視線の先には』の作文集

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視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/19/2023, 11:19:02 AM

視線の先には見慣れたいつもの天井がある。
 毎朝目が覚めて、まず必ず目にする天井。寝る時も、最後に目に入ってくる天井。
 今日もふかふかのベッドで起きて、一日が終わり、またベッドへ入ってゆっくり眠って。それが幸せってものなのかもしれないよね~とウトウトしながら思う。
 そして、徐々にまぶたに閉ざされていき、天井はとうとう見えなくなった。
 視線の先はまぶたの裏へ。
 おやすみなさい。


『視線の先には』

7/19/2023, 11:17:56 AM

ー遠い日の記憶ー
『だれか助けて。助けてよ、お願い。美来(みく)を助けて。僕ははどうなってもいいからこの子だけは。この子
だけは助けて・・・・・・・」
人通りの少ない公園でみくという女の子を抱きかかえながら4歳ぐらいの男の子は泣きながら祈っていた。


「美来ー、早く支度しなさい〜。
遅刻するわよー」
上からそんな声が聞こえてきて慌てて時計を見ると電車
ギリギリの時間だった。
あーもう、最悪!久々にあの夢見たと思ったら寝坊しち
やった。ほんとついてない。
何故か小さい頃から1ヶ月に1回ぐらいのペースで今日みた男の子が女の子を抱えて祈ってる夢を見るんだよね。
何でだろう。
その夢で朝方の4時ぐらいに起きちゃって、まだいいや
って2度寝しちゃった結果がこの有様だ。
焦りながら全力で廊下を走り家を出る。
それから汗だくになりながらも全力疾走したら何とか電車に乗ることができた。
学校近くの駅で下ろしてもらってそこからまた激走だ。
あー、やばい!きつい〜
「セーフ!!間に合った〜」


ー気になる転校生ー

なんとか間に合った〜
「間に合ったっていうかほんとにギリギリだけど」
まなが苦笑いしながらも声をかけてきてくれた。
まなは小さい頃からずっと一緒でなんでも言い合える親友なんだ。でも同い年って言ってもまなのほうが全然しっかりしてるし、頭いいんだけどね。
だからよく相談に乗ってもらう。
「あっ、まな!おはよー!!そうなんだよー
寝坊しちゃって全力疾走で走ってきた!」
おかげで朝から汗だくだよー
「もっと余裕持って起きなよ?」
「はーい。」
まなと話しているといつもよりみんなが騒がしいことに気づいた。
どうしたんだろう?今日なんかあるのかな?
「ねーねぇ、何で今日はこんなにいつもよりみんなうるさいの?なんか教室全体が浮気立ってるっていうか」
まなは知ってるかな?
「あんた知らないの?
今日転校生が来るらしいの。男子か女子かはわからないけど。」
「転校生?こんな時期に?、
今は2学期中場ぐらいだ。こんな時期に転校生が来るなんて、なんか事情があるんだろうか?
「そうなのよね。こんな中途半端な時期に何で来るのか
しらね?」
まなと話しているとチャイムがなって先生が入ってきた。その後ろに転校生?もいる。男子だ。
「おはよー、お前ら席につけー
なんかもう伝わってるみたいだか、転校生だ。
おい、羽矢。自己紹介。」
先生が促すと転校生は頷いて言った。
「羽矢 洸夜(はねや こうや)です。よろしく。」
羽矢くん?が挨拶をすると一斉に教室が騒がしくなった。
特に女子が目の色変えて羽矢くんを見ている。
理由はめっちゃ顔が整っていてかっこよかったから。
クールで、でも決してそっけなくはないから親しみやすい雰囲気の男子だ。
その時
羽矢くんと目が合った。
懐かしい・・・・・・・・・・・・・・
会ったこともないのに何故か無性に懐かしい気持ちになった。
なんだろう。この気持ち、心が温かくなるような。

羽矢くんはこっちを向いて固まっていた。
目を大きく開いてびっくりしているように見える。
私は目がお互いに離せなくて、時間が止まったように固まっていた。
「・・・・・・ふ・・・や・・おい!古屋!」
わっ!何?呼ばれてる?
我に返って、前を見ると先生は困った顔で私を見ていた。
「はっ、はい!何ですか?」
「まったく、しっかりしてくれ。何回も呼んでるのに古屋返事しないから。お前の後ろ空いてるだろ?そこを羽矢の席にするから羽矢に分かるように名前呼んだんだ。」
全く、気づかなかったな。
羽矢くんが私の後ろに?
私が色々考えているうちにも話は進んでいてもう羽矢くんはこっちに向かって歩いてきているところだった。
こんなにドキドキしたのは人生初なんじゃないかって思うほど、心臓が高鳴る。
だからと言って羽矢くんの方をずっと見ておくなんてことは出来なくてただ、ドキドキしながら前を向いとくしかない。
すると
「ごめん。」
えっーーーー
羽矢くんは驚くべき行動をとったのだ。
いきなりわたしの前にしゃがみ込んでギリギリです制服で隠れている二の腕を確かめるように見てきたんだ。
「ちょっと、なにっーーーえ?」
何してんのよーって言おうとして羽矢くんの顔を見ると羽矢くんはすごく真剣そうな泣きそうな顔をしていた。
びっくりした。
けど、真剣な顔をみたら怒るなんて出来なくて羽矢くんが離れるのを待つしかなかった。
ちょっとしてから羽矢くんは離れて
「いきなりこんなことしてごめん。」
と、泣きそうなホッとしたような優しい笑顔で言われた。
「ううん、大丈夫。」
もう、何がなんだか。
結局、何がしたかったんだろうか。
私はみんなの視線を感じながら前に立っている先生の方を向いた。


ー突然の痛みー

それからはもう、みんなからの地獄の質問攻めが待っていた。
そしてまなちゃんからの質問攻めに合ってる最中でして・・・・・・・・・・
「どう言うことなの?みく!?」
私達は教室から少し離れた所で話していた。
なんせ、転校生お決まりであるあの机にみんなが集まるやつが合ってて、羽矢くんの前の私の席が取られちゃってる訳なんです。
だからこうして教室から離れた場所で、まなと話している。
「あんなに羽矢くんと接近してあの超かっこいい顔で優しく微笑まれてなかった!?」
接近!?
みんなからはそう見えちゃったんだ。
実際は二の腕?のあたり少しだけ触られただけなんだけど。
ていうか、私もわかんないんだよね。
「うん。何であんなこと急にしたんだろう?
初めて会ったのに。ていうか、あんなにかっこいい顔してるんだもん。会ったことあるなら忘れないよ?」
「まぁ、確かにそうよね~、あんな爽やかイケメンなかなかいないものね~
じゃあ、小さい頃は?
小さい頃に会ってたとか可能性ないの?」
うん〜、小さい頃か。
確かあんな子はいなかったと思うけど。
幼稚園ぐらいの時の友達とか?
その時ふと、たまに見る夢を思い出した。
男の子が泣いている夢。
ズキッ。
「うっ、痛い。いたっ、何この痛み」
とにかく痛い。
ズキズキして頭を叩かれているような痛みだ。
「ちょっと、大丈夫?急にどうしたの」
まなが駆け寄ってきて背中をさすってくれた。
ほんと、急にどうしたんだろう?
夢のことを思い出したら急に・・・・・。
でも、もう今日は考えないほうがいい気がした。
それからまなといつものように時間ギリギリまで色々なことを話して教室に戻った。

5時間目数学
みんながちょうど眠たくなる時間だ。
私も眠たくて全然授業の内容が頭に入ってこない。
しかも、よりによって普段は全然怒らないのに、居眠りしている生徒にはすごく厳しい先生の授業なのだ。
だから絶対寝たらダメなのに。
今にも寝てしまいそうだ。
ダメだ。
自分に言い聞かせて必死に目を覚そうとする。
そんな時
「はい、じゃあここを椎名(しいな)。
お前ウトウトしてるけどじゃあ余裕ってことだよな?この問題解いてみろ。
よし、じゃあ問2をーーーー」
当てられた。
慌てて指定された問題を見てみるけど
やばい、眠かったから全然わかんないし全然集中できない。
どうしよう。
私がこうしている間に他に当てられた人はもう既に黒板に書きに行っている。
そんな時背中を誰かから軽く叩かれた。
不思議に思い、後ろを振り向くと
「美来?大丈夫そう?」
羽矢くん・・・・・・。
「ううん、わかんなくて。どうしよ。」
「じゃあ、今からさっと教えるね。」
ありがたい。ありがたいけど、そんな多く時間はない。
焦りながらも教えてもらったら羽矢くんは教え方がすごく上手くてほんの少しの時間で理解できた。
よし。覚えてるうちに書きに行こう。
そして、無事問題を黒板で解くことができた。
「ありがとね。助かった!頭いいんだね。」
あんなわかりやすく説明できるんだからすごいよほんと。
「うん。役に立てたならよかった。
困った時はいつでも頼っていいからね。美来?」
なんて、優しいの・・・・・。
なんか、羽矢くんが神様に見えてきたよ。
それから無事に授業を終えて帰る時間となった。
「ごめんー、美来!
今日彼氏と帰る約束してて。」 
「あー、そうなんだ!相変わらずラブラブだね!気にしないで楽しんできなよ?」
「うん!ありがとう!じゃあ、また明日〜」
まなには中学の頃から付き合ってる彼氏がいるのだ。彼氏がまなにベタ惚れで今でもラブラブなカップル。
そして、今日も彼氏とデートだそうだ。
よし、じゃあ今日は1人で帰ろうかな?
1人帰り道今日のことを思い返していた。
『うん。役に立てたならよかった。
困った時はいつでも頼っていいからね。美来?』だって!
優しすぎでしょ!
ありゃ、女の子達が黙っていないね。
ていうか、羽矢くん私の下の名前分かっんだね?
今日来て、まだ全然時間が経ってない5時間目だったのに。先生も名字で読んでたからわからなくても不思議じゃない。
なんでだろう?
『困った時は頼っていいからね。美来?』
『みくぅ〜?ぃーーとぃうーーぼくがーーらーかーーね?』
そんな時ふと誰だかわからないけど、男の子の顔が思い浮かんだ。
その男の子は満面の笑みで何かを言っていた。
ズキッ
またこの前の痛みがやってきた。
何なんだろう?今までこんなことなかったのに。誰なの?たまに思い出す、謎の男の子は。
誰?あんな子知らないよ。
まだ、残っている少しの痛みに不安を覚えながら家までの道のりを急いだ。

                     続く

読んでくれてありがとうございました。




視線の先には

視線の先には君がいる。
ていうか、いつの間にか見ちゃってるって感じかな。
こんな私が変なのかな?
明るくてみんなに笑顔を振りまいている君を見ていると少し切なくなるけど、私は好きだ。
たまにドキドキして見れない時もあるけどね?

7/19/2023, 11:17:26 AM

「視線の先には」

彼女はいつも窓の外を見ていた
始めは空や樹々を見ているのだと思っていた

ある時彼女は「あ。」と言った
確かめたくて窓側にわざと消しゴムを投げた
取りに行くと同時に彼女の視線の先を見た

もっと彼女を好きになってしまった

7/19/2023, 11:17:09 AM

【視線の先には】

 君はたまに、虚空を眺めている時がある。ぼんやりと何もない空中を見て、時に首を捻ったり、大きく首肯したり。隣同士の家で幼馴染として育った私はずっと、不思議な子だなぁと他人事のように思っていた。
 それが変わったのは、私の母が急逝した次の日だった。母の痕跡が色濃く残るリビングで、現実を受け止められずに立ち尽くしていた私の手を、君は力強く引いた。
「おばさんの寝室の、ベッドサイドの引き出しの上から二番目。良いから確認して」
 相変わらず視線を宙へと向けながら、君は私を母の寝室へと連れ込んだ。言われるがままにのろのろと引き出しを開ければ、五日後に控えた私の二十歳の誕生日に渡すつもりだったらしいバースデーカード。ぼろぼろと泣き出した私の背中を不器用な手つきで撫でながら、君は小さく呟いた。
「こいつのことは、俺がちゃんと見てますから」
 そうして私が立ち直るまで、君はなにかと気を遣って声をかけてくれた。あの時初めて、気がついたんだ。君の視線の先にあるものが、いったい何だったのか。
 大学構内のカフェテリア。相変わらず君はぼんやりと窓の外を眺めている。私には君と同じ世界を見ることはできないけれど、だけどそれでも君の視線の先にあるものを理解したいとは思うんだ。
 だから君の隣に許可もなく腰掛けて、君の見ているのと同じ場所をじっと見つめる。
「ねえ、今日はどんな人が見えてるの?」
 朗らかに問いかければ、君は「ほんとに物好きだよね」と呆れたように嬉しそうに笑った。

7/19/2023, 11:16:41 AM

お題:視線の先には

 「何を見ているのですか」
 ノックをして扉をあけたこちらには目もくれず、あなたは窓の外ばかり。熱心ではなく、ただぼんやりと。返事もなかった。
「月か、星か、きれいですか」
 窓辺に近づいて、目に入ったカレンダーと外を見て、しまった、と思った。街明りのせいで星なんて見えやしないし、ましてや今日は新月だった。
「空を眺めているだけさ」

 お隣に住む老夫婦との付き合いは長く、毎朝あいさつを交わしていた。私の引っ越しが決まったとき「寂しくなるなぁ。元気でな」「たまには遊びに来てね。行ってらっしゃい」と夫妻揃って見送ってくれた。数年ぶりに帰ったとき、せっかくだからとお隣のインターホンを押した。「あらあらまあまあ。元気にしてた?」と懐かしい声を聞いて心が暖かくなった。それから軽く世間話をして「ご主人は?」と問いかける。ハッとした顔をして「ああ、そうね、そうよね」と懐かしむ顔をした。「遠いところへ行ってしまわれたわ」。目を細めて空へと視線を向けていた。悠々と広がる青と雲。

 思い出した。
「青空が気持ちいいですね」
 そう言った返事が
「……そうか、そうだな」
 だったから。
「何を見ていたのですか」
 5秒か10秒か、もう少し長かったかもしれない。さわさわと草の間を風が通り抜け、しん、と静まり返るまで。
「空を」
 あなたの視線の先には空なんかなくて、きっと、ずっと遠い場所で。
「君は――」
 そんなにそこへ行きたいのかい。
「どうかしたのか」
「……いいえ、何でもありません」
「そうか……私は今、とても幸せだと感じているよ」
「私だって、ええ、それは……」
「光栄だよ」
 さくり、さくりと進む道。あなたは穏やかな顔をして「幸せだ」と言うのだから、尚更質が悪いと思う。あなたの視線の先が、せめて、この広大な空へと向いてくれたらと願うのは、出過ぎた真似だろうか。

7/19/2023, 11:16:01 AM

この「書く…」アプリを始めて
  半年が過ぎました
 
  毎日欠かさずに
  書いていましたが
  最近は思うような言葉が
  なかなか
  浮かばなくなりました

  充電切れ?
 
  視線の先には
  紙と鉛筆がありますが…

  ちょっとだけ
  一休みします

 


        # 視線の先には (221)

7/19/2023, 11:11:40 AM

太陽が高くに上り、真っ青な青空は目に眩しい。
視線の先には、先月生まれたばかりの我が子のガーゼの産着がそよそよと風にふかれている。
コレが世間に言う幸せの景色なんだろうなと。ぼんやり思う。
昨日はいつもにも増して眠りが浅かった赤ちゃん。
だから私も寝たのか寝ていないのかわからない。
朝からグズグスの赤ちゃんを抱っこしながらスイッチ一つで洗ってくれた洗濯機は早々と仕事を終わらせてくれたけれど。置けば泣く赤ちゃんによって干すのはお昼近くになってしまった。
夫はいつも通りに出社した。起きる時間も変わらない。
今は夫と寝室を別にしなければならないから私もいつも通りの時間に目覚ましをかけて、朝ごはんと行ってらっしゃいだけは言う。
産後だからと作れていないお弁当の代わりに旦那の昼食代をお小遣いにプラスした。
浅い睡眠の赤ちゃんがいつ起きるかヒヤヒヤしながら冷蔵庫を覗くけれど、ご飯は炊かなきゃないし、冷凍のパンは夫の朝食にだしてしまった。
インスタント麺はあるけど、母乳だとなんだか食べるのに気が引ける。
どうしようかなぁ。とキッチンの床に座り込む。
ちょっとだけひんやりしていて気持ちがいい。
食べる事は諦めて、私も少し寝ようかな。なんて思った途端に赤ちゃんの鳴き声。
里帰り出産してたらお昼ご飯くらいは食べられたかなと考えながら赤ちゃんのもとへのそのそと歩く。
ふと、包丁が視線の先にある。
赤ちゃんを産んだ日、入院中は子供の虐待なんか信じられないと思ってた。
というか、今の今までこんなに可愛い子を泣かせておく事さえ憚られた。
眠い。疲れた。休みたい。そう思っても誰もいない。
私と赤ちゃんだけの世界。
少しでも起きないようにと電気を消した室内を見回す。
ちゃんと日陰でベビーベッドの上で、顔を真っ赤にして泣く赤ちゃん。
部屋の反対側の窓に映る眩しい青空。
ねぇ。泣かないで。少し休もうよ。ママも疲れちゃったよ。
ベビーベッドから抱き上げて、オムツや汗を確認する。
大丈夫。
おっぱいを口に当てる。
すると待ってましたとばかりに吸い付く。
私の視線は我が子に釘付けになる。

7/19/2023, 11:10:57 AM

7/19 お題「視線の先には」

 僕を見て、と言ってはいけないだろうか。
 君はいつも、彼を見つめている。あの大きな樹の下に立っているだろう彼を、恋に焦がれた瞳で見つめている。

 帰って来て、と言ってはいけないだろうか。
 僕の目には見えない、もはやこの世にはいない彼を、霊感の強い君はいつも、いつまでも、見つめている。

(所要時間:6分)

7/19/2023, 11:10:46 AM

お先真っ暗。

茨道も
綺麗な道も

なにもない。

足元だけが光ってる。

自分で切り開け
なんて

怖くて歩けないのに。

だからなにも見えないのに。

ずっと真っ暗

目線の先には

何もない。

–目線の先には–

7/19/2023, 11:09:21 AM

視線が自然とセンサーみたいに引き付けられた事はある?

あのコのいつも着てる制服と同じ色味を視界に入れただけで、無意識に視線はそこに流れる。

違う顔を見た時に、自分がそれに反応したんだと気付く位当たり前に...いつも彼女を探している。

そして見つけた彼女の視線の先には、残念ながら自分は居ないんだけどさ。

ムカつく、こっち見ろよって思うのに。

結局また、探してるんだ。

その度に色濃くなる失恋と、その度に好きが上乗せされる恋の。

不毛な繰り返しの毎日。

7/19/2023, 11:09:03 AM

「視線の先には」

みんなの視線の先には可愛いあの子

7/19/2023, 11:08:59 AM

【視線の先には】

 おれは殺し屋だ。
 おれと目が合った奴で、最後に生きてその場を離れることができた人間はいない。自分で言っちゃあなんだが、目にも止まらぬ速さで心臓を撃ち抜く、凄腕のスナイパーなんだぜ。
 今は、ターゲットのことを観察している。なに、ちっとばかしお喋りに付き合ってくれてもいいだろう。時間なんて有限なんだからさ。同時にふたつのことをしたって、罰は当たらねえよ。

 こういう稼業をやってるとさ、ふつうの顔して生きてきたような奴も、案外どっかでとんでもない恨みを買ってるもんだと思うよ。当の本人はそんな自覚、それこそ死んでもわからないんだろうけどな。そいつらは殺される瞬間、なんで?、って顔しやがるんだ。間抜けなもんだぜ。
 殺し屋は、そいつがどんな人生を生きてきたかに興味はない。仕事だから殺すだけ。お前だって、街ですれ違う人間の人生になんか興味ないだろ?それと同じさ。

 だが、おれは違う。ターゲットのことを徹底的に観察してから殺すんだ。たいていは、これから死ぬって事実を知らずに、のほほんと生きてやがる。そういう連中の過去とか、生き方とか、考えとか、好みとか、人間関係とか、全部が全部を調べ上げる。面倒だし、手間もかかるし、たまには情が湧いちまうこともある。
 だからこそ、おれはそれを怠らない。丹精込めて作り上げた砂の城をぶっ壊す瞬間みたいで、ワクワクしちまうだろ?なに、分かってもらう必要はない。お前にはこれから先、いっさい関係ないことだからな。

 そいつを殺す瞬間まで、おれはターゲットを観察することをやめない。おれが殺し屋だって分かった瞬間なんて、笑えるぜ。目は口ほどに物を言う、とはよく言ったもんだ。自分が殺される訳がないと思っているやつほど、視線を左から右、右から左へと動かしやがる。あいにく守秘義務ってのがあってさ、依頼主や殺される理由ってのは教えられないんだけどさ。

 今日はお喋りが過ぎちまったな。おれが言いたいのはさ、人の死に触れるってのは、人の人生に触れることって話だよ。おれはターゲットが死ぬ瞬間の顔ってやつを全部覚えてる。そいつがどんな人生を歩んできたのか、いちばん簡単に知ることができるからな。平和な人間は、命を奪われるその瞬間まで平和な面してやがるんだぜ。ほら、こうして今もすっとぼけた顔を晒してる。

 お前だよ、お前。

7/19/2023, 11:08:56 AM

この季節になると私の視線は忙しい。

個人的に出会えればラッキーと思っているそれは
木の葉や木陰、景色に紛れ飛んでいる。

見つけても刹那の間にいなくなってしまうから
注意が必要だ。

美しい羽を持ち、
春から夏の終わりまでくらいしか出会えない
アゲハ蝶

特に、クロアゲハやアオスジアゲハがお気に入りだ。

通勤途中にある蝶道に
今日も蝶の姿はあるかなと
つい探してしまう。

好きな物や興味があるものというのは
とかく目につきやすい。
それというのも、
本人が自然とアンテナを張っているから、
らしい。

この時期だと
住宅街であっても
一頭や二頭の蝶と出会うのは難しくない。

わりと結構な数の蝶とすれ違っている。

これも自分がアンテナを張っているから
気付けたのだろう。

その一方で、
自分にとって興味のあるものだから
この世界がプレゼントしてくれたとしたら…。

「ほら、君って、これに興味あるよね。だから見せてあげる」
「こんなに蝶と出会えてどう?素敵と思ってくれたかな?」

そんな風に世界が用意してくれて
出会わせてくれていたとしたら…

そんな想像をするだけで
この他愛も無い自分という命を
祝福してくれているような気がして

この世界が愛おしく思えてしまう。

7/19/2023, 11:08:48 AM

目線の先にはいつも君しかいない

よく君のことを考えたりしている

君は天然で優しくてとても可愛い

でも時々かっこいいそんな私の可愛い

そしてかっこいい夫のことをいつも

私は考えて、いつも見つめている

そんな話

7/19/2023, 11:05:01 AM

私の前を歩く貴方の真っ直ぐな視線を追ってみた。
視線の先には、この上なく優しい世界が見えた。
素敵だな、と私はしばらくその美しい景色を眺めていた。

でも、気づいてしまった。
その優しい世界は、ずっとずっと遠くにあった。
そしてその世界と私たちの間には、無数の棘が生えた茨が道を塞いでいる。
目を落とすと、先を歩く貴方の足には茨が絡みつき、血が流れている。
貴方はそっと茨を掴むと優しく足から外した。手も真っ赤になってしまった。

「この道を進むのは怖いかい?僕が道を作るから、安心してついてくるといい」
痛いはずなのに、貴方はそんな素振りも見せず、私に優しく微笑んだ。

「ううん。私は貴方の隣を歩く」
止めようとする貴方を遮り、私は隣に並ぶ。足に棘が刺さる。痛い。
痛いのは嫌だけど、でも、貴方だけが傷つくのはもっと嫌だ。

私は貴方の手を握る。
「一緒に歩いていこう、見つめる先がどんなに遠くても」

7/19/2023, 11:03:56 AM

見つめる先は

いつも

あなたの横顔

ほんの少しの

幸せな時間

誰も知らない

私だけの小さな小さな幸せ

あなたの視線の先はどこ?

あなたは何を考えてる?

あなたの笑顔で私は落ち着かない

視線の先には

いつも貴方がいる

7/19/2023, 11:02:57 AM

視線の先には
 俺の視線の先はいつも君。
 でも、君の視線の先にはいつも人気者のアイツ。
 あの子の好きな人がどんな人なのか調べるためにアイツを観察してみた。観察してたらよく
 とりあえず、アイツの好きな子を当ててあの子を取られないようにしなきゃ。
 アイツの視線の先には…俺?よく目が合うんだけど…それはないか、視線が気になるのかな、ガッツリ見るのはやめよう。

 アイツの視線の先にはいつも俺だった。
 三角関係じゃん、気まず

7/19/2023, 11:00:21 AM

視線の先には


いつも君がいた 。

昼放課 、君はいつも外を見ている。

『…ね!何見てーんの!!』

「ん!?あー、サッカー部のキャプテン!かっこよくなーい??笑」

『…うん!!かっこいいよねー!!』

わかってる、私たちは親友で 、君がサッカー部のキャプテンを好きな事も。

でもね、サッカー部のキャプテンって、わたしのことがすきなんだよ。告白されたんだよ。でも、断ったよ、君のために

私は、君が好きなの。その横顔も、艶々な黒髪も、吸い込まれそうなほど、色が綺麗な、青色の瞳。

全てが大好きなの。

でも、君は帰り道いつもこう言う

「うちら、ずーっと、親友でいよーね!!」

『勿論…!!』

あーあ、叶わない恋だけど、期待してるわけじゃないけど、つらいなぁ、

私の視線の先には君が居て、

君の視線の先には、彼奴がいて、

彼奴の視線の先には、…私が居る。



叶うことの無い、三角関係 。

楽になりたいなぁ…

7/19/2023, 11:00:13 AM

死にたいと言う言葉は先入観で
 「 OUTワード 」のようになりがちだが
 OUT でなく SOS である

7/19/2023, 10:59:39 AM

「視線の先には」

帰ってきて欲しかったあの子が居て

みんなで良かった、おかえりなんて言葉をかけて

あの子もごめんねって謝ってくれて

僕も気付けなくてごめんねって、
でも帰ってきてくれてありがとうって

そんな未来を思い描いた。

本当に、帰ってきてくれれば良いのに。

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