NoName

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赤、黄色、青、緑、ピンク。

たくさんの光の中に包まれて、歓声を浴びる。

自分が自分ではなくなるような感覚。

景色の中に溶けてそのまま時間が止まれば、これ以上に素晴らしいことはない。

ラストの曲が終わり、銀テープがアリーナの方に飛んでいく。

ファンは銀テを取るのに必死で僕たちの方を見ていない。

スタンドのみんなに手を振り、スッポンが下がっていく。

冷めやらない熱。瞼を閉じれば何時でも光が見える。

目を開けるとスタッフが忙しなく動いていて、一気に現実に戻された。

あぁ。また、1人に戻ってしまった。

1/8/2026, 3:07:06 PM