『色とりどり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は私が嫌い。
たくさんの色の中で自分だけが孤立している感覚。
目に見えないのに心で感じてしまうそんな性別が嫌いだった。
小学生の頃から自分に違和感があった、性別に相応しくない服、色を言うだけで笑われ、そいつの思う正しいに直される。
どうせ傷ついてしまうなら、そいつらの正しいに合わせようと思って自分を殺した。
小学生の頃は異性に恋をした、中学生の時は同性の先輩や友達、高校では誰にも恋をしなかった。
分からなかった。授業では同性に恋することに背中を押すのではなく優しく慰めた理由が。
知りたかった。なぜ好きなように生きるだけで笑われてしまうのかを。
愛して欲しかった。偽りのない自分を。
教えて欲しかった。言った瞬間今までの態度を忘れたように傷付かせないよう振る舞ったことを。
友達の中の誰かが言った。みんなは男女どっちもいける?
沈黙が漂い誰か言えと言わんばかりの空気に耐えられなくなった私は口を開いてしまった。
私の放った一言でその瞬間一気に視線が注目した。
さっきまでの空気がより冷たくなった。でも後悔はしなかった。というかどうでもよかった。
どうして自分だけこうなんだろう、どうして私はみんなみたいに普通になれないんだろう。だから私は私が大嫌い。
「慰めてくるやつが1番嫌だったっ…理解があるようなふりをして1番理解してないから」
泣きながら呟いたその言葉は誰かに届くのでしょうか
明日への不安で眠りにつきたくないと思うことほど怖いものはない。
君は何色が好きか分からないから
綺麗で色とりどりな花をあげよう
君は、その花を愛おしそうに見るだろう
君は、その花のどこを見るだろう
全体の、様々な色をみるかな?
その花に混じっている好きな色だけをみるかな?
君がもし私を好きになってくれたら
私だけをみてくれるかな?
「色とりどり」
色とりどりな花をプレゼントしたとき「君」が
その花の好きな色の部分だけを見ていたら
私を好きになったとき私だけを見てくれるかなって
いうことです!💫
夜っていくらでもポエムかけるよね
色とりどり
「みて、かわいいでしょう」
ニコニコしながら両手ほどの大きさの箱の中、綺麗に並べられた小さな色とりどりのマカロンを見せてきた。
「あれ、何かの記念日だっけ、」
「ちがう、綺麗だから買ってきただけ」
そう言って、少し薄い紫色の、かわいいマカロンを一つ、手に乗せてくれた。ありがとう、と優しく指でつかみ、少し眺める。あいだに挟まれたクリームが光を当てるとキラキラと光っていた。
「紫色が似合うと思って、これをあげたかったんだ」
「そう?ありがとう。クリームがキラキラしているね」
「アラザンかな。宝石みたい」
そう言うと、桃色のマカロンを一口かじった。なんだか、目をそらすのがもったいなくて、美味しそうに食べるその顔をジッと見てしまった。
「紫色のマカロンは何の味?」
「あ、まだ食べてなかった」
「ふふふ、桃色のはなんとなく桃の味だった」
「そうなんだ」
手の中にある薄い紫色のマカロンを一口かじる。口の中には砂糖のあまさが広がった。なんの味かは、自分にはわからなかった。
「次はどれにする?」
「好きなのを食べればいいよ」
「これとかどう?似合う?」
「その色も可愛いね」
色とりどりのマカロンを、ワクワクしながら選ぶその表情がコロコロ変わるのが面白くて、結局薄い紫色のマカロンしか食べられなかった。
「……好きな色、なんですか?」
……好きな色?えーと……
今日は、最近付き合い始めた年下の彼女を初めて自分の部屋に招いた日。
今まで意識したことがない話題を出されて、少し戸惑ってしまった。
「………先輩、青とか好きそうですね、!」
そう、かな?…そういえば考えたこと無かったな。小さい頃は白が好きだったみたいだけど、
ふと部屋の角にある本棚に目を向けると、子供向けの小さなぬいぐるみがいくつか並んでいる。
「あれ、これなんですか?……箱?」
……あ、それ、
彼女が箱を開ける。
「……わあ……、キレイ…」
……それ多分、俺が子供の頃好きだったオルゴール。
随分さびてるし、もう鳴らないかも。
どこか懐かしく思いながら、箱の横についているネジを回す。
「……ほんとですね。音ならない…………けど、」
動きはするみたいだね。
キラキラとした宝石の破片のようなものが無造作に散りばめられた球体が、くるくると回る。
……なんだか、変な音を立てているけど。
「……私、色全部好きなんです。でもでも、特にピンクが好きで!このオルゴール、ピンク多くて私……」
大好きです!!!
僕は白
君は赤で
次の君は青で
その次の君は黄色
お、君は見たことない色だね
その色はなんていうんだい?
そして僕らはひとつになる
-色とりどり-
『色とりどり』
眩しさに目を閉じる。
東京の街は、田舎育ちの私には強すぎる。光とか、色とか、エネルギーとか、人とか。そんな物が。
社会人になって、東京に出てきた。東京には、高校の修学旅行以来だ。最終面接すら、今どきはオンラインで済ませてしまうのだから。逆に言うと、そんな会社を選んでしまった。東京に出たくて。
別に田舎が嫌いな訳じゃない。でも、大学まで実家暮らしだったから、多分その反動。家族仲も良い。ホームシックが心配なくらい。
要するにただの憧れだ、と、自己分析する。
自己分析。小さく笑って、解放感を味わう。もう就活なんかしなくていいんだ。スーツケースのタイヤが、段差で弾んだ。
ネットで探した物件まであと15分。遠いと感じるけど、どうやら都会だとそれくらい歩くのは普通らしい。
光と排気ガスを含んだ空気を、めいっぱい吸い込む。私はここに染まっていく。
私はいつから
時間を手放すように
なったんだ。
いくつあっても足りないほど
惜しいはずなのに、
1時間、また1時間と
時間が過ぎていく。
人生を無駄にしていく。
やらなきゃいけないこと。
やらなきゃ社会じゃ
生きていけないこと。
必要最低限のこと。
あと少し頑張ればいいだけのこと。
なのに私はなんで…。
時間さえも私を置いていく。
まずいって分かってる。
動かなきゃいけないのも、
このままここに居るだけじゃ
ダメなことも、
全部全部
わかってるのに。
あぁ。
動けないなぁ。
ずっとここに居たくて
ずっと寝ていたい。
起きたらまた夜中で
水を飲んだり
軽食を食べたり
お風呂に入ったりして
また寝たい。
こんなんだから
いつまで経っても
変われないし動けないんだろうなぁ。
わかっていても
逃げずにはいられない。
後悔を避けられない。
私はきっと、ずっと、
咲けない花だ。
"Good Midnight!"
逃げることは甘い蜜の味。
後悔は酸っぱい梅の味。
過ぎ去っていく中で
色とりどりの花が散る。
ビュッフェに行った時ふと自分の皿とあの子の皿を見比べた時に思った事です。料理は見た目より味。人は外見より中身。そんな風な言い訳を崇拝する私からすれば欲しい物を皿に乗せて食べたい物を乱雑に据えていく。これで十分ビュッフェを楽しめていたのです。しかし、あの子の皿をはため息が出るほど見栄えが良かった。皿の上には薄く切った生ハムでおそらくラディッツであろう食べ物を巻いたものとひどい匂いを放つパクチーやらスプライトみたいな名前の葉っぱをご丁寧にちょこんと乗せてあった。あの子の皿は絵を描き始める前のパレットの如く色とりどりにバランスよく綺麗に盛られていた。でもあの子はパクチーが嫌いです。前にグループ内の他の友達と何人かで行った時は食べれないからといって丁寧に皿の隅に避けてありました。それでも、そんなあの子でもパクチーを皿に盛る日があるらしいです。卓に着くとあの子はパクチー好きの良さげな彼との会話で料理なんて興味も無さげなんです。ここはビュッフェですよ。食事を楽しむところですよー。と。茶々を入れまいと口いっぱいに頬張り自分の口を塞いでやりました。勿論分かってますよ。お皿に盛った時、色とりどりの方が見栄えがよくて美味しそうに見えます。同じ料理で同じ味なら見栄えが良い方がいいに決まってます。私はパクチーを食べれないことは無いけど好き好んでまで食べることもないです。それだから私は今日もあの子に本当に欲しいものと食べたい物をあの子の皿に盛られてしまう。
アメリカの一家庭の動画を観ていたら、なんと13人も子供がいたんだ。私は3人兄弟の真ん中の長女だったから何人も姉妹がいるのがとてもうらやましかった。学校から帰ると彼女らの動画を観て一緒に踊ったりした。その後にふくらはぎが筋肉痛になるのが嬉しかった。
#色とりどり
色とりどり
うーん、なにも思い浮かばないなぁ
あーおきいろ♬あーおきいろ♬
今日は仕事始め。
久しぶりに1人の時間もあって
自分の食べたいものを昼ごはんにして
夕飯は参鶏湯もどきに挑戦して
なかなかおいしかった
私は毎日、所謂平凡な日常を送っている。決まった時刻に起き、決まった朝食をとり、決まった服を着て、決まった時間に出勤する。そこに感情の起伏は一切感じられない。
「うちの子、全く勉強しなくて。どうしたらいいんですかね、先生」
「高校生になったばかりで、多感な時期ですからねぇ。本人なりに考えていることもあるかもしれません。今はじっと我慢して見守ってあげるのも良い判断だと思いますよ」
「そういうもんなんですかねぇ…ほんとうちの子このままで大丈夫なのかしら。すみませんねわざわざ面談なんてしていただいて」
「いえいえ、大切なお子様の将来のためですから」
「ほんと、ありがとうございました」
今日このテンプレを何回使用しただろうか。本当に『すみません』と思っているなら、面談に来るのを控えていただきたい。琴線に触れないよう細心の注意を払いつつ会話をするのはかなり疲れる。おそらくホストもこんな感じなのだろう。
机の上に置かれた生徒の成績一覧をボーッと見つめていると、チャイムが鳴った。どうやらさっきのが最後の面談だったらしい。重い腰を上げて職員室へと戻った。
「あ、湊斗くんおかえり!どうだった面談」
向かいの席に座る文乃先生が話しかけてきた。
「良い刺激になりました。流石に疲れましたけどね」
「そう、大変だったね。今日くらいは定時に上がったら? たまには家でゆっくりすることも大事よ」
「それもそうですね。ちょうど仕事が溜まっていないので、今日は上がらせていただきます。お疲れ様です」
「お疲れ様です」
特に家に帰ってもすることはないが、学校にいたら余計疲れてしまうため帰ることにした。机の上に散乱しているラインマーカーをバッグに突っ込み、足早に職員室を出た。
帰宅途中、家に何も食べるものがないことに気が付き、コンビニに寄った。食へのこだわりは特にないためサラダチキンとおにぎりだけを買うことにした。支払いのためにバッグの中から携帯を取り出そうとするが、ラインマーカーが邪魔で中々取り出せない。レジの順番が来たところでやっと黒い携帯を取り出せた。
家に着くと少し疲れが取れた気がする。決まった場所に荷物を置き、夕食の準備をした。
食卓に並ぶモノはあまりにも簡素であった。食品どころか食器まで簡素で色がついていない。ふと顔を上げて周囲を見渡すと、部屋の物すべてに色はついておらず、唯一色があるのは適当に置かれたバッグからはみ出るラインマーカーだけであった。
『酒、タバコ、金、愛、食、性』私はどれにも興味がなく、モノクロの世界で生きている。ラインマーカーでさえ、あそこまで色とりどりなのに。
「…はっはっは……あっはっはっはっは!!」
もはや生きる意味さえをも見失っている自分を俯瞰してみると、あまりにも滑稽で涙が出るほど笑った。
冷蔵庫の中に入っていた缶チューハイを抱えて、屋上へ駆け上がった。
柵に身を預け、何度も吐きそうになりながら酒を飲んで飲んで飲みまくった。そこで初めて世界に光が宿った。社会はネオンに包まれ音に溢れていた。
色とりどりな現実に夢中になっていた私は、柵が外れかけていることに気が付かず、そのまま全体重をかけた。
胸ポケットには、シュレッダーをかけ忘れていた生徒の成績一覧が入っていた。
色とりどり
霜柱でデコボコになった花壇には、パンジーが並んでいる…
白い霜で枯れたように地面に張り付き、花の色も、何処かチカラなく…
でも、日が昇り、暖かくなると、茎が持ち上がり、花も力強く、生き返る…
そして、花壇には、赤や黄色や紫等の華やかな彩りが戻ってくる…束の間の、冬の色の集まりは、少しだけこころを和ませてくれている…
色とりどりの花束をあなたにあげましょう。
両手いっぱいの花束を。
あなたは花が好きだったから、違う種類の花をたくさん集めました。
ちょっと大変だったけど、あなたのためならば全然苦ではありませんでした。
でもこれで寂しくはありませんよね。
あなたの新たな門出に少しでも彩りを添えられたら幸いです。
だから……私のことも少しは覚えておいてくださいね。
いつかは忘れても良いですから。今だけは覚えておいてくださいね。
赤、黄色、青、緑、ピンク。
たくさんの光の中に包まれて、歓声を浴びる。
自分が自分ではなくなるような感覚。
景色の中に溶けてそのまま時間が止まれば、これ以上に素晴らしいことはない。
ラストの曲が終わり、銀テープがアリーナの方に飛んでいく。
ファンは銀テを取るのに必死で僕たちの方を見ていない。
スタンドのみんなに手を振り、スッポンが下がっていく。
冷めやらない熱。瞼を閉じれば何時でも光が見える。
目を開けるとスタッフが忙しなく動いていて、一気に現実に戻された。
あぁ。また、1人に戻ってしまった。
「色とりどり」 #241
ころころと変わる
あなたの表情
笑ったり、怒ったり
色とりどりの感情が
とっても愛しいの
…へえ
あの子の前ではそんな色で笑うのね
→短編・個性的
「家族で、野鳥園に行きました。南の国の赤い鳥や、北に住んでる白くてフワフワな小さい鳥、全然動かない大きな灰色の鳥など、たくさんの鳥がいました。本当に色とりどりでした」
……うっわぁ〜。
職員室で宿題の作文を添削していた私は頭を抱えた。課題は、「色とりどり」を使って短い文章を作るなので、先の作文に問題はない。そう、問題はない、のだ。
しかし「色とりどり」の「とりどり」の下に、消しゴムで消された「鳥々」がうっすらと見えている。つまり、この生徒は、「色とりどり」を文字通り「多種多様な鳥たち」と理解している可能性があるのだ。
しかもこの子は、かつて美術の時間に自画像を描く際に自分の腕に絵の具を乗せて肌色を調色しようと試みた実績の持ち主だ。
純粋というか、一本木というか……、このまま伸ばしてほしい個性であるのと同時に、今のように悩ましい問題も与えてくれる。
さぁて、どうするかなぁ〜。
私は大きく伸びをした。とりあえず、自販機でコーヒーでも買って休憩しようっと。
テーマ; 色とりどり
【色とりどり】
君の見ている世界は
色とりどりですか?
空や海、木や花は
どんな色をしていますか?
自分が見ている世界は
『 』
・・·・・· 色とりどり ・・ · ・・ ·・・· ·・・·・・·・・ ·・・· ・・ ·・・·・・ · ・・
·・・·・・·・・·・・·・・· ・ Je suis en train d'écrire. ・·・・· ·・・·・・·・・・・·
『色とりどり』
たくさんの色を真っ白のパレットにのせた。
混ざって黒みたいな色のところもあれば、
そのままの色が輝いているところもあった。
題名は、「心」にした。
私の心を描いたつもりだから。
色んなものを吸収した私は、
混ぜちゃいけないものが混ざってきたなくなった。
奇跡的に残っている綺麗な色たちは数える程しかない。
私が死ぬその時までに、
私の絵が完成していたらいいと思う。