私は私が嫌い。
たくさんの色の中で自分だけが孤立している感覚。
目に見えないのに心で感じてしまうそんな性別が嫌いだった。
小学生の頃から自分に違和感があった、性別に相応しくない服、色を言うだけで笑われ、そいつの思う正しいに直される。
どうせ傷ついてしまうなら、そいつらの正しいに合わせようと思って自分を殺した。
小学生の頃は異性に恋をした、中学生の時は同性の先輩や友達、高校では誰にも恋をしなかった。
分からなかった。授業では同性に恋することに背中を押すのではなく優しく慰めた理由が。
知りたかった。なぜ好きなように生きるだけで笑われてしまうのかを。
愛して欲しかった。偽りのない自分を。
教えて欲しかった。言った瞬間今までの態度を忘れたように傷付かせないよう振る舞ったことを。
友達の中の誰かが言った。みんなは男女どっちもいける?
沈黙が漂い誰か言えと言わんばかりの空気に耐えられなくなった私は口を開いてしまった。
私の放った一言でその瞬間一気に視線が注目した。
さっきまでの空気がより冷たくなった。でも後悔はしなかった。というかどうでもよかった。
どうして自分だけこうなんだろう、どうして私はみんなみたいに普通になれないんだろう。だから私は私が大嫌い。
「慰めてくるやつが1番嫌だったっ…理解があるようなふりをして1番理解してないから」
泣きながら呟いたその言葉は誰かに届くのでしょうか
1/8/2026, 3:37:21 PM