川柳えむ

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 視線の先には見慣れたいつもの天井がある。
 毎朝目が覚めて、まず必ず目にする天井。寝る時も、最後に目に入ってくる天井。
 今日もふかふかのベッドで起きて、一日が終わり、またベッドへ入ってゆっくり眠って。それが幸せってものなのかもしれないよね~とウトウトしながら思う。
 そして、徐々にまぶたに閉ざされていき、天井はとうとう見えなくなった。
 視線の先はまぶたの裏へ。
 おやすみなさい。


『視線の先には』

7/19/2023, 11:19:02 AM