無色の世界』の作文集

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無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/18/2024, 2:00:57 PM

「無色の世界」



目を開けるのも億劫な日々が続いていた。
彼はずっと寝ている。あと半年は起きないだろう。

吸血鬼は蝙蝠に変化できると知ったのは、彼に教えてもらったからだった。蝙蝠の冬眠は、ほぼ仮死状態とも、教えてくれた。彼はいま冬眠している。だから目を覚さない。私の顔を見てはくれない。

手を取り、脈を測ると、弱々しくて途切れ途切れ。一気に不安が押しせてきた。
だが、去年も彼は起きた。
なら、今日だって死にはしないだろう。
死なない。死なない。死なせない。



本当にそうだろうか。
私は、彼が死んでしまったらどうなるのだろう。
まだ使命があるからと、生き続けれるだろうか。
ちゃんと、笑えるのだろうか。
まだ彼の写真の一枚も残っていないのに。



きっと起きた彼はこう言うのだろう。
「大袈裟だ」、「私は、この程度では死ねないから」

4/18/2024, 1:59:53 PM

あなたがいる世界が
当たり前だった

突然いなくなって
全ての意味が無くなった

あなたじゃないと
ダメなの
他の誰かじゃ
ダメなの
お願い

無色の世界

死んだまま生きてる……

4/18/2024, 1:59:36 PM

『無色の世界』

今日はどんな色の1日になるかな?

元気なオレンジ色かな?
嬉しいピンクかな?
爽やかな水色かな?

静かな青かな?
青より暗い群青色かも…

なんだか今日はダークな1日だったかも…

自分の行動や発言で色を変えることができる。
嫌な事を言われても、受け止め方で色は変わるんだ。

一晩寝ても無色に戻らないときは、ゆっくり休んでみて。

癒やしの緑を迎えに行こうか!?

無理に、情熱の赤を迎えなくても色は変わっていくよ。

無色の世界は色んな色に変えられる。

4/18/2024, 1:59:27 PM

首こりがひどい
2024/04/18㈭日記

昨日 ゲームを 1時間しただけで。

今日の黄砂は ひどかったな。
おかげで目がかゆい。
ひらがなばかりなのは、音声入力 だから。

ずっと見たかった 、ミステリーと言う勿れ の映画を見た。
長尺で面白かったけど、 もっと
面倒くさい整くんが見たかったな。

今年に入って 震度5以上の地震が
23回もあるんだってね、 多すぎる。
避難リュックは去年から作っているけれど、あとは 笛だけ。
また買うのを忘れている。
枕元には スニーカー も置いているけど、もしもの時はパニックに
なって動けないかも。

今日はブリの照り焼きを作った。
上手にできなかった。
照り焼きソースの味が元々、
好きではないから、料理に熱意が
足りなかったかもしれない。
そもそも酒、みりんが家にはない。

マロッシュ というグミ、程よい弾力があって 美味しい。

今日も 雑多な日記。
おやすみなさい。

4/18/2024, 1:56:33 PM

そこにあるのは大小さまざまな数々の歯車たち。
木製のものから、金属製のものまで、新旧あらゆるかたちを成し、不揃いながらも複雑な掛け合いでゆったりと動いていた。
これがこの世界の裏側――人の手に触れられぬ領域。
彼らが創り出した色彩鮮やかな表の世界とは異なり、ここにはただ無色の世界しか広がらない。
「…言っただろう、世界は絡繰り仕掛けだと。華やかな見せかけの裏側なんて、こんなものさ」
音も立てずに静かに動く歯車に、触れようとした指先は届かない。見えない壁に阻まれて、ぴりと痛む。
「まだ無理だろうね。たかだか100回程度の繰り返しじゃ、小さな傷ひとつ付きはしないだろう」
それでもこんなに早く彼がこの場所に来れたのは少し意外だった。そもそもこの場所に人間が来れること自体があり得る話ではなかった。
始めは些細な興味と気まぐれな同情、そしてちょっとした反抗心と好奇心…つまりは暇つぶしだった。
与えるのは断片的な記憶と記録、そして理に反しない程度のわずかな指導。しかし、それでも彼はいつでもこちらの予想を上回り、そしてついぞ彼はこちらの領域に一步踏み込んだ。
私のこの胸の高揚を誰が知ることができようか。
「今君ができるのはここを見ることだけだ。小さな一歩かも知れないが、その意義はとても大きい」
「…また、ここに来ることはできるのか」
「わからないね。来れるかもしれないし、来られないかもしれない。…ここが人間の領域ではない以上、君が今ここにいること自体がイレギュラーなことだ」
世界の裏側を仰いでいた彼は、やがてくるりと踵を返す。その瞳に絶望はなく、ただ純粋な炎が揺らめく。
それでも彼の目指すべき場所はここなのだ。
果てしない望みを抱いて、途方もない道を選んだのだから、最後まで歩いてもらわないとつまらない。

「私はいつまでも待っているよ。君が再びここへ来ることを…君の望みが、成就することを」

にっこりと笑って告げた言葉が彼に届いたかはわからない。まるで異物を排除するかのように彼の身体は溶け出し、消えてしまったからだ。けれど彼はいなくなったわけではない。彼は再び世界を動かす歯車として、この仕掛けに戻っていっただけだ。

世界は動く。
同じ時間を、変わらない日々を。

けれどそれを壊すことができたのなら、
この世界はいったいどうなるのだろう。

【無色の世界/花冠】

4/18/2024, 1:54:52 PM

無色の世界だと、

ポジティブな意味合いか

ネガティブな意味合いかに取るかは

その時々だけど、

無色の世界も

色が溢れた、情報が溢れた世界には、

疲れを癒やすために、

リフレッシュするために

たまには必要かもしれない。

人生疲れて、

彩りが何も見えない時もある。

けれど、

探そうと思う意志があれば

色は見えるもので、

だからこそ、

無色の世界は

新鮮で貴重な、これからの世界のように思える。

ここから新たにスタートしたい時、

心機一転、

ゼロからスタートしたい時、

無色の世界は

自分の心に寄り添ってくれると思う。

そして何より

今から自分なりに色を染めていくことだってできる。

また、

クリアに物事を見ることが必要な時、

混じり気のない気持ちでいること、

雑多なものを整理する必要性、

色はその時々で、

自分の印象や見え方で

メッセージを伝えに来てくれることもある。

難しく考えず素直に

今ある現実を受け止めるだけでもいいかもしれない。

そんな風に、

自分の世界は

自分の思考の在り方や感性、価値観で

生きてきた環境や現状で

捉え方も大きく変わってくる。

同時にそれを生かすも殺すも

自分次第なのである。

彩りがある世界もいいかもしれない、

無色の世界もいいかもしれない。

その人次第で、その人の色で

自分の見える世界を確立できるのであれば

なんだって

その人の思う素敵な世界に変化させることができる。

書きながら

何を言ってるのか分からなくなってきたが、

とにかく、

無色の世界は

自分なりに色をつける、

世界観を広げるチャンスでもあること、

そしてそれには

自分の時々によってメッセージも異なるということ、

それでもなければ

素直にシンプルに現状を受け止めればいいだけのこと、

そこから見えてきたものを

取り入れ意識していけば

それを活かせれば

自分の世界観は確立していけるし、

柔軟に色を変えられることもできるということ、

無色の世界は無限大である。

4/18/2024, 1:54:11 PM

色のない、モノクロの世界に、君に出会ってから色がついた。

 君が居なくなった今。

 新しい景色に色がつくことはないけど、一度ついた色はこびりついて離れない。

4/18/2024, 1:53:22 PM

もういいよなんて言葉を
わたしは言わないよ好きにすればいいよ
遠く見つめた君が傷付いて
どっちの道も傷付くと知った
縛れているのは相手かこちらか
なにも考えてない方がいいじゃんって
絶対言えないな君の前では
シャンパンで乾杯したはずなのに
喉を通らない
朝起きて また暗くなってしまうだけ
引き留めたくもない
励ますのもなにか違う
共感するのも意見するのも
君の方を見たら喉を上下させていた
知らない間に変わってしまったな
それはわたしも同じか
この数年で色々知りすぎたんだね
わたし達。じゃあ、せめて元気でね

4/18/2024, 1:52:52 PM

何もない世界。ちょっとずつ歩くと森林があった。その森林の前に公園があった。遊具がある。滑り台、ブランコ、砂場、ジャングルジム。ブランコに女の子がいました。長ズボンにティシャツ。女の子はソワソワしています。そのうち女の子は森林に入りました。
僕は女の子の後をつけました。
 女の子は森林の中にある湖で
その湖に入っていきそのまま消えていきました。

4/18/2024, 1:51:16 PM

無色の世界


学校に持たすお弁当を作る。
友達と一緒に笑顔で食べてほしい。

赤いトマト
緑のブロッコリー
黄色の玉子焼き
茶色のミートボール
ピンクのたらこスパ
黒い海苔ふりかけの白いご飯


今日一日、ベッドで過ごした娘に
少しでも色付いたお弁当を。


余談_φ(・_・
ベッドから起きれたのは21時過ぎ。
冷蔵庫に入れておいたお弁当を
私の前で笑顔で食べてくれました。

4/18/2024, 1:49:15 PM

詩『無色の世界』


君の無色は、暗闇ですか?
それとも神秘な、透明ですか?
白黒シネマは、無色でしょうか?

色は概念、こころの手錠
恐竜の色も、時代で変わる
それでも色には、影響…受ける

辞職(クビ)に失恋、病気にいじめ
無色の世界は、こころの雨戸
閉じこもったなら、音まで消える

無色と自由が、類義語ならば
色など無くても、いいのだけれど
無色の花屋は、とっても淋しい

人の個性や、感情などが
世界をいろどり、華やかにする
無色も1つの、色にすぎない

君の無色は、何色ですか?
ホントの自分を、わかってますか?
その花言葉を、伝えてみよう

4/18/2024, 1:48:31 PM

視界から色が消えた⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯らしかった。
 らしい、なんて曖昧な表現を使った理由はごく簡単で、『ユートピア』というこの世界自体にそこまで色はなかったからだ。
 だけどもよくよく見てみれば、そこら辺に咲いている花に色がない。濃淡が辛うじて分かる、そんなレベルならまぁそういうことだろうと思うしか無かった。
 色がなくなってもまぁあんまり不自由しないだろうなんて思った時、彼を見かけた。
 なんてことない顔で演奏者くんが歩いていて。
 彼はそもそも灰色の服しか着てないから特に何も無くて。
 なのになぜだかとてつもなく寂しくなってふと近づいて裾を掴んでしまった。
「⋯⋯! ⋯⋯⋯⋯⋯⋯けん、りょく、しゃ」
 たどたどしく言葉が紡がれ、驚いているのが分かる。
「⋯⋯⋯⋯何を」
「いや、うん、なんか」
 そう言いながら慌てて手を離して微笑んだ時、顔に手を当てられた。
 そのままじっとボクの方を見つめる。
 距離感やら手の置き方やら色々と心を乱す要素が多すぎる中、彼は口を開いた。
「⋯⋯⋯⋯色が判別できないのかい?」
「⋯⋯⋯⋯え!?」
 なんで分かったのか、なんて思ったボクの心を察したのか彼は笑いながら言った。
「目を見れば分かるよ。一日程度で治る。心配なら今日はなるべく早く寝るといい」
 優しく微笑みながら彼は手を離して去っていった。
 少しだけ彼に触れられて色が戻ったような感じがしたのはきっと気の所為だろう。

4/18/2024, 1:48:24 PM

もしもこの世が突然
無色の世界になってしまったら、
この世が退屈に見えてしまうのだろうか
物が何色だったのか忘れてしまうのだろうか
色の存在すら消えてしまうのだろうか
そして、当たり前のことが当たり前ではなくなり、
いつの日かまた当たり前になるのだろうか

テーマ「無色の世界」

4/18/2024, 1:48:15 PM

きみがいるから世界は色づく

珍しく少年と青年が別々の人と組み依頼を受けていた時のこと。
少年は先に終わり青年の帰りを自室で待っていた。青年と一緒にご飯を食べたかったのもあるが依頼でのことを話したかったからだ。

待てど待てど帰ってこない。少年がなかなか帰ってこない青年に内心やきもきしていると、廊下が騒がしくなった。
何ごとかと思ったのと勢いよく自室の扉が開いたのは同時で。
血相を変えた上司が入ってきたのを見て心がざわついた。

―・-・-・-・―

ところどころ包帯を巻いている青年がベットで眠っていた。依頼中に迷い込んだ子供をかばうため無茶をしたと。
何か言ってるような気がしたが少年は青年しか目に入らず。よろよろと近づいた。
意識はなく、顔色も悪い。左手を両手で包む。冷たくて、いつも少年をやさしい声で呼んでくれるのに意識はなくて。
暖かくて鮮やかだった少年の世界は、寒くて青年のいない無色の世界へあっという間に侵食された。

あれから青年の目が覚めるまで少年は一人だった。周りは少年のことを心配して声をかけてくれていたが、少年は大丈夫と空元気で返すだけ。

毎日、青年のベットへ行き一日の事を話し手をずっとつないでいた。

ご飯のこと、天気のこと、依頼のこと道に咲いていた花、義妹が心配していること。毎日、青年が起きるまで言った。
このまま起きなかったらどうしようとは思わないようにした。そうしないと少年の気が狂いそうだった。

いつの間にかペットに突っ伏して寝ていたみたいで。
慌てて起きると、青年と目が合った。

少年は夢かと一瞬疑ったが、青年がガラガラの声で少年の名を呼んで見て、それがうれしくて。

青年に飛びついた。生きていると、目が覚めたと実感したくて、青年がやさしく手で背をたたくのに思いがこみ上げて。

無色の世界が再び暖かくて鮮やかか世界に戻って、少年は声を張り上げて泣いた。

4/18/2024, 1:47:22 PM

『無色の世界』6/44
目を開ければ、また退屈な色が私を迎える。
ただでさえ無機質な空間に舞い散る灰を吸いながら、カーテンを開ける。
太陽は鈍く輝き、くすんだヴェールが地に下りる。
黒い風になびく木々は梢まで色を失った。
鉛のような水を進む魚の鱗ももはや岩石と化した。
遥か彼方で白煙が昇りやがて薄く雲を覆う。
絶えず降り注ぐ灰に塗りつぶされたこの世界。
カーテンを閉めて、ひとつ、灰を吐き出す。
帰ろう。灰も光も白も黒も存在しない、無色の世界へ。
目を閉じれば、また退屈な色が私を迎えるだろう。

4/18/2024, 1:43:16 PM

『無色の世界』に生きていたら、周りだけじゃなく、自分自身も無色に見えるのかな。
自分だけ無色じゃなかったら、色々と考えちゃいそう。


自分も皆と同じように無色になろうと、無理に周りと馴染もうと頑張ったりするのかもね。
無色じゃないことを"個性"として受け止めて、のびのびと生きる人も中にはいそうだよね。


貴方なら、前者と後者どっちになると思いますか?

4/18/2024, 1:41:06 PM

無色の世界✨

すべての始まりは無色で

どう描くかは あなた次第で

あなただけに与えられた

無色の世界を

どれだけの色彩で どれだけのスケールで

描き続ける事ができるのか

この世に生を受けている限り…永遠と

完成を見ることの無い自分だけの世界に

どれだけ強い思いを込めて

描けるだろうか

俺はここにいると…強く

4/18/2024, 1:40:51 PM

問題です!
地球は何色ですか?
多分緑と青だよねー

じゃあ世界って何色だと思う?

私はねー無色かな
だってこの質問、聞いて同じ色を答えた人は少ないと思うし正解なんてないじゃん?じゃあ何色にもなれる無色が正解だと思わない?_

4/18/2024, 1:38:42 PM

ここはどこだ。

目覚めたのは、無色透明の謎の空間だった。


昨日は、お酒を飲み家に帰って眠った。そこまでは覚えているのにその先が見えない。

でも、居心地がいい。
ふわふわと浮いているようないい気持ちだ。

でもこの空間なんなんだ?
当たりを歩き回り手のひらで触ってみたが温度はちょうどよく、触った時に少しベタついた。

「うわっ、最悪だ。」

もしかして、これは夢の中で今触ったのって俺が…それ以上は想像したくなかった。

でも不思議なことがまだある。
それは無色と思っていた空間だが、たまににじいろの光が入るのだ。それに風にあおられてるのか空間が歪む時がある。

ここはどこなんだ。
俺は一体どうなるんだ。最初の好奇心は消え去り、不安と恐怖が募っていく。

俺はどうなる。どうしてこうなった。
俺はこの空間をどんどん叩いていく、その時。爪が当たったのかその場所から全体がパンっと弾けたのだ。

なんだ

そう思った時には、床がなく下に落ちていくだけだった。

無色の世界からいっぺん。青々と茂る芝生に落ちる。

そこで目が覚めた。

あれは一体なんだったんだ。

起き上がり体を触るとびっしょりと汗をかいているのではなく夢の中のベタついた感触があった。

気分が悪くなりベッドの横にある窓を開ける。
そこには、小さな公園がありこどもがシャボン玉で遊んでいた。

丸くて、無色でふわふわしててそんなことを思っている時に気づいた。

もしかしてあれは夢ではなくて実際にあの中にいたのでは…

シャボン玉の中だったらこのベタつきも分かるかもしれない。

俺はキッチンで簡易的なシャボン液を紙コップに作り、ストローの先を少し切って作った吹き棒をシャボン液に刺して、窓の外に向かってふく。

無色の世界はシャボン玉の中。
でも、太陽や風のおかげで虹色になる。少しのきっかけで人生は楽しく生きられるんだ。

4/18/2024, 1:38:30 PM

『無色の世界』
子どもの頃はいろんなことが新鮮で、色彩豊かな世界はなんでも輝いて見えた。
なりたい夢もあった。

成長するにつれ、世界は色を失っていった。
毎日代わり映えのない一日が過ぎていく。
夢なんてとうに忘れた。現実と向き合うだけで精一杯だ。

無邪気な子どもたちを見ると少しうらやましくなる。
俺の世界にまた色はさすのだろうか。

少しの色を求めながら、まだ色のない一日が始まる。

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