まだ触れてしまわない方がいいと思い込んで左肩に熱い日差しを受け続けている隣の彼女の右肩にふと視線をやると同じように日に照らされ白い肌がキラキラしていた自分の持つ傘を彼女の方へ傾けるとちょこちょこ、とこちらへ近づいてきた「ありがと」彼女の小さな声が聞こえた長かった信号が青に変わった
6/19/2023, 11:37:12 PM