『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠りにつく前に
(本稿を下書きとして保管)
2024.11.2 藍
「眠りにつく前に」
眠りにつく前に
今日いやだったこと
明日の憂鬱な予定
そんなこんなで頭の中をいっぱいにして
水を飲んだりチョコレートを食べたり
あれこれ試して足掻くことと
目を閉じて 神様を感じながら
あなたが ゆっくりやすめますように
あなたが いい夢をみられますように
あなたの明日が 良い日であるように
などと 自分のことを忘れることは
真逆のようだけど
じつは同じ方向だったりする
「眠りにつく前に」
温かいココアを両手に包み込む。
優しいひととき。
お母さんのぬくもりを感じながら、
絵本を読んでもらう。
窓から見える星々を眺めて、わたしは眠りにつく。
ーーーおやすみなさい。
“眠りにつく前に”
私の前に突如現れた予言者はいいました。
あなたは今夜寝る前に。
そこまで思い出して、思い切り吹き出した。
凄いなめちゃくちゃ当たってる!
帰り道悔しくて泣いてたら、通りすがりのちょっとデラックスな、お姉さんが足を止め。
「一回だけだよ?」
とおもむろに見せつけるようにそのたわわな腹肉をつかんで
「寄せて!上げる!」
と体を張ってくれました。
不意打ちだったので、泣きながら、涙が出るほど笑いました。
「泣いててもいいから笑いなよー」
のほほんと去りかけたお姉さんはふと振り返り
「私の予言当たるのよ。あなたはきっと幸せになれる。あなたは今夜寝る前に、寄せて上げるを思い出して笑うわ」
「眠りにつく前に」
(下書きとして一時保存)
20241102.NO.91「眠りにつく前に」
明日が来るのか保証されない世界で
眠りにつく前に 君に愛を捧げるよ
眠りにつく前に
今日も幸せだった
ありがとう
明日の朝も目が覚めますように
人生で色々な経験を重ね、充実した日々を送る一方で、生きるほどに思い出したくない苦い思い出も増えていく。それをこれからも背負い込んで生きるのだろう。でも。最期の眠りにつく前にこの歌を聴いて、抱えてきた荷物をおろし虹を渡りたい。
♪涙と涙が出会ったら架かる 弓の唄
行きたい場所は全部廻った後で また会えたら
荷物の無い体ふたつで その弓を渡ろう
あんなに近い ずっと遠い あの雲にのぼろう
arrows/BUMP OF CHICKEN
眠りにつく前に、ひとりぽつり。
明日は貴方の誕生日だなあと思いついて。
誕生日を祝われる貴方のことを考えて、
周りの人に恵まれた貴方に、
邪険にしつつも嬉しそうな貴方の顔に、
勝手に心を綻ばせ。
そこに私がいないことに、勝手に心を痛ませて。
人間って本当に身勝手なのね、と思ってみたり。
ここにはいないひとを想って泣くなんて、私達だけかしら。
貴方達にとっての幽霊は私なのね。
貴方達から見れば、私が幽霊側なのね。
いいよ。
私が老いて死んだのならば、
火葬場で骨をひとつ盗んでくださいな。
その骨を薄く伸ばして、栞にでも加工して、
キャラクター紹介ページに挟んでもらうから。
……そうやって、貴方の誕生日が来るたびに。
永遠の眠りにつく前に、
貴方と逢える方法を探している。
「眠りにつく前に」 白米おこめ
伊武くん誕生日おめでとう
眠りにつく前に
枕元に、セットしたスマホを置いて目を閉じる。
暗闇。何も無い暗闇。だがそれもほんの数秒で、スマホからは打楽器の音が響いてきた。
アゴゴベルの軽快なリズム。遠いジャングルの中で何かが始まる、そんなふうに思わせる音。
ティンパニが大地を震わせる。
フルートが加わる。風が吹いて地図を広げた。
ホルンの力強さ、バイオリンの繊細さがチェロの深みを際立たせる。
高らかにトランペットが鳴る。全ての楽器が一斉に覚醒し、壮大な冒険の幕開けを告げた。
まだ眠ることはできない。ワクワクしすぎて。眠ることができないってわかっているけど聞いてしまう。オーケストラバージョンの「宝島」。
もし、このワクワクを夢の中まで連れていけたら、どんなに素晴らしい夢を見れるだろうか。
──なんてことを考えたりもする。
冒険って具体的に何をするんだろう。海や山へ行ったりすることかな。それとも日常的に何かにチャレンジすることかな。
家族のことを考えると、どちらも気が引けるけど、心の中ではやっぱり何かを求めている自分がいる。
うん、よし。じゃあこうしよう。
「宝島」は、次は僕のお葬式で流そう。そしたら、やんちゃな冒険心を爆発させても、誰にも迷惑はかからない。
「宝島」を聞くのは、眠りについた後になっちゃうけど。
余命を医師から知らされ
僕はスマホに
声の日記を付け始めた
声が出せなくなるまで
日記をつけよう
眠りにつく前に
いつもの不安が僕を襲う
その事も話した
いつか
家族はこの録音を聴くだろうか
愛しい僕の家族へ
許してくれ
僕は先に行くけれど
声は残しておくよ
大好きだよ
#眠りにつく前に
このアプリを毎日寝る前の習慣にしたいです。
と、いいながら、出来ていないのが現状なのですが。夜は眠くなってしまいます。健康第一、睡眠大事。
このアプリを始めた理由が、自分の気持ちや考えていることをとにかく書き出すことでストレスに効く、と聞いたからなので、ストレス発散のためにも、寝る前にスッキリしたいものです。
私はいつも寝る前にやることがある。
それは推しの声を聞くこと。
睡眠障害の私からしたら寝たくても寝れない、とてもストレスだ。
その時気づいた。寝れないから推しのラジオを聞こ。
10分ぐらい聞いた時私は眠りに付いていた。
そこから私は毎日推しの声を聞いてから寝るようにしている
ボクはハル。
この家で1番賢い犬だ。
そんな僕が好きな時間を教えてあげる。
もう外は暗くてみんなが家にいる時間。
すると女の人の声が聞こえる。
「ねぇルカ。ちゃんと薬は飲んだ?」
心配そうに声かける彼女はルカのママ。
ママはいつもお散歩に連れてってくれるから好きだ。
「うん飲んだよ!」
まだ寝たくないと言うように元気に声出す子供はルカ。
ルカはいつも僕と遊んでくれるから好きだ。
「そう、じゃあおやすみルカ。」
そんなルカから離れるママを逃がさないように
ルカはすかさず
「まだ眠くないよ!絵本読んでママ!!」って言って
ママを引き止める。
「しょうがないな〜1冊だけよ」
そう言うママの顔を知ってる?
とっても嬉しそうな顔をするんだ。
ママもルカも笑顔のこの空間が好きだ。
ルカは「ハル!」と呼んでいつものように
一緒にママの声を聞いて寝るんだ。
それが幸せなんだ!!
秘密の話もしてあげる。
ママは知らないことでも僕は知っていること。
それはルカが眠りにつく前に僕の頭を撫でる時は
寝るのが怖いこと。
ルカは知らないことでも僕は知っていること。
それはルカが眠りについた後
ママはまだ頑張っていること。
洗い物をしたり洗濯物を干したり。
沢山動いていること。
時々泣いている時もある。
パパの隣で幸せそうな顔をしていることもある。
そして僕が知ってること。
僕はパパにもママにもルカにも
愛されていること。
今日は遅いからまた明日
家族みんなと遊ぼうよ。
それじゃあおやすみ。
─────『眠りにつく前に』
「眠りにつく前に」
寝る前はいつも、今日の嬉しい出来事と明日起きるためのモチベーションを確認する。今日のこれ楽しかった!明日はこれがあるから1日耐えられる!
たまに、いつかこんな嬉しいことが起こればいいのに…と想像や妄想を膨らませながら楽しく眠る。
何も考えないですっっと眠りにつきたいけれど、そんなときは悪いことを思い出したり考えたりしてしまう時がある。楽しいことを考えると嫌なことが打ち消されて安心して眠れる。
とはいいつつ本当は、ベッドに入ったら速攻眠りにつけるようになるのが理想だ。
眠りにつく前に。
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乗員7名の広い宇宙船。
船の中で何の病か、仲間が次々と倒れ、死んでいってしまった。
活発だった船員が、段々と動けなくなり、食事も飲み物も摂らず眠ってばかりになり、そのまま静かに息をしなくなる。
みんな同じ症状。
なぜか知らないがわたしだけは無事で、一人残されてしまった。
もうずっと一人。
そして食料も飲み物も残り僅か。
ほんとは母星やステーションに戻ることもできた。
でも仲間が次々と死んでいき、わたしの精神はまともではなくなり、それに、それらに戻ると仲間の死が決定的なものになるようで、戻りたくなかったのだ。
カプセルの中で、眠っているようなきれいな仲間達の体。
わたしが紙で作った花が、一輪ずつ置かれている。
わたしは大好きだったジュールの頬に、カプセル越しにキスをして、隣の自分のカプセルに入る。
そして一粒の飴玉を見つめる。
黒か藍かに無数の小さな銀色の粒がきらきらと散らばり、まるで宇宙を小さく固めたような粒。
これは仮死状態になる薬。
仮死状態の内に見つけられればわたしは息を吹き返し、見つからなければそのままほんとの眠りにつく。
どちらでもいい。
高い技術で作られた船は、どこまでも安全な航路を選択し、その性能は恒久的だ。
眠る7人を乗せて、船は穏やかに宇宙を進み続ける。
「眠りにつく前に」
幼い頃、寝る前に絵本を読んでもらうのが習慣だった。
兄弟がいたので絵本を選ぶのは交替だった。年齢も性別も違う兄弟とは絵本の趣味も違う。私はお姫様が出てくるお話が好きだったし、兄は冒険物が好きだった。弟はきょうりゅうが好きだった。
大きくなって自分で本を読む年代になっても、兄弟の選ぶ本の種類はばらばらだった。我が家の本棚には歴史物もミステリーもファンタジーも図鑑も並んでいた。もちろん漫画もあった。好きなだけ本を買ってはもらえる環境ではなかったので、他の兄弟が選んだ本も読んだ。自分では選ばない本もとても楽しめたし、興味の範囲が広がった。もちろん全く興味が湧かず途中で投げ出してしまう本もあった。
一緒に遊ぶほど仲の良い兄弟ではなかったが、相手の興味はなんとなくわかった。
大人になってから会話の端々に本の内容が出てくることがある。そんな時、家族としての繋がりを感じてくすぐったい様な幸せな気持ちになる。
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お題:眠りにつく前に
眠りにつく前に、ひとつだけ。
夜が来る。闇が私の背中を覆う。
今眠って、起きたらまた朝が来る。
当たり前のことだ。
日は沈んで、また昇って、そうやって時は流れる。
なんの変化もなく、面白くもない日々がまた明日も続く。別にそれが嫌な訳じゃないけど。
寝る前に空を見上げたって、目に映るのは光り輝く星空なんかじゃなく、無駄に眩しい街灯の光。
ああ、面倒だな。
なんてまた思う。思ったってどうにもならないのは知っている。
だけどそれでも、布団を被って瞳を閉じる直前に、頭の深いところを横切っていくのはあなたの影。
もうここにはいない、あなたの影。
つまらない日々は明日も続く。でも、その前にこんなことを思い出してしまうのは、きっとまだ、心のどこかで願っているから。
星に願いを、なんて届くはずないけど。
眠りにつく前に、ひとつだけ、小さな祈りを。
あなたにまた会えますように。
考える。考えて考えて考えれば考えるほど目は冴えてどうしようもなくなる。
今日こそあなたが夢に現れてくれますように。
願いは呪いとなって私を蝕む。
嗚呼、今宵もまた眠れない。