『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
海の底
ヒレじゃ遠くへ行けない
足がいるわ踊ったりダンスしたり
なんていうんだっけ?道
歩いて走って日の光浴びながら
自由に人間の世界で
これしか出てこなかった
たとえ貴方が私の前からいなくなって
海の底へ沈もうとも、
世界中の何処かへ行こうとも、
私は永遠に貴方を忘れないし、貴方を愛し続ける。
それが真実の愛だと思うから。
「第六話 龍の真実」
「俺はただのファウシじゃない」
冷たく言った。その顔は不安げなようだ。
「俺は黒龍なんだ」
「なるほどな…」
蛇のファウシはうなずいた。そして口を開いた。
「名前は何て言うんだい?」
「…ハデス」
「!!」
声をつまらせた。まさか、そんな…。
「どうだ?…恐ろしいだろ?」
当然のように答えた。顔は暗く沈んでいた。
「そういえば、まだ私の名前を言ってなかったな」
「…」
「私の名前はオロチさ」
海の底。深海を想像したけど浅い場所でも海の底ではあるのか。
考えたらどこを海の底と呼ぶんだろうか。浅瀬でも海は海なんだからぱちゃぱちゃ遊べるような場所でも海の底と呼べなくもない、のか?
まぁどうでもいいか。しかし海なんて子どもの頃に行ったきりだ。大人になったら海水浴なんて行く余裕ないや。俺が貧乏なだけだけど。
しかし昨日の雨にはまいった。雨の日は忙しくなるから嫌だ。
あまりに酷くてストレスで帰ってきた後に食べ過ぎてしまった。ストレスで過食症になる人の気持ちがわかる。
俺は精々数日程度で過食が収まるからいいけど本格的な過食症の人は大変だな。
何も考えたくないから、深い海の底で眠っていたいんだ。海の底には、きっと何もなくて暗闇が広がるだけなんだろうな。でも、もういっそのことどん底まで落ちてしまえば、あとは登っていくだけなのかな。
「ごめん、今朝のトレンドのせいで、某緑色歌姫の『深海少女』しか思いつかねぇ」
海の底。前回も前回だったが、いつになったら己にとって、比較的書きやすいお題が出てくるやら。
某所在住物書きは某リアルタイム検索で確認していたSNSのトレンドランキングに、15年以上前初出である筈の単語を見つけた。
15年前の記憶とか。今頃多分海馬の底どころか、大脳皮質にすら残っちゃいねぇよ。多分。
物書きは深い、大きなため息を吐いた。
「海底ねぇ。マリアナ海溝?戦時中の沈没船?」
物書きは記憶の底をわっちゃわっちゃ引っ掻き回す。
「浅瀬の海の底を泳いでたタコなら見たことあるが、ぜってーそういう想定じゃねぇよな」
タコ焼き食いたくなってきた。物書きのネタも物語も浮かばぬ固い頭は、11時近辺ゆえに、食欲に傾く。
――――――
東京の今日は、雨だ。
皆「雨スゴい」とか「土砂降り」とか、「これが昼やむ予報とかおかしい」なんてポスってる。
さいわい、私は今日お休み。
低気圧のせいか低温のせいか、いつもの低速スタートのせいか知らないけど、ともかくガチの意味で体がダルくて、朝ご飯も昼ごはんも作れそうにない。
そこで、雪国出身で東京の寒さ程度じゃびくともしない職場の先輩のアパートに、自主避難、自主救急搬送をすることにした。
先輩、今日もごはん、お世話になります。
「先輩の実家は、今頃は雪?」
あったかい朝ご飯貰って、体が温まったおかげでちょっと動けるようになった私は、
先輩の部屋の窓から雨を見て、先輩の故郷の雪国を、ちょっと粗めの解像度で想像する。
「パウダースノー?粉雪?」
先輩の言う「極寒」、「真冬」を知らないから、私の想像の中の雪国は、全部静かで、奥多摩とか八王子とかに雪をドチャクソ降らせたカンジだ。
無風。多分曇天。歩道橋も広場も街路樹も、人差し指が全部埋まっちゃうくらい雪が積もって、
皆、モフモフでぬっくぬくなコートとマフラーと、それから帽子を付けて歩いてる。
空から降ってくるのは粉雪だ。夜はきっと綺麗だ。
照明で、積もってる雪と降ってくる雪が、双方照らされて、暗い中のシンシンとした降雪は、きっと海の底に落ちるマリンスノーだ。
白積もる海底の、元横断歩道のあたりに立って、音無くじゃんじゃか白落とす空を見上げて……
「指摘するのは非常に心苦しいが、天気図によると私の故郷も今、荒れ荒れの大荒れだ」
「えっ」
海底のマリンスノー終了のお知らせ。
先輩が食後のお茶タイムとして、耐熱ガラスのティーポットに、深い深い青色を淹れて持ってきた。
「雪か雨かは知らない」
タパパトポポトポポ。先輩が湯気立つ青を透明なティーカップに注いで、低糖質のチョコチップクッキーと一緒に私に差し出した。
「だが、少なくとも、強風と波浪の注意報が出ているのは確かだな」
先輩は言って、小さな15ccくらいの軽量カップから、ほんの少しだけ、明るい琥珀色を青に落とす。
段々上から青色が、下に向かって、紫に変わる。
「バタフライピーだ!」
「その仲間の、アンチャンというらしい。同じマメ科のハーブティーだ。ひいきにしている茶葉屋の店主が『賞味期限近いので買いませんか』と」
「私も紫やる」
「よせ。多分マズい」
「何入れたの」
「黒酢だ」
「そこ、レモン汁ポジション……」
「私の部屋にそんな小洒落た物を期待するな」
海底云々のノスタルジーは、これで我慢しておけ。
先輩はバチクソ少量の粒砂糖をつまんで、1粒、2〜3粒、4粒5粒。
深い深い青色に、味が変わらない程度の量で、パラリパラリ落としていく。
「あんまりよく見えない」
「それは申し訳ございませんでしたな」
青いお茶を海の底に見立てて、砂糖でマリンスノーを再現しようと、してくれたんだろうけど、
海に見立てた青はバチクソ深くて、砂糖の方も角砂糖とか氷砂糖とかでもないから、
マリンスノーモドキは目論見に反して、青に溶けて、カップの底に積もるようなことはなかった。
水族館は
海の中に
自分がいる
みたいに見えるけど
本物の
海の中は
どうなってるんだろう。
水族館みたいに
キラキラした
キレイな
海なんだろうか。
人間の出した
ゴミで
溢れかえった
海なんだろうか。
それとも
お伽噺のような
人魚たちが存在する
海なんだろうか。
いつか
その答えを
知る時は
見る時は
来るのかな。
#海の底
【海の底】
沈みたい
沈めない
寝転びたい
眠りたい
僕、実は子どもの頃に一度だけ、海の底に行ったことがあってね。
……誰も信じてくれないから、このことを人に話すのはずいぶん昔にやめてしまったけれど。
小学生の時に。海で溺れていた僕を、人魚のお姫様が助けてくれたんだ。優しい目をして、儚げな雰囲気のひとだった。水中でゆられる明るい色の髪が、差し込む陽の光に照らされて、きれいだったな。
彼女はそれから、海の底の世界を案内してくれて……海の底は真っ暗だと思うだろう?
ところが、違ったんだ。色とりどりの魚に珊瑚がきらびやかに踊って……本当に、夢のような世界だったよ。
このさき一生、僕はあの光景を忘れないだろうな。
「どうしたの? 突然そんな昔の話をして」
婚約者の彼女は、柔らかく微笑んで言った。少し年上の、儚げな雰囲気の彼女。
いやそれがさ、今日君を見ていて、急に昔の思い出がよみがえってきたんだ。変だよね。
……あのお姫様、元気にしているといいな。
「大丈夫、きっと元気で暮らしているわよ」
僕はまた、宝石を宝箱に収めるみたいに、美しい思い出を心にそっとしまった。
『海の底』
深い深い海の底
底なんてものはないかもしれないけど
そこに眠っているのは
亡骸だけではない
〜海の底〜
暗くて何も見えない
孤独の膜に覆われてしまったような
目をつぶり感じる
私の心を
案外安心感があるらしい
人の目という銛につつかれてきた心には
この幕のように自分を覆っていこう
そうすれば愛で満たされていくはずだ
海の底
あなたに会えない長い間、直前にあなたから言われた
言葉が衝撃的で、ずっと頭にこびりついて、心から
離れてくれなくて。
あなたに会えなかった間、何もできなくなるぐらいに
心に深く刻みつけられた言葉が何をするにも邪魔を
してきて、何だか起きているのも億劫で、ずっと毛布に包まれていた。その間、ずっと悲しくて、寂しくて、苦しくて、でも自業自得でどうも出来なくて、
身体中から熱が失われたようで、泣きたいのに
泣けなくて。身体と心、どちらも海の底に投げやった
気分だった。いや、あのときのわたしなら比喩なんか
じゃなく本当に海の底に自分を投げやってしまいそうな雰囲気だった。だいすきな彼の一言でこんなに
悩んで、苦しんで、悲しんで。こんなことになって
しまうなんて、と自分でも思うほどにわたしはダメに
なってしまっていた。
そして、久しぶりにだいすきな彼にあった日。
わたしはきっとまた冷たくあしらわれて終わりだろうと思いながら友達と話をしていた。そして、彼がやってきた。どうせ、わたしに挨拶なんてしてくれないんでしょ。なんてひねくれたことを思いながら彼を
見つめる。彼は、めずらしく朝にしては機嫌がいい
明るくわたしがだいすきな声で、
「2人ともおはよう」
そう言ったのだった。あれ、意外と普通だ。てっきり
避けられるのかと思ってた。挨拶されて最初にそん風に思うなんてひねくれすぎてるな。なんて自分でそう
思う気持ちと同時に、あぁ、よかった。挨拶してくれた。わたしはまだあなたに関わっていていいんだ。と
嬉しく思う気持ちが湧いてきた。
彼はあの日、わたしに言った言葉をまったく気にしていない様子だった。
なんだ、なんだ、ずっと気にして引きずって、わたしが勝手にダメになってただけか。彼はなにも気にしてないや。あぁ、わたしバカだな。
そう思った途端、海の底にあったわたしの身体と心は
すこしだけ明るいところに浮き上がった気がした。
まだ抜け出せそうにないけれど、前よりは明るいところで漂うわたしの心。いつか、あなたが気づいて、
眩しい青い空の下まで、引き上げてくれますように。
海の底
海の底には何があるのだろう。
一面の砂かな、大きな魚たちの死骸かな、人間の捨てたごみかな、ひょっとして海底都市とかもあったりするのかな。
分からないからこそ、いろんな可能性を考えられるけど、もしかしたら普段見ているきらきらした海にも恐ろしく残酷な一面もあるのかもしれない。
裏の顔がある人間みたいだね
「ねぇ、この海で1番素敵なところを知ってるかい?」
変なやつに声をかけられた。少しだけ、うとうとしていたので返事が遅れたが、やつは呑気なものだ。
波をちょろちょろとくすぐっている。
ずいぶんとぼってりしたやつだなとぼんやり思っていたら
「ねぇ、聞こえないのかい?」
懲りずにやつは絡んでくる。
「……知らないよ、僕は動けないからな」
ピタリと動きを止めて「そうなんだ」つぶやいた。
「…あのさ、きみのピンクの髪がキラキラゆれて、素敵だね。お土産話を持ってまたくるよ。待っててね」
やつは、こちらがうんともすんとも返す前から、重そうな体を振って陽気に去っていった。
次の日も、次の日も、やつは来なかった。もうやつから香った甘い匂いも、忘れてしまいそうだ。
海の底【たい焼きくんと桃色サンゴ】
海の底にはコケとかサンゴショウとかが沢山いて綺麗
そして、海の中は魚たちがたくさんいる
危険な魚たちもいる
人間と同じで魚も色んな魚がいる
海の底
深く、暗く、、、、一度ハマると、抜けられない。
まるで、君みたいだネ。笑
海の底
「やあ」
『やあ?』
「久しぶり」
『久しぶりだねぇ』
「今回行ってきたのはね、クジラの島だよ」
『とてもファンタジー。とても良いねぇ』
「クジラの死骸の島なんだ」
『とてもダーティ。とても嫌だねぇ』
「クジラの肉が地面でね、骨があちこちから出てるの。とっても鋭い山みたいにね。地上の山、オオクチさんは見たことある?」
『無いよぉ。ここから動いたことなんてないからねぇ』
「そっか。今度一緒に見に行こう?ぼくが連れていってあげる」
『んふふぅ。だぁめだよぉ』
「どうして?行こうよ」
『いけないよぉ。ぼくは君みたいに動けないからねぇ。動いたら、死んじゃうと思うよぉ』
「死んでも良いよ。引っ張ってあげる」
『遠慮しとくぅ。それよりも、ねぇ、クジラの話を聞かせてよ。ねぇ』
「むぅ。クジラの肉は腐りかけでね、多分、凄い匂いがしたんだと思う、鼻が無いから分からないけれどね」
『何で臭いが分かったのぉ?』
「そこにいる動物たちがみんな鼻が無くて、口も無かったからだよ」
『口が無いのぉ?どうやってご飯を食べるんだろうねぇ?』
「さあ、分かんない」
『分かんないかぁ』
「今度は一緒に行こうよ。それで、確かめよう?」
『死んじゃうってばぁ』
「死んで良いよ。引き摺ってあげる」
『んふふぅ。やぁだねぇ』
「むぅ。鼻と口の無い動物たちたちはね、クジラの腐って溶けかけた肉の上を、ざりざりざりざり這って動くの」
『ウミウシみたいにぃ?』
「ウミウシみたいに。でもね、ウミウシと違って毛むくじゃらだったし、ぬるぬるしてないから、アレは動物だったの。きっとそう」
『本当に?』
「目も分厚いガラスみたいなので覆われててね、ずぅっと濡れてたの」
『沁みるのかなぁ』
「たまぁに火山が噴火するみたいに地面が揺れてね、腐った肉の底の方からガスが出てきて爆発するの」
『臭そぉ』
「肉が飛んできちゃうから、避けなきゃなの」
『そっかぁ。避けれたぁ?』
「避けれなかったよ。当たっちゃった」
『ふひひっ』
「オオクチさんは火山って見たことある?」
『無いよぉ。見たくも無いねぇ。きっとからからに茹ってぐつぐつに干からびちゃうよぉ』
「見に行こうよ」
『んふふぅ。嫌ぁ』
「何で」
『死んじゃうからねぇ』
「死ねば良いよ。殺してあげる」
『やだよ。まだ死ねないから』
「そうだね」
『クジラの話はもう無いのぉ?』
「無いよ。おっきな爆発があってね、それで沈んじゃったの。海の底に」
『あぁ。だからぼくはこんなに満腹なんだねぇ』
「嬉しい?」
『とてもぉ?』
「今回はここまでね。じゃあね」
『じゃあねぇ』
じゃあねと言って
目の前に居るふわふわした生き物を見る
目なんて無いのに何でか見えちゃう
たぶんぼくは、コイツを憎んでいる。
きっとコイツは、ぼくを憎んでいる。
何が理由かは忘れたけれど
何が理由かは覚えてないけど
暗い暗い海の底で
昏い昏い心の底で
ずっとずっとずっとずっとずっと
互いの憎しみを探ってる
かみさまに取られた感情を
ずっとずっとずっとずっとずっと
探してる
《キャスト》
・ベニクラゲさん
死なない生き物。オオクチボヤさんが大嫌い。
・オオクチボヤさん
大食いの生き物。ベニクラゲさんが大好き。でも憎い。
【海の底】
差し込む光は、いつでも頼りなく、誰かが上を通ると、突然暗くなってしまうような、そんな場所だった。温い流れがあって、私はいつでも、そこでゆらゆら、じっとしている。時折腹が減ったら、暗くなる時に、腕を素早く伸ばせば良かった。そうすると、五回に一回くらい、小さなものが手に入って、私が口へ運べば、腹がくちくなった。
ぼんやりとそこにいる。時々誰か、ここをよこせとばかりに、ぶつかってくる。私はそれは、我慢ならない。腕の先をぎゅっと丸めて、それを殴るのだ。大抵のやつは、私の一撃に驚き、逃げ帰ってしまう。けれど、本当に稀に、何度も何度も、ぶつかってくるやつがいて、そうなると私は、参ってしまって、一度その場を離れるのだ。足元で、得意そうに、そこに入り込んだやつめに、私はありったけ、黒い靄を噴き付けてやる。すると、やられたやつは慌てふためき、大暴れして、そこから出ていく。私はまた、悠々と、その場所に座り直す。
私の居場所を、取り戻して、ほっとする。
光のゆらゆらの向こうから、見えるもの、ずっと遠い、白いもの。あれは時々、赤くなったり、黄色くなったり、消えてしまったりする。けれど、私をずっと見ている。お互い、喋らないけれど、お友達のようなものだ。
見ていたかい、友達。私は今日も無事に、ここで過ごせるようだよ。そう思って見上げていると、ゆらゆらの向こう、白かった友達が、少しずつ黄色くなって、橙になって、赤くなって、やがて紺色に変わってしまった頃、光と一緒にいなくなってしまった。
眠って起きたら、顔を出すのは、知っていたから、私は不安でなかった。座り込んで、腕を動かして、いい場所に座れるようにする。ゆっくりと、意識を緩めて、眠ることにした。
海の底
だらだらと次々流れる動画を観ていたら
『閲覧注意』と記載のものが再生された。
どういう状況かわからず観ていたら
怖ろしい事件が映し出されていた。
観たくなかった。
知りたくなかった。
それほど残酷で哀しいものだった。
ヒトの人生を奪ってまで得たいことなのか。
悪魔がいないのなら海の底で生きよう。
暗くても息がしにくても
獲物にされないのなら海の底で生きたい。
海の底
船から海水に足を浸す
私は、今から初めてのスキューバダイビングに挑戦だ。
ウェットスーツみたいのに着替え
水中ゴーグルみたいのを付け
酸素ボンベを背負い
魚のヒレみたいなものを履き
付き添いの人と一緒に海にダイブ
シュワシュワと泡みたいな気泡が空気の
穴から抜けて行く
付き添いの人に誘導されながら
講習会で教わった通りに
徐々に海の底の方へ潜って行く
最初は、怖々 暗い海の底が見える。
緊張で体が強張るが付き添いの人の合図で
下を見る。
そこには、私が今まで見たことが無い
風景が広がっていた。
色とりどりの魚がいっぱい居た。
魚にこんなに色があるなんて知らなかった
大きな魚や小さな魚
肉食の魚を見かけた時は、少し怖かった。
海ガメやイカ タコもいて食卓で
お馴染みの魚やお寿司屋さんで並んでいそうな魚も居た
海の底に居なきゃ見られない
サンゴ礁なども見かけて キラキラして
綺麗だった。
だいぶ時間が経ってそろそろ陸に上がる
時間になった
私は船に戻り酸素ボンベを取り
水中ゴーグルを外し
息を吸う
初めてのスキューバダイビングは、
大成功で とっても楽しかった。
海の底には、其処に足を踏み入れた者しか
見れない宝石が眠っていた。
まるで宝石箱に閉じ込めるみたいに
海の底と言う蓋を掛けて...
海の宝石を守るみたいに...
海が優しく 時には厳しく
海の生物や私達人間達を見守っていた。
母なる大地が大切に大切に...
海と言う揺りかごで
私達全てを包みながら
今日も見守ってくれていた。.....。