『海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
海をみてると心が浄化される気がするから好き。
海が大きすぎるがゆえに
自分の考えてることが小さく感じる。
心に吸い込まれそうな時は
海にいきたいなあ、、、
大丈夫って思える。
海を見に行っても何も解決しなかった。広い鏡面。揺らいで、光の届かない未知を堪能している。私はその生命のスープの中に溶け込むことが出来ない。ここに私の群れは無い。波は誘うように広がって、惑わすように引いていく。物としての私は歓迎しているらしい。
しかし、駄目なのだ。私の中には物語がいるから。サンダルの底から水が染み出す。小学生の私がそこで燥いでいる。鼻に水が入って泣いている。中学生の私が日傘をさしている。日焼けに文句を言っている。私が「もう帰る?」と聞くと不服そうな顔をした。
そう。それなら、もう少し。
知ってるかい?
生命の起源は海だそうだよ。
だからかな、主はよく最期は海に還りたいと言ってるよね。
きっと世界のひとつになれるからって。
また大切な誰かに会えるかもしれないって。
じゃあ僕たちはどこへ還れるんだろうね。
炎に焼かれても玉鋼に還ることも溶けることも出来ない僕たちは。
ああ、僕も海へ還れたらいいのに。
そしたらまた君と出会えるかもしれないから。
海へ
海へ
海にじゃがりこを浮かべる
それはもう海ではなく海風味のじゃがりこだ
ポテロングより
チャレンジ34(海へ)
海へ行くのは、考えをまとめたい時
夕焼けを見たい時
大切な人と星を見る時
家族で海水浴に行く時
人生の流れとともに、海へ行く目的が変わった。
海へ
山へ降った雨が染み出し流れて川になりやがて海へと流れる。
この水についてはまだわからない事がたくさんあるのだそうです。海についても、まだ人間が到達できたところの方が少ない。自然に関しては人間はまだお手上げで知らないことの方が多い。
わからないことを知りたがる探究心は人間の素晴らしい部分で、とてもロマンがあります。
某海賊マンガのように海へと出てロマンを追い求める様は羨ましくもあり、なぜか胸の奥でキュッとなるのです。
海へ行こう
生命が生まれた場所へ
きっと
全ての記憶の根源が
そこにあるはず
「お姉様。こんなところにいましたの?
ずっと探してましたわ」
やっと見つけた。急に私の前からいなくなってずっと探していた私だけのとても大切で愛おしい片割れ。
「ずっと一緒ってお約束してましたのに、どうしてですの?あぁ。でももう大丈夫ですわ。もう離れません。どんなことがあっても。お姉様が何を抱え込んでいようと私がずっと隣にいますわ。一緒に背負わしてください。」
お姉様に歩み寄っているはずなのに一向に縮まらない距離に焦りを隠せず口が止まらない。
「…。どうして私の言葉に返してくれませんの?
お姉様?私何かしてしまいましたか?何かご機嫌を損ねるようなことを、、、」
「 」
「っ?申し訳ございません。波の音が少々大きくて聞こえませんの。もう少しお側に、、。っ?」
自分の発言で今まで一度も止めていなかった足を思わず止めた。
…波の音?私は今、海。浜辺にいますの?
そうあたりを見渡すがここに来た時から辺りの様子は変わっておらず真っ白な空間が無限に広がっていた。
ここにきたときはサンドラを見つけた喜びで辺りをよく確認していなかったが、自分たちが今いる場所は明らかに自然的な空間ではなかった。
現実離れしている。
…ここはどこなのかしら。それにこんな空間で波の音なんて。、、いいえ。今波の音は聞こえませんわ。
波の音が聞こえたのはお姉様がお話になられた時だけ??
「お姉様?」
辺りを見渡していた視線をサンドラがいたところに戻すと、恋焦がれていた姉が目の前にいた。
「っんもう。びっくりしましたわ。でもやっとお側に来れましたわ。ふふ。もう意地でも離れませんわよっ。
私はあのお屋敷から解放された時から何年も。ずっとずっと探していたんですのよ。お話ししたいことがたくさんーーー」
「 」
サンドラがまた口を開き何かを言ったと同時にジェシカを強く突き放した。
「え?お姉様は私を拒絶いたしますの?」
視界が滲み、声が震える。
頭の中が「どうして?」で埋まり上手く思考ができない。
一度も向けられたことのない強い拒絶と冷たい眼差し。
その事実だけで体も頭も上手く働かない。
離れ離れになる前までは当たり前に感じていた確かな温もり。
毎日毎日、いくら聴いても心地の良い声。
いつだって私を安心させてくれる大好きで落ち着く匂い。
あまり表には出さないけれどいつだって私を一番に考えてくれる不器用な優しさ。
…なんとか私だけは生かそうと必死に考え、臆することなく議論に参加していた横顔。
巨大で抗うことすらできない存在に怯える私に何度も「大丈夫」と繰り返してくれていた少し震えた声。
最終日になった夜に、私を食べに来た狼の間に無理やり割って入り飛び散った赤。
それに比例し時間と共に青白くなっていく体。
お揃いの瞳から溢れる涙と一緒に次第になくなっていく光。
最後まで私を見つめ掠れる声で弱々しく繰り返される私の名前と大丈夫という言葉。
あぁ。あああああぁあぁあああああぁああああ。
思い出してしまった。私がお姉様に愛されていたことを。
お姉様自身の命より私の命を優先させたことを。
もう。お姉様はこの世界にいないことを。
「だって。だってっっ。GMさんが言ってたもん!
これはゲームだって。お姉様が真っ当されたお役目は私が生き残ったことで勝利されたって!!!!
だからっ。だから一緒にお屋敷出られなかったけれど、勝ったっていうことは生きてるってことでしょう?
だからずっと探してたんだもん!私はお姉様がいない世界なんていらない!私はお姉様と一緒にいたい。
もう…もう置いていかないで。1人にしないでっ」
嗚咽で上手く喋れない。
視界が滲んで何も見えない。
酸素が足りなくてフラフラする頭。
耳元で微かに聞こえるピーーという謎の電子音。
でもここで楽になれば。私はお姉様と一緒にっ。
そんな考えが浮かんだ瞬間バチンと頭が弾かれるような強烈な痛みを感じた。
耐えきれずフラリと倒れ、頭を抱えながら顔を上げようとすると懐かしい空気に包まれた。
忌々しい。殺したいほど憎んだ空間。
忘れたときなんて無かった時間。
何度も悪夢になり私を襲った、淡々と鳴り響く低い鐘の音。
でも、最愛のお姉様と過ごせた屋敷。
痛みと憎しみでどうにかなりそうな私を包み込んでくれたのはずっと追い求めていた片割れで…。
あの時と同じように抱きしめてくれた。
「会いにきてくれてありがとう。
ずっと大好きよ。いつも側で見守ってる。
ずっと姉様の隣にいるわ。寂しくなったら一度落ち着いてわたしを感じて。大丈夫。わたしの姉様は強い人だから。」
波の音が邪魔をしないのはこの忌々しい屋敷のおかげなのかしら。
「それと、一旦わたしの事を置いて。
自分の周りを見直しなさい。
姉様は1人じゃないわ。自分も周りの人もそんなに否定しないでもいいの。」
私が口を開いても声が出ない。
もどかしい。きっとお姉様も先程まではこんな感じだったのでしょうか。
「楽しんで生きて」
たくさん伝えたいことがあった。
感謝も、謝罪も、お姉様がいなかった時にあった楽しかったことも、悲しかったことも、悔しかったことも。
でもそれすらわかっているかのように、穏やかに笑うサンドラを見て私は泣きながら笑い返した。
お姉様は側で見守っていると言ってくださった。
じゃあ大丈夫。あなたがいるなら私は頑張れる。
「わたしにもっと色々な世界を見せて」
サンドラの体が次第に透け、屋敷もボロボロと崩れ始める。
あぁもう、時間がない。
「それじゃ、ご機嫌よう。ジェシカ姉様」
その言葉と同時に私も、お姉様も、屋敷も跡形もなく消えていった。
「……カさん?ジェシカさん聞こえますか??
先生!!!ジェシカさんの意識が戻りました!!」
「ジェシカさん!!!!あぁ。よかった。」
「なんであんな無茶を!!!とにかく無事で良かった」
「うっ。ううぅ。良かったよぉ。」
「もう、エマそんな泣かないでよっ。つられちゃうじゃんっっ」
騒がしい病室を横目に、ジェシカは屋敷をででから一度も見せなかったとびきりの笑顔を咲かせ、隣に感じる優しい温もりに囁いた。
「ふふ。ご機嫌よう。サンドラお姉様」
お題「海へ」
ジェシカ視点
(サンドラ純愛、ジェシカ愛され白陣営)
広くて怖い
何かが押し寄せて
何かが引く
それをひたすら繰り返す
人間社会を捨て
心を空っぽにしたいのに
どうしたって押し寄せる
不安
引いていくのは
安心
–海へ–
海へ。
_お前はいいなぁ。
6畳の部屋の片隅にある,水槽の中に居る金魚に言った。
ゆらゆらと、気持ち良さそうに水の中を泳ぐその姿に,私は昔の夢を思い出した。
_人魚姫
誰もが1度は見た事のある,あの童話。私はそれに憧れたのだ。
人魚になりたかった。例え、泡となり,消えていってしまう存在でも。
ふと、人魚の見ていた景色が気になった。
そう思った時には、車を走らせていた。
目的地はもちろん。海だ。
時刻は夜中の2時。夏とはいえ、日が落ちたこの時間帯は,幾分か過ごしやすい。
歩くと、ギュッギュッと砂浜が鳴いていた。サンダルに砂が入る。どうせ濡れるのだ。脱いでしまおう。
海水に触れると,とても気持ちよかった。風が吹き、塩の匂いがする。
膝まで浸かると、先程感じていた暑さも無くなった。
肩まで浸かった。ここまで来れば。膝を曲げるだけで顔まで沈める。
_沈める。のに。
怖気付いたのだ。何故か分からない恐怖が襲ってきたのだ。
_息が吸えなくなった。当たり前だ。暗かった。当たり前だ。広いと思っていた海が。狭く。それでいて,沼の様に深く見えていた。
ぁあ。うちの金魚はこんな気持ちだったのか。あの童話の人魚姫はこんな気持ちだったのか。
自由なところから、檻に閉じ込められた子達は。どんな思いで泡になるのか。
「海へ」
今の気分
海に行って気持ちを切り替えたい
私にとって今は1番大事な時期
海に行ったら気持ちが切り替わる気がする(なんとなく)
「海へ」に続く言葉は思い浮かばないから今日はこんな感じにしときます
初サンマと初すだち
2024/08/23㈮日記
物価高、何を食べたら良いんだか。
そんな昨今、サンマが売ってあった。
痩せたサンマだった。
この数年、近隣国がサンマの
美味しさを知っちゃったから
なかなか捕れないんでしょ?
実家からもらった、すだちが
あったので一緒に食べた。
すだちも日にちが経っているから
ちょっと萎んでいた。
でも初ものってだけで
縁起良さげで満足。
そういえばゴーヤもトウモロコシも
まだ食べていない。
ゴーヤはツナサラダか肉詰めが
食べたい。
トウモロコシはトウモロコシご飯にして。
今日は朝から良い感じに
仕事が進んでいたんだけど
午後になる前から失速。
眠たくて。
最近、4時に目が覚めて
二度寝が出来ない身体に。
ついスマホを見ちゃうから。
今、ハマっているのは
平屋の家づくり動画。
家を建てる予定はないのに
20坪ぐらいなら、とか夢を見てしまう。
5時には裏の畑仕事が始まって
おじいさん達の話し声。
そして起きることになる。
昨日ニュースで熱中症対策で
夜な夜な作業をする農家さんが
出ていた。
夏は夜に働く時代に突入しているんだね。
おやすみなさい。
【海へ】
寄せては返す
波の音を聞きながら
あの人に逢いたい気持ちを海へ流す
海にいる間は海へ気持ちが流れて忘れられそう
海へ行こう
何もかもを放り出して今日くらいは
海へ行って靴を脱いで足だけ浸して冷たいって
馬鹿みたいなことをしよう
1人でも誰かとでもいい
海へ行って大声で叫んで漫画みたいなことをしよう
それで疲れたーって思いきり眠ってしまおう
そうして1日を潰すのもありだよね
海へ、向かう。
季節は問わない。
ただ、海を見に行く。
普段、海を見ない生活をしてるから、フロントガラスの向こうに海が見えてきた時は、いつも少しだけテンションが上がる。
非日常であり、ドラマティックであり、開放的で、畏怖すら感じる。
遮るもののない風景が広がっているのに、その先へは進めない。
行き止まりだ。
我が国の行き止まりに辿り着き、大海原に思いを馳せる。
自分はちっぽけで、ちっぽけな自分がちっぽけな悩みを抱えて、昨日はあのオフィスビルで心を痛めてた。
居場所がそこにしかなくて、周りを不安で固められて、好奇の目にさらされて、逃げ出す扉は閉じられたまま。
身動きが取れないほどの屈辱を抱えたまま、終業のチャイムを聞いた。
一夜明けて、あの場所から逃げ出してきたけれど、やっぱりこの先へは行けない。
また車に乗って、あのオフィスビルのある街へ帰るだけ。
砂浜に立ち尽くし、非日常を味わい、今や静まり返ったテンションで、これからを想う。
…きっとうまくいく。
どんな一日も終わり、また水平線の向こうに太陽は昇るから。
帰りの車の中で、私がさっきまで立っていた場所が行き止まりではないことに気付いた。
車を捨てて、船に乗ればいい。
太陽に向かって、船を漕ぎ出せばいい。
自分の中で、勝手に線を引いて留まっていただけだった。
でも、私はまだ、逃げ出さないことに決めた。
あのオフィスビルで戦うことに。
いつか、この戦いを終えて次のステップに進む時が来たら、私は船に乗って、この大海原へ漕ぎ出そう。
いつかまた、海へ。
その日まで、その日に向けて、私は戦う。
オフィーリア、君の逝く先願わくば夕日も抱く水平線まで
題-海へ
海へ
海へ行こう。そしてアイスクリームを食べながら、子どもみたいに裸足で海を蹴飛ばそうよ。
日々家
海へ
ぼくは君が嫌いだ
なぜって?
君は覚えてないかもしれないけれど
ぼくは傷つけられたんだ
痕だって残っているよ
まぁ別にぼくを傷ものにしたことは
怒っちゃいない
寧ろ勲章のような感じがして誇らしい
でも、ぼくの家族は違った
あの時を行かなければ
見誤らなければ
って何度もぼくに謝ってきた
ぼくは本当に怒っちゃいなかったし、
責めちゃいなかった
君がぼくに傷をつけたから
家族は重荷を背負ってしまった
だから、ぼくは君に怒っている
責任転嫁だって?
言ってろ
ぼくは海が嫌いだ
ぼくより
〜海へ〜
『海へ』
誰に届くか分からない。
そもそも、誰にも届かないかもしれない。
だけど、僕はこの海へ
投じてみたくなりました。
この小さなボトルメッセージを。
奇跡的にこのボトルを拾ってくれたあなたへ、
心からの感謝を込めて。
誰から届いたか分からない。
そもそも、私に宛てられたメッセージでは無いかもしれない。
だけど、私はこの海へ
投じてみたくなりました。
この小さなボトルメッセージへお返事を。
奇跡的に読ませてもらったこのメッセージに、
心からの感謝を込めて。
海へ
ステージから見える景色はまるで海のようだ。
青いペンライトがたくさん光る。
私はそれが見たくて、みんなの喜んでいる笑顔に会いたくて、ステージに立つ。
小さい頃、私は空の絵と海の絵を描いていたみたい。
それほど青色に魅了されていたのだろう。
地元の海にも遊びによく行った。
空の青と海の青が好きだったから。
今はなかなか海へ外出できるほど、休みが取れないけれど、代わりに青いペンライトに囲まれている。
これからもアーティストであり続ける限り、私はこのファンタスティックな空間を大切にしていきたい。