『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「運命の赤い糸」とよく言うが、本当にあるのだろうか?よく、恋人の間で使われることが多い
そもそも、運命とは、自分の未来のことで、赤い糸は、恋人と結ばれること
「運命の相手と赤い糸で結ばれたい」という人もいるが、運命は自分の選択で変わる
最初から自分の人生がこうなって、あーなってと決められることは無い
運命は、自分で掴み取る
赤い糸なんて最初から存在しない
努力すればするほど、赤い糸は長くなってく
努力が実った頃、赤い糸がほかの赤い糸と結ばれる
赤い糸
ー人ってさ、みーんな何かしらの縁で繋がっていると思わない?
突然の質問に、僕の頭上に?が浮かぶ。
「どういうこと?」
と聞き返せば、君は、今日あったことなんだけどと前置きして話し始めた。
「私が本好きなのは知っているでしょ?最近、友達からある本を紹介してもらって、今はそれにハマっていたんだけど、その作家さんが今度この街に来て取材しますってファンの皆さんに伝えたの。私はへーって思ってたんだけど、偶然!作家さんの取材中の姿を見れちゃったの!うわー、縁繋がっているなーって思ったから」
ー確かに、友達から本から作家さんヘと繋がっている。
「じゃあ、僕達の赤い糸も繋がっているよね!」
君はびっくりした後、少し照れて、小指をピンと立ててみせた。見えない赤い糸が僕らの間を繋ぐ。
縁と運命の赤い糸、どちらも人と人を繋げていく。
お題『赤い色』
これは、主様がまだ6歳だった時の話。
「ねえ、フェネス」
主様用のティーカップを磨き上げていると、それまでソファに寝転がって静かに絵本を読んでいた主様がふいに俺を呼んだ。
「なんでしょうか、主様?」
俺が返事をすれば主様は起き上がってちょこんと座り、隣の空いた座面をぽふぽふ叩いている。座ってほしいときの仕草だ。
俺が望まれるがままに主様の隣に座ると、主様は俺に絵本を突きつけてこうおっしゃった。
「よくわかんない」
それは東の大地の絵本で、赤い糸を巻き取ると人々が抱える苦しみや悲しみが聴こえてくる……という話だ。絵柄が幼児向けでかわいいのだけれど、内容は哲学的で、大人にももしかしたら難しいかもしれない。
それなのに俺が主様にこの本を選んだ理由は、主様自身が感じている理不尽を、もしかしたら自力で解消していただけるきっかけぐらいにはなるかもしれない……そう思ったからだった。
「そうですね。とても難しいお話だと思います。ここに書かれていることを分かりやすくお話いたします。
主様は先日、なぜ自分にはお父様やお母様がいないのかとおっしゃっていましたよね?」
こくんと頷いたのを見届けてから話を続ける。
「それを俺に聞いてきたとき、悲しいと泣いていらっしゃいました。俺は幼い頃に両親に捨てられてしまったので、その悲しみはよく分かります。
これはそういった、主様や俺の力ではどうにもできなかった願いが叶うようなお話です」
俺の話を聞いていた主様は、みるみるうちに目に涙を浮かべた。
「あかいいとをまけば、おとうさんとおかあさんにあえるの?」
「……そうですね、もしそのような糸があれば、主様はお父様とお母様に会えるかもしれません。ですが……その代わりに俺や他の執事たちと一緒に暮らせなくなります。主様はこの屋敷でみんなと暮らすのはお嫌ですか?」
言いながら、俺は自分の卑怯さを呪った。俺だって幼い頃になかなか受け入れられなかったことを主様に突きつけて、しかも俺を、俺たちを選ばせようとしているのだ。
案の定、主様は首を横に振った。
「フェネスたちとバイバイしたくない」
主様の目元に浮かんだ涙をハンカチで拭きながら、俺は主様を抱きしめた。
「赤い糸」
緑の若葉をムシャムシャと食べ
白い身体はすくすくと大きくなり
口から吐くはキラキラとした糸
やがて蚕は繭となり
翅持つ夢を見ている間に
煮られて悲鳴を上げながら命を奪われる。
尊き命と引き換えに得られた絹糸は
彼らの無念を想う
桶を満たす涙と私の血で染められる
赤く 紅く 朱く
神よ わたくしの頭上におわす
決して言葉を発しない 神よ
そのようなかけがえのない
慈しみに溢れた わたくしの赤い糸を
呪いをまとった わたくしの紅い糸を
勝手に どこぞの誰かと
結ばないでもらえるか
この糸はわたくしのものであり
選ばれるべき相手は
このわたくしが決める
別にあなたでもよいのだが?
血に塗れる覚悟はおありか 神よ
「赤い糸」
おや。いつの間に。
手を見ると、小指に赤い糸。どこに繋がっているかも判らない、ずっとずっと奥まで伸びた赤い糸。
みなさんはこれをどう思いますか?
誰かは、糸の先には運命の相手が、と言っていましたね。
私は糸の先には、自分の進むべき道があると思っています。
運命の赤い糸。名前には、運命の人に出逢うとはついていません。なので、人以外にも先にあっても良いと思うのです。
まぁ、解釈は人それぞれ好きなように考えて良いのですよ。それでは、私は糸の先に行ってみようと思いますので。また、何処かでお会いしましょう。
運命の赤い糸って知ってる?
よく聞くよね、
もしそれが本当にあったらどうする?
絶対にその人と生涯を共に過ごす?
私は〜ヤダなぁ、
運命の人がこのほっそーい糸に繋がれた人だなんて、
私は例えこの世に赤い糸が本当にあって、見えたとしても、
運命の人は自分で見つけたい!
買ったばかりの赤のパーカーを
幼馴染みに見せびらかす。
「どーだ!似合うだろう?」
「赤い糸、飛び出てるじゃん」
「え!?やだ、マジかぁ?」
「あぁ大マジだ!俺と結ばれてる糸がなー」
何食わぬ顔でお前は…!?
スタスタと前を歩く幼馴染みの後ろで
自慢のパーカーよりも赤く染まる。
恥ずかしいから、
そんなの見せられないけど。
あなたとわたしに
繋がってますように。
#赤い糸
テーマ「赤い糸」
「私たちは赤い糸で結ばれている」
ふとした瞬間、そう思う時がある。
赤い糸なんて目には見えないけれど
お互いに大切に思っていてただひたすら相手の幸せを願ってる。
その関係性はアーティストとファンの間でも幻かもしれないが存在するかもしれない。
沢山の星が流れる中、君が1音1音大切に…丁寧に歌い上げてる姿を見ながらぼんやりと考えていた。
私は運命なんて信じない。
人々は運命の赤い糸という物を信じる人がいる。私はその運命の赤い糸とやらを自分の手で引きちぎった。
私の家はシングルマザーで家計はかなり貧しく、学費が払えないため大学を諦めるよう言われていた。私は美術大学に行くためだけに頑張っていた。どうしても大学に行きたかった。
ある日、母が大手企業の社長令息との縁談を持ってきた。私にとってその縁談が正直良いものなのか悪いものなのかは分からなかった。この縁談が上手く行けば大学にも行けるし母の生活費も負担してもらえる。
だが私には2歳年下の彼女がいる。金か恋愛か。自分には到底判断するのが難しいものだった。
私は彼女に相談をすることを躊躇って縁談の話を彼女に出すことができずに令息との縁談は思っていた以上良好に進んで行った。進んでいく度、不安と罪悪感が募っていく。
結婚の話が度々出る中、私は決断をすることが出来ずにいた。あわよくば、何も考えずに一人で生きたいと思う時もあった。でも今日で何もかも終わり。
私は金を選び彼女には別れ話を切り出し交際を終えた。
これで私は幸せになれるの。たとえ好きでは無い人とでも。愛のない結婚でも。
2023/6/30
【赤い糸】2023/06/30
運命の赤い糸。
いつか結ばれる男女は、生まれた時から、お互いの小指と小指が運命の赤い糸で結ばれている。
何が運命だよバカバカしい。
「涼介、ちょっとなにやってんのよ!?」
朝っぱらから大きな声で、隣にいる中学来の友達、楓が前方でコケて教科書をばらまいた涼介ニムカッテ怒鳴りながら駆け寄っていく。涼介もまた楓とおなじ中学来の友達だ。2人とも親友とも言える俺の大切な友達。
2人は小学校からの仲らしいから、親友と言うより幼馴染と言った方が正しいか。
「やっべー、教科書折れたわ。」
「ったくもう!このドジ!!!」
このふたりの喧嘩はいつもの事なので、そのまま通り過ぎて教室へ向かう。
今読んでいる本では、ちょうどヒロインが主人公に恋に落ちる、女子が好きそうなシーンだった。ミステリーの中で少し珍しい恋愛込みの物語。
2人は実は昔あったことがあったのだが、色々な事件があり離れ離れ。そして大人になって再開。
まるで運命の赤い糸で結ばれていたかのように。
運命なんて誰が信じるって言うんだ。
偶然が実は決まって起きたことだって言うのかよ。
ぐちゃぐちゃと頭の中文句を言いながら外を見る。昇降口前には、涼介と、ずっと説教を垂れている楓の姿があった。
-あいつら、まだ下にいんのか?
本当にあの二人は仲が良い。あの二人こそ「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を体現しているような2人だ。
そういえばあの二人は小学校からずっと高校まで一緒だったな。家は近いが特に家同士が仲がいい訳では無いらしい。それでも仲がいいのは、なにか因果関係があるのだろうか?
「運命の赤い糸か・・・」
運命なんて信じないが、あの二人は本当に運命という言葉じゃないと説明できないくらいに一緒にいる。
前だってコンビニで鉢合わしたこともあったしな。
「何呼んでんの?」
いきなり心臓が跳ね上がったかと思った。
ガっと横を向いたら、中学から一緒の美乃里がいた。こいつも一緒につるんでいるひとりだ。
「ああ、新しい新作だよ。運命の赤い糸なんてワードが出てきたんだよ。興ざめする。」
「あはは・・・誠也そういうの嫌いだもんね・・・」
美乃里が苦笑いをうかべる。
そういえば、美乃里と高校が同じになったのも驚いた。俺たちは特に家が近い訳でもない。かと言ってこの高校が中学から近かった訳では無いから、そう簡単に同じ中学の人と被るなんてことないはずなんだが。
まああの二人は家が近いから例外だけど。
-これが、運命ってやつか?
唐突にそんな考えが浮かんだ。いや、単にこの高校に魅力があったから被っただけだろう。きっとそうだ。
-でも、仮にもし運命だったら、悪い気はしないな。
予鈴がなり、美乃里が自分の席に戻る。その小さな背中を目で追いながら、そうだったらいいなと、自分でも珍しく運命にすがった。
-赤い糸
僕と君は赤い糸で_
なんて、結ばれていないことは昔から知っていた。
だから僕は赤い糸をつくることにしたんだ
…
……
嗚呼、真っ赤に染まった君はなんて美しいのだろう。
君の体内にあった赤い"糸"を自らの小指に巻き付けた
病める時も健やかなる時も
僕は君から離れないことを誓いましょう。
冷たくなってしまった君の心はまだあたたかかった。
赤い糸…運命の赤い糸、が浮かぶ。
パートナーと呼ばれる人ができると、それは
存在することになる。
縁が切れてしまうと、その糸は、「始めから
無かったもの」に変わってしまうのだろうか。
目には見えない、人によって捉え方が違う
不思議な存在だ。
「赤い糸」
ちょきちょき
縁の糸を裁ち鋏で断ち切る
こんなもの無ければ
こんな気持ちを知ることもなかった
#赤い糸
雨の夜の独り言
「会いたい」と今思う人はたった一人しかいないのに、そのたった一人に会えない事が苦しいなんて。わかっている事のはずなのにどうして心が痛むのか。
普通に生きることと同じくらい自分の想いをその特別な人に受け入れて貰うことは困難である。人間の三大苦悩という概念がもしあったとしたら、間違いなく失恋、拒絶、別れになるだろう。
こんな事をタイプしながらも、彼は今どうしてるのか、楽しい旅先での時間になるといいなと思ってみたり、ただ寂しいって一言伝えられたらどんなに良いだろうと切望したり、それらが叶わぬ事だとわかっているから落ち込んだり。私の頭と心は今日も忙しい。
きっとそれも全て雨のせいだろう。
彼が何処にいようと、幸せでいてくれたらそれが一番嬉しいのはずっと変わらない。
「赤い糸」
赤い糸と言えば多くの人が思いつくのは「運命の赤い糸」だろう。
本当にあるのならば早めに出会わせてほしい。
生きる理由を失う前に。
まぁ数は少ないが信頼できる友人が居るから当分大丈夫だけれど。
いつか出会えたら、と夢を見てようかな。
赤い糸
運命の人とは赤い糸で結ばれている。
子供の頃、初めてそんな話を聞いた時は、自分のどの指にも赤い糸なんてないから、一生結婚できないと思って大泣きして、お父さんとお母さんを困らせたっけ。
でも、その時の私を諭したお母さんの言葉は、今でも好きだなって思う。
「赤い糸は、結ばれていないのではなくて、見えないの。みんな、誰が運命の人かなんてわからないからね。大事なのは誰が運命の人なのかじゃなくて、この人と一緒にいたい、とか、いてよかった、って思えるかどうかだと、お母さんは思うの」
もちろん、お母さんもお父さんと結婚してよかったって思ってるわ。
そう付け加えて、お母さんはひだまりのように微笑んだ。
いつまでも仲良しなお父さんとお母さん。
私も、一緒にいたいと思える人と、お父さんとお母さんみたいな、あったかい家庭を作るよ。
今までありがとう。幸せになるね。
「私達は赤い糸で繋がっているの! 」
恋愛系のアニメやドラマとかに使われているイメージがある赤い糸。僕はその赤い糸という言葉が嫌いで嫌いで仕方ない 。
2年前ぐらいに付き合っていた彼女が病気で亡くなって、そこから僕は恋人を作らなくなった。二度とあんな思いをしたくないという気持ちもあるだろう。でも彼女が言った言葉が一番の原因かもしれない。「赤い糸ってね、恋人のどちらかが不幸になった時に切れるの」どちらかが不幸なら赤い糸は切れる、ということなら僕は付き合ってもすぐに赤い糸が途切れてしまうだろう。
彼女が亡くなってから何をしてても幸せを感じない。そんな状態で付き合っても赤い糸なんて一瞬で途切れるに決まってる。自分勝手な理由なことは分かってる。でもなぜが赤い糸という言葉が大嫌いなんだ。
どっかのしらん中1のが書いた小説です。
長々と文章を書くのが苦手なのでこれで練習したいと思います
私の小指と赤い糸で繋がっている未来の旦那さんへ。
自分で言うのも何ですが、私はかなり面倒くさい人間です。なので先に言っておきます。
1,性格が本当に猫のようです。心を開いて甘えてくるまでかなり時間がかかると思います。またツン要素が多めのツンデレなので、少し冷たいと感じてしまうこともあるかもしれません。ご了承ください。
2,炊事が大の苦手です。そもそもかなりの不器用&大雑把なので、あまり期待しない方が良いでしょう。(掃除はできます。しかしひどい面倒くさがりなので、グダグダしていることが多いでしょう。やる気が出れば頑張れます)
3,何かに集中すると周りが見えなくなります。また、自分が本気でやっていることや大好きなものに対してネガティブな口出しをされるのを特に嫌います。どうか広い心で遠くから見守るか、応援してください。
「赤い糸」
自分には見えたことがない。
「青い鳥」も
「黄色いハンカチ」も
見たことある。
「四葉のクローバー」や
「相合い傘」なんかも。
いや、これらはちょっと違うのかな?
そもそもなぜ「赤」なんだろう。
もう少し平和的な色では駄目なんだろうか。
青とか白とか黄色とか。
ゲーム脳な自分はどうも
血を連想してしまう。
血が繋がってるっていう話?
ぇ?家族じゃん?
という訳で自分は家族が大好きです。
世の中の恋する乙女な皆さん!!
どうか殴らないでください。お願いします。