相合傘』の作文集

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相合傘』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/19/2023, 11:52:56 PM

私はアイツのことが…

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私には幼なじみがいる。
私が2歳でアイツが1歳の頃から一緒だ。
私は中学校からは地元の学校ではなく、
中学受験をして地元から
少し離れた学校に通っている。
そして、アイツも同じ学校に通っている。
中高一貫校だから、このままだと約16年間、
一緒の学校に通うことになる。

友達にはよく
「2人って付き合ってるの?」
って聞かれるんだけど、そんなわけがない。
まず、アイツを恋愛対象として見たことがない。
小さい頃から、私にとってアイツは
弟みたいなものだったから。
今さら恋愛対象としてみようとしても、
すごく違和感がある。
やっぱりアイツとは今と同じように、
ただ仲の良い幼なじみという関係のままがいい。

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そんなことをぼんやりと考えながら、
部活が終わって、私はアイツのことを
昇降口で待っていた。

電車が同じ方面の人がアイツしかいないから。
アイツが「待ってて!」って言ってたから。

帰っていく友達に
「やっぱり付き合ってるんじゃないの?」
と聞かれる度に私はそう答えていた。
心の中ではどこからどう見ても
カレカノには見えないでしょって思っていた。

アイツは運動部だから、
最終下校時刻のギリギリまで部活をしている。
私は文化部で、1時間未満で終わるから、
1時間ほどアイツを待っていることもある。

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そして、あの日がやってきた。
いつも通り、私はアイツを待っていた。
アイツが部活から帰ってきて、
アイツが制服に着替えてる間に
友達と少し話してから下校した。
校門をくぐった後に、
「今日も疲れた〜」
って言いながら空を見上げると
すごく曇っていることに気づいた。
傘を学校に取りに帰ろうとしたけれど、
そしたら、アイツが
「大丈夫、俺が持ってるから」
って引き止めたから、
結局取りに帰らずにそのまま帰ることにした。

駅までの道のりが約半分過ぎたぐらいで
案の定、雨が降ってきた。
「ほら〜、降ってきたじゃんか〜」
と私はアイツに文句を言っていた。
アイツは
「俺のせいじゃねーだろ。ほら、この傘使えば?」
って持ってた傘を渡してきた。
「ありがと〜」
って返しながら、傘を受け取って開いた。
でも、少しすると雨が本降りになってきて、
私はアイツが濡れてるのが気になったから、
「一緒に入ろーや」
って声をかけて傘を差し出した。
アイツは
「おう、ありがとう」
って言いながら、傘を私の手から取り、
「ほら、こっち側来な。
 そっち側やったら車通ったら濡れるやろ?」
と車道側に移動してくれた。
なんか、いつものアイツじゃない気がして、
少し戸惑った。

それからはいつも通りしょーもない会話をしながら
駅まで2人で歩いていた。
でも、私は途中から違和感を感じていた。
何だろう、と考えながら歩いていると気がついた。
すれ違う人の視線だ。
私たち2人を笑顔で見ながら通り過ぎていく人、
めちゃくちゃ睨みつけながら通り過ぎていく人。
いつもは感じない視線があったからだと気づいた。

電車に乗ってから、友達とL○NEをしていると、
「2人は本当に付き合ってないの?」
というメッセージが来た。
その子に理由を聞くと、
「今日の帰り道、2人の後ろを歩いていたら、
 相合傘してるのを見たから」
と返ってきた。
その時になって、
私はすれ違う人の視線の意味などが分かった。

その子からさらにL○NEが来て
「めっちゃお似合いだったよ!
 付き合うこととか考えたことないの?」
って聞かれた。
私はその質問に対して
「まず恋愛対象じゃないから」
って答えた。
いつもと同じ答えのはずなのに、
少しモヤッとした気がした。

家に帰ってから、その日1日のことと
今までのアイツとのやりとりなどを
思い返していた。
そして、私はあることに気づいた。
それは、アイツとのやりとりとか
アイツの言動をとても覚えているということ。

本当は自分の気持ちに
ずっと前から気づいていたこと。
その気持ちに自分で蓋をしていたってことにも。

---

私はアイツのことが…
好きだ。

それに気づいてしまったことで悩んだりもした。
明日からどんなふうに
アイツと接したらいいんだろうって。

明日、帰りしに聞いてみようと思った。
好きな子のタイプとか。
今、好きな子がいるのかどうかとか。

さりげなく友達の相談に見せかけて、
自分の気持ちを相談してみようかなとも思った。

とにかく、もう少しアイツといろんな話をしてから
伝えるなら伝えてみようと思う。



#相合傘

6/19/2023, 11:37:12 PM

まだ触れてしまわない方がいいと思い込んで
左肩に熱い日差しを受け続けている

隣の彼女の右肩にふと視線をやると
同じように日に照らされ白い肌がキラキラしていた

自分の持つ傘を彼女の方へ傾けると
ちょこちょこ、とこちらへ近づいてきた

「ありがと」

彼女の小さな声が聞こえた

長かった信号が青に変わった

6/19/2023, 11:16:41 PM

相合傘といえばベターな青春の1ページが想起される。
好き同士の男女が傘を共有しながら帰路を進む。
フィクションでは定番なイメージがあったが、
実際に男女の相合傘というものは見たことがない。
そもそも、偶発的に起こりうる可能性はかなり低いだろう。

・一方のみが傘を持っていない
・帰りの時間帯に雨が降っている
・帰るタイミングで男女が居合わせる
・双方が相合傘をするほど惹かれ合っている
・帰りの方向が概ね一致している

片方が天気に無頓着なら多少は望みがあるだろうが、
偶然を装わない限りほぼありえないと言っても過言ではない。

と、こんな難癖をつけていたら虚しくなってきた。
全ての校則に、
「折り畳み傘を常備すること」が加わればいいのに。


~相合傘~

6/19/2023, 11:07:32 PM

『相合傘』

二人で一本の傘を使う

僕の相手は

誰にも見えていない

僕にしか見えない

君の姿

6/19/2023, 11:00:33 PM

傘を持ってなかった君に

少しは濡れちゃうけど入る?

こんな提案をする。

いいの?!

なんて言ってくれるけど私こそいいの?って感じ

君のことが好きだから

いつもより狭い傘は

2人の距離を近くさせた。

今日は空からハートも降ってきそう





─────『相合傘』

6/19/2023, 10:33:38 PM

雨音に閉じ込められた世界で、君とひとつの傘を分け合った。
 傘の柄を握る僕の手の、すぐ真横には君の気配。
 かつてないほどの近い距離感に、うるさいほどの心音が雨音と混ざる。
 君側に傾けた傘の端から僕の肩へと落ちる雫が、籠もる熱ですぐに蒸発してしまうようだった。

 湿気が肌に貼り付いて、こんなにも暑くて、心臓だって張り裂けそうなのに、帰り道が終わらないことを願っている。

 息苦しい幸せに満ちる傘の下。
 僕は話し出すきっかけを模索中。



【相合傘】

6/19/2023, 10:29:44 PM

相合傘なんて夢のまた夢
私も、人生で一回でもいいからやってみたい!なんて思うけど、現実はそう甘くない
そもそも彼氏彼女がいないと成立しない
私みたいに好きな人もいない人が出来るわけないと思っている
どうしたら異性を恋愛対象としてみればいいか分からない

女の子はよく恋バナをする
私も実際告白された回数は少ない
恋バナの世界はみんなが付き合ってる前提の話だ
全くついていけない

どうしたらいいのか
でも、
「自分は自分らしくいこう」
と思っている

6/19/2023, 10:27:30 PM

小さい頃、母と一緒の傘に入って歩いたのを覚えている。

今でも時々傘を持っているのに入れてもらう時がある

いつもの帰り道、ひとつの傘にふたりで入って仲良さそうに帰る男女を見た。

大切な人と同じものを共有する事は

いつの時代も、いくつになっても幸せなものなのだろう

湿った空気が身体を覆う梅雨に、幸せを運んでくれる

それが"相合傘"

6/19/2023, 10:17:54 PM

相合傘ってしたことある?
一度は憧れちゃうよね〜♡
私はしたことないけど、いつか絶対やりたい!

6/19/2023, 10:15:51 PM

相合傘…それは、少女漫画とかでよくある、両想いの人達や、カップルがよくやる行為だ…女の子なら、誰もが憧れる相合傘…私も彼と時々相合傘をする。ホントは、デート中で、雨降りの時は、毎回して欲しいけど…でも確かに、彼の言う通りで、どっちかが濡れて、風邪引きました、じゃ、シャレにならないからね…今日も明日も明後日も、彼への好きが増してく♡私の元からこれからもずっと離れないでね♡改めてこれからも宜しくね、My Darling♡

6/19/2023, 10:11:10 PM

花影に隠れた一枚の葉っぱの下に、コロポックルがふたりいる。

雨をしのぐそれは、相合傘のよう。

「雨がやんだら帰るの?」と、ひとりが聞く。

「うん」と、もうひとりが答える。

「止まない雨があればいいのにな」

ふたりの手が触れ合うか合わないか、雨が止んだらわかるのに。

6/19/2023, 9:57:44 PM

帰ろっと思ったら雨が降ってきた。
恋人と2人で同じ傘をさして歩いた時のことを思い出した。

あぁ、なんであの時別れたんだろ。

だって俺は、




お前と別れた日

死のうと思ってたから…


俺は涙を堪えた。

あの日俺は、理不尽にキレて
無理やり突き放したのに。


別れた後に後悔しても遅いのは知ってる。
でもあいつがいないと耐えられなくて、

やっぱり、むりだ…

おれは元カレに電話した。
もしもし、いきなりごめんな

ん?どーした
おれ、お前とよりもどしたい。



ごめん、俺が悪いってわかってるけど、耐えられない

俺さ、本当は知ってたんだ。
お前俺と付き合って、からかわれんのが辛かったんだろ。
いいのかよ。
またいじられる…

それでもいい。
おれ、1回死ぬつもりで屋上行ったんだ。
その時に、お前から電話来るから、

おう。
お前わかりやすいんだよ。

そっかー

今から行く
家で待ってろよ






おれは雨の中恋人の家に向かって無意識に歩き出していた。





「家で待ってろっていったじゃねーか笑」


2人で傘をさして家まで帰った。

6/19/2023, 9:45:58 PM

好きな人と親友の相合傘が黒板に書かれていた。

教室内が温まっていく中、気温が下がっていくのを感じる。

そして間も無くして、その好きな人と親友は付き合うことになった。

私の方が先に好きだったのに。

私の方がもっと大切にできるのに。

そんな気持ちが膨らんでいく。

でもそんな私を置いて、二人は幸せそうに前へ進んでいく。

それが許せなかった。

だから殺したの。

…ごめんなさい。

6/19/2023, 9:35:05 PM

今日が雨だったら良かったのに。

雨だったら久々にあの人と話せたのに。

「今日、傘忘れてきちゃって……」って、会話のネタができるのに。

眠い午後の授業中、
自分はひっそりとため息をついた。

〜相合傘〜

6/19/2023, 8:50:49 PM

きゅん、とする相合傘。

君と相合傘。


肩が濡れる相合傘。

6/19/2023, 7:43:52 PM

「 思ったより降ってるな ……… 」

店の入口に立ち尽くす2人 。

「 ほんまやね 、 ここまで降るなんて
思っとらんかったわぁ 。 」

2人して屋根の下から 、 降り注ぐ雨水を
ただ呆然と見つめる 。
出かける前は降っていなかったからと安心を
していたのだけれど 、 ここまで降るなんて 。

「 参ったな 、 一応折りたたみ傘は持っては
いるが ……… 1本じゃあどちらかが濡れて
帰らないといけないことになってしまう 。 」

右手に握りしめられた折りたたみ傘を見つめる 。
やはり止むまで待つしか 、 と彼女の口が零す 。

「 ん ? 待たんでもええんちゃうの 、 だって
1本に俺らが入ったらいいんやもん 。 」

彼が指をさした傘を 、 再び見つめた 。

「 …… そうか 、 その手があったのか 。 」

そんな彼女の声を聞き 、 彼は
拍子抜けた様な表情を見せた 。

「 柘榴ちゃんそれ 、 ほんまに言ってるん ?
俺冗談のつもりやったんやけど …… 」
「 だって雨が止むまでここにいるのは迷惑に
なってしまう 、 それに晴も早くアジトに
帰りたいだろう ? 」

彼としては 、 例え迷惑でも止むまでここに
いたって良いと思っていたのだけれど 。
まぁ彼女との相合傘も 、 嫌じゃない 。

「 …… そうやね 、 そしたら風邪引く前に
はよ帰ろか 。 傘俺が持つわ 。 」

何処か楽しそうに表情を綻ばせる彼 、
何処か照れた様子の彼女 。

広げられた傘の中で幸せを滲ませながら
2人は歩いていくのだった 。


- 相合傘

6/19/2023, 7:31:31 PM

お題:相合傘

 通り雨がカフェの窓を叩いている。帰る頃には止むだろうと彼と話してジュースを飲んでいたが、雨は強くなる一方だった。取り敢えず外に出たものの、傘もなく濡れて帰るのも嫌でただぼんやり屋根の下雨宿りをしていた。
 パッと手首を掴まれ引っ張られ、勢いで走り出した。二人、雨の中に躍り出る。
 こういうとき、さっと傘を差し出したり買いに行ったりするような人の方が誠実な人だろうし、そういう人の方がいいだろうに。
「一緒に濡れて帰ろ」
 そう笑って手を引く人のほうが魅力的に見えてしまうのは、何の魔法だろうか。

 カフェの窓から見える曇り空を見て、ふとびしょ濡れになったあの日のことを思い出した。つい1週間前の出来事なのに遥か昔のことに思える。傷心気味にポソッと雨の日のことを友人に話した。
「魔法……って、アンタそのせいでいっつもクズ男に引っかかってんのよ。歴代彼氏クズ男の自覚はあるの?」
「別れた後には気づいてますしありますよぉ……」
 憂鬱な気持ちを混ぜるようにストローをいじる。溜息も止まらない。いじけているのも今だけで、どうせ私は数日もすればまた新しい彼氏を作る。みんな私のことを都合のいい女扱いをしていると気づいていても何故かやめられない。
「アイス全部混ぜんの? もうほとんどコーヒーと混ざってるけど」
「あー……いいやべつに。アイスひとくちください」
「これアタシのなんだけど」
 文句を言いながらいつも半分もくれる。彼女はとても面倒みが良くて、お姉さんみたいで、頼りがいもあって、わんこ系の男の子と相性が良さそうだ。私は一体誰と相性がいいんだろう。
「私はどんなタイプと相性いいのかなあ」
「もっとしっかりした人ね」
「しっかりした人は私の相手なんてしませんよ」
「馬鹿だから?」
「んーーあーそうですよ! 阿呆な私の相手なんて、賢くてしっかりしてて誠実で優しくて私のこといつも気にかけてくれて頼りがいがあって賢くて誠実で浮気しない一途な人なんてぇ」
「はい、はい、そうだねえ、賢くて賢い人ね」
 こうやってティッシュを渡して背を撫でてくれて、かといってベタベタし過ぎない。ずっと引っ付いているのも好きだが、彼女のような人と一緒にいるのが一番居心地が良い。気がする。私のことをよく知ってくれている人がいて、体温ではない手のぬくもりを感じられている今の自分は最高に幸せだ。
「ほら、なんか雨降りそうだしそろそろ帰るよ」
「……はぁ〜い。いつもありがとうございます……あなたがいないと私生きていけませぇん」
「恋愛やめればいいと思うんだけどなぁ。すぐ付き合ってすぐ別れて、もう別れるために付き合ってるようなもんじゃない」
 妙に、どうも、しっくりきた。もしや私は、本当に別れるために付き合っていたりして。
「うわ、雨降ってきた。アンタ傘……はいつも持ってないか」
 外に出たタイミングでちょうど雨が降り始めた。私は天気にまで好かれていないらしい。
「いいよ、濡れて帰る」
「もー。自暴自棄にならないことね」
 はい、と傾けられた傘。
 傘、半分こ。私を入れてくれる。突然腕を掴んで走り出したりもしない。きっとこの間みたいに風邪も引かない。天気に嫌われている? ちがう。今日は違う。
「濡れるからもっとこっち寄ってね」
 あ、あ。『もう別れるために付き合ってるようなもんじゃない』。
「私」
 そうだ。
「どうしたの、忘れ物?」
「あなたに慰めてもらいたくて」
 無意識に立ち止まっていた。みるみる目が見開いていく感覚がする。あなたがまるで鏡みたいだ。
「あなたに背を撫でてもらえるのが嬉しくて。だから、きっと、すぐ別れるんだ」
 世界から切り離された傘の下。相合傘の行く末は。

6/19/2023, 7:14:15 PM

まさか久しぶりに入った時の題材が

『相合傘』だなんて…








今日は遇う気がしてたの


ここ歩いてたら


同じところに居られる最後の日


引寄せ合うって






やっぱりね、



本当に遇っちゃった




やっぱりね、



知っちゃった





相合傘…

6/19/2023, 7:00:38 PM

相合傘をした二人は、窮屈そうで、でも幸せそうで。不思議としか思えない光景が、何処かお伽噺のように見えたことを覚えている。

6/19/2023, 6:51:54 PM

相合傘

雨が降ると幸せそうな恋人たちが相合傘をさしているのを見る。彼らはこんなことを考えないであろうが、僕は考えてしまう。“きっと雨が降ったことに感謝しているに違いない”と。僕ときたら雨が降ったおかげで、酷いことになってしまった。日がさすと影が出来る。明るい僕と暗い影。1つの出来事が人生に明暗を与えることがある。あの時の明るい僕は何処へ行ってしまったのであろうか?今の僕はあの時の影のようだ。そうだ、忘れていた昔の仲間たち。昔の仲間たちに会えてとても嬉しい。昔のように明るくはなれないが、影もそれほど暗くはない。ほどよく温かくて昔のような酷暑でないのが嬉しい。

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