陽 菜 美

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「窓越しに見えるのは」

朝起きて、カーテンを開ける。

太陽が昇る前のふわっとした燻んだ水色の空

窓を開け、空気をたくさん吸う。

いちばん乗りにしか分からない匂い。

鳥がちゅんちゅんと泣き出した頃に身支度を始める。

好きな曲を聴きながら髪を結って、トーストを食べる。

窓越しに見えるのは未来だ。

「いってきます!」

と吐き今日も学校へと向かう。

7/1/2024, 1:53:42 PM