視線の先には
いつも君がいた 。
昼放課 、君はいつも外を見ている。
『…ね!何見てーんの!!』
「ん!?あー、サッカー部のキャプテン!かっこよくなーい??笑」
『…うん!!かっこいいよねー!!』
わかってる、私たちは親友で 、君がサッカー部のキャプテンを好きな事も。
でもね、サッカー部のキャプテンって、わたしのことがすきなんだよ。告白されたんだよ。でも、断ったよ、君のために
私は、君が好きなの。その横顔も、艶々な黒髪も、吸い込まれそうなほど、色が綺麗な、青色の瞳。
全てが大好きなの。
でも、君は帰り道いつもこう言う
「うちら、ずーっと、親友でいよーね!!」
『勿論…!!』
あーあ、叶わない恋だけど、期待してるわけじゃないけど、つらいなぁ、
私の視線の先には君が居て、
君の視線の先には、彼奴がいて、
彼奴の視線の先には、…私が居る。
叶うことの無い、三角関係 。
楽になりたいなぁ…
7/19/2023, 11:00:21 AM