現実逃避』の作文集

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現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/28/2024, 6:53:34 AM

逃避して逃避して逃避しまくって
今、ここにいます
もうこのあなぐらが最後です
ここから出なくてはならないとなったら
その言葉に怯えて
何とかそうならないことを願って
生きてます
誰か助けて…
誰も助けないで…

(現実逃避)

2/28/2024, 6:47:34 AM

茎わかめ
同じ茎なのに
歯のない歯茎じゃ
歯が立たぬ

襖の骨
骨折

2/28/2024, 6:39:48 AM

あれ?見えない
何も見えない
この世界のなにもかもが
別にいいや
ついでに耳も塞いじゃえ

現実逃避

舞華

2/28/2024, 6:39:31 AM

現実逃避

 北の大地ヘルガーデン。モンスターが蔓延る極寒の大地。歩けば冒険者を餌としか思わない高レベルのモンスター達が牙を剥き出して襲いかかってくる。

 私は慣れた手つきで武器を振り回す。私の身長より巨大な両手剣「破壊の帝王」は向かってきた豹のようなモンスターを両断した。血飛沫は飛ぶが、それは地面に落ちるとホログラムとなって消える。両断された体から漏れるのは血液ではなく塵のような演出。ウインドウに表示されるレベルアップの文字。経験値とコインとドロップアイテムが表示される。

 息を吐く。風景は吹雪いているというのに私の服装はとても軽装だ。耳当てもフードも防寒具もなく、和風をモチーフにしてはいるが現実世界にはありえないデザインの服装。鎧も身につけておらず、布切れだけの装備だが、寒くもない。何も感じない。
 画面越しの私が操作するキャラクターは私が動かす通りに歩みを進める。もうすぐエリアボスに差し掛かる。

 ありふれたPCゲームの世界を画面を映し出す。もうこのゲームにログインして何時間になるだろうか。帰ってきてから最低限の食事と入浴を済ませてからだから、数時間はやっていると思う。もう少しプレイしたい精神と裏腹に体は眠気を覚えていた。疲れた目を抑える。もう一戦だけバトルしたら現実逃避のこのゲームをやめて寝ることにした。ずっとこのゲームの世界に入り込んでいたいが、明日も仕事という現実が時計の時刻とともに襲ってくる。
 ずっとこのままゲームをしていたいが、ゲームをするための電気代も、ネット代も家にいるための家賃も稼がないとゲームができない。仕方なく、行きたくもない会社に行き、生きたくもない現実世界を生きている。

 ゲームはいい。ゲームの中にはムカつく上司も、嫌味な同僚も、人間を苦しめる異常気象も、戦争も誰かの不幸も何もない。

 ただ、敵を倒し、強くなる。それだけでいい。
 誰も、何も、ない。

 いるのは、自分の理想を詰め込んだキャラクターのみ。

 仮想世界に逃げ込んだ私は再び画面を見る。
 現実逃避はまだまだ終わらない。

2/28/2024, 6:36:12 AM

一番最初に毒を呷ったのはいつだったろうか?
 おそらく十歳かそこらだった。
 師を殺した同業者に毒で始末されかけたところ、俺の体は毒を受け入れた。
 だが、全く効かないわけではなかった。手は震え、幻覚を見た。師が呼んでいる声が聞こえ宛もなく徘徊することも。
 毒に溺れれば多幸感を容易く得られることもあり、次第にのめり込み手放せなくなっていた。


「──師匠、師匠」
 弟子の声で眠りから覚める。
 上体を起こすが視界はぼやけていて、弟子の顔が昔焦がれた女に見えた。
「また酒飲んでただろ……夜更かしなんかしてるから起きられないんだぞ!」
 ああ、確かに昨夜は酒と共に毒を呷っていたな。
「顔色が悪いな師匠?って、いつものことか」
「ああ」
 まだ寝ぼけた振りをして弟子の手を引くと、腕の中にすっぽりと収まる。触れたところから伝わる体温、どくんと脈打つ心の臓。
 これが、生きている証。愚かしくも毒から抜け出せない俺の拠り所だ。
 現実から逃れた先……夢から覚めた処で待っている者が今、この腕に。
 ゆえに離さない、絶対に。



【現実逃避】

2/28/2024, 6:05:38 AM

テストがあった。
提出物は全部出した気でいた。
けど家に帰ったら

カバンに提出物入ってた。

明日もテストだけど何もする気がおこらず
現実逃避中だ。

2/28/2024, 6:04:17 AM

寝て
遊んで
空想する
ひとときの安らぎ

現実逃避

2/28/2024, 5:51:53 AM

彼氏が箱になった。

思春期にはよくある事だということは知っているなみんなそっとして見守ってあげろよ

担任が朝のSHで言ったあとみんなは後ろの窓際の席から目を離した。授業中彼はただ静かにたたずんでいた。昼休みになってみんなが食堂に行った教室で私は彼氏の席でお弁当を広げた。

えっとさ、やっぱり私じゃダメなのかな

笑いながら言った。

まだ先輩のこと、忘れられない?

もちろん相手は箱なので私がいくら話しかけても返事は返ってこない。そのまま昼休みが終わった。
放課後になって今日は1人で下駄箱に向かう。すると先輩と鉢合わせてしまった。私は咄嗟に

先輩 いま彼の教室に行ってくれませんか

自分が言った手前びっくりした。先輩も驚いた顔をしている。少しだけ間が空いたあと、先輩はこの上なく真剣な顔でわかったと口した。
次の日、彼は人間に戻っていた。私を見る彼の目には罪悪感が滲み出ている。私は平気な振りをして、やっぱりこうなると思ったよと笑った。彼はごめんと言って本当にありがとうと泣いた。
彼と付き合って、あわよくばなんてことを思った自分がどうしようもなく惨めで帰ってから底なしの自己嫌悪に真っ逆さまに落ちていった。そのまま泣き疲れて寝落ちした。

目覚めると私は学校の机にいて、自分が箱になっていることに気がつく。そして私はただひたすら彼を待ち続けた。

.現実逃避

2/28/2024, 5:12:58 AM

現実逃避してもそこは現実

大人になり
現実逃避の場所を作る側に回ると
そこはもう現実なんだ

大人の現実逃避は子供の頃より難しい
現実と共存して
現実に楽しみを見つけていく

それが大人なのかもしれない


[現実逃避]

2/28/2024, 5:08:01 AM

もし
この現実から逃げられるのなら。
海を望む小高い丘の上に、家を建てよう。
猫を飼おう。
大好きな人を家に招こう。
料理の練習をしよう。
本を読もう。
窓から海を眺めよう。
朝と夕方に散歩しよう。
毎日早寝早起きして、丁寧な暮らしをしよう。

そして
たまに旅に出るの。
行きたい場所が、たくさんあるから。
その場所で見たい景色があるから。
食べたいものがあるから。
会いたい人が、いるから。

大好きな場所を増やしていくの。
それが私の現実逃避で
夢でもある。
いつか、叶いますように。
そんな未来が来ますように。


「現実逃避」

2/28/2024, 4:56:43 AM

【現実逃避】

「なあ峯。お前、ハリーポッター観たことあるか。入る寮を振り分けるあの帽子あるだろ。俺達があれ被ったらスリザリン行きになんのかな」
「は?突然何なんです。早く書類に目を通してサインしてください」
「峯はレイブンクローな気がする」
「会長」
「でも俺ハリーポッターは秘密の部屋までしか観てねぇんだ。ドビーって憎めねぇよな」
「知りませんよ。そもそも俺はハリーポッターなんて観たことありません」
峯は面倒くささを隠すことなく眉間に力を入れた。少しイラついている峯を気にもとめず大吾は机に頬杖をついてペンを回す仕草をする。
「あーあ。俺がこの万年筆を回したら全部の書類が頭ん中に入ってきてサインも書かれてりゃいいのに」
「会長、現実逃避もいい加減にしてさっさと仕事してください。そんなくだらないことばかり考えてるからいつまで経っても書類が減らないんですよ」
いくら毒づいたところで大吾は上の空だ。これは長期戦になるかもしれない、と諦念を持ち始めたとき。書類から完全に逸らされていた顔がふいに峯に向けられる。
「なあ」
「なんですか」
「キスでもしねぇ?そうしたら仕事すっから」
至極真面目な顔で言い放たれた大吾の言葉に、峯は何度目か分からないため息を吐いた。

2/28/2024, 4:53:58 AM

ふわふわのドレスに、繊細なレースのヴェール。

白銀のティアラに、透き通るような白い肌。

潤った桃色の唇に、誰もが見とれるアクセサリー。

白馬の王子様に、ヴェルサイユ宮殿みたいなお城。

ずっと想ってる。

貴方のお姫さまになりたいな。

鏡を見ていない時くらいは、憧れてもいいよね…。


─────現実逃避

2/28/2024, 4:48:54 AM

『現実逃避』


あぁ、今日もまた、起きられなかった。
いや、夜のうちに寝ようとさえ、しなかった。
だから、当然、起きられるはずがなかった。

なぜ、眠ろうとしないんだろう


わかってる。
ただ、ただ、甘えてるんだろう
怠けてるんだろう


でも、それ、本当はやりたいことじゃないんだ
わかってもらえないだろうけれど...



理想と現実の狭間で混乱している
迷走している


現状は嫌なはずなのに
現状を変えるための行動も、
"なぜだかわからないけれど"
拒絶してしまっている


もしかして、ファンタジーを夢見てる?
いつの日か、何の苦しみも感じずに
パッと光り輝いて
私の新しい人生が幕を開ける
まるで、別人のように、生まれ変わった生命で。
そう、小説のページをめくるように
それは突然だけど、必然と
やってくるのだと


そんな眩しいページが現れる日を
ただひたすら、待っているのだろうか

それとも、理想とは かけ離れた暗黒のページに
出会わなくて済むように めくろうとするその手を 
止めているのかもしれない。



一つだけ、確かなことは
私の物語は、私にしか描けないということだ


今、私の物語は、脚本家不在だ

人生の脚本家として、もう一度、筆を取るんだ

はじめの1ページをめくろう
さぁ、何を描く?

2/28/2024, 4:45:54 AM

『現実逃避』

仕事に行かず、ご飯も食べていない。むしろ起きてもいない。何もしていない。現実逃避のような時間を過ごして何日が経っただろうか。

あの人は逃げるように僕の前からいなくなった。いっそ僕もこの世から逃げてしまおうか。

そんなことを考えても、いざ行動に移せない自分がダサくて弱くて悔しかった。涙が枯れるまで泣き続けた。
       ______やまとゆう

2/28/2024, 4:17:12 AM

花粉症だと認めたら、花粉症になる。だから私は花粉症にはならない。
 かつては認めたら負けくらいに思っていた。
 たとえ水っぽい鼻水が出ても、花粉症?と訊かれると食い気味に「違います」と答えた。
 このように謎の意地を張る人は自分だけでなく、意外と存在するらしい。

 よくアレルギーはコップの水にたとえられる。
 軽くだが鼻の症状が出ていたということは、既にコップはいっぱいに満たされ、滴は一筋、二筋と流れ落ちていたのだろう。
 ある年の春先、水は突如としてどばどばと溢れだした。噴水のような勢いで。
 最もきたのは目。かゆい。こする。悶絶する。真っ赤になる白目。とにかくかゆい。

 耐えかねてクリニックへ行くと、医師は診察が始まるなり言った。「まだ検査はしていないけど、これは花粉症ですねぇ」
 私は悄然として敗北を受け入れ、その日から花粉症になった。


『現実逃避』

2/28/2024, 3:42:48 AM

現実逃避にゲームをする。
仮想空間の中では今の姿や地位も関係なくなんでもなれるんだ。
その世界では僕は勇者で、頼れる仲間もいる。
だからこの世界も一つの世界で、僕は大切にしたいんだ。

2/28/2024, 3:42:39 AM

私が処方されている精神薬は
眠気が強いことで有名だ。

晩ご飯後2時間以上空けて
夜寝る前に服薬する。

1日に1回服薬するだけでいい。
快適だ。

ただし、朝はなかなか起きられない。
なんとか起きて、朝ごはんを食べる。
と、そこで目が覚める。

「なんだ…夢か…」
と改めて起き直してまた朝食を摂る。
そして、目が覚める…。

今日はすでに5回は朝食を食べている。
その全てが夢だ…。
我ながら笑える。

遅刻ぎりぎりで今度こそ起きた私は
急いでスーツに着替えて
朝食も摂らず慌てて家から飛び出した。

太らないといいけれど…。

2/28/2024, 3:37:54 AM

終わらない仕事について(テーマ 現実逃避)

 現実逃避とは、現実にやらなくてはならないことから、意図的に意識をそらす行為だ。

 学生なら宿題、社会人なら仕事や家庭の問題などが、まあよくある対象だ。

 そう、つまり。

『今、君がやっていることだ』

 私の頭の中の想像上の友人、イマジナリーフレンドは、こちらを指差した。気がした。

 イマジナリーフレンドは私の想像上の存在で、身体がないから、気がするだけだ。

『そろそろベッドから出ないと会社に遅れる』

「昨日も23時まで仕事だったんだけど。」

『なら休む?急な体調不良だと連絡すれば休めるでしょう。』

「そして、2日分溜まった仕事で、翌日からは夜中にも帰れなくなるわけだ。」

 仕事は日々やってくる。
 前回までの仕事に「改善」とか「効率化」とかの名前がついた雑務が追加され、雪だるまのようになる。

 そのような雑務を、前回と同じ時間で終わらせるために個人で思いつく限りの「効率化」を行う。
 そうして繰り返すことで、最初はシンプルだった作業は複雑怪奇になってしまう。
 その手順は本人しかわからない、できない形になってしまい、人に容易に任せられなくなる。
 職場の中に「職人芸」ができてしまうのである。

 一方、雑務が増えた仕事を、できる範囲しかやらない人もいる。
 範囲の外側を切り捨てて、「業務時間内に終わりませんでした」と帰ってしまうのである。
 しかし、仕事は消えてくれないため、上司が職人芸を駆使して片付けるようになる。

 こうして、「効率化」「働き方改革」の掛け声だけ叫ばれて放置された職場は、もはや他人に渡すのは暴力というべき形になった仕事爆弾を抱えた職人と、能力の向上しない使いっ走りに二極化してしまう。


『こうして、考えても解決策まで行かないことをグルグル考えるのも、一種の現実逃避だよね。』

 耳が痛い。

 現実逃避だろうがなんだろうが、とにかく、少しでも爆弾を処理するために職場へ急ぐのである。


 これを繰り返しても、根本的解決にならないという「現実」に目を背けて。

2/28/2024, 3:36:39 AM

コインに裏と表があるように人にだって裏と表があるし、現実逃避したって現実はいつも目の前にあった。私は何を考えていたんだろう、元々アナタは貴方で1人だったじゃないか。

2/28/2024, 3:29:13 AM

現実逃避 

「まさかお前が最初に卒業することになるとはなぁ。」
「いいじゃねぇかよ。何が不満なんだよ?」
「嬉しいんだよ、1番の問題児が立派になってさ。」

今日はイカリの卒業式。みんなでイカリとの思い出を振り返っているのだ。イカリはこの世界で初めての卒業者になる。
集まったのはネタミ、コイ、オモイヤリ、プライド、そしてイカリを合わせた5人だった。

「瞳ちゃんは繊細で気が小さい。なのにイカリが最初に卒業するなんて私のプライドはズタズタだよぉ。」
「バカ言うな。瞳ちゃんが怒りの感情を取り戻せば自ずとプライドもついてくるさ。周りの人間に遠慮せずに感情を出せると言うことがどんなに大事なことか。」
「そしたら私もコイできるかな?」
「できるさ、俺みたいに勇ましい男を好きになるよ。」

瞳ちゃんは両親が離婚して以来、情緒が不安定になり、何か嫌なことがある度にその感情を封じ込め新しい人格を作って行った。現実逃避だ。だけど瞳ちゃんは偉かった。自分の問題に立ち向かい怒りの感情を取り戻そうとしているのだ。
だけど瞳ちゃんの成長は私達の誰かがこの世界から消えることを意味している。

「サヨナラは言わないよ。次に卒業するのは私だからね。本当はイカリなんかより先に私が卒業するべきなんだ。」
「その通りだよ、人間にはネタミの感情も必要なんだ。あっちの世界で待ってるからな。」
「瞳ちゃんが周囲のプレッシャーに負けて、怒りの感情を出せない時、イカリが助けてやってくれよ。」
「分かってるよ。じゃあなオモイヤリ、それに皆んなもさようなら。もう行かないと。」
「イカリ、さようなら。」

                    終わり


という訳で、書く習慣での毎日投稿は今日で一区切りを付けたいと思います。今後は小説を書く勉強をしたり、長編に取り掛かったりしたいと思っています。
後は過去作を加筆修正とかですかね。過去作はXにも投稿してますのでよろしくどうぞ。

それではさようなら。

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