終点』の作文集

Open App

終点』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/10/2023, 12:05:04 PM

電車が出発する、あのプロロロという音。それと共に私は足を運んだ。

普通の駅とはまるで違う、近未来的ではなく、
空を走る電車。夕焼けに溶けてきれいな空を、私は走る。

私以外にも乗る人はたくさんいるみたいだけど
私専用の…いや、客室も用意された特別な列車。
夕焼けに溶けた列車内で、これまでの人生や、人生の意味、大切な人を思い返す。

悪くなかった。って言えれば十分だよね。
乗ってから49日後。優しい声が響いた。

「まもなく、終点。冥界。冥界。」

さて、死人である私は電車で無事に冥界にたどり着きました。
ここからは天国行きか地獄行きかを伝えられてから、私はその場所に行く。

天国とか地獄とか、信じてないけど。
行けるなら天国がいいなあ。

…あの人に会いたいなあ。

そう思いながら後ろを振り返った。
この世とあの世を繋いでくれた終点を、静かに眺めていた。

#終点

8/10/2023, 12:02:40 PM

この駅で終点、、
この人ともお別れだ。
この人ともっといろんなこと喋りたい
悲しいな
でもこの言葉だけは言っておこう
「さようなら、大好きです」

8/10/2023, 12:00:55 PM

最終電車に乗り込んで終点の君の元へ。
 二人だけの秘密の時間。始発までの数時間。

 駅のホームへ足を落とせば、涼し気な風が頬を撫でる。早足に改札まで行くと君が手を振って出迎えてくれた。

 だけど時間は過ぎていく。止まってくれと願いながらも。

 早く君を連れ出すから、それまで待っていて。約束だよ。
 

27.『終点』

8/10/2023, 11:59:47 AM

終点


終わりって自分で決めるもの?
自分で決められる?
それを決めると仮定しても

本当の終わりを決められるのか

終点=限界点となるのだろうか

何かを終わらせる理由
もっともで正当な理由を
そう考えるだけで
限界まではいけない

所詮は弱き者の主張

次があるから終わらせられる
始まりの為の終わり
本当の終わり

終点の由縁とは
それは死に似て非なるもの

レールに例える車止め

✕印に枕木を乗せて
本当の終わりを教えてくれる

現実世界にも分岐点は
いくつもあった

わかっていても
自分の意図した道なんて
選べることは少ない

終わらせたいものほど
終わらせられない

それすら自分で決めている?

選んだ者にも理由があって
思うままに選んでるとは
限らないから

このレールすら
自分で選べなかった道

進む道はもちろん
終わりすら選べずに
次の分岐点へと
向けられている

選べなかった始まり
選べなかった脇道
選べない終点

なんと思うまま生きられない

望めば望むほど
この手からこぼれ落ちていく
何もかもが終わっているのに
自分の終わりすら選ばない

たったひとつ選べることを
選ばない選択をしながら

終点=限界点だけを信じて

まだ限界でないという
淡い幻想を糧としながら
選べない選ばないを
継続しながら
終わらない議論を
独り弱々しく考えている

8/10/2023, 11:56:37 AM

ここは終点だよ

頑張ったね
辛かったね
もう大丈夫だよ

そうだ
僕は頑張ったんだ
すごく辛かった
すごく怖かった

やっと たどり着いた

ヒュー サァー
ヒュー ヒュー
サァー ザァー

疲れ果てた僕を 木枯らしが追い越していく
僕につぶやく バイバイと

どうやら終点はまださきらしい

8/10/2023, 11:55:03 AM

終点と言うと、何かの終わりというイメージがありますが、そうではなく次の始まり(始点)なのではないかと思います。物事は全て何かの始まりと終わりの連続なのかもしれないです。

8/10/2023, 11:54:50 AM

終点を“死”と考える。
   起点を“生”と考える。
   そうだとすれば、
   「生きる」の反対は
   「死ぬ」だと言い切れない。
   つまり、何なら言い切れるか。
   いつも、
   《“死”は“生”と隣り合わせである。》
   ということだ。


              【終点】#12

8/10/2023, 11:53:28 AM

※本日作者が頭痛により文章が一部簡略化していることをご了承ください。


「……あーあ、最悪だ」
僕は寝落ちして終点まで来てしまった。
しかも終電でだ。最悪だ。
こういう時に限ってホテルへ泊まれる程の金はない。
仕方がないので、待合室へ待つことにした。
すると、僕と同じようにスーツを着た男性が座っていた。
「あなたも終電まで寝てしまったのですか?」
僕は彼にそう言ってみたが返事は無い。
「終電で寝落ちは最悪ですよね」
再び言ってみたが、やはり彼からは返事が無い。
人見知りなのだろうか?
彼はじっとこちらを見たまま何も言ってこない。
ずっと僕のことを見続けている。
……怖い。
不気味だ。なんでこんなに見てくるのだろうか?
怖い。一緒にいたくない。
僕は急いで待合室を出た。
「……ふぅ」
怖かった〜。すごく焦った。
あの待合室へは行かないようにしよう。
僕は仕方がなく夜道を歩くことにした。


「ただいま」
「おかえりなさい。終電に寝落ちなんてバカねぇ」
「うるせぇ。仕事で疲れてたんだから!」
「はいはい」
「そんなことより、見たんだよ」
「え?見たって?」
「例の噂の幽霊」
「幽霊?」
「あれだよ、待合室の男の幽霊」
「……あぁ!終点駅の幽霊!」
「そうそう!あいつに会ったんだよ」
「えぇ!?確か友達があっちの世界に引き込まれたって話でしょ!?」
「そうそう!でも、ちゃんと対処したから大丈夫だった」
「対処って?」
「何も話さず目線も逸らさないでじっと耐えること。そしたら待合室から出ていってくれたぜ」
「わぁ、良かったね、引き込まれなくて」
「ほんとだよ。いやぁ、めっちゃ怖かったぜ〜。まさか自分が経験するとは思わなかったからな」
「寝落ちの乗り過ごしはするもんじゃないわね」


終点駅の幽霊。
彼は今日も終電後の夜を彷徨っているという。


■テーマ:終点

8/10/2023, 11:52:51 AM

そこには誰かいてるかな
知ってる人なら嬉しいけど
まだまだ行きたいところがあるし
走っていくのもしんどいから
そこへはゆっくり向かいます
私の終点

8/10/2023, 11:50:03 AM

『終点』2023.08.10


 この電車を終点まで乗ったらどうなるだろう、という考えがよぎり思わず笑ってしまった。
 今書いている脚本の登場人物のような思考。ミッドライフクライシスというらしい。
 あいにく自分はまだそこに至る年齢ではない。本やネットで調べただけの知識しかないが、中年期におこる憂鬱のことを言うらしい。
 今日はオフだ。人に会う用事も買い物もない。時間に余裕はある。
 いっそ本当に終点まで行ってみようか。
 路線図を確認すると、終点は高崎駅だ。
 行けなくはない。帰れなくもない。
 帰宅の時間や交通系電子マネーの残金を考えると、なかなかの大冒険である。
 しかし。
 などと悩んでいると、本来降りるべきだった駅をすぎてしまった。
 不思議と焦りはなかった。だから、そのまま座席に座ったまま流れる景色を見る。
 乗り過ごしたのなら、仕方ない。
 バッグから手帳を取り出し、今の心境をメモしようとした。しかし、それすらも面倒くさくなり、すぐに片付けた。
 今の自分はシナリオの登場人物だ。その心境をトレスすることにした。
 電車はガタンゴトンと揺れながら、高崎駅を目指す。

8/10/2023, 11:47:01 AM

『終点』

少し前によく聞いていた曲のフレーズが頭を過りました。

「愛の遺伝子を持たずに生まれてくる人はいなくて…」
     (OKAMOTO'S「Where Do We Go?」より)

愛されてこなかった過去を持つ人は思うより多くいると思っておりますが、愛されずとも愛することは叶うと、強く思えるフレーズに感じます。
たとえ愛し方を知らなくても遺伝子に刻まれているなら、、、そんな希望が見えるワンフレーズです。

辿り着く終点は見えないですが、わたしはわたしの1歩を重ねるしか出来ないので、たまに休んだり振り返りながら、なんとか前へ進んでいきたいです。その先が、どんな終点であろうとも。

(歌詞のワンフレーズの引用は著作権侵害に当たらないらしいので、引用させていただきました。)

8/10/2023, 11:46:34 AM

お金も時間も義務も忘れて
電車が引き返すほど遠くへ行きたい。

街はあるかな? 海はあるかな?

車窓から見る景色は綺麗だろうか。

改札を出たらきっと私は
美味しいランチを探しに行くよ。

午後何時のことだろう。

8/10/2023, 11:46:22 AM

年始
終点。

うちは終点が
近いから
大丈夫。

色んな電車に乗るけど
楽しそう。

8/10/2023, 11:44:04 AM

終電に駆け込み乗車した僕。
その電車が、終点まで行くと、
乗車中の人間諸共、
この世界から消える電車だとは気づかずに。

目を覚ますと、暗い暗い森の入口辺りに寝っ転がっていた。
変だな…と思いつつも、体を動かす。

立ち上がって見てみると、
辺りには電車の残骸。
人一人居なさそうだった。

遠くから聞こえる、パトカーのサイレン。
そのサイレンを頼りに、電車の残骸を後にする。

けもの道からまともな道路に出たと思えば、
目の前に拡がっているのは畑ばかりで。

真っ直ぐ目を凝らして見ると、
パトカーらしきものが溝に落ちている気がする。

パトカーまで走って走って…
たどり着いた先には、血生臭い匂いがした。
その勘は当たってしまい、
人が三人ほど、乱雑に殺されている。

人の感は鋭いほど当たる。
周りに人はいない。僕一人らしい。

なんだか、奇妙な世界まで飛んできてしまったようだ。


「ジジジ…ぁ、あー、、」
「あれ?生き残っている人間がいるなぁ。」
「あいつはなぜ生きている?
 この世界には、空気など無いのに。」
「あぁ、死んだ体が動いているのか。」
「ようこそ、ゾンビだらけの世界へ。
 君はもう、元の世界には戻れない。」




95テーマ【終点】

8/10/2023, 11:43:45 AM

終点まで

行ってみようか

とか言っちゃって

普通に帰るだけですよ

ほぼ終点の最寄駅~

(そういえばここ数年、電車乗ってない)

8/10/2023, 11:43:44 AM

「終点、終点です」


単調な運転手の声が聞こえる。


「皆様、次の駅でお降りください」


そのアナウンスを聞きながら、私は流れていく窓の外を眺めていた。



どれだけ進んでも、田んぼ、田んぼ、田んぼ。


車両には私と、あともうひとりしか乗っていなかった。



いつも終点まで一緒の、幼なじみのルイ。



いつの間にか距離ができて気まずくなってしまった。


また昔みたいに、なんて思ったり。



電車が駅に着く。


私たちはそれぞれホームに降りた。


「ヨウ」


夏の暑さにうんざりしていると、名前を呼ばれた。


「ルイ?」


「あのさ、ずっと言いたかったことがあるんだけど」


ルイは髪の毛を弄りながら言った。



「ヨウのこと好き」



蝉の鳴き声がやけに大きく聞こえた。

夏の暑さのせいか、頬が火照っている。


「また、返事、よろしく」


ルイはそう言い、足早に改札を出ていってしまった。



「ほんと、昔から慌ただしい」


思わず頬が緩んだ。

8/10/2023, 11:41:11 AM

ぽっぽっぽー
生まれたよ

ぽっぽっぽー
歩いたよ

ぽっぽっぽー
パパとママってことばを覚えて

ぽっぽっぽー
いちねんせい

ぽっぽっぽー
ともだちできたよ

ぽっぽっぽー
時にはケンカもするけれど

ぽっぽっぽー
友だちって楽しいね

ぽっぽっぽー
好きな人ができたよ

ぽっぽっぽー
勉強がむずかしくなってきた

ぽっぽっぽー
憧れの一人暮らし

ぽっぽっぽー
お母さんの手作りジャムが 恋しくなって

ぽっぽっぽー
雨の日も 風の日も 電車に揺られるよ

ぽっぽっぽー
一生そばにいてくれる人が できまして

ぽっぽっぽー
宝物がもう1人 できたんだ

終点までは まだまだまだ
人生ずーっと 列車のように
ぽっぽっぽーと続いてく

8/10/2023, 11:40:38 AM

「むにゃ...駅ついた〜?」
『まだだよ。僕らが向かうのは終点だからもう少し先だよ。』
「じゃあ着いたら起こして〜」
『うん...お休み』
僕の妹は寝る事が好きだ。この前の家族旅行でも、車の中で僕の膝枕で寝ていた。
『さっきまでずっと寝ていただろうに...』
妹の頭を撫でていると1人のご老人が話しかけてきた
(おふたりかい?)
『はい。でも、終点で親が待ってると思います』
(そうかい。若いのがこの電車に乗ってるのは珍しいからねぇ。あんたさんも駅に着くまで暇だろう?少しお喋りでもしないかい?)
『...いいですよ』
〜〜〜〜〜〜〜〜
(それじゃ,私はここで降りるよ)
『終点まで行かなくていいんですか?』
(その予定だったんだけどねぇ。娘がうるさくて,どうやらここで降りないといけないみたいね。)
『そうですか...良かったですね。雑談楽しかったです』
(すまないねぇ。早いうちにそっちに向かうよ)
『僕はもう合わないことを祈ってますね』
........
<お母さん....お母さん!!>
《患者さん,意識取り戻しました!!》
(...こっちは騒がしいねぇ。)
<お母さん...!まだ死なないでよ>
(はいはい。もう大丈夫ですよ)
その後少し落ち着いて娘は家族に連絡するため席を外した。病室にはテレビがあり,ニュースが流れていた。
【先日,○○通りにて暴走車両が信号待ちしていた車両に正面から激突する事件がありました。被害者は家族連れで運転席と助手席に座っていた2名は即死。後部座席に座っていた子ども2名は病院に運ばれましたが,先程死亡が確認されました。暴走車両の運転手は....】

8/10/2023, 11:35:25 AM

終点を渇望する車輪は、思い込みの自己に抱えきれない重荷を引き摺って、歪み、崩れながら走る。

8/10/2023, 11:33:33 AM

光源からの投身である蜘蛛の子の巣立ちの35分 2cm

Next