『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見つめられると
教室は今日も賑やかだ。
多分、明日も明後日も。
しかし、毎日誰かの視線を感じる。
それが誰なのか分かっていない。
でも、探そうとも思っていない。
見つめられるとは変な感じだ。
見つめられると
僕が小学3年生の時、ずっと僕の後ろについてくる男の子がいた。その子ははっきり言ってかなりしつこい性格だった。
クラスでは空気のような存在のくせに、僕が友達と話しているところに割って入っては空気を乱していった。
僕の1番の友達は誰かと聞き、その子以外の名前を出すと泣き喚いた。
朝は毎日、家の前で僕が出てくるのを待って一緒に登校しようとねだった。
…一度だけその子が来る前に友達と登校したことがある。その時の彼は本当に恐ろしかった。
彼はクラスに入ると、その友達に駆け寄り、押し倒し、何度も何度も殴った。僕はただその光景を見ることしかできなかった。
その子は振り向いて言った。
「そんなに見つめられると、照れちゃうな」
僕は、僕はあの日を後悔している。
久しぶりに学校に来たその子を殴ったあの日。
彼は、彼は意外と弱かった。
簡単に倒れた。
大きな石があった。
頭を強くぶつけた。
血が出ていた。
息をしていなかった。
僕は彼を見ていた。
彼は僕を見ていた。
彼は言った。その時も、今も。
「そんなに見つめられると、照れちゃうな」
見つめられると、目をそむけちゃう。
でも、心臓が早くなる。
心はちかづく。
見つめられると可笑しくなる
そんな目で見ないでよもう
私だって好きでこんなカッコしてるんじゃないのよ
華やかなこの衣装きっとあなたの好みじゃない
あなたはもっと飾りっけのなくて純粋で無垢な
そうあの子みたいな、ふふ
その気になったらいらっしゃい
だからもう少しだけ見ていて
僕の名前は快晴。そのまま「かいせい」という名前だ。そして君の名前はさくら。ひらがなで「さくら」という。
君は春に咲く花のように優しく、明るい笑顔をしている。そんな君に見つめられると少し照れてしまう。そして僕を見つめたかと思うと「今、快晴くんここにいた気がしたんだけど…」と言っている。
そう。僕は既に死んでいる。
でも君への未練がタラタラすぎて成仏しきれてない。
でも君に僕の存在を気づいてもらえた。
それだけで満足だよ。ありがとう。
そんなことを言いながら僕は段々と元々透けていた体が消えていく。
最後に君に触れたい。
そう思い君の頭を優しく撫でる。
すると君は「風が頭を撫でてくれてる。快晴ならよかったのにな…」と呟いてた。
見つめられるとうなじが熱くなった。
どうにか抑えようと思って深呼吸しても、熱は治ることを知らず、むしろ火に酸素を送り続けるかのように上昇した。
あぁ、恥ずかしい気持ちがバレちゃうなぁ。
次第に呼吸は荒くなり、視線を逸らすことも困難になる。手が震えて、カシャンと果物ナイフが落ちた。
膝が震えて、へたり込む。
スカートが血に染まる。
目の前のその人は、床に寝そべったままピクリとも動かずこちらを静観している。
へたり込んだせいで距離が近くなり、今度は身体全体が熱くなった。
あぁ、この人の最後に映ったモノが私になっちゃったな。
なんて、恥ずかしくて頬を擦った。
『見つめられると』
あなたに見つめられるとこんなにも苦しいのはなんでですか
あなたに見つめられると
あー今この瞬間だけは私のものなんだって想える
ずっとこのままでいいのになって
どうしようもなく好きが溢れちゃって
好きって思わず言っちゃった時の
あなたの困った顔
あー、つらいなぁ、、
見つめられるとその視線の強さに押し出されるようにして涙がこぼれる。そのままその大きな瞳もこぼれてしまえばよいのですとお前は言う。盲いてしまえば、その目が最後に見たものは俺ということになるので、などとほざく。いつか私があのトカレフで撃ち抜いたお前は、結局は私の前にまた現れて、なんやかやと理由をつけて近くに居座っている。つまり前世のお前が最期に見たものは私であり、「なので執着が消えぬのです」「復讐にきたのです」「あなたも同じ目に遭っていただきたく」などと続けて垂れる。目を奪われては同じ目に遭いようもない、と言った私の口答えは無視される。
お前は知らない。
あの日引き金を引いた私はお前の血潮に目が眩み、そのまま目を閉じ、お前のために痛んだ肩をあげ、己のこめかみに銃口を当てたことを。いつかの私が最期に目にしたものはお前である。私はそのことをお前に教えない。お前がこのこぼれる涙をぬぐってしまうから。復讐は繰り返される。そうして私たちは永遠に互いを慈しみあう。
黙って見つめられると不安になる。
またなんかしちゃったかな、
今度こそ嫌われたかな、
自分の本性を、
悪い部分を見透かされてるような。
なんで好きって言ってくれてるの、
なんでまだ嫌いにならないの、
いつ嫌いになるの、
いつ、私のそばから、
離れていくの、
あのお方の黄金の瞳に見つめられると、いやだ、恐ろしいと思う気持ちとは裏腹に、瞳からは歓喜の涙が止まらない。
そうして身を固まらせているうちに、あのお方はふいと目を逸らしてまるではじめからおれなんて存在しなかったかのように優雅に去っていく。
ねえもう一度おれを見つめてください、おねがい、なんでもあげるから。なんだってあげる、あなたの視界に入るためなら。そう願うほどにあのお方は遠のいていく。おれの存在なんて知りもしないうちに、あのお方は遠のいていく。
お題「見つめられると」 おまねむ
見つめられると(十二日目)
…気分じゃない。またね
🍐
『特別扱い』
自分だけ特別扱いされていると思っていた
私の勘違い
あなたに見つめられると
私と同じ気持ちなんだって
私のカッコ悪い勘違い
でも私、勘違いしてる時
すごく幸せだったの
#見つめられると
見つめられること、
あなたがゆるりと伝う。
心に届くまで、
どうかあなたもあたたまりますよう。
雲間から揺らぐ陽光が、
緑をすってふくらむ、
僕たちは呼吸して、
空を仰ぐ
昨日は嫌な夢を見た。
いつもの道をなんとなく歩いて、電車に乗り、大学へ行くだけの夢だけど、その道ですれ違う人全員が、私の視界から去るまで、私のことをずっと見つめていた。
人だけでなく散歩中の犬までだった。
コンビニの店員から、車掌までである。
夢を見ることがほとんどないのにも関わらず、久しぶりにとても気味の悪いものを見た。
今日は朝から気分が悪かった。
夢の通りの道を歩き、電車に乗る。
誰も見ていない。私を見ている人は1人もいない。
コンビニの店員すら商品を見て、パネルを見ているだけだ。
誰も目を見てくれない。
見てくれると言えば、スマホとテレビの中のアイドルだけだった。
君だけが目を見てくれた。
徐に画面のアイドルを見つめる。
心の中まで見透かされている。
心では気づいてはいるのだ。
誰も見てくれないのは、私が誰も見ていないからだった。
実際、私は人と目を合わせるのが昔から苦手だった。
来月は、君に会いに行ってみようと思う。
本物のアイドルの君の手を握り、目を見て、見透かされようと思う。
見つめられる夢は、
愛されたい、周りに注目されたい心の現れであった。
現代社会を生きる我々一人ひとりの、願いではないだろうか。
「見つめられると」
ほっとするのは両想いだと知っているから。
安心をくれて、ありがとう。
「見つめられると」
自分のことが嫌い。そう思う理由の一つとして、
人から"見られる"という行為がとても苦手だ。
自分のことが見られていると感じると、恐怖心や不安にかられて、とにかく心臓がいっぱいにバクバクとする。
落ち着かない。
私は見られている間、どう思われているのだろう。
「不細工」 「太っている」 「汚い」
そう思われていると勝手に思い込み、勝手に不安になる。
思いたくない とどんなに強く思っていても、私の感情がついてこないで、ずっと付きまとってくる。
そんな私が、いつか、恋心からくる心臓の"バクバク"を感じられるようになるのだろうか。
私が心から好きだと思い、素敵だと感じるような人だったら、見つめられると、違うバクバクが味わえるだろうか。
いつかそんな人に、巡り会いたい。
こんな私でも、心から愛してくれるそんな人に、
見つめられたい。
わがままで面倒な私。 やっぱり嫌いだなぁ。
友人に見つめられた。
それは恐らく3秒にも満たないふとした時間だったのだけれど、当時の私はその3秒間が泣きたくなるほど長く感じた。怒られるのかと思って。
何気ない、何事もない一日だったはずだ。私たちはお互いに花の無い女子高生であった。ふざけあって品はあまり無くて、名字の呼び捨てで互いを呼び合うようなロマンのない日々を過ごしていた。
そんな相手に見つめられると。
なぜ私はあんなに怯えていたのだろう?
あの頃は大抵、接触といえば私からするもの。あんた、パーソナルスペース皆無!そう言われながら腕にまとわりつき、肩に手を置き、相手の懐に入り込んだ。厳密にはパーソナルスペースの問題ではなく、単に私のコミュニケーション経験不足から来る「相手の私物化」だったのだと思う。なので時折相手から肩を掴まれたり腕を取られると、想定外ゆえ毎回ビックリしていた。私は好意で触れるけど、相手からの行動に好意があると信じられず、むしろ緊張して不安になった。
あの日もそうだった。廊下を共に歩いていた。会話が終わって、そこから黙ったままの彼女にふと見つめられて、とても驚いていた私。なぜこのような時間が起こったのか理解できなかった。よくわからないけど、私が何か粗相をしたのかと思った。見つめられている。違和感がある。泣きたくなるほど長かったほんの3秒ののち、ポツポツとしたテンポで彼女が次の会話を始めた。動揺したままの私は情けなくこわばった声色で相槌を返すしかできなかった。会話が終わった。とてもしょうもなかった。いつの間にか校舎間の渡り廊下から目的のロッカー前までたどり着いていて、お互いに足を止めた時に私はへにょへにょの声でこの緊張を告白した。
今、あなたに怒られるのかと思った。
ところで実際の私たちは大阪の女子高生であった。
なので私に疾風怒濤の感情をもたらした彼女はあっけらかんとこう言った。
そんなわけないやん!
そうだよね、そんなわけないのにね。口では「なんか黙られて緊張したんやもん~」とうだうだ返して終わった話だ。彼女にとっては本当に、ほんの数分の何気ない一幕。
でも私はずっと、あなたに怒られるのを待っていた気がする。
私たちは一年半前、同じ部活に同時に入りそして泣きながら袂を分かつ経験をした。なんの心づもりもなく入った文化部で、スポ根漫画もびっくりの活動に飲まれたのだ。誘ったのは彼女で、私は誘われた側。真面目な我々はなんとか頑張ろうとしたが、夏には既に大泣きしながら参加していた。彼女は辞めた。私は流されるままヨロヨロと続けた。
彼女との間に禍根を残したくないなら、同時に辞めるべきだった。でも私はそれをしなかった。彼女も望まなかったのだろう。なのに私は後ろめたい思いでいっぱいだった。その後も私たちは大事な選択がいつも違った。選択コース。検定試験。就職と受験。その度に私の心には後ろめたさが募っていた。同じ教室にいても、少しずつずれていく。同じ趣味なのに、話していたら楽しいのに、戻らないものばかりで怖かった。私の決断を、いつか彼女に糾弾されるんじゃないか。私がまだ部活を続けていることを、彼女が見限ったものを続ける私のことなんて憎いのではないか。それが私の怯えだった。
いつの間にか漫画やゲームのしょうもない会話が私の虚飾となっていた。その会話を通してさえいれば心から楽しめる。しかしそれが無くなると私は不安でたまらない。あの日もそうだった。最初はそんな話ができていた。だけど廊下を歩いている時は、きっともっと、日常的な話題に移っていたのだと思う。後ろめたさを隠すための道具がどんどん使い物にならなくなっていく。話題が徐々に、素の状態に近づく。自分すら気付かなかったカウントダウンが恐らくあった。そして起こった視線の交差、一瞬の沈黙。
私と彼女は同じ趣味だ。出会いから十年、仕事や当落を励まし合って今日も推しを拝んでいる。
部活なんて言葉はもう滅多に出てこない。大人になれば趣味以外何もかも別というのが当たり前になって、もうお互いの選択で泣いたりなんかしない。
でも私は、今もあの頃の後ろめたさを覚えている。こんな感情を抱いていたのだということを隠しているまま、高校生のような遊び方で笑いあう。
だからまだ、不安なままだ。
私、ちゃんとあなたと友達になれてるのかな。
今だってあなたに見つめられると、私は怯えてしまう気がする。
燃え上がる炎に囲まれて生きるのだ。
黒い煙雲、上がる呼吸、この場の何に苛まれても、この炎を絶やさずに、ただ生きるのだ。
雪のちらつく午前4時、俺は手汗まみれの筆を置いた。筋肉質な俺の上半身すべてをすっかり覆ってしまえるほど大きなキャンバスには、一人のか弱そうな少年がいる。この年頃の子どものような活発的な雰囲気は見せず、雨上がりのグラウンドで野球をするより、窓辺で本を読んでいる方が似合いそうな、儚げな少年だ。何より目を引くのは、薄いヘーゼルのその瞳。その黄緑とも茶ともつかぬ不安定で褪せた色彩が、キャンバスを通して俺のことをまっすぐに見つめている。
この目だ。この目に俺は変えられた。もう戻れなくなってしまったのだ、あの頃には。
燃え上がる炎に囲まれて生きるのだ。
この場の何に苛まれても、この炎の輪の先に、平和な世界があるのだと知っているから、ただ生きるのだ。
中学を卒業する頃のことだった。創立記念の日、友だちと遠出をした帰り、小学校の近くを通ったときに、集まって下校しようとしている児童たちを見かけた。いつもの光景だった。季節外れのひまわりのような通学帽が群がっている。
下校の集団がこちらに来た。しまった、通学路だったと俺たちは慌てて細い路地に飛び込んだ。目の前を横切っていく列をぼんやり眺めていると、一人の児童が立ち止まった。児童が列を離れたと言うのに、先生も、班長らしき児童も、誰も気に留めていなかった。
「こおりみたいだ」
立ち止まった児童は、人波に流され俺たちの前に来て、そうつぶやいた。なんだなんだと首をかしげた俺たちに、前だけを見ていた児童が顔を上げる。病的な青白さの顔が見える。いつの間にか、俺と児童の他に人はいなくなって、閑静な住宅街が広がっているだけになった。不思議と俺は消えた同級生に疑問を持つこともなく、その児童だけを見ていた。
男の子だ。健康面が心配になる顔色ではあるが、子どもらしい幼い顔立ちで、髪も健康的な黒だった。鼻は少し低くて、鼻と口はけっこう離れている。そこらにいるような子どもだ。
通学帽に隠された目が見えた。俺は息を呑んだ。
どこかのハーフだろうか。きれいな目の色をしている。何色と形容すれば良いのだろうか。その時の俺は青と黒以外の瞳を知らなかった。
少年は俺を見ている。きりりとした眉をつりあげて、瞳孔が目立つその瞳を俺にさらしている。蛇に睨まれた蛙のように、俺は動けなくなった。視線に熱があるなら、俺はとっくに燃えているだろうとさえ思った。いいや、実は俺はもうあのときに燃え尽きていたのかもしれない。そのうちその瞳が炎をはらんでいるように見えて、俺は目をそらしたくなった。
「ねえ、さむくないのかな」
少年が言った。倒れてしまいそうだった。今にも体の輪郭があやふやになって、地面と同化してしまいそうだった。
少年は俺を見ている。少年は俺を見つめている。燃える瞳に見つめられた俺が、その後どうやって帰宅したのか、俺は全く覚えていない。
それからというもの、俺は人が変わったように毎日出歩いた。もともとそんなに散歩をするタチではなかったというのに、それでも毎日外に出続けた。あの少年にもう一度会わなければならない、心からそう思っていた。
少年はいなかった。どこを探しても、誰に聞いてもそんな子どもは知らないと言う。だんだん俺の中の記憶もあやふやになってきたので、文が達者でない俺は、覚えておくために絵を描いた。もちろん絵なんて描いたこともないので、それはひどい出来栄えだった。なんとかして少年の記憶をとどめようと試行錯誤し、なにかにアウトプットたびに俺の記憶が変わっていくような感じがしていた。それでも消えるのが嫌だったから、ひたすら残そうと尽力した。
ある日の夜、少年が夢に現れた。
やけに意識がはっきりとした夢だったが、俺は目覚めるまでそれを夢であると知覚することができなかった。少年は熱い手を俺の頬に添えた。
「とかしてあげるよ。ぼくの中にいたなら、ぼくをさがしつづけたなら」
「……溶けたらどうなる?」
「おそらにいくだけ。こおりはとけたら水になるんだよ。それからくもさんになって、またこおりになる」
少年の目が俺を見ている。舌足らずな声が耳に反響する。
「溶けたらお前に会えるのか」
「あえないよ。だってこおりだもん。ぼくはこおりをとかさなきゃ。こおりをとかして、おそらにおくるの」
少年の目が俺を見ている。少年がにいとほほえむ。
「さむいのはくるしいから、ぼくがあつくしてあげる。とけて、とけて、なんにもなくなったら、さむくなくなるでしょ」
少年の目が俺を見ている。
「雨をふらせてよ。とびきりのねつをあげるから、ぼくのほのおのさらに外がわへ、めぐみの雨をふらせて」
少年の目が俺を見ている。
俺は目を覚ました。あの瞳が忘れられなかった。汗だくの俺に残るのは、充足感と、確かな高揚。人生の目的を見つけた気がした。
シーツがぐっしょりと濡れている。体が軽い。
「――ところにより雨と……」
リビングからニュースキャスターの声がする。窓の外で雨音が聞こえる。体の内側が、燃えるように熱い。
燃え上がる炎に囲まれて生きるのだ。
今までの何を捨てたとしても、狂気に取り憑かれたとしても、この炎の輪こそが、俺を溶かす巨大な籠だと知っているから、ただ生きるのだ。
いつか、こうしていればいつか、会うことはできなくても、あの瞳を取り戻せるかもしれない。それまで、俺を取り巻くこの炎を絶やす訳にはいかない。絶やさせる訳にはいかない。
あの瞳にもう一度見つめられたなら、俺は。
俺は、溶けて消えてしまってもいい。
あの瞳に、もう一度見つめられたなら。
話をするときは、相手の目を見て。
意識していると、案外相手の目を見て話せていないなぁと思う。
すごく仲のいい友達ですら、変な間を感じたら少し俯いて、コップに刺さったストローを回してみたり、おしぼりを触ってみたり。
話しているのは口なのに、相手の目線で感じられることは沢山ある。
キラキラした目で見つめられると、あぁ、私の話の続きをこんなにも期待してくれているんだ!と思うし、
下を向いて話をされると、緊張しているのかな、と思う。
前者は少なくともプラスの感情が伝わってくるけれど、後者は、状況によってはやはりマイナスにもなりうるのだろう。
壁みたいなものを感じてしまうし、話しかけ続けることでその壁が崩れればいいけれど、更に高くて分厚い壁を作られてしまえばもうこちらから攻め入る余地はないのである。
臆病者の私は、全力で守りの姿勢をとる城に、無理に攻撃は仕掛けられない。
返り討ちにあうからだ。こころが。
とはいえ、私も無意識下で使い分けているのかもしれない。
パーソナルスペースに踏み入られまいと必死に抵抗する視線に、気づいて欲しいときもある。
壁を崩して欲しい人には、無理して目線を合わせに行くこともある。
パーソナルスペース広すぎて基本誰もいれてあげないんだけど、いつか入れてもいいと思える人が現れたら。
もつ鍋屋さんのおばちゃんに、「あんまり早く結婚しない方がいいわよ、大変だから。姑とか。」って言われたけど多分すごく若く見られたなァ〜とほくほくの1:07
【見つめられると】