海へ』の作文集

Open App

海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/23/2024, 1:23:19 PM

もうすぐJKライフ初のの体育祭がある。
ダイナミック琉球とやらの応援をするらしい。
タオル振り回したり、クラスT着たり、文化部で陰キャの私には味わったとのない青春が、一気に押し寄せてきている。

8/23/2024, 1:20:35 PM

海へ  

「海へ戻っておいで、人魚姫」

海面から顔を覗かせたお姉さま達から口々に説得される。 
だけど、あぁ 私は…私は、もう海へは戻れない。

だって地上はこんなにも素晴らしいんですものー!!

見るもの全てが初めてで刺激的、ワクワクが止まらない。カラフルなお菓子も魅力的。言葉が喋れなくたって何のその、身振り手振りと笑顔で乗り切る。
この身が次の満月までというならば。
上等だ、限りある時間を満喫するまでのこと!地上の素晴らしさを知ってしまえば、もうあの暗く退屈な海へなど帰ることは出来ない。

そう腹をくくれば。当初の目的であった王子様になど構ってられない。そもそも命の恩人であるこんな美女を他の女性と間違うなどあり得ない!

そうして。来るべき満月までの日々を悔いのないよう精一杯満喫した人魚姫は。満月の夜を過ぎた後も。地上で元気に暮らしている。
本来人魚が口にすることのない地上の食べ物を食べまくった人魚姫の体は内面から作り替えられ、魔女の呪いなど何のその。見事打ち負かしてしまった。

海へ。
あの時戻らなくてホントに良かったわ。
お姉さま、人魚姫はたくましく生きていきます。

8/23/2024, 1:20:21 PM

「海へ」

海が近づくと空が開ける

生まれも育ちも山育ち。どこにいても山が見える環境で育った私には、山が見えない景色は新鮮なのだ

8/23/2024, 1:19:28 PM

海へ

海へ行こう
海で波の音を聞こう
海を眺めよう
海で夕日をみよう
海は私の心を癒してリフレッシュさせてくれる
世の中に自然があって良かった
綺麗があって良かった
いつも気持ちを綺麗にしてくれてありがとうございます

8/23/2024, 1:18:36 PM

海へ
還るように死にたい

ある本で
「クラゲのように死にたい」とヒロインが言った
クラゲは死んだら水になって
形にも残らないらしい

それは
少し切なくも感じるけど
何も残さないで死ねるのなら…と考えた

だから私はクラゲのように死に
地球の7割の存在の一部になりたい

8/23/2024, 1:16:27 PM

ゴォー
ザザーン
チャポチャポチャポ
繰り返す波音
水平線を横目に
砂浜を歩く

薄グレーの空
白い飛沫を上げながら
押し寄せてくる波
薄緑グレーの海
遠くに霞む船

海から見たら
近いと思ったのに
辿り着かない
砂浜を突っ切って
上の道路に出ても
まだもっと上に見える

坂道をくねくね歩く
やっと見つけた
おしゃれなカフェ
高台から眺める海
また違う意味で感動する

ポツポツポツ
雨が降り出した
次第にザァーと
激しさを増す
天気予報通りだ

雨の日の海は
色がほぼグレーの
グラデーション
本当は青い海が見たかったけど…
雨の日の海も風情がある
美味しいランチを食べながら
またこんな日も良いな…と
目の前の風景にただ想いを馳せた

〜 海へ 〜

8/23/2024, 1:16:05 PM

最近、気になっている人がいる。
名前は海江さん。

いろんな部署で噂になるほど仕事ができて、みんなに慕われていて、背が高くて、美人で…
どうにかお近づきになりたいと、ずっと思っていた。

そんな自分が、仕事でなんとか海江さんと知り合うことができ、そこから努力を重ねて親睦を深めたある日。
自分は彼女を海に誘おうと決めた。

「海へ行きませんか、海江さん」

昼休み、一人でいたタイミングで思いきって話しかけてみる。

「いや、えっとあの、海江さん、海似合いそうだからな~ってなんとなく思って、その、だから、」
面食らったような顔の彼女に、必死になって説明する。わずかな下心は隠して。

すると、彼女は突然ぷっと吹き出した。

「だじゃれですか?」

今度は自分が驚く番だった。今のやり取りを思い返して、はっと気付く。

「え、っと、そんなつもりはなくて!ただ純粋に誘っただけで…」

弁解しようとした自分に、彼女はさらにクスクス笑う。そして言った。

「いいですよ。行きましょう、海」

「…えっ」
「二人だけですか?」
「あ、その、つもりです」
「分かりました。日にちは?」
「まだ、決めてません…」
「では今日の業務終わりに話し合いましょう。あと時間と、場所と、いろいろ決めないといけませんね」
てきぱきと話を終え、「そろそろ時間ですね」と言いつつ部屋の扉を開けた…と思ったらふいと振り返って、微笑みながら

「楽しみにしていますね」

と言い残して去っていった。


…海江さん、すんなり承諾してくれたな。
二人きりなんて、デートみたいなものなのに。
しかも、あんな笑顔まで向けられて。
あちらにそんな気はないと分かっていても、期待せずにはいられない。

浮かれた自分は早速、スケジュール調整を始めた。


【海へ】

8/23/2024, 1:12:04 PM

ようやく着いた。
ドアを開けて、砂浜に降り立つ。
懐かしい、濃い潮風が広がっている。

靴を脱いで、裸足で砂を踏む。
熱砂が、肌を焼く。
日の熱を蓄えた熱さが心地よい。

磯の香りは、ベタベタと鼻につく。
波の音が、鼓膜を安らかに柔らかく揺らす。
帰ってきた。
帰ってきたのだ、海へ。

砂浜を走り出す。
白波の立つ方へ。海へ。

足を海水が濡らす。
浅瀬の海は少し緑がかっていて、粗い砂が溶けていて、透明感のあるぬるい水に流された砂粒が、ザラザラと足に心地よい。

帰ってきたのだ。
どこまでもどこまでも広がる、この海へ。

足を進める。
進むたび、海水がどんどん満ちてくる。
足へ、くるぶしへ、足首へ、ふくらはぎへ、太ももへ。
腰へ、腹へ、胸へ、顎へ。

海へ、海へ、海へ。

身体はどんどん海水に満ちていく。
ようやく海へ着いたのだ。
これでこの渇きとも、この身体ともおさらばだ。

海。僕たちの故郷への道。
海。僕たちの生きる場所。

借りていた身体の口から滑り降りる。
海水の、ヒリヒリとした水が体を包む。気持ち良い。

僕は泳ぐ。
渇きを癒す。
自由を満喫する。

今日は満潮。
僕たちの故郷と、海が、一番近くなる日。
僕たちは、海を通じてこの星に降りてきて、この星のヒトに寄生して。
ヒトの脳で幼少期を過ごした。
大人になった僕たちは、今日、故郷に帰るのだ。

地球の海から、月の海へ。
育った故郷から、生まれた故郷へ。
故郷の海から、故郷の海へ。

塩のキツい海の水が心地よい。
波間から差し込んでくる、煌めく日差しが眩しい。

夜まではまだ時間がある。
それまでこの海を楽しもう。満喫しよう。

僕は潜る。
海へ、海の深いところへ。
ヒリヒリと体を撫でてゆく海水が心地良い。

海は変わらない。
変わらずに穏やかで心地良い。
波が、僕の体をいつも、いつまでも、優しく揺すっていた。

8/23/2024, 1:11:50 PM

打ち寄せる波

永遠に続く波の音

潮風から漂う海の匂い

砂浜に座り込み

ただ静かに波音を聴く

目を瞑り潮風に身を預け

海の声を聴いている時間は

穏やかで

地球の呼吸と共に在るように思える

海の中を自由に歩けたら

どんなに楽しいだろう

遠い未来

ヒトは海に還るのだろうか

小さな貝殻を母なる海の波に渡し

また来るねと命の母と約束を交わす






「海へ」

8/23/2024, 1:10:41 PM

恋というのは、もっと楽しいものだと思っていた。
こんなにも苦しいのなら、恋なんてしなければよかった。

叶う希望なんか一ミリもない。
なら、お願いだから、
そんな屈託のない笑顔を向けないでくれ。

親友だよな、って微笑まれることがこんなにも苦しいなんて思いもしなかったんだ。

避けるような態度を取ればいいのかもしれないが、理由を知らないあいつはまた無邪気な傷ついた顔で仲直りしようって突っかかってくる。
 
好きなのにこれ以上進めやない。
離れられもしない。

こんな恋、いらなかった。

海へ、海へと進んでいく電車に揺られる。
この電車に自分の恋情を乗せて、無理やりあいつから引き離してくれればいいのに。
まあ、できないから海へと向かっているのだけど。

電車から下りて、ざくと砂浜に足跡を残して海へ海へと歩いていった。
きっとこれで終わりにできる。

じゃあな、死ねるくらいには好きだった。
死なないといけないくらいには好きだったんだよ。

届きやしない想いと共にからだを海に沈めた、最期のこと。



─海へ─ #42

8/23/2024, 1:10:19 PM

暗室のくらげは海を知らぬのか 「いつか海へ」と泳いでるのか

8/23/2024, 1:10:10 PM

空の青を写し取って、太陽の光を浴びて、水面がきらきらと輝いて波を打つ。
堤防からその様子を見つめて、眩しそうに彼は目を細めた。
じんわりと蒸し暑い真夏の事。
青空を覆い隠さんとする入道雲が、水平線の向こうから襲いかかるように伸びている。

「海で戦えることになったんだ」

彼は、抑揚のない声でそう言った。
自分はただ輝く海を眺めながら「そう」としか言えない。
行かないで、なんて。誰かに聞かれでもしたらどうなるか。

「おめでとう、良かったね」

それしか、言えなくて。
彼はその言葉を聞いて「うん」と、どこか嬉しそうに言った、気がする。
顔は見えない。見たくない。泣いてしまいそうだから。
それから、彼は立派に海へ出て。
結局、帰ってくることはなくて。
数年後。
あの日と同じような空と海を一人で眺めながら、自分は黙って手向けの花を海へと投げ入れた。

「海へ/20240823」

8/23/2024, 1:07:59 PM

海へ

誰がくるか決まったか? そうか一人しか来ないか。まあ来るだけいい。こないだの地引網は正直酷かったもんなあ。朝5時から支度して網置いて子ども会総出で(親がもちろん主に引いて)とれたもんといったらイシモチが十匹とスズキとマダイが一匹ずつだったもんな。子どもたちはクラゲつついて喜んでたが。ともあれあの地引網で一人海に行きたい子がいて親もokなんだな? じゃあ明日から海だ。ここ伊栖摩では昔から海に行きたい子を海にやる。海に行きたい子はだいたい祖先も海にいたのだ。おれはそういう海に行きたい子どもたちを何人も送ってきた。あいつらは「行きたがった」それは確かだ。でもおれはときどき不安になる。海に行きたがる子どもたちの顔。ぎょろりとした大きな離れがちの目が平たい顔にのってる、あの顔立ち。あいつらが海に帰ると豊漁だ。最近はシラスもろくにとれねえ。あいつらは海に帰れ。

(このお話に出てくる伊栖摩市はアメリカのインスマウスと姉妹都市提携してると思います)

8/23/2024, 1:07:17 PM

海へ

人は死んだら骨まで残らずボロボロになる

目の前で眠る君さえ、
今にも目を開けて微笑んでくれそうなのに
その手に触れれば冷たくかたい
ああ、生きてないんだ、と何度も何度も思い知らされる

その手を何度も握り返してきた日々を
僕が死ぬまで、決して忘れないと誓っても

いつか
君のぬくもりを忘れていってしまう

絶対に忘れるわけがないと誓った
愛おしく響いていた君の声を
僕はいつか忘れてしまう

僕は君が居なくてさみしい

さみしいよ

8/23/2024, 1:06:58 PM

海へ


海へ来たものの
海を見たいわけではなかった

長いこと忘れられない
たからもののような思い出が
胸の奥に仕舞ってあり
箱を開くようにして取り出しては眺めるのだった

重ねてきた思い出を見ることでがんばって来た

過去のものだという認識ができないと
いつまでも思い出にはならないものだ

それは恋が終わり
泣いたあとになって
初めて見つけることができるような類のものだった

失恋をしたわけではない
人生が上手くいっていないわけでもなかった

心に淀んたものがたまると
私は海へ行った
その時は気づかなかったが
思い返してみれば
海へ行けばいつも心が洗われるような気分になって帰ることができた

海はいつも心を真っ更にしてくれた

今はもう海へ行く必要はない
昔よりも心おだやかに過ごせるようになった
つらいことが無いわけでもないが
苦しかった思い出も役に立っている

幸せだった時に帰れるとしても
過去に戻りたいとは思わない
過去にもつらいことはあったのだ
それが却って今を善くしているのかもしれなかった

捨てたいものがあるならば海へ行け
泣きたいならば海へ行け
波が繰り返し持ち去ってくれるだろう
もう何もないくらい空っぽになったら
家に帰ろう
心の中の家に

8/23/2024, 1:06:54 PM

ジーンズの裾をたくし上げ、波打ち際で大きく手を振る君。空は快晴。コバルトブルーの海面から、眩しい程に真っ白な波が何度も打ち寄せる。でもやっぱり君の笑顔が一番眩しいや。

8/23/2024, 1:04:49 PM

「海月になりたい、何も感じず、美しい、海月に。」
あの子はよく言っていた。
「海月ってね、死んだら溶けて消えちゃうんだって。」
だから、私は海へ行く。
海の中で死んだなら、海はとても薄まった私になるから。
そしてずっと待つの、あの子が海月として私の中へ浮かびに来るのを。
あの子が溶けて、私に混ざる瞬間を。

8/23/2024, 1:04:39 PM

たぶん



海へ
行くときは



サンダル
より


長靴



たぶんね

8/23/2024, 12:56:35 PM

海へ

海へ行こう。
って毎年言うけど結局行けてない13年。海辺の町に住んでると海の景色に特別感無いし、いつでも行けると思うと予定がなかなか決まらない。
海が身近にあることは私にとって当たり前で、海はどうでもよくて特別な感情は湧かないけど、海が身近にない人にとって海はどういう存在なんだろう。未知の世界なのかな。海岸線や水平線を見てノスタルジーに浸ったり、潮風を感じたりする想像をするのかな。
海が身近にあるせいで海に対して感情が動かない。人って珍しいことや知らないこと、自分とは遠い物にほど心が奪われることがある。私は海を知らない世界で海を見てはしゃいでみたかった。

2024.8.23 3

8/23/2024, 12:56:16 PM

∮海へ

なんとなく、家を飛び出してみて

ふと海が見たくなった。

路面電車に揺られながら舟を漕いでいると
開いている窓の風が髪をくすぐる

重たかった瞼を上げてみれば
潮の匂いと共に一面の青が飛び込んできた

その日は雲一つない快晴で、まるで水平線が空にとけているようだった。

思わず衝動に駆られ、停車駅で見知らぬ土地へ降り立つ

うだるような暑さと駅員室の風鈴が夏を詠んでいた。

海にたどり着くのは簡単だった

どうやら小高い丘の上に自分はいたらしい
ゆるやかな傾斜をひたすらに下っていく

途中にある昔ながらの駄菓子屋でアイスを選ぶ小学生やブレーキを知らない高校生が二人乗りで駆け抜ける様は夏の1ページにふさわしかった

いざ海を目の前にして

ここはやはりと言うべきか、緑がかった海水がそこにはあった。
ところどころに浮かぶビニール袋が波に揺れている

そのまま塀に沿って歩いてみれば海水浴場の姿が見えた

さらに進めばそこで道は終わってしまった

誰も使っていないような階段を見つけそっと降りる

宛もなく消波ブロックの上を渡っていれば、5㎡程度の砂浜に出た

街の喧騒が遠のき、波の音だけが頭に響く。

靴を脱ぎ捨て足で海に触れば、ヒヤリとした水特有の感覚にさらされた

私の中の何かが、ずっと探し求めていたものを見つけたように満たされていった。

(また来よう)

今度はちゃんと、全てに向き合ってから。

Next