は無限大。

運命は、選べるのよ。

6/30/2023, 1:34:30 PM

赤い糸(2023.6.30)

薄闇の部屋の中で、鈍く輝く刃を左腕に押し付ける。
そのまま大きくひとつ息をついて、刃を握る右手をスライドさせる。
しぱしぱとこそばゆいような微かな痛みとともに、赤い糸が生まれる。一本、二本、三本……。
「運命の赤い糸」なんてものは、きっともうとっくに切れてどこかへ行ってしまったけれど。目に見えないそれを少しでも手繰り寄せるために、今日も私は糸を紡ぐ。

6/30/2023, 1:29:40 PM

この結び目ほどこうか

赤い糸で結ばれていると

そう信じられた日々

冷たく静かに消えていく

ひとりよがりで結んだ

偽りの赤い糸…

6/30/2023, 1:24:10 PM

小指を立ててみる。
沢山の「約束ね!」が込められた小指だ。
小さく息をつき、彼のいるところを見つめる。
あのときの約束を、君はいとも簡単に破ってみせた。
君の小憎たらしい笑顔が、今でも浮かんでくる。
見えない糸をたぐったら、君のところへ行けるだろうか。
私の小指は一生、君に繋がれたまま。
「赤い糸」

6/30/2023, 1:22:54 PM

張り巡らされたたくさんの赤い糸
でもあの子は嫌いだからプツン。
アレは私に向いてないからプツン。
アレも興味ないからプツン。
コレは大事にしたいから取っておこう。

知らない間に私から解けちゃった糸があれば
最近引っ張られた糸もある。

「運命」が。
私の歴史を作った運命が

私を縫い付けて
私を作ってる。

–赤い糸–

6/30/2023, 1:17:06 PM

『赤い糸』

赤い糸で結ばれた二人…
余り考えた事もないけれど
本当にあれば素敵だなぁと
思うし、信じた人と一生
添い遂げたいと思う。

添い遂げられた時に『赤い
糸だったのかな?』と
思うのかもしれません。

6/30/2023, 1:16:54 PM

小指の赤い糸って、人と結ばれてない人もいるよね。きっと。
 付き合う人付き合う人ろくな人じゃなかった。
 で、男には懲りて、でも独りは寂しくて、猫を飼い始めた。名前はごま。オスのキジトラだ。
 このごま君。男の子なのに、私と相性が抜群に良い、と思う。
 どの人より可愛くて向こうもゴロゴロエンジンふかしてくれて相思相愛。ラブラブだ。
 私の赤い糸は、この子と繋がっていたんだ。きっと。

6/30/2023, 1:14:03 PM

赤い糸


落語家さんが、落語を始めるまえのまくらでこんなことを話します。特に男女の仲の落語の前に。


10月に出雲の国に神々が集まって、持ち寄った男女の縁を結びます。たくさん持ち寄った男女を赤い糸て結んでだんだん進みます。


残り少なくなって、最後に残ったのが3人。
めんどくさいから、この3人の糸をくしゅくしゅって纏めた‥こんなのがややこしい三角関係になるのです笑


三角関係、落語のまくらだけにしてほしいお話です。神様の怠慢と言って、笑ってばかりいられませんから。

6/30/2023, 1:12:06 PM

私と君の小指に、深紅に染まる糸が見えた。運命の赤い糸。
変態やリア充の妄想じゃなくて本当にあったんだ。

でもさ、きみに運命は君が決めるべきだ。赤い糸が決めるべきじゃない。

私の小指に結ばれた糸をしゅるりと解くと、いつの間にか君の小指はいつもの指輪だけになっていた。


これで、良いよね。

*赤い糸*

6/30/2023, 1:11:03 PM

赤い糸

積極的に結婚したいわけではないけど、結婚しないと決めたわけでもない。

朝起きて昨夜のうちに買っておいた菓子パンを食べ、最低限の化粧をし、職場に向かい、きっちり給料分の働きだけして、帰路につく。
流れに身を任せて日常を過ごしている。

ルーティーン化した日々は省エネルギーで生きられるけど、これでいいのかなと恐怖にも似た不安に襲われることがある。

最近友人が結婚した。めでたいなと思う反面、変わらない日常が死ぬまで続くのかなあ、なんて考えてしまう。

もし赤い糸が見えたなら、その糸を辿って終着点に向かうだろう。その人は自分の人生を変えないかもしれないし、死ぬほどつまらない人間かもしれない。

だけどその先にあるなにかを知りたい。

6/30/2023, 1:07:32 PM

赤い糸

赤い糸なんてないよ。
でもめちゃくちゃ遠い遠い存在の人が
会社から歩いて30秒のところに
来ていたのはビックリした。

会えなかったのは残念だけど、
こんなことあるんだ!?ってなった。
そんなに近くにいたの?ってなった。

もちろん仕事中なので気づくこと
できなかったけど。

6/30/2023, 1:04:25 PM

赤い糸。

それは世間一般で言えば運命の人と繋がっている糸だろう。

しかし実際は違う。

実際の赤い糸は、まぁさしずめ『死神の糸』。

赤い糸が巻き付いている部分が主に致命傷となって死ぬ。

そして、赤い糸が短ければ短いほど死期が遠い。

逆に長ければ長いほど死期が近い。

何故そんなことが分かるのかって?

そんなの、『視える』からに決まってるでしょ?

いつから視えてたかは覚えてないけど。

視えないのに確証もないこと言わないよ。

あぁそうだ、そろそろ本題に入ろう。



『それ』さ、君の全身に巻かれてるんだよね。




__________________________________________

いきなり呼び出されたと思えば、こんな訳のわからないことを言い出す男を睨む。

私が死ぬ?赤い糸?寝言は寝て言え。

わざわざ学校の外の倉庫裏まで来たというのに、せっかくの昼休みが台無しだ。

これならまだくだらない世間話のほうが価値がある。

私は深くため息を付き、

「あのね、私も暇じゃないの。こんな話するために呼び出したわけ?」

こう言えば諦めてくれると思ったのだが、意外にも真剣な顔でこちらを見ながら、

「本当なんだ。」

と言った。

もしかしたらとも思ったが、嘘だと思ったので「はいはい」と適当に返事をし、
その場を後にしようとした。

「待って」

しつこいなぁと思いつつも、仕方が無いので立ち止まり振り返った。

「何?」

「信じてもらえないのは分かるよ。だって、今までもそうだったから。」

「…今まで?」

「うん。皆、自分が死ぬなんて信じたくないから、僕の話に耳を傾けてくれないんだ。」

「…」

「でも、僕も自分の考えてる事の押し付けはしない。」

「…分かった。」

「ホント⁉」

男は分かりやすく顔を明るくした。

「で?いつ死ぬの?」

「ん~僕もあまり分からないんだけど…」

「大体でいうと?」

「うーん…あ。」

「え?」

「今。」

金網の外から大型トラックが突っ込んできたところで、私の意識は潰えた。

__________________________________________

「ねぇねぇ、あれ知ってる?」

「あれ?」

「えっ、知らないの⁉」

「うん。」

「なんか学校の近くの道路から大型トラックが突っ込んで、女の子がひとり死んだらしいよ」

「あー、なんか話題になってたのってそれか…」

「それでね、その子と一緒にいた男の子が、」










「なぜか無傷だったんだって。」






あとがき


今回のテーマは「赤い糸」でした。

普通にすると面白くないかなと思って、謎の物語ができましたw

途中から飽きて手を抜いたのですが、ここまで見てくれた方は天使の様なお心の持ち主です。

ありがとうございました。

6/30/2023, 1:03:19 PM

私には天敵がいる
暖かくなると……暑くなると……
夏になると運命のごとく
引き寄せられる二人の如く
今年も運命的に出会ってしまった──

初めは……足への違和感……
見覚えのある赤み……
そしてついに……
姿を──
今年も運命的に出会ってしまった──

奴は私の栄養を奪い取るのに
痩せやしない
痒みと赤みの嫌がらせだけを残していく

嫌だけど、嫌だけれど……
私と蚊は……赤い糸で結ばれている気がする……
今年も来年も……
その先も……
赤い糸によって──





(2023.06.30/赤い糸)

6/30/2023, 1:02:21 PM

頭がいたい。


なぜこんなことに。


耐えて笑顔で元気に思うままに生きてきた。

毎日を全力出して頑張った。


それでも計り知れないわからないことがある。



それでもとめどなく涙がまだでる


それでもまた笑顔になりやる気になる



そして傷ついてまた苦しむ


永遠に永遠に永遠に



苦しみは蜜の味。あくまのはちみつ。


苦しみが来るから幸せが来る


振り子のように



チクタクチクタク



もう振れないで



静かにどちらの感情もおいてきて


これ以上知る必要もない


働く気力もない


惰性で進めるとこまでいってみよう


その先になにもないのがいい






















もう限界だ限界だ








あたまがわれる









げんかいだ



























もうこんな思いを二度としないように







一生分の嫌な思いを今日でおわらそ

6/30/2023, 1:02:16 PM

切れ味のいい鋏が欲しい
どこに繋いでいるかわからないから
取り敢えず小指から一本ずつ試すから!

そういって駆け込んできたのは
しとどに雨に降られたらしい女の子だった

指ごといきそうな、勢いで
カウンターの奥からタオルを取り出し
渡しがてら思案する

はて
ここは道具屋じゃないんだけどな

カウンターの後ろに並んでるのは
ざらっとした手触りの書籍の羅列

仕方ないなぁ
阿部貞は避けて
無難にあかずきん にしておくか

そう思ってパンと温めた葡萄酒も出し
オオカミヨウのハサミを書籍から抜き出した

悪縁は切れるんじゃないかな
獣の腹をざくざくやれるくらいだから

彼女はやった
思い切りいった

カラッポになった相手の空洞には
お決まり通り石ころを詰め込んできた、と
意気揚々と笑っていた

6/30/2023, 12:59:23 PM

曇り空に手をかざして、小指のあたりをまじまじと見る

僕の指にも、目に見えない運命の赤い糸が結ばれているんだろうか

あるいは何もないのか

できることなら、一本だけ結ばれていてほしい

そしてその先が、あの子の小指とつながっていたなら…

6/30/2023, 12:56:28 PM

服の端から出ていた赤い糸を引っ張ってみた。スルスルと続いて出てくる出てくる。ピンと張った糸の先に、いつのまにか親しい執事の指があった。彼は頬を染めながら、こちらを愛おしそうに見つめている。
目が覚めて夢だったのだと気づいた。
おはようございます。左側から声がしてそちらを見れば、思っていたより近い距離に執事の顔があってびっくりした。すみません。と執事は顔を引く。部屋を見回せばやりっぱなしの刺繍道具が放置されていた。どうやら刺繍をしていたところ、うとうと寝てしまい、それを執事がベッドに運んでくれたようだった。
お礼を言って体を起こす。右手を布団についたらチクリと痛みがした。みてみると、ついてきてしまったのか、刺繍の針が薬指の先に刺さっていた。執事は慌てて止血をしてくれた。そんなに血も出てないけど、温かい気持ちになった。止血するために触った血が、彼の指につく。先ほど見た赤い糸のようだった。
あれはいい夢だった。どんな夢だったっけ。忘れちゃったけどいい夢だった。
彼が手の処置をしてくれている間だけ、夢について考えていた

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