海へ』の作文集

Open App

海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/24/2024, 4:00:30 AM

行きたいわー
無心で眺めてたいわー
癒されたいわー

此処からだと
軽く100km走らならんけど
(白目)


(海へ)

8/24/2024, 3:50:44 AM

あの遥かなる地平線の先へ、船を漕ぎ出そう。
波を掻き分け、うねりをあげて進む大きな鉄塊はいまや希望を乗せた大いなる魚船。
いつか勝利を上げてくることを祈り、長き旅へ送り出すのだ。

8/24/2024, 3:46:03 AM

ゆらゆらしたい。

ちゃぷちゃぷしたい。

すいーってしたい。

ぶくぶくしたい。

ざぶんてしたい。

私の中の海洋生物が海へ還りたがってる。


〈 海へ 〉

8/24/2024, 3:40:53 AM

I'll write it later.




お題「海へ」

8/24/2024, 3:34:21 AM

海へ

暗い中海を目指す。
まだ産まれたばかりだから光につられて海に行けない時もあるけど
小さい体で一歩ずつ前へ。
海まであと少し、頑張れ。
波音が近づき水が足に触れると泳ぎ出し海に消えた。
頑張れ、君の世はきっと厳しい旅路になるだろうけど
逞しく生きるんだぞ。

8/24/2024, 3:27:45 AM

【海へ】

 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。 ある日、おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かけました。
 おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から、どんぶらこ、どんぶらこ、と聞き慣れない効果音が聞こえてきました。老眼鏡を外してそちらに目をやれば、なんと、人の体ほどもあろうかという大きな桃が流れてくるではありませんか。おばあさんはあっけにとられてその桃を見送ったので、桃はどんぶらこ、どんぶらこ、と川下へ流れていきました。
 そもそも、なにかふしぎなものがあるからといって、前準備もなく川に入るのは危険な行為です。自然派のカルトコミュニティに所属しているおばあさんは、山暮らしが長いため、川への安全意識がちゃんと備わっていたのです。

 さて、どこからともなくやってきた大きな桃は、行く先々の人々に不審がられ、誰にも拾われることなく川を下っていきました。そしてとうとう、海に出ました。そのままどんぶらこ、どんぶらこ、と海を漂い、やがて鬼ヶ島にたどり着きました。
 島の浜辺では、鬼の子供たちが亀をいじめていました。そこへ、唯一無二の効果音とともに大きな桃が流れ着いたのです。桃に気付いた子供たちは歓声をあげました。
「三時のおやつだ!」
「塩漬け桃だ!」
 桃は瀬戸内の太陽を浴びてじゅくじゅくに熟していたので、子供の手でも簡単に引きちぎることができました。子供たちが桃をちぎってはどんどん口に運んでいると、なんと、中から人間の赤ん坊があらわれて、おぎゃあと泣きました。
「げっ、人肉!?」
「やべぇ、鬼と人間は近縁種だから、食うとプリオン病になるぞ!」
「ひとまず父さんたちを呼んでこよう!」
 鬼の子供たちは桃と赤ん坊を浜辺に残して駆け去りました。
 桃のおかげで子供たちから開放された亀は、果肉まみれの赤ん坊を見て感動に震えていました。
「このおかたは、亀がいびられるときに降臨するという、伝説の浦島太郎はんに違いない!」
 亀はグリッチを駆使したRTAばりの瞬発力で赤ん坊をくわえると、海の中へと潜っていきました。
 余談ですが、桃を食べた子供たちはその晩腹を下してしまいました。いくら塩漬けといっても、海の水で塩漬けになったものは衛生上よろしくないので、やめておきましょう。

 さて、桃から生まれた赤ん坊は、亀に浦島太郎と名付けられ、竜宮城へ運ばれていきました。エラ呼吸はできないので溺死しかけていましたが、乙姫さまの奇術でなんとか息を吹き返すことができました。そしてそのまま、乙姫さまの養子になりました。

 桃太郎が乙姫の乳を吸っていたころ、鬼ヶ島は人間の襲撃を受けていました。山で柴刈り暮らしをしていた自然派コミュニティの代表者であるおじいさんが、新たな楽園を求め、侵略を開始したのです。
 おじいさんはまず〈犬〉と呼ばれる部隊で密かに鬼ヶ島を偵察し、〈猿〉と呼ばれる部隊で陽動を仕掛けつつ、〈雉〉と呼ばれる部隊で各所に奇襲をかけ、みごと鬼の楽園を奪い取ったのでした。
 ちなみに部隊の元気の秘密は、おばあさん特製の通称〈きびだんご〉。自然派ならではの違法なアレ入りで、最強ドーピング人間を作り出す恐ろしい丸薬です。ダメ、絶対。

 やがて時が経ち、桃から生まれた浦島太郎はすくすくと育って立派な若者になりました。竜宮城の絵にも描けない美しさや、タイやヒラメの舞い踊りをすっかり見飽きた浦島太郎は、人間の世界を見てみたいと思い、乙姫さまに願い出ました。
「かあちゃん、俺、ちょっと地上行ってくるわ」
「ああ浦島太郎よ、やっとこの日が来ましたね」
 乙姫さまは浦島太郎に小さな箱を差し出しました。
「これは竜宮城に伝わる〈玉手箱〉という名の最終生物兵器。もし地上で人類が愚かな過ちを繰り返していたなら、これを開けなさい。あなたはワクチンを打っているから、発症の心配はありません」
 遠い過去に人類から追われ、ドーム型の海中コロニーを造ってAIの亀を使役しながら密かに暮らしていた一族の末裔である乙姫は、浦島太郎に積年の想いを託して旅立ちを見送りました。
 浦島太郎は人造AI亀の背に乗って、まず鬼ヶ島に上陸しました。鬼ヶ島はかつて人が住んでいた痕跡はあれど、今は誰もいません。浦島太郎は廃墟を探索し、とある研究者の日記を見つけました。その日記から読み取れる内容は、こうでした。
 かつて、人間と仙桃と遺伝子を掛け合わせ、生まれついての不老不死仙人を造る〈桃太郎プロジェクト〉があった。だが、プロトタイプが研究所から流出してしまい、研究は中止となった。所長だった自分は桃を取り戻すべく、目撃情報を追ってこの鬼ヶ島にたどり着いた。腐った桃はあったが中身は行方不明で、おそらく波にさらわれたのだろう。なにもかもを失って嫌になり、島を侵略しに来たコミュニティと一緒になって面白おかしく暮らしていたら、コミュニティにどんどん人が集まるようになった。やがて面白くない人が面白くもないことを始めるようになり、コミュニティが崩壊した。コミュニティの終末はいつもこうだ。
 出だしと結論がまったく違いますが、日記なのでこんなもんです。
 いきなり自分の出生の秘密を知ってしまった桃太郎は、日記を抱えて研究所跡を目指すことにしました。再び亀に乗って、本土に渡ります。
「ゆうて浦島太郎はん、おたく三百年も竜宮城に引きこもってたんやから、研究所なんて跡形もなくなってるとちゃいます?」
「行ってみないとわからないじゃないか」
 浦島太郎は亀と別れ、川に沿って研究所を目指すことにしました。ほどなく、浦島太郎は五人の人間に出くわしました。
 人間たちが言いました。
「ああ、私たちの他にまだ生き残りがいたとは。ここで会えたのも縁というもの。一緒に海へ行きましょう」
「いや俺海から来たんだけど。なんで?」
「人類は戦いの末に滅び、もう私たちしか残っていません。あの波の下にこそ、極楽浄土という素晴らしい都があると聞きました。それで私たちは海を目指しているのです」
「そなた、海から来たということは、もしや、その都の者か。では、玉手箱という生物兵器を知っているな?」
「かあちゃんからもらったけど」
「それを渡せ!」
 人間の一人が、懐から手を引き抜きざまに発砲しました。
 銃弾は浦島太郎の左胸に命中ました。が、出血はありません。懐に忍ばせていた研究者の日記が、銃弾を防いでくれたのです。
「あっぶねぇ。玉手箱に当たってたらどうすんだよ」
 浦島太郎は玉手箱以外は丸腰だったので、すたこらさっさと逃げだしました。目指すは海です。人間たちもそれを追って駆け出しました。浦島太郎が海に飛び込んだので、人間たちも続いて飛び込みました。
 その日はあいにくの荒天で波が高く、人間たちは連日の強行軍で全員寝不足だったのと、ライフジャケットなどの装備品がなかったせいで、みんなあっさり溺れてしまいました。浦島太郎は亀のおかげで無事でした。
 こうして、玉手箱を使うまでもなく人類は滅びたのでした。こういう事故はよくあることですから、海へ行くときは、体力や装備などの準備を万端にして、天気予報をチェックし、安全確認を怠らないようにしましょう。めでたし、めでたし。


------------
金曜はお休みしたので、そのぶん今日書きました。たまにこういう頭空っぽなバカバカしいお話を書きたくなります。言うて頻繁に頭空っぽなものを書いている気もしますが。
いつも♡をありがとうございます。

8/24/2024, 3:18:46 AM

海へ

”出かけよう、海へ行こう!”
貴方が言う
”良いよ!”
私が言う
貴方がくれた麦わら帽子を被って
とても楽しかった
とても綺麗だった
貴方も、私もはしゃいだ
笑顔あふれる1日だった
”また行こうね”
貴方が言う
”絶対ね、約束だよ”
私も言う
でも約束を守れなかった
これが貴方との最初で最後のお出かけになるなんて誰も
思いもしなかった

8/24/2024, 3:17:41 AM

海に行きたい、彼女は度々そう言った。
港町出身の彼女にとって、海は決して特別なものではなく、それこそ5分も歩けばそこにあるようなものだったそうだ。
それがなんの因果か、海無し県に家を構え、海に興味のない男と結ばれて、海とは全く縁のない生活をするようになった。
そうなってはじめて、彼女は自分にとって、海が大切な存在であることに気づいたらしい。事あるごとに海に行きたい、と言うようになった。
しかしここから最寄りの海までは、車で軽く四時間はかかる。出不精の二人にとって四時間は遠すぎた。結局彼女の願いを男は毎回聞き流し、彼女自身も積極的に主張を押し通そうとはしなかった。

そんな暮らしを続けて何年経っただろうか。彼女に病が見つかった。進行の早いもので、最早手遅れだった。彼女の体力は急速に失われ、医師も匙を投げた。
彼女の希望で積極的治療は中断し、緩和療法のみ行うことにした。部屋の中でへらへらと笑う彼女は、男にはいつもどおりに見えた。
海に行きたい、久しぶりに彼女の口からその言葉が飛び出した。片道四時間のドライブ、今の彼女にはとても耐えられない距離。
それでも、男は車を出した。最期の願いとわかっていたから。
こうなる前に連れて行ってやればよかった、後悔が胸に広がる。そんな男の心中を知ってか知らずか、彼女は助手席で静かだった。ずっと、ずっと静かだった。


(お題:海へ)

8/24/2024, 3:08:03 AM

海へ行こう
そう約束したはずなのに、なぜ君は、いないの?
「なんで」
泣いた、泣いて、泣きつかれ、諦め、嘆き、悲しんだ、
君を思い出しては、泣き、諦めては、,思い出し、泣き、の繰り返し、
これにも疲れた
泣いても、泣いても、思い出しても
      『君は、』
          「帰って、来ないのに」
その後のことはあまり良く覚えていない、
そのまま家に帰ったのか、
はたまた、公園にでも、よってから帰ったのか、
君ならわかるのだろうか。
その後、こんな夢を見た、
『君が、海辺で手を振っている、そんな、そんな夢を見た。』

8/24/2024, 3:06:56 AM

「俺さ、もう海から生まれたんじゃねえかなって思うんだよね。」

「お前何言ってんのさ。お前にはちゃーんと母さんと父さんがいるだろって。」

「だぁぁー!そうじゃねえんだよ!海が好きなの!!」

そうやってカラカラ笑っていた君はもうこの世にいない。あの世で元気にしてるだろうか。いや、心配するまでもないか。海に帰れてきっとあいつは幸せだろう。

今日であいつがいなくなってから3年の時が経つ。
案外時が経つのは早いもので、馬鹿みたいに騒いでたあの日々が昨日のように思い出せる。
俺は久しぶりに友がいなくなった場所に来た。
海で遊んでいて溺れた少年を助けるために飛び込んだことが死因だそうだ。

今日の海は嫌と言うほど穏やかで、あの日のことなど無かったかのように太陽の光をきらきらと反射させている。

「ばっかやろーーー!!!なにやってんだよ!!俺は!もっとお前と遊びたかったわ!!あほーー!!」

今更何を言ったってあいつには届かない。
わかってるけど、わかってるけど言わずにはいられなかった。馬鹿だよ、あいつは。自分の命捨ててまで人のこと助けるんだから。俺にはできねーよ。

『馬鹿はどっちだよ、俺の分まで楽しめって。』

「え?」

隣を見ても誰もいない。でも確かにあいつがいた。
ふと爽やかな風が吹き、髪を乱し、頬に流れた一筋の跡を冷やしていった。
まるであいつが俺を慰める時みたいに。



『海へ』

8/24/2024, 3:06:11 AM

#海へ

凪いだ海…
穏やかな海
静かな海…
陽の光をキラキラ光らせて
サラサラと波が打ち寄せる

荒れ狂う海…
怒りの海
全てを飲み込む海…
嵐の最中真っ黒い波が
ドンと立ち上がりザバザバザバーンと荒れ狂う

どちらも私の心の海…
人には見せない心象風景…

8/24/2024, 2:42:24 AM

海へ
私は貴方の様な青色でキラキラした人が好き。深い所まではいけないけど、好きでしょうがないの……

8/24/2024, 2:41:06 AM

やっと出会えた僕の天使が死んだ。うっすら青みがかりはじめた乳白の頬はすんでのところで皮の向けた桃のような感触を保っている。僕の理想郷、僕の幻想、僕の芸術、僕の少年。これがただの物体と化すまでは僕のそばで眠るが良い。そのときが来たら、そのときは。ふたたび僕の元へ舞い降りることを祈りながら、その骨片を海に還すことにしよう。月を映す夜の海か、太陽を散りばめた昼の海か。僕の天使に相応しいそれを思いながら、今日も僕は僕だけの天使の横でじぃっとその頬を見つめていよう。ただの物体になったそれに対する酔狂を忘れぬように。

8/24/2024, 2:37:18 AM

海へ

果てしなく続く海も

実は果てがあって

それは夢がない

と言いたいのではなく

どんなものにでも

いつか終わりがある

ということ

今辛くても

悲しくても

いつかは終わるから

8/24/2024, 2:29:56 AM

誇らしさ(番外編)⑲の続き

海へ(番外編)⑳

●再びの海

サーフボードに飛び乗りハイネ波を捕まえ
波に乗る。
色付きグラスの眼鏡を掛け日差しを
避けると再びの波を捕まえに掛かる。
そうしてまた一気に乗りボードの上を足で
踏ん張り波の道をまた駆ける。

ザブンと大波が来てハイネの体は、
ひっくり返り海に吞まれるがハイネは、
それも楽しくて気持ちがハイになっていた。
「最高~」ハイネは、思わず拳を空に
突き上げる。

今日は、また皆で海へ来ていた。
しかも前みたいに海の家のバイト終わりとかでは無く純粋に海水浴に来たので
民宿に着くやいなやハイネは、
速攻で水着に着替え前からやりたかった
サーフィンに没頭していた。


一方ミーナ ナイト シズクの三人は....

「ミーナ.... ナイト....ごめんね....」
「何言ってんの全然だよ!それに
僕は、サーフィンとか向いてないんだよね
ハイネみたいにあんなに夢中になれないや」

「ほらシズクゆっくりで良いからね!」
ミーナが浮き輪を装着しているシズクの
両手をゆっくりと引く
シズクは、ミーナに手を引っ張られながら
体を浮き輪で浮かせゆっくりと泳ぐ
シズクは、ミーナとナイトに付き合って
貰いながら苦手な泳ぐ練習をしていた。
(よいしょ よいしょ)シズク何とか
両足をバタつかせ泳ぎの形を保っていた。

「そうシズクその調子よ!」
「頑張れ!頑張れ!」ミーナとナイトが
応援してくれる声を聞きシズクは....
(あ....)と昔の事を思い出す。

『シズクその調子よ!』『頑張れシズク』
(お父さんとお母さんもこうやって声を
掛けてくれて泳げない私を応援してくれた...)お父さんとお母さんの事を思い出し
懐かしい思い出がシズクの中に蘇る。
(そうして海で泳いでたら大きな波が
来てそうしたらお父さんが...)
シズクが思い出の波に没頭していると...

「ちょっとハイネ何やってんの~」
「ちょっとハイネこっち来ないで」
ミーナとナイトの声が聞こえてシズクが
思い出の波から浮上すると....

ザッパ~ンと大きな波がシズク達に
押し寄せシズクは気が付いたら大きな波を
被っていた。

シズクは波を被り混乱してパニックになる
いつの間にかミーナの手を離していた。
シズクは少し海の水を飲んでしまう
(ミーナ....ナイト....)シズクは海の中で溺れ掛け怖くなる。
すると大きな手がシズクの体を持ち上げる。
海から上昇したシズクは、体が浮上し
ハァハァと息を吐く。
海の水を飲んでしまい少し鼻の奥がツンと
して痛い。
シズクは、気持ちが落ち着いて周りを
見回すと....
「シズク大丈夫!!」「ハイネあんた
シズクに謝りなさいもう少しでシズク
溺れる所だったのよ!」

「うるせ~なぁだからちゃんと助けただろうが~ 波が俺を呼んでたんだよ!」

ハイネは、シズクが波に吞まれて行った
所を目撃し一目散に助けに行ったのだが..
意地っぱりな性分が出てしまい
つい心にも無い事を言ってしまう
(俺の馬鹿.....)内心では、後悔しつつも
素直に謝れない。
見るとシズクが丸い目で、ハイネを見上げていた。
するとシズクがハイネにだき抱えられながら口を開く
「ハイネって....」シズクの言葉にハイネの
肩がピクリと上がる。
「何だよ....」ハイネが嫌われたかもと内心
びくびくしていると....
シズクがにっこりとハイネに笑って....
「ハイネってお父さんみたい!」
シズクのその言葉にハイネは、固まる。
それを聞いたミーナとナイトも笑いを
堪える様に肩を震わせていた。

「はぁ~あテメェ寝ぼけてんのかぁ~
もう一回海に沈ませるぞ!」
ハイネが拳でシズクのほっぺたをグリグリとする。
ほっぺたをグリグリとされ痛がるシズクは、涙目になり「ごめんなさい....」と
ハイネに謝った。

こうして二度目の海は、いつも通り
がやがやと過ぎて行った。

8/24/2024, 2:28:50 AM

海へ

微かな波音が木霊して
ほのかな塩が漂った。

夏さも知らない白波は
海にのって旅をする

街の向こうには海がある
彼方へと繋がる海がある

海へと願い 永遠なる海と戯れたい
海へと祈り 更なる旅路の1ページ

海へとむかい 打ち寄せる波を横目に
わたしは飛び立った

8/24/2024, 2:18:40 AM

海へ行くなら夕方がいい
日の沈むのを眺めに行こう。

砂浜で遊んだら
夕日の見える涼しいカフェで
温かい紅茶でもいかがかな?

真夏の刺すような太陽も少しは
柔らかくなってきてる頃

夕暮れの海に行ってみようよ

8/24/2024, 2:16:20 AM

お題『海へ』

「もし私が死んだら、骨は海にまいて欲しいの」
 そう昔付き合っていた、今は亡き彼女に言われた。彼女は体が弱く、病と闘ってたんだけど結局帰らぬ人になってしまった。
 体が弱くても僕はずっと彼女のことが好きで、やっと付き合えて半年経つか経たないかの出来事だった。
 彼女の意向でお骨は僕に託されたので家にあるけど、十年経った今でも僕はまだ彼女との約束を果たせていない。
 それだけ彼女を忘れられないし、なによりまた大切な人を亡くしてしまうのが怖い。
 最近、僕に告白してきた女性がいた。「忘れられない人がいる」「喪うのは怖いんだ」と断ったけど、女性は
「私はその貴方の大切な人を超えられないかもしれないけど、貴方よりも一日でも長く生きると約束したら付き合ってくれますか?」
 と言っている。返事は保留だ。
 僕もそろそろ前を向かなくてはいけないのだと思う。

 今、海が見える丘の上に立って、僕は彼女のお骨を抱えている。
「十年、とどまらせてしまったね」
 これは僕のエゴだ。彼女を忘れたくなくて、はなれたくなくてずっとそばに置いておいたんだ。
 僕は砕いたお骨の粉を手に取り、それを開くと風に舞って彼女の一部が海に向かって飛んでいった。まるで意思を持っているかのようだった。
 また彼女の一部を手にとっては風に手伝ってもらって海に運んで、を繰り返す。
 最後の一握まで終えると、いよいよ彼女があの世に行ってしまったのではないかと思えて僕はその場に膝をついた。本当に彼女がいなくなったと思え、僕は襲い来る喪失感から一人体を震わせて、涙がこぼれるのをおさえられなくなった。

8/24/2024, 2:04:03 AM

海へ

 子どもの頃以来だな、海なんて。というか遠出自体が大人になったら難しい。

 いこうと思えばいけるけど家でごろごろしてたほうが安上がりで体力も回復できるからな。いく理由がない。

 でも最近まんがで読んだけど多少体を動かしたほうが体は回復するらしいな。

 まぁ体を動かしたほうが心身共に健康的だってのはわかるけど貴重な休みを外出に使いたくないんだよね。

 だけどその貴重な休みでなにをするかといったらなにもしないんだよなね。本当にただぼーっとしてるだけで一日が終わる。

 最近はだめだな。小説もなんだか書けなくなってきたしスランプってやつかな。

 やる気はやり始めてから出るものだから書けなくても書かないといけない。それはわかってるんだけど書けないんだよね。

 もはや俺にないのはやる気じゃなくて生きる気力なんじゃないかと思ってきてる。本格的にだめになってきたな。

8/24/2024, 2:03:34 AM

夜の海には、死にたい人を引き摺り込む魔物がいる。
どこかでそんな話を聞いた事がある。
いつも明るかった彼女は先日海に消えた。
私は彼女が好きだった。明るい性格の奥に潜むその死にたがりをも愛していた。
彼女が自分で生を断つ事を選んだのだ。魔物なんかに彼女が奪われた訳ではない。私は彼女の選択を肯定したかった。それが私の彼女への友情だった。
そんな事を思いながら、私の足は彼女が溶けた海へと自然に向かっていた。
魔物とは水面に揺れる二つ目の月か、この足の冷たさか。彼女はこの海で私を思い出してくれていただろうか。
彼女と生きていたかった。ただ同じ走馬灯を見れたらよかった。
時は夜、この海は私の人生で一番魅力的だった。

Next