『特別な夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ゾンビ」
昨日までの雨が嘘のように晴れてます♪
ども!!
ボクです♪(笑)
今日は大切なお知らせと
おすすめのゾンビ系ホラー作品を紹介していこうかなと思います♪
まずお知らせから!
ついにボク…、ついに…、ボク((泣)ウウ)
NO NAMEじゃなくなっちゃいました!
どんな名前かは皆さんのそのキレイな眼差しで確かめてください(笑)
そして大いに笑っちゃってください♪
あっ!でも画面に向かってツッコむのは程々にね(笑)
では本題♪
今日はホラー映画やアニメ、海外ドラマを紹介していきます
知ってる作品もあるかもですが知らない人は是非チェックしてみてくださいね!
ではでは♪
まず1つ目の作品
「アニメ・学園黙示録」
この作品は多分、殆どの人が知っているでしょう♪
アニメホラーのなかでは一番よくできた作品だと思ってます♪
実写作品顔負けのリアル感が堪らない
ゾンビ作でありがちな人どおしの裏切りや男女関係
愛だの恋だの友情だの色々なことを乗り越えながら
迷いながらも主人公達が大群のゾンビを倒し目的地へと進んでいく物語
ボクも何回観たか分からないです(笑)
是非知らない人は観てみてね♪
2つ目
「映画・REC/レック」
正直、これを初めて観たときは
え、これほんとに映画?今現実に何か起こってるんじゃないの?
と、錯覚させられました!!
というのもカメラを持った主人公がカメラから覗いた映像だけで
最初から最後までストーリーを繰り広げていくからです
ゾンビ?のような感染した人に襲われるときなど
マジで恐怖でした、ほんとに自分が襲われてる感じで
目の前にバケモノが映るので!
因みにホラー苦手な人や心臓の弱い人は観ないほうがいいです♪
観る観ないは皆さんの判断に任せます!
シリーズはいくつかあるので正直一作目を観て平気でしたら
全作品イケると思います♪
3つ目
「海外ドラマ・ウォーキングデッド」
これはもう知ってますよね(笑)
アプリゲームとかにもなってますし♪
うろ覚えですが確か2010年辺りから始まったかと思います♪
長年に渡り素晴らしい作品をありがとうと
監督やスタッフさん達に伝えたい
この作品の凄いところは演者さんらが変わらず
ストーリーが進められていくとこですかね
特に子役の子たちの成長していく姿がなんかいいよね♪
因みにウォーキングデッドは元々は海外のマンガから始まったらしいですよ
その実写化したのが皆さんがよく知ってるウォーキングデッドです♪
4つ目
と、思ったのですがちょっと書くの疲れちゃったので
続きはまた気が向いたら書こうと思います”(*ノω・*)テヘ(笑)
またねン(^^)ノシ
アリスは毎日特別な夜が訪れることを夢に見ていた。
この街の子供たちは13歳から18歳までのどこかで特別な夜が一回だけ訪れる。アリスの友達は特別な夜が来ており、だんだん自分が取り残されていくような感じがしていた。「今日は特別な夜が訪れますように」と願いを込めてアリスは眠りについた、しかし夜中に目が覚めてしまい、もう一度眠ろうとしたが寝付けなかったため夜の散歩に出かけることにした。外に出ると、青く光る満月が街全体を照らしている、アリスは青く光る満月の下で誰もいない街を歩いた、しばらく歩いていた時に異変に気がついた、それは時間が経っているはずなのに一向に景色が変わらないことだ、引き返そうと振り向いた時黒いスーツを身にまとった長身の男が立っていた。黒いスーツマンの男はアリスを見るなりニヤリと笑い、指を鳴らしアリスの足元に大きな穴が空きアリスは悲鳴をあげながら落ちていった。
大きな穴に落ちたアリスは目を覚ますと月の上にいて、月からアリスが住んでいる地球が見えた。アリスは起き上がると帰り道を見つけようと月の上を駆け抜けた、探している最中に羽が折れて飛べ無くなっている白い小鳥を見つけた。アリスは急いで自分の服を剥ぎそれを小鳥に巻いた。元気になるまでアリスは小鳥を抱いて帰り道を探し、
歓声も甲子園もすべてが違った特別な夜
心もふわふわ浮かんでいたアレの日
特別な夜
1人の時間が好きだ。
誰とも関わらず、ただ己の心が好きなように過ごす時間が好きだ。
1人の時間にちょうどいいと私が思うものは、暗い夜の帰り道。
街灯もまばらで通行人の顔もわからないほどの暗い道。
自分のことも黒に染まって、夜と一体になった感覚がする、あの1人の特別な時間が好きだ。
漂う夕飯の香り、沈んでいく太陽と、橙と紫が混ざり合った空、ひとつひとつと灯ってく星々。今の時間だけは特別、私がこの場所を支配したように思える。
そんな夜。
「特別な夜」
今夜は特別な日だ。なんでも30年に1度しか見えない星が近づいてきているのだという。
その星を見ることができた者には、奇跡が訪れるのだそうだ
それを愛しの彼と一緒に見る、素敵な約束。
……きっと一生の思い出になるだろうな
それに私には彼に伝えなければならないことがある
期待と不安に胸を膨らませ、夜を待った……
けれど、その星が見えることはなかった。
突然の雨で空は鈍色に染まり、星どころか月さえ見えないほどだった
「また30年後に一緒に見ればいいさ」
なんの気も無しに彼は言うけれど、それでは間に合わない
私と彼では、生きる時間が違いすぎるから
彼には2度目があっても、私にそれが訪れることは無い
そしてそのことを、私は彼に伝えられていない
今夜、その星を見ることが出来たら覚悟を決めて伝えようと、そう思っていたのに……
……特別な夜は、私に奇跡を運んでくれることは無いんだね
特別な夜 #34
あぁやっぱり私には言えそうにないや。
本当の気持ちなんて伝えたらまたあの人に甘えてしまうだろうな。
もう終わりにしたはずの関係に縋れないのにまた縋ろうとしてしまう。
何も得られないのに。
そんなこと自分がよくわかってるはずなのに。
最後まで言えなかった"ありがとう"をまた心の中で腐らせて。
そんなことをしているから私の誕生日の特別な夜になってやっと気づく。
私はあの人がいないと何もできないんだってことを。
ここにあの人がいないことが何よりの証拠。
特別な夜
特別な夜ときいて、特に特別な夜なんてないなあと思って2、3分程考えたが、やはり私にとっての特別な夜は、大晦日である。
年の最後の日、というだけで、何が特別なのかと言えば、この日だけはこどもの頃から、遅くまで起きていても叱られない、夜におやつを食べながらテレビを見ることが許される非常に特別な日なのである。
自分が大人になり、親になって、やはり大晦日だけはこどもに、早く寝なさい!だの、こんな夜にお菓子食べないで!だのと言わなくていい日、これが大晦日である。食べないで、どころではなく、夕飯もやたら豪華で、22時頃には年越しそばまで出てくるし、それにおつまみや、お菓子も前もって大量に用意されている。
こどもも寝ないで必死になって紅白歌合戦なぞをみている。年またぎには、カウントダウンまでして、近所の公園に初詣までする。
通常の毎日では、夜中の12時に、外をこどもたちと堂々と歩くことはない。
私のこどもたちにとってもまた、大晦日は、特別な日、なのかもしれない。こどもたちが大人になり、こどもが産まれたら、また特別な日は、受け継がれていくだろうか。
オオカミ
雪を見すぎて目が回る。
闇の中を彷徨いすぎて
狼を好むようになった。
黒にすっかり飲み込まれてしまえばいい
「夕日のオレンジと闇のコントラストが
寂しいんだ」
そう言ったら
「どうして?」と
無邪気な顔をする君は世界の中心
「輪切りにしたミカンにチョコかけたお菓子はすきでしょ? 一緒なのに」と
笑う君が教えてくれた
日常を少しだけキラキラさせる魔法
例えば
ドーナツの「穴」は食べられること
枯れ葉と霜柱は踏んで歩くこと
会いに行こうと思えばすぐにできたのに
変な意地を張って
先週は海の底に沈んだ
ヒトデの数をかぞえたってちっとも楽しくない
君が迎えにきてくれるなんて
千に一つもないけれど
もう夜になったなら
君のいる美しくやさしい世界に帰る
「面接前夜、幸運にもチケット取れたライブだの何だの、クリスマス、バレンタイン……は夜じゃねぇか」
他には?某所在住物書きは、今日も今日とて何連続か、己の不得意とするお題に対してなんとか知恵を絞り出そうと、懸命な努力を継続していた。
「特別、と言われてもなぁ……」
物書きはため息を吐く。「特別」を感じづらい生活を続けて、十数年、数十年である。
何を書けというのか。カレーの日を題材とした、カレーキャラの特別な夜か。
とうとう二次創作デビューか、云々か。
「……そもそも1月22日って、何の日?」
ネタに詰まった物書きは、相変わらずネットの検索結果に救助を求める。
――――――
平凡な月曜日、通常営業の職場、いつもの休憩室とテーブル。
職場の先輩とコーヒー並べて、お弁当広げて、
悪い意味で特別になった昨日の夜のハナシを、つまり呟きックスのおセンシバグのことを愚痴りつつ、
多分誰かが観てるだろうテレビの情報番組をちょっとしたBGMに、ランチをもぐもぐしてる。
「スゴいよね。例の稲荷神社の子狐の画像上げても、おセンシの判定だよ」
今日の先輩のお弁当は、スープジャーに入った雑炊みたいなオートミール。
「呟きックス、子狐ちゃんが水着ロリだのショタだのにでも見えてたのかなって。化け狐ちゃんかよって」
クラッシュタイプ60gに、某てっぺんバリュのカツオ水煮ライトフレークと、某良品のミネストローネをブチ込んで、熱湯入れるだけ。
糖質40.7g。塩分相当量1.5g。
ゴマスリ係長から押し付けられた案件のせいで、ろくに弁当の準備もできなかったから、とりあえずレトルトとフリーズドライとオートミールをブチ込んだ、とのこと。
「ぐぅぐるの検索結果に出てきた西多摩郡の週間天気とか、木曜あたりが最低マイナス8℃だったから、それスクショして上げたら『刺激の強いコンテンツ』だって。どゆこと、って」
低糖質(たりない)。
超低糖質(ぜったいたりない)。
もっと食えって私のミートボール3個あげたら、お礼に味変用の半熟とろーりゆで卵と、間食用に持ってきたっていう小さなヘルシーお餅1個貰った。
逆にそれ食べてください。
「西多摩が氷点下8℃?」
ふーん。
先輩は何か記憶ライブラリに検索かけるように遠くを見ながら、スプーンでミネストローネ味のオートミールをすくって、ふーふーして、舌にのせた。
ちょっとおいしそう。いや多分おいしい。
でも極低糖質(かくじつにたりない)。
「なんとなく、少し、デジャヴだな。去年似たことが無かったか、『東京で氷点下2桁』のような?」
「言われてみれば。バズった気もする」
「それの類似だろうか。……私のスマホでは、木曜の西多摩は、最低氷点下3℃らしいが」
「ふーん」
「で、それをスクショして、投稿したところ、昨日の夜のバグで『刺激の強いコンテンツ』にされたと」
「そう。なんか、悪い意味で特別な夜になってて、そこそこ楽しかった」
「それはなにより」
おかずを渡して逆に貰って、
もっと食えとか、あまり運動しない私にはこれくらいで十分だとか、何とか。
昨日のバグった夜の話題もちょっと混ぜて、その日もお昼が終わった。
おセンシバグは、気がついたら元に戻ってたけど、
西多摩の四捨五入マイナス2桁は、結局事実かバグなのか、分からずじまいだった。
『特別な夜』
肌が触れ合い伝わる温もりは
僕を熱くする。
君は幸せそうな顔をして僕に言う
「この夜が明けても私を愛してくれますか?」
僕は今にも朝日が昇りそうな外を少し見て、
君を見つめる。
「貴方が一生の眠りに着くまで愛します。」
特別な夜は、お酒を開けて優雅に楽しもう。
ディナーを予約して、ホテルもとった。もちろんお風呂は内湯。
仕事が終わったら、ラウンジでまったり楽しんで、優雅に眠ろう。
……まあ、一人なんだけどね。
でも一人でもいいじゃない。ボクはこういう暮らしも悪くないと思う。
『特別な夜』
ケーキ屋さんで働いていると毎日が何かしらの特別な日なのだと思わされる。家族の誕生日。ふたりの結婚記念日。試験に受かったお祝い。などなど。
閉店間際のケーキ屋店内にスーツ姿の人が入ってきた。スーツの人はショーケースの中の残り少ないケーキを一通り眺めたのちに小さめのホールケーキにプレートをつけてくださいと注文した。
「こちらにプレートに書くお名前頂戴してもよろしいですか?」
メモ帳に書いてもらったそれはソーシャルゲームのキャラクターの名前だった。なぜ知っているかというとそのゲームは自分も課金しているぐらいにはやり込んでいるから。ゲームの話をしようかどうしようか。けれど今から名前を書くキャラクターのことはあんまり詳しくないし、けど話題に出してもいいかなそういうの嫌いなひとかな、などと顔には出さず逡巡しているうちに仕事をきちりと終えてしまった。書き終えたタイミングでスーツの人が言う。
「あなたも、あのゲーム好きなんですか?」
スーツの人が視線を向けている先はメモ帳に書いてもらったときのボールペン。推しキャラがさり気なく描かれているものなので仕事で使ってもいいよねと思って持ち込んだものだった。
「あっ、はい。めっちゃ好きで、やってます。けっこう」
「そのキャラも僕、好きですよ。かっこいいですよね」
「あっ、ありがとうございます。推しがお世話になっております」
うふふ、と笑い合って会話は終了したけれど、内心とてもとても嬉しい。我が事のように嬉しい。ケーキを大事そうに抱えて帰るその人に親近感を抱きつつ、もう少しなにか言えればよかったな、と看板を片付けながら思う。店の軒下に月影がほんのりと落ちている。それぞれの特別な日に特別な夜が訪れている。
私の誕生日
2人で 婚姻届を出しに行った
私の誕生日
2人で 離婚届を出しに行った
私の人生の節目
ドラマチックにしたくて
あえて 誕生日を選んで
2人で 行ったんだ…
その夜
2人で 乾杯をした
どちらも 最高で
特別な夜 になったよ(泣笑)
#特別な夜
今日だけは数える歳が重なる日
わたしが勝手に重ねているだけ
【特別な夜】
「これまでに揚がっている仏は6体。」
検視官の鳶田は喉の奥をぐぅと唸らせた。こんな事件、検視官になってから10年見たことない。生きてきて44年で一番不可解な事案かもしれない。
発端は工場地帯裏の海辺で水死体が見つかったことだった。なんてことはない、単なる自殺だろうと片付けられたのだが、そこからわずか10日の間に同じ場所で5人の人間が変わり果てた姿で発見されたのだ。
「いずれも年代、性別ともに見事にバラバラですね。」
鑑識官の守山が資料をパラパラと捲りながら応える。不気味で不可思議なこの事件に誰もが二の足を踏んでいたところ、あてがわれたのがこの男だった。32歳と若いながらに鑑識官となり、有望株だと言われている。
守山の資料を元に、ホワイトボードに書き出していく。
・50代 男性 会社員
・20代 男性 コンビニ店員
・10代 女性 高校生
・30代 女性 主婦
・40代 男性 無職
・10代 女性 芸能人
「いずれも外傷などはなく、当日もいつも通り生活していたと。」
守山が首を傾げながら資料を読み上げる。
「つっても、自殺にしても動機がないんだよな。」
「そうですね…ただ、トラブルって程ではないんですが、最初の会社員男性以外はちょっと対人関係に問題があったみたいです。」
「それは男女の惚れた腫れただの過ぎた友情とかのレベルだろ。まあコンビニ店員は粘着されてたみたいだが。でも全員相手は…」
「行方不明、もしくはすでに故人。ですね。」
守山が噛みしめるように答えた。そう、ほぼ全員がストーカーのレベルではないものの、誰かに執着されて困っていたと報告が上がっている。しかし、その全ての相手が事件より遥か前に亡くなっているか、失踪しているのだ。
嫌な沈黙が会議室の空気を埋める。
「…非現実な、非科学的なことで、今回の事とは関係ないかもしれないんですが…」
重苦しい空気を破ったのは、なんとも歯切れの悪い守山だった。
「最近SNSを中心に『海神様』というのが流行ってまして、願いを海神様が聞いてくれるとか。」
「つまり、海神様に呪われたとか言いたいのか?」
「……。」
守山はうつむき黙り込む。バカにされたと思ったのだろう。そして本人もあり得ないと思っているのか。しかし、そんな空想染みた話にも飛び付きたくなるほど、今回の事案は難解だ。しかし…
「バカにはしてねぇよ。むしろ実際にあるんだ。科学では証明できねぇ事件ってのが。」
鳶田の言葉に守山が勢いよく顔を上げる。
「鳶田さん、それって…」
コンコン
守山が椅子から立ち上がりかけた時、会議室の扉が控えめに叩かれた。
「どうぞ。」
鳶田が促すと、若い女性警察官がおずおずと入ってきた。
「あの、外部の方にこれを渡して欲しいと言われまして…」
差し出されたのは簡単に折り畳まれたメモ用紙だった。受付もとっくに終わり、夜の帳が降りはじめた非常識な時間帯に誰がこんなものを。
「誰にだ?」
「目黒探偵事務所と伺ってます。」
ヒュ
思わず息を飲んだ。なんてタイミングだ。
問題ないから下がって良いと伝え、扉が完全に閉まるのを見届けてから口を開いた。
「守山、今日まだ残れるか?」
「え、あ、はい。大丈夫です。」
「さっきの探偵事務所だよ。科学では証明できない事件を解決してくれんのは。」
手渡されたメモを、守山にも見えるように開く。
“海神様を知りたくありませんか?”
「これは…」
ごくり
守山の唾を飲み込む音がやけに大きく耳についた。
「特別な夜に、なりそうだな。」
お気に入りのココアにお気に入りのブランケット
お気に入りのもこもこの服
そしてお気に入りのあなたがいれば…
ほら、今日も特別な夜
#特別な夜
空気がふくらむ夏の夜、
星祭りの広場でみんなが踊っていた。
音楽が微かな風に溶け込み踊ろうと誘う。私は踊る。君も踊る。
夜空から落ちてきた星々が髪をつややかに揺らしてくれていた。
題「特別な夜」
récit œuvre originale
今日は特別な夜だから。
彼女はそう言って微笑んだ。だがその笑みに優しさは微塵も感じ取れず、薄気味悪さを感じた。
彼女特性の皿が目の前に出される度に、僕の鼓動は速くなる。至ってシンプルな料理が大きな皿に小さく乗せられている。これだけ見ると、まるでどこかの高級レストランの一品みたいだった。ただ、どうしてもそれを食す気にはなれなかった。
彼女は鼻歌混じりで席につき、じゃああたしもいただきましょうか、とナイフとフォークを持つ。豪快にフォークを突き刺し、ナイフで千切る。それから美味しそうに食す。ぐちゃぐちゃと奇怪な咀嚼音をたてながら。
今日は特別な夜だから。
彼女はまたそう言ってワインを取り出した。真紅のワインだった。彼女は器用にグラスに注ぎ入れて片方を僕に渡す。
さぁ、乾杯しましょ、特別な夜に。
彼女に促されるまま、僕はグラスを持つ。
静寂のうちに、チリン、と高い音がした。
彼女はそれもまた美味しそうに口に含む。それから、僕の方を心配そうに見やる。
どうしたの?具合悪いの?ねぇ。
僕は、そんなことないよ、と気丈に振る舞ってみせる。彼女は、なーんだ、とまた笑って告げた。
今日は特別な夜だもの。まだまだ、続けましょうね。
邪悪な微笑み。あぁ、この顔を何度見たことだろう。僕は、この顔と、何度こうやって、特別な夜を過ごしたことだろう。
特別な夜とは何なのか。僕もまだ分からないでいる。気味悪い儀式めいた食事を、いつの頃からか毎夜、彼女と続けている。どうしてかは分からないけれど、僕はもう逃れられない、それだけは分かっている。
テーブルクロスに描かれた五芒星を恨めしく見つめながら、僕は今日も、味のしない料理を食す。
今宵は特別。準備は万端。
ざく切りにしたキャベツを、ごま油と塩昆布で浅漬けに。
両面をカリカリに焼いた油揚げに、青ネギと鰹節をまぶし、麺つゆをかける。
冷凍のフライドポテトは、アンチョビバターを絡めてアレンジを。
アボガドと玉ねぎ、サーモンをわさびマヨで和え、刻み海苔をぱらっと。
ニラを巻いた豚バラ肉は、にんにく醤油で照りっ照りに。
具だくさんのシジミ汁と、梅味噌を塗った焼きおにぎりも。
ついでにナッツとチーズとドライフルーツと、あとチョコレート。
目に付いた酒を片っ端から買ってきた。オリオンビール、ジンジャーハイボール、芋焼酎、梅酒、緑茶ハイ、スパークリングワイン、カシスオレンジ、レモンサワー……。
今宵は特別。準備は万端。
シリーズ物の映画を制覇するのだ。