病室』の作文集

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病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/2/2023, 11:49:41 AM

夢の中の私は看護師。
患者も私。

看護師の私は、病室で眠っている私の首を思いきり締める。患者の私はとても苦しそうで、芋虫のように気持ち悪く動いていた。
それでも私は無我夢中で、更に指に力を込める。
やがて私が動かなくなると、満足して私は私をベットから引きずり下ろし、窓から落とした。

患者の私は、会社の制服を着ていた。
そして看護師の私も、会社の制服を着ていた。

やがて看護師の私は、病室のベットに入り、眠りにつく。

明日もきっと同じ夢を見る。
同じことを繰り返す。

早く仕事を辞めたい。

8/2/2023, 11:49:09 AM

病室
葛葉「俺は昔から病弱でよく入院していた。治っては発作で入院してのくり返しで友達は愚か知り合いも出来なかった、学校なら少しいる位で生憎友達が多く作れるコミュは持ってない。そんな中、こいつに会ってからつまらない病院生活に色が付いた、そして俺にトラウマを作った」
叶「ねぇ君名前なんて言うの?」
葛葉「(なんだこいつ?俺が言うのもなんだがいきなり話しかけてきてタメ口とか礼儀がない。)」
叶「僕は叶、今日から同室よろしくね!」
葛葉「俺は…葛葉、よろしく」
叶「葛葉はさーいつからいるの?」
葛葉「ちょっと前」
叶「そっかー」
と、たあいもない話をしてたら意外と仲が良くなった。だが俺はいつも短い入院だからすぐ退院する事になった。
葛葉「叶、じゃあまたな」
叶「うん!元気になって良かった!またね」
葛葉「見舞いに来てやる」
叶「偉そうなのなんなん?ww」
次の日
葛葉「よっ叶ー来たぞー」
叶「葛葉!来てくれてありがとう」
葛葉「調子はどうだよ」
叶「んーあんまり良くないみたい」
葛葉「そっか…まぁ元気になるまで来てやるよ」
叶「ありがと!」
次の日
葛葉「叶ー来た…って大丈夫か!?顔真っ青だぞ」
叶「葛葉大っきい声出さないでうるさい」
葛葉「ごめん…」
叶「言葉がキツかったねごめん」
葛葉「調子は…良いわけないよな」
叶「うん…悪化しちゃった」
葛葉「また明日来る…」
次の日
葛葉「あの178号室の叶と面会をしたいんですが」
看護師「あ…申し訳ありません178号室の叶様は容態が悪化してしまい面会不可となっております」
葛葉「そうですか…ありがとうございます」
次の日
看護師「叶様と面会出来ますよ」
葛葉「…!ありがとうございます!」
葛葉「叶!」
叶「く…ずは」
葛葉「あ…酸素マスク」
叶「よかっ…た会えてハァ」
葛葉「無理すんな…」
撫で…
叶「子供扱いす…んなよ」
葛葉「ww」
叶「ねぇ葛葉、死んでも友達だよ」
葛葉「仕方ねぇ奴だな」
ピーーーーーー
葛葉「叶なんの音…」
叶の目を見た時に気がついた目に光がない
これは叶の心音が切れた音だ
葛葉「叶?かなえ?かなえ!!!」
周りの人が気づいたのか医者が急いで入ってきた
医者「あ、8月2日20時49分ご臨終です。看護師さんご家族に電話を」
葛葉「か“な“え“ぇ…ヒグなんで死んだんだよぉ元気になって俺ん家でゲームするんじゃなかったのかよ」
それから俺は入院するたび俺の腕の中で死んでいった叶を思い出す
葛葉「ウッヒグ叶ぇ…会いたい…」
叶『そんな泣くなよ相棒!死んでも友達だって言ったろ!』
葛葉「叶?」

8/2/2023, 11:47:12 AM

病室───

病室から見る、人、犬、猫、鳥、花。

とても美しく、醜い。

私は、この美しく、醜いものを見る。

自分もいつかこの苦しみから解放され

あそこを歩きたかった。

私はもう亡き、亡霊───

8/2/2023, 11:43:39 AM

#病室

周りを見渡し、最悪だ!と顔を覆った
だって横にも前にも知らない人が寝ていたから。

カーテンを閉めても音も声も聞こえてくる。
今まで部屋に篭りがちだった自分に
相部屋はキツい!
事故に遭い骨折、完治1カ月。

だけど
そんな気持ちはどんどん薄れていった

横の患者はある日の会話で共通の趣味が見つかった

前の患者は学生時代大好きだった堀北真希に似てた

たまに自分を違う環境に置くといい
そんなこと誰かが言ってたな
気付けばよく笑う日々
人生捨てたもんじゃない

最高ー!

て叫んだと同時に

目が覚めた

いつもの天井…

8/2/2023, 11:43:15 AM

あたしびょういんのおへやがきらい。

だっておじいちゃんおばあちゃんはくさったおにくみたいなにおいがするし、

だいきらいなちゅうしゃがいつもまってるから。

8/2/2023, 11:42:43 AM

病室
そこで目が醒めた。
近くにある窓からは自分が最期に見た空とは違い、
輝く煌めきで満たされていた。
その煌めきに照らされるのは、そこらじゅうに散らばる
瓦礫と硝子たち。

とても美しく見えた。
だが、踏んで仕舞えば傷がついてしまう。
何しろ、今の自分は何故か裸足なのだから。
だけれど、「ずっとここにいても飽きてしまうだろう」
冷静にそう考えて、怪我をする覚悟で足を動かした。

こんな異常事態で、なにもパニックを起こさず冷静でいられる自分を不思議に思いながら。

足の痛みを我慢しながらも、暫くのあいだ歩いた。
幸い、そこまで広い病院ではないみたいで、
思っていた以上にすぐ出口らしき扉を見つけた。
扉のまわりにも矢張り、瓦礫や硝子が散らばっていた。
だけれど、そんなのお構い無しに、扉に手を伸ばした。

扉を開けた瞬間、とても眩しい光に包まれて、思わず目を瞑った。

暫くして目を開いた先にあったのは、

花だった。

余り見ない花が咲いていたものだから驚いたけど、
それよりも驚くことが起こった。


あの人がいたんだ。

足の痛みですら忘れ、思わず走った。

また会えたことの嬉しさで、泣いてしまった自分を優しく彼の人は包んでくれた。

とても幸せだ
あんな処よりも
ずっと ずっと。




あの人の後を追って、良かったぁ。

8/2/2023, 11:42:27 AM

お題:病室

 病室にいると不思議と、世間と隔絶されてるような気分になる。
そして命が有限であることをまざまざと実感することがある、ついさっきまでそこにいた人が気づけばこの世から居なくなって居る。
 病室にいると色んな人と出会うこともある、人生で関わることもなかった人と出会うきっかけにもなる。
もう会うことはないかもしれないけど、どこかで元気に過ごせれてるといいなと願ってしまう。

8/2/2023, 11:40:41 AM

「病室」の窓から見る景色はどうだい。



窓の外にある大きな木に座っている少年が尋ねてきた。

「最悪だよ。特にその木、大きすぎて邪魔。」

と答えた。すると少年は少し笑った。

"酷いなぁ。僕はこの木、結構好きなのに。"

だからそんなところにいるんだ、と思った。

"ねぇ、知ってる?この木、桜なんだよ。"

気づかなかった。今はすっかり緑に染まっていたから。

「そうなんだ。」

僕は俯きながらそう言った。

"知らなかったなんて残念。次の春までお預けだね。"

と少年ははにかんだ。

「次の春」か。待ち遠しいね。



そして病室には、無機質な音が鳴り響いた。

8/2/2023, 11:39:52 AM

花瓶の水を差し替えて、造花の脚を濡らす。
今日も今日とて瞼の裏の世界から戻ってこない彼を見つめながら。
「あなたがどうしても起きないから、もうこの子も枯れてしまった。なんてね」
病室に、私の声が響く。花の色が幽かに白い壁を染める。
僅かに開け放された窓から、鳥のさえずりが迷い込む。

日に日に彼が白と同化していく。

ちょっぴり賑やかなお土産をそこに。まるでお供物のように。
今日も今日とてあの世から戻ってこない彼を想いながら。
「あなたがいつまでも帰ってこないから、もうあの子も巣立ってしまった。ホントよ」
霊園に、私の声が響く。線香の煙が、思い出の風化を早める。
乾いてしまった墓石に、蜘蛛が一匹。白い糸を伸ばして。

日に日に彼の遺した温もりが、白く儚く錆びていく。

8/2/2023, 11:37:21 AM

入院し始めて、どのくらい経っただろうか。退院した時に社会に馴染めるかとても不安だ。まぁ、いつ退院できるか、まだわからないけど。仲のいい友達はどうしているかな。だいぶ時が経ったから、きっと友達もたくさん増えて楽しく過ごせているだろう。でも、それは困るかもしれない。友達が遠くに行ってしまって、自分のことを忘れるかもしれない。もしそうだったら、嫌だな。
 嗚呼、病室(ここ)から抜け出せたら___

8/2/2023, 11:36:58 AM

病室の窓から見える景色は、春から夏に移り変わっていた。
春には見事に咲き誇っていた桜も、すっかり花が散り緑色の葉っぱになっている。

私の命は長くないそうだ。お酒の味も知らないまま、尽きてしまうだろう。
それでも私は、窓から見える桜が咲き誇り、儚く散り、緑の息吹を見せてくれることを楽しみにしている。
桜の花は散ってしまうけど、また新しい葉が芽吹き、次の花を咲かせる。
それは私に「次の人生」への希望を抱かせてくれる。

私が死んでも、魂はきっと生きている。
そして、あの桜の花のように、いずれまたこの世界に還って来られるだろう。

そんな儚い希望に縋りながら、それでも私は今日もまだ生きている。

8/2/2023, 11:36:53 AM

日差しが眩しくて気がつくとあなたが隣で微笑んでいた
そこは真っ白な壁に囲まれていて軋むベッドに横になっていました

8/2/2023, 11:36:26 AM

"病室"

緩々と瞼を持ち上げる。カーテンを見ると、窓の外の太陽の光を吸い込んで柔らかく光を乱反射していた。
──今何時だ…?
すると扉の外から、コンコンコンと小気味良いノック音と飛彩の「失礼します。」という声が聞こえ、数瞬後控えめな音を立てながら少し開けてベッドの上に横たわる俺を見た。俺は「…んお。」と声を上げる。俺が目を覚ましているのを確認すると大きく扉を開けて入ってきた。
「やはり早いな。」
応えようと酸素マスクに右手を伸ばすと、手首をを捕まれ制止させられた。
「何度言わせる。そんな事せずとも、貴方の声は聞こえるし一言一句逃さぬようしっかり聞いている。」
そう言われ、捕まれた右手の力を抜く。力を抜いたのが伝わったのか、飛彩も俺の手首を捕んでいた手を離す。
「まぁな。年取ると目覚めが早ぇんだよ。」
などと揶揄すると飛彩が顔を顰め、言い返してきた。
「5歳しか違わないだろ。それに先の声、『ついさっき起きたばかりです』と言いたげな声色だったぞ。」
「う…。…随分と言うようになったじゃねぇか。」
意外な返しをされた。その上図星を突かれた。人の事をよく見て聞いていやがる。
「当然だ。そうでなければ貴方の恋人は名乗れないからな。」
──こいつやっぱり食えねぇヤツだ。
恋人になる前から分かっていたが、ここまで食えないヤツとは思っておらずさっきの様なやり取りをする度に驚く。
「そんな事は置いて、体温計。あと人差し指出せ。」
そう言って机の上に置いてあった体温計の中身を取り出し俺に差し出してきた。受け取るとポケットから酸素飽和度測定器を取り出す。左人差し指を差し出して酸素飽和度を測定する。体温より早く酸素飽和度が出た。挟んでいた指を離し、液晶に表示されたパーセントを見る。
「99%だ、もう外していいぞ。」
「はぁ、やっと外せた…。」
そう言いながら酸素マスクを外して飛彩に手渡すと今度は体温計が鳴った。
「どうだ?」
「…心配せずとも、平熱ですよ。」
わざとらしい敬語で返しながら体温計を手渡す。液晶の数字を見て僅かに肩を落とした。
「この分なら近々…、早くても昼頃には病室移動できるな。」
「そうか。」
と、一言だけ返すと不意に顔を近づけてきて、唇を奪われた。
「おはよう。」
おはようのキスのつもりだったのか、離れると柔らかい声色でそう言われた。驚いて一瞬反応が遅れたが
「…おはよう。」
と挨拶を返す。
──こんな恥ずかしい事を平気な顔でしてきやがって、やっぱり食えないヤツ…。まさか入院している間、毎朝こんな事されるのか?
と、恥ずかしがりながらそんな事を考えているとカーテンが大きな音を立てて開かれる。一瞬眩しさに目を細めるがすぐに慣れて、窓の外を見る。綺麗な青空が広がっていて、あまりの綺麗さに見蕩れてしまう。
「そろそろ行く。…ではまた後で。」
ハッと我に返り、扉の前に立つ飛彩を見て言葉を返す。
「あ、あぁ。…"行ってらっしゃい"。」
さっきのお返し、と俺も恋人らしい振る舞いをする。目を見開き驚いたが、すぐに柔らかな笑みを浮かべて
「あぁ、"行ってきます"。」
そう言って部屋から出て扉を閉めた。扉が閉められた後、思わず「はぁ〜っ」と大きな溜息を吐いた。サラリとされた言動の、あまりの恥ずかしさに早く退院したくなった自分と、恋人の様な事が出来てあまりの嬉しさにこんな時間がずっと続けばいいのに、と思う自分がいて、心の中が相反する感情でグチャグチャになり、
「あぁーっ!!」
と、声を荒らげながら頭を掻き乱す。

8/2/2023, 11:35:40 AM

コロナ禍過ぎに家族が入院をした。
 お見舞いに行くと、面会カードをナースステーションで書くことに。
 看護師さんにカードを渡すと、ラウンジで待ってて下さい、本人が会いに行きます、とのこと。
 家族は大部屋に入院していることは知ってたけれど。
(あ、病室には行けないんだ)

8/2/2023, 11:33:20 AM

診察待ちのベンチには、おくるみでぐるぐる巻きにされた赤ちゃんを抱っこしたお母さんが、我が子の寝顔を愛おしそうに見つめている。
私は赤ちゃんを起こさないように、しっかり気をつけて、少しも振動を起こすまいとそっと隣に座る。
順番に座らなければならないから仕方ない。
ほんの少しギジリとなった古いベンチが憎らしい。
しかし、お母さんは笑顔で私の方を向いて、
「大丈夫ですよ。昼間はよく眠るんです。夜に寝てくれればいいのに」
と、言いながら、また愛おしそうに我が子に目をやる。
「そうですか。よかったです。可愛いお子さんですね」
と、何も返事しないのも変かもしれないと、顔の見えない赤ちゃんを褒めておく。
するとお母さんは嬉しそうに、
「えぇ、眠っている時が一番可愛いなんて言ったら贅沢ですよね。でも、こうも夜泣きが続くと寝不足で…」
と、子供のいない私にはわからない育児の悩みを話されて、何と答えるのが正解かわからなくて、頭の中がパニックになる。どうしよう。どうしよう。
さっき来たばかりの私。このお母さんが先なんだけど、呼ばれる気配はない。何か言わなきゃと思って
「大変なんですね。」と声にだす。
お母さんは嫌な顔一つしないで笑顔。
よかった。間違った事言ってない。とホッとしたのに、お母さんは会話を続けたいようだ。
「産むまでこんなに大変だとは思わなかったわー。主人もあてにならないし、実家には頼れないしでへとへとよ。」
こういう時は、『あぁ』『いいですね』『うん』『えぇ』『おぉ!』の中から適切なのを選ぶ。
『あぁそうですね』だと冷たく感じるかもしれない。
『えぇそうですね』だと知ったかぶりみたい。
悩んだあげく
「はぁ」
と、どちらとも言えない曖昧な返事をしたが、お母さんは気にする素振りもなく、
「今日だって、診察なのに、パパは、病院に来てもくれないの。ひどいでしょ?」
そう言われても…何と返事しよう。どうしよう。と悩んでる間にお母さんの方が先に答えがでたようで、
「仕事だから、仕方ないのはわかるのよ?でも、パパとしての自覚が足りないんじゃないかって思うの。」
もう、返事なんかいらないのかもしれない。
とにかく、うんうんと、首を赤ベコのように振る。
「私が専業主婦になっちゃったし、家族の為に働いてくれてるって思って我慢してるけれど、それでも、ねぇ?」
…?ねぇ?って事は返事待ちな感じ?どうしたらいい?
そうですね?かな?旦那さんもお辛いんでは?かな?
家族と仕事の両立なんてした事ないからわからない。
どうしよう。どうしよう。私の不甲斐なさを見抜いたようにお母さんは
「あなたお子さんいらっしゃらない?」
と、聞いてくる。即答できる質問でよかった。
「はい。居ません。」
すると、途端に私に興味を失ってくれたようで、
「そう…」と言って、また我が子を愛おしそうに見つめ始めた。
良かったような、なんかお尻がもぞもぞとする居心地の悪さの中、診察の時間をじっと待つ。
隣に座るお母さんが、我が子の頬を撫でたりお尻や背中を摩っているのを横目に見る。
幸せだわって声が聞こえてきそう。
ふと、お母さんが診察に呼ばれて行った。
赤ちゃんだけを連れて。
手荷物を置いて行ってしまったようだ。
どうしよう。すぐ前にいるから教えてあげようか。
それとも、赤ちゃんを抱いているからわざと置いて行ったのかもしれない。
受付の人にだけでも伝えた方がいいだろうか。
そうしよう。
私が少し腰を上げると、ベンチはまたミシリと音をたてた。
その音で、あのお母さんがふわりと振り返る。
そして、「あぁ、やだわ。また荷物置いてっちゃったわ。駄目なママですねー」と赤ちゃんに話しかけながらこちらに来る。何かおかしい。
おかしな理由がわかるとギョッとした。
声も出なかった。
お母さんは、荷物を取ると何事もなかったように、
「ごめんなさいね。」と、私に声をかけ、
「さぁ、行きましょうね」と、赤ちゃん人形に声をかける。
しばらくして私も、診察室に呼ばれた。
彼女とはまた違う病気ではあるけれど、心の病を治すために、この病院にいる。
私の病室に戻る。
さっきの診察で退院も近いと聞いて、嬉しいやら不安やら。
あのお母さんが、病院から出られる日がくるのだろうか?ここにいた方が幸せなのかわからない。
私は、私は?
この病室からでて、どこに行くのか?どうやって暮らすのか。もう忘れてしまった。
私の世界はこの病院の中。
私の自由は、病室の中。
どうやっても、何をしても生きるしかない病室でしか生きられないのに。

8/2/2023, 11:33:19 AM

ひとり病室で考える。あの時の母の気持ちがよくわかる。もっと話を聞いてあげればもう少し気持ちが楽になったかな。病気と闘うことの辛さもっと受け止めてあげられたらよかった。自分が同じ立場になった時に気付くのはちょっと遅すぎた。

8/2/2023, 11:33:03 AM

全身に激痛が走り目が覚めた。仰向けで目だけ動かして周りを見ると、不安そうな表情をした両親と、医師と看護師がいた。なるほど、そうか。僕は失敗したのか。生きているのは奇跡だと言われたが、僕にとっちゃ奇跡でも何でもない。ただの地獄だがな。なぜこんな時だけ運がいいのだろうか?なぜこんな時だけ神は救うのだろうか?涙が込み上げた。
「よく生きてたね。頑張ったね…」
「生きていて良かった…!」
…僕の気も知らないでそんなこと言うな。涙を抑えようと天井に目を向けた。ああ、駄目だな。真っ白に統一されたそれを見ると、僕の居場所などどこにもないような気持ちになる。点滴と、苦しみの匂いがした。

8/2/2023, 11:32:08 AM

不思議病院そこは異世界で唯一異世界の奇病をもつ患者

通称異世界患者を受け入れる病院…

主に重度の異世界患者を取り扱っているのだかその患者

が病室から毎度脱走し担当医や看護師やヘルパーさんが

慌ただしくしているそんな時またしても緊急事態が起き

急いでその病室の扉を勢いよく開けたその瞬間驚くほど

病室が血で染って真ん中に立っていた患者は首よりした

から縦一直線に引き裂き開かれ内臓はえぐり出され

滅多刺しされた自○あとがその光景を見た男性の看護師

が悲鳴上げその場でうずくまり震えていた

その悲鳴を聞きつけた担当医とヘルパーが来て慣れた

手付きで対処し男性看護師の心と精神のケアに当たった

その後その男性は看護師を辞め別の穏やかな日常を

送っているっと

不思議病院での働き方が変わりった

そして異世界では自殺をした者又重罪の者はに

不老不死の呪いがかかる

不老不死の呪い…永遠の若さと人生と引き換えに

消える事無い痛みと苦しみを味わう…

という呪いだ…

その後その病室22番号室蛹殻黒百合は常に担当医又は

黒百合の専属のヘルパーが付く事が義務となった

8/2/2023, 11:30:34 AM

最初で最後の両思いは、病室で。

手遅れだったのか
命拾いしたのか
わからない"恋"をしたことを、

ハッピーエンドだったのか
バッドエンドなのか
わからない"愛"を育てたことを、

ふと思い出すのは夏の夜。
汗と涙は白いシーツに吸い込まれて
朝まで濡れたまま。


#病室

8/2/2023, 11:27:15 AM

目覚めて目に入るのは真っ白な天井。
何もかも吸い込んでしまいそうな、
汚れなんて一切ないような、
ただ、ただ、真っ白な天井。

僕はそんな天井と睨めっこして毎日過ごしている。
視覚はほぼ機能していない。

僕は視覚を失った代わりに聴覚が発達したらしい。

声で君の表情が分かる。
仕草で君の感情が分かる。

空気の振動。ただそれだけ。
だけど僕にとってはそれが全てだ。


誰がここにくるかだって、足音でわかる。
ほら、君がそのドアを開けるまで、
3.2.1

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