窓越しに見えるのは』の作文集

Open App

窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2024, 2:03:01 PM

今世の貴女は、深窓の令嬢という表現がよく合います。

 その窓から、何が見えますか。
 醜いもの、おぞましいもの、悲しいもの。
 そのようなものが、貴女のその窓からは見えないように、俺たちは隠しました。

 今の貴女は、そのようなものが自分の人生から排除されていることに気づいて、喜びよりも苦しみを感じていらっしゃいます。

 俺たちの選択は、貴女を苦しめてしまったでしょうか。

7/1/2024, 2:01:56 PM

「夜空に咲く花」


腹に響く振動に、胸が高鳴る。
部屋の灯りを消して、カーテンを開ける。

やはりこちら側だ。

この時期、この時間に窓を開けてしまうと、虫が入ってくる。
一瞬、躊躇して、結局開けてしまう。


色鮮やかな、空に伸びる光が咲き乱れる。


「自治体名 花火」で検索すると、届出済の花火の予定一覧が表示された。
 


「学校行事による……」

あぁ、そうか文化祭か。


文化祭の後夜祭の花火なのだろう。
漫画や映画の中でしか存在していないと思っていた。


生まれる場所が違ったら、育った地域が違っていたら、もしかしたら、漫喫していたかもしれない青春。
脳内で浮かんで消えていく。


最後、一番大きな花が咲いて、散る。


手を伸ばしても、届かないそれに蓋をするように窓を閉めた。




────窓越しに見えるのは

7/1/2024, 2:01:53 PM

不規則に左右に流れていく光
前に影を落とす

表情もわからない人型が
ぼんやり遠くをみつめている

曇った音しか聞こえない
時折通る早い音 低い音
目指すものもわからぬまま

ぼやけて見える光は花火のようで
少しだけ規則的な音は囃子のようで

窓越しに見えるのは

7/1/2024, 2:00:58 PM

窓越しに見えるのは

すごく贅沢だと自覚しているけど
私の部屋の窓越しに見えるのは

遠く山の上のエアポートの光

夏の夜
部屋の灯りを消してベッドに横たわりながら
カーテンを開けると
流れる光をぼんやり眺めながら眠りにつける

今は田植えが終わった田んぼで
カエルの合唱も聞こえて更に情緒的

あの並ぶ光を目指して旅客機が降下してきて
そこにはきっと大勢の人が乗っていて
それぞれの目的地に向かうんだなぁ
なんて思いを馳せたりして。。。 贅沢ぅー

そうそう!知ってる?
飛行機って どうしてあんなに重い機体が
空を飛べるのか
本当の所はまだ誰も証明してないらしいのよ

飛んじゃったから飛んでる みたいな?

眠れなくなるじゃん怖いわぁーーー
いや、しっかり寝ちゃうんけどもw

7/1/2024, 1:57:47 PM

太陽の昇る頃。
 ふと外を見ると、窓越しにあった君の瞳
  あの日が、僕と君との出会いだった。

お題「窓越しに見えるのは」

7/1/2024, 1:57:33 PM

窓越しに見えるのは

限りなく灰色に染まる空からは冷たい
雫が降り注ぐ

窓越しに見えるのは暗い空
終わりなく続きそう

耳を澄ますと聴こえる
祭りで賑わう人の声
こんな灰色の元で愉快に宴をいそしんでいる

窓越しに見えるのは
窓の向こうに映る孤独な私

透けてかすんだその姿
まるで雨に飲み込まれたかのよう

久しぶりに故郷へ戻ったのに
また壁に閉じ込められた

限りなく灰色へそまる窓越しに見えたあの景色
私と空は一心同体

すなわち心の天気現している――

7/1/2024, 1:57:27 PM

#001 窓越しに見えるのは


嗚呼、今日も世界は幸せに満ちている。

あれが好き

これが楽しかった

どこもかしこもキラキラと輝いている。

羨ましくて妬ましい

私は今日も、そんな世界をこの小さな窓から覗き続ける。

7/1/2024, 1:57:24 PM

いつもより一段と眩しい月がこちらを見ている。
まるで小さい太陽のようで、私は思わず目を細めました。錆びついた屋根が月の光に照らされて優しく光っていて、窓の外からの見慣れた景色が 今日はどうやら少し違うようでした。

窓の隙間から涼しい風が入ってきて、夏の始まりの匂いが鼻を掠めた。
いつもより月が近くて、今なら指先くらい届いてしまうのではないかとすら思うほどに、とても大きく見えています。

誰も居ない。誰も来ない。
この月を一緒に見てくれる人が居ないのが少し寂しいけれど、違う所で知らない誰かが、私と同じ時にこの月を見ているのでしょうか。
切なくなるほどに眩しくて、愛しくなるほどに優しい光が 誰かの気持ちをほんの少しでも軽くしてくれているのなら、こんなにも嬉しい事はない。

地に足をつけて、空を見上げる
また何処かでね、眩しいお月様。

7/1/2024, 1:55:52 PM

窓越しに見えるのはいつもと同じ景色。
ビルしか見えないこの環境に退屈さを感じる。
緑が揺れて季節ごとの花が咲く。
そんな豊かな生活がしたいものだ。

7/1/2024, 1:55:18 PM

窓越しに見えるのは、青い空に白い雲。
なんてことはない、ただの、いつもの景色だ。

けれど、そんな外の世界を眺め、
どうしようもなく渇望してしまうのは、
きっと私が、この閉ざされた空間に僻遠としているからだ。

「それでは、教科書の36ページを開いてくださいね」

早く、自由になりたい。

7/1/2024, 1:54:38 PM

長引くPTAの会議
ぼんやり眺める校庭は梅雨の晴れ間

窓越しに見えるのは
娘の彼氏の浮気現場だ


(さぁて、どうしてあげようか)


会議の議題よりも、興味深い


#窓越しに見えるのは

7/1/2024, 1:54:23 PM

「...ありがとう、ごめんね。もう一緒には居られないの。」

そう言って少し困った様に笑って、この世から居なくなっちゃったあの子。

私はあの子の支えにはなれなかった。
最後の最後まで、心の内を何も知ることが出来なかった。


“一緒に居られないだなんてそんな寂しいこと言わないでよ。私はずっと...ずっと傍に居るから。”


あの時そう言葉にしていたなら結末は変わっていただろうか?




ふと見上げた窓越しに見えるのは広い広い真っ青な空。
あの子の元まで続いていたら良いのに、なんて。


#窓越しに見えるのは

7/1/2024, 1:53:42 PM

「窓越しに見えるのは」

朝起きて、カーテンを開ける。

太陽が昇る前のふわっとした燻んだ水色の空

窓を開け、空気をたくさん吸う。

いちばん乗りにしか分からない匂い。

鳥がちゅんちゅんと泣き出した頃に身支度を始める。

好きな曲を聴きながら髪を結って、トーストを食べる。

窓越しに見えるのは未来だ。

「いってきます!」

と吐き今日も学校へと向かう。

7/1/2024, 1:53:31 PM

どんな景色なんだろうなぁ
その先に見えるものがどんなものなのか、それを作り出すのは自分なのは分かってるんだけどね。
もちろん誉められるのは悪い気しないんだけど、なんだかレベルの低いことで誉められる気がしてしまう、とても偏屈。
今のままではいけない。変わらないといかない。でも何を変えればいいんだろう?という無限ループ。
素敵な未来を見るために、窓越しの景色を変えるために、今頑張ろう。

7/1/2024, 1:53:25 PM

窓を開けて夏の夜空へ飛び出して、
今すぐきみに会いに行っちゃいたいよ。

7/1/2024, 1:51:22 PM

私が育てている可愛い植物達。
10年以上元気に育っている。
その向こうには下町の風景。
なんだかんだあるけど、私はこの街が結構気に入ってる。

7/1/2024, 1:50:35 PM

窓越しに見えるのは夜の暗い空
窓を開ける
ひんやりとした風 どこかから響く虫たちの声
よく知ってるのに
知らない景色みたい
今は少し不安になる
そっと窓を閉める
朝に見る窓越しの景色はどんなかな

7/1/2024, 1:50:23 PM

お題「窓越しに見えるのは」
……またしても小説向きのお題でつらい!
窓越し……というと、ベランダが見えるのだけど。
その先は大抵洗濯物だし、更にその先は片道二車線の道路を挟んで、向かいはマンションの部屋だと思う。
というのも、向かいは地図で見ても一階を見ても有名企業の本社ビルなのに、その上はオフィスビルではなくてマンションになっているらしい。物件情報は見た事ないけど。こちら側にベランダこそついていないけど、カーテンがついてて窓があって、明かりが点いているのが、ビルじゃなくてマンションっぽい雰囲気を醸している。窓も狭くて小さいし。

実家はど田舎だから窓越しには瓦屋根と向かいの車屋さん(廃車を引き取るか故障車を修理するかどっちかよく知らない)のトタン屋根が見える。
あとうちの庭と車屋さんの裏側で、うちから実を落として元気に育った枇杷の木とか。

そんな両極端な環境だから、今頃の夏とか暑くて窓を開けると夜中でも車が通ってて割とうるさくて寝辛いのが困る……。
実家の夏は蝉が喚き散らしていて、それはそれで別種のうるささがあったけども。夏限定。
現住所で一番困るのはちょうど街灯が近い高さで、夜に遮光カーテンを開けているとめちゃくちゃ眩しいところ。
そんな理由から引っ越したいなと思いつつ、上の階の入居者がうるさくて一本筋違いの近距離に引っ越したという元同僚が四十万とか言ってて、ちょっとお金貯めるまで無理だなぁと思ってしまった……。
買い物に便利だから、もう少し駅近くで大通りに面していない、それこそ一本筋違いぐらいの場所が良いんだけども。
でも階段しかないから追加料金取られたって余談は有名過ぎる話で内心失笑した。(元同僚とは全く仲良くはない)
法律上だと五階建てまではエレベーターなしで大丈夫なんだっけ。エレベーターがあっても三階か四階にしか住みたくはないけど。
四階に住んだら蚊とか来なくて便利!

調べたら現住所は区内でも珍しく、地震が起きても川の氾濫に巻き込まれない地域らしいってのも気に入っている要素ではある。
窓から見えない徒歩圏内の川とかてっきり氾濫すると思っていた……。
でも今の勤務地は氾濫するでかい川を超えた先だから、勤務先で地震に遭ったら徒歩帰宅がかなりしんどい場所ではあるんだよなぁ。
10kmまでが安全圏で15kmまでが人による、20kmはアウトなんだっけ。元ネタどこだと思ったら、政府が公式に出している通達らしい。
そしてGoogleマップで調べたら勤務先から片道五時間らしい。てか21kmあるじゃん無理じゃん。
そもそも途中のでかい川が氾濫したら周辺水没するから家まで帰れない気がするけども。橋、落ちないのか?
片道二時間半以上は無理って記事も出てきた……。首都圏とかどうでも良いけど。
そんな遠距離だから、職場に帰宅用の靴を持っていこうと思いつつそのまま……。安全靴ください。

と言いつつ最近飲み水も確保していないレベルで防災意識が下がっている自覚はある。
常温で飲める味の安い水が異臭か何かで自主回収しているとの告知は見たんだけど、ロットNo.見て該当してなきゃ買っても良いかなとは思っている。……のに、いつも箱で買っているお店に告知なかったのが困る。
三箱買わなきゃ防災的にはマズイ。500mlペットボトルは数本あるけど、自宅避難できる量ではない。

缶詰パンと缶詰と防災トイレと水入れられるポリタンクは準備したけど、食事が足りない水も足りない。そして何より職場で被災したら一発アウトなんだよなぁ。
職場がウォーターサーバーを契約しているから水はあるけど人数割りしたら全然足りないし。
いい加減持ち歩ける0次防災セットを作ろうと思いつつ放置している。

「窓越しに見えるのは」という情緒溢れるお題から防災なんて掛け離れた話に着地してしまった。
ちなみに職場の窓から、春はめっちゃ綺麗に桜が見えたベストポジション。今は葉桜……と呼んで良いんだろうか、アレ。
今年の春は勤務し始めで言い出せなかったから、来年の春はちゃんと写真撮りたい。

7/1/2024, 1:46:48 PM

遊んでいる子どもたち。
手をつなぐ親子。
校庭を走る憧れのあの人。
木もれ陽と羽を休める小鳥。
青い空と穏やかな波。
部屋を染める夕日と長く伸びた影。
月と地上の灯り。
誰もいない道。
誰かがいる道。
コンクリートとアスファルトと電柱。

窓越しに見えるあちらの世界。眩しくも、美しくも、日常的でも、無味無臭でもあるあちらの世界。
しかし、透明であっても窓は確固たるものとしてあちらとこちらを隔てているのです。

こちらよりあちらが素晴らしいなんて口が裂けても言えません。それでも私にはあちらが好ましいのです。
あなたもご一緒にどうですか。
さあ、窓をぶち破り外に飛び出すのです!なんて言ってるわけではございませんよ。窓に背を向け、あなたが扉を開けるのをお待ちしております。

7/1/2024, 1:46:11 PM

薄暗い部屋のソファーに座って、ついているテレビをただぼーっと眺めていた。

向こうの方からパソコンのキーボードを打つ音が聞こえてくる。もう少し隣にいてほしいのに、あなたはいつも忙しくて、ソファーに一人ぼっちの私。

でもね、私の体にはまだあなたのぬくもりが残ってる。

ふと左を向くと、広い窓の外には真っ暗な空の下にきらきらと輝く高層マンション、高層ビル、高速道路、ゆりかもめ。

東京は深夜でもきらびやか。まるでまだ寝ちゃだめだよって言われてるみたい。

あれから10年が経って。

ソファーの背もたれにあごを乗せて見る外の景色は。真っ暗な夜空の下に、バルコニーに置いてある植物たちとメダカの鉢。それと水遊びテーブル。目に入るものすべてが寝支度を始めていて、もう寝る時間だよって私に語りかけてくる。

「ママー。」

寝室から私を呼ぶ声。

リビングの明かりを消して寝室に向かう。今夜も小さな寝息を聞きながら私は眠りにつくのです。

Next