『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
俺は俺が落ちて沈んでいくのを笑顔で見ていた。
あいつが嫌いだ。
あいつも俺が嫌いだ。
俺は彼女が好きだ。
あいつも彼女が好きだ。
苗字も同じ
誕生日も近い
ほぼあいつと俺は同じだ。
それだからテストの点があいつの方が上だったら
ムカついたし頭に血が上りそうだった。
俺はあいつに少しも負けたくなかった。
あの日は風の強い日だった。
その日はサークルで旅行行くことになっていた。
あの日はあいつから俺を呼び出した。
確かあいつから俺に襲いかかったと思う。
違う...お...俺からだったかも。
分からない。
何話したかも覚えてない。
ただ鮮明に海の底に落ち続けるあいつの姿が
残っている。
それと1つ覚えいることは
同時に俺が俺をあいつを見て笑ったこと。
─────『海の底』
「海の底」
海の底で待ってるね。
大好きなあの人のこと
海の底で待ってても来ることは無いけれど、
恋をしたらもう仕方ないの。
海の底で待っているわ。
貴方が私に会いに来ること。
海の底
真っ暗な部屋の中、ぱらぱらと涙を零した。
ここは深海。私のような深海魚はここ以外では生き辛い。
カーテンは締め切っている。きらきらと降り注ぐ太陽光も、ぼんやりと照らす月明かりも、今の私には眩しすぎるんだ。
今はただ、底知れぬ闇と溢れんばかりの悲しみが私を守ってくれる。
誰にも見つからないように。
誰にも聞こえないように。
隠してくれるんだ。私を包み込んでくれるんだ。
ここは海の底。
私だけの深海だ。
海の底
朝四時。この時間でもそれなりに車が走っている。
ヘルメットを被り、バイクに跨った。荷物を確認してから、ゆっくりと出発する。
緩やかな下り坂。寄り道せずに三時間。ただひたすら一本道。
地面はコンクリートだが、両側と上部は海が見える。さながら、水族館のトンネル水槽そのものだ。等間隔で照らす照明が、神秘的な海の世界を見せてくれる。いやはや、日本の科学技術の進歩は、実に素晴らしい。
とは言うものの、感動は、新聞配達を始めた数週間だけだった。慣れてしまえば、地上の日常の様に順応した。人間の感覚とは恐ろしいな。
恐ろしいと言えば……。
このトンネルと海底の街は、国の威信を掛けた、大規模公共事業だ。当然ながら、政治家が主導的に関わっている。
今日の朝刊の一面は、『裏金事件で国会議員三名逮捕』だ。
今更だけど、このトンネル……。本当に大丈夫かな。
人は悲しくなると海を眺めにやってくる。
そして、悲しみを海に放り込み、整って日常に帰っていく。
思い出したくもない悲しみなんて、暗くて冷たい海の底に永遠に沈んでしまえ。
海の底
まだまだ知らぬ
深海魚
食してみたら
世界広がる
お題☆海の底
砂浜を歩いた
丁度、僕の気持ちが海の底に沈んでる
気持ちだけ、ね、
もう海近くに来ているのだから
そのまま全部海の底へ
沈んでしまえば楽なのにね
でも
また君と笑いあった日々
を思い出すと
沈めなくなる
海の底
苦しいな。オーバードーズして気持ち悪くなって、また飲んでの繰り返し。紐に首を通しても紐はちぎれ繰り返す。好きな人に依存して振られて愛に肥えて、ネットに浸って溺れた。今は海にも溺れてる。もう海の底だ。
「溺れるって苦しいな。」
お題『海の底』
テーマ/海の底
ゾクッとした。
このテーマを見たとき、なんで知ってるの?
と思った。
いや、そんなことはない。
そんなことがあったら逆に怖いって思う(笑)
でもときどき、このアプリが表示するテーマを見ると
なんだか見透かされているような気になるのだ。
私の、この世で一番大好きな詩がある。
金子みすゞさんの《星とたんぽぽ》
いつ、どんなときもその詩を言葉にしたくなるとき
私は声を出して、空で暗唱している。
そんな、つねに自分と共にある詩……
《星とたんぽぽ》 金子みすゞ
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
この詩を中学生のときに初めて読んだとき、
私の愛読書『星の王子さま』に出てくる
キツネの言葉を思い出した。
幼いながらも〝とても大切な言葉だ〟と思っていた。
「さっきの秘密をいおうね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
海の底
海の底に沈む都市
世界中にはその痕跡だけを残すものがいくつもある
地球での歴史はずいぶんと昔に終わったかに見えて
もしかしたら別の世界で生き続けてるのかもしれない
「海の底」
空高く飛ぶものが
鳶だとして
彼らにとって「空の底」は地獄
鳶にとっては死の世界
海の表面に浮かぶものが
鷗だとして
彼らにとって「海の底」は地獄
鷗にとっては死の世界
空の底は地球の一番外側の地上
海の底は地球の一番外側の表皮
地表が「大空の底」であるように
海底が「地球の表」であるように
終わりは始まり
始まりは終わり
「海の底」
「ね、聞いた?イタ子最近ヤバいって。」
「聞いた聞いた。徘徊?してるって。」
昼休み、いつもの友人達と、いつもとは違う会話。
「イタ子って?」
聞きなれない名前にぼんやりと見ていた端末から顔を上げる。
「知らない?駅前によくいるんだけどさ。」
曰く、ロリータファッションの小太りの女で、手鏡を見ながらぶつぶつ呟きながら歩いているらしい。
呟いている内容がおまじないのような、お祈りのような言葉らしく、痛い子とイタコを掛け合わせてイタ子と呼ばれているのだとか。
それだけなら害はないのだが、時折誰かをターゲットにしては後を追いかけるそうだ。
「イケメン追いかけてることが多いかな。女の子で追いかけられてるとしたら大抵その彼女。」
「うわぁ…結構怖いね。」
「でしょ。それが最近鏡も見ずに虚ろな顔で徘徊してるみたいでさ。噂ではちょっと前に変な行動してたみたい。コンビニのイケメンに執着してたから、ついに呪いでもかけたんじゃないかって言われてるよ。」
呪いってほら、穴二つ?自分にもかえってくるとか言うじゃん?
と言う友人の言葉が目の前を通りすぎる。なんとも信じられない話だ。
「そう言えば呪いって言えばさ…」
渋い顔で黙り込んでしまった私に気遣ってか、もう一人の友人が明るく話題を変える。
「黄昏時の誰もいない海で願いを書いた紙を流すと、海神様が願いを聞いてくれるらしいよ。」
呪いじゃないんだけど、実際に願いが叶ったとか、海神様の姿見たとか言う子もいてさ。
□□□
オレンジと紫が合わさったような、なんとも言えない色合いの空を、広大な水鏡が反射する。
キラキラとした水しぶきがどこか物悲しくて、なんだかノスタルジックな気分になる。
放課後私はまっすぐ海まで来ていた。噂に感化されたと言われれば、そう。女子高生なんて、好奇心と流行が大好きなんだから仕方ない。
噂を鵜呑みにしたわけじゃないけど、藁にもすがりたい願いごとというのは誰にでもあるものだと思う。
防波堤へ降りて、不安定なテトラポッドを進む。
ふと、海の中に一ヶ所だけ夕日を反射していない場所があった。障壁もないのに、不自然に波も立ててないソコは、不気味なのに何故か目を離せない。
それどころか、体はその暗闇に向けて腕を延ばしていた。
気づいたら腰まで海水に浸かり、腕も海の暗闇を捕らえていた。
腕はぐんぐん進み続ける。自分から向かってるのか、引っ張られているのかわからない。
これ以上は、駄目。
脳ミソがけたたましく警鐘を鳴らしている。
呑まれる、駄目、怖い、食われる、嫌、嫌、イヤ、イヤ、イヤイヤイヤイヤイヤイヤイ
イ
イトヲシイ
海の底の真っ暗闇がにやりと嗤った。
海の底に携えて、重い気持ちもそこに沈めてしまいましょう。
あなたが思っているほどそんなに気持ちは重くないんです。
軽く手放してしまいましょう。
そこから新しいスタートが見えてくるんですよ。私たちとともに楽しい時を過ごしませんか?
「海の底」
海の底かぁ…。冷たくて暗くて静かなんだろうなぁ。
でももし心の深さを海で表すなら海の底はどんな所なんだろ…。少し興味があるような…億劫なような…。
んー…
……
………
…………難しくなってしまった。
#海の底
ちいさな人魚の子どもが、尾びれを止めてふり返りました。
なにか、光った気がしたのです。
泳ぎよって、そっと拾いあげてみます。
オレンジ色の、丸い石です。
ほんのり、透きとおっています。
手のひらにのせると、サラサラします。
この石のことは知っていました。これは
「お日さまのかけら」です。ときどき、海のなかに落ちています。波にとけたお日さまの光が、長い
あいだ海をただよって石になるのだそうです。
年長の子どもたちのなかには、宝もの入れ
いっぱいにこの石を集めている子もいます。羨まし
くて仕方ありませんでした。自分の巣穴にもどって
くると、人魚の子どもは枕元の砂を掘りおこして、
ちいさな二枚貝の宝箱に、石を大切に しまいまし
た。
つぎの朝。
人魚の子どもは肩からポシェットをさげると、浅瀬へ泳いでいきました。大人たちに見つからないよう、こっそりと。
──ぜったいに、陸へ近づいてはいけません。
人魚の子どもたちは、生まれたときから言い聞か
されます。
ニンゲンは人魚たちの兄弟です。大昔、陸にあがった人魚たちの尾びれが裂けて、ニンゲンになったのです。けれど、人魚たちとちがって陸の兄弟は
乱暴です。やさしい海に見捨てられて、すべてを呪っているのです。呪いのせいで、陸の上だろうと海の上だろうと、好き勝手に暴れまわるのです。人魚たちはみんなそう信じています。
それなのに、この子どもの人魚は、かまわず
泳いでいきます。
ちいさな入り江までくると、ちゃぷんと海から顔を出して、尾びれで水面をぱちゃぱちゃ鳴らしまし
た。砂浜を歩いている影が、顔をあげてふり返りま
した。
ニンゲンの子どもです。
人魚の子どもに気づくと、こちらへ両腕を大きくふりました。砂浜からは桟橋が一本、まっすぐのびています。その先端まで歩いてきます。
泳ぎよった人魚の子どもに、バナナの葉っぱの
帽子を持ちあげて、ニンゲンの男の子がニッと笑い
ました。
この人魚の子どもだって、やっぱりニンゲンは怖いと思っています。
でも、この男の子だけはとくべつです。命の恩人
なのです。
はじめて入り江に迷いこんだときのことです。
ニンゲンの罠にひっかかって、痛くて暴れて泣いていたら、逃がしに来てくれたのです。海に飛び込んで、尾びれにギシギシ噛みついてくる見えない糸を、一本ずつ切ってくれたのです。
きょうも男の子の足元には、大きなバケツが
置いてあります。
先端に針のついたニセモノの魚、こわれたビーチ
サンダル、ボロボロのビニール袋、空き瓶空き缶がたくさん、あの恐ろしい透明な糸も、ぐるぐる巻き
で入っています。男の子は『ゴミ』と呼んでいます。『ゴミ』がなんなのか、人魚の子どもには
わかりません。
人魚の子どもは、肩にさげたポシェットを
あけました。
いちばん底から、二枚貝の宝箱をとりだします。そのなかの、いちばんの宝ものを、大切につまみ
あげます。
きのう見つけた、お日さまのかけらです。
明るい陽の光をあびて、きらきらオレンジ色に
かがやいています。海のなかで見るより、ずっと
鮮やかで、すてきに見えます。
人魚の子どもはニコニコ笑って、桟橋の端っこで
しゃがんで待っている男の子に石を見せました。
男の子は、人魚の子どものいちばんの友だちです。
人魚の子どもが海から持ってくるものを、いつも
キラキラした目で熱心に眺めてくれます。だから、いちばん最初に教えたかったのです。だって、
「お日さまのかけら」を見つけたのです!
男の子は、人魚の子どもが嬉しそうにかかげた
オレンジ色の石を見たとたん、凍りつきました。
だれかの尾びれに引っぱたかれたような、
おかしな顔をしています。
それから、唇をかみました。悔しそうに、恥ずかしそうに、まっ赤な顔をクシャクシャにしました。
男の子がなにを言っているのか、人魚の子ども
にはわかりません。陸の言葉は、人魚にはヘンテコ
すぎるのです。
でも、とても怒っていることはわかります。声がとげとげしています。悲しそうでもあります。
まっすぐな茶色い目に、涙がにじんでいます。
オレンジ色にかがやくお日さまのかけらを睨みつけて、男の子が言いました。
『ゴミ』
バケツを、こちらへ突きだしてきます。
『ゴミ』
『ゴミ!』
『ゴミ!!!』
男の子の手が伸びてきて、むりやり石を奪い取ろうとしました。人魚の子どもはあわてて海にもぐりました。
すこし沖合いの波間から顔をだして、信じられない気持ちで男の子を見つめました。
追いかけてくる様子はありません。桟橋の端から身を乗りだして、バケツを抱えて、男の子が泣きながら叫んでいます。
『ゴミ!!』
『ゴミ!!!』
『ゴミーッ!!!!──────
人魚の子どもはわけがわからず、一目散に海の
底へ逃げ返ってきました。
こわくて、悲しくて、巣穴にとじこもって
ワアワア泣きました。もう二度と陸へは近づき
ませんでした。
やがて男の子は大人になって、ニンゲンたちの
なかでも、とても偉いニンゲンになりました。
彼の施策により、海辺の大量のゴミはすっかり姿を消し、捨てられた釣り糸にからまって命を落とす
たくさんの海の生きものたちもいなくなりました。海は少しだけ賑やさを取り戻し、人魚たちは少しだけ、ニンゲンを信じるようになりました。
おなじ頃、海の底で人魚がひとり、二枚貝の小さ
な宝箱をあけました。
はるか頭上でかがやく海面に、半透明の石を
すかしました。オレンジ色のやわらかい光を
見上げ、しくしく痛む胸の底から、ちいさな泡を
吐きました。
海の底
私は海が苦手。危険な生き物が居るし、ベタベタするし、溺れちゃうかもしれないし。そんな所にわざわざ行きたくないに決まってる。
でも、私は今海に向かっている。連れて行かれてるって言った方が正しいかな?
普段はこんな風に後部座席には乗らないんだけどね…どうせなら助手席が良かったけど今日は荷物で埋まってるみたいだから仕方ない。まあミラーでチラチラと私の方を見てくる彼が可愛いからこれはこれで良かったかも?
あ、もう海に着いたみたい。
車から降りる時、彼はエスコートしてくれた。少し恥ずかしいけどやっぱり素敵な人ね。
でも重い荷物は私に持たせるの。たまにこういう事しちゃう人なのよね…別に良いんだけどさ…
やっと海に到着!海が苦手な私には汚い水にしか見えないけど。
彼、なんで海にしたんだろ…人の気持ちも考えて欲しいわ。
私と彼はボートに乗り沖の方に進んだ。
当たり前だけど全然人居ないな…
数分経った時、彼はボートを停めた
私は察して覚悟を決める。
私は何となく彼の顔を覗き込むが彼は怯えたような顔をするだけだった。
最後くらい笑顔を見せて欲しかったな。
彼は私を勢いよく海に入れた
全身が浸かりきる
あまり良く分からないけど多分寒いんだろうな、真冬だもん。
重い荷物をつけられた私の体は浮かぶこと無くゆっくりゆっくり沈んでいく。
何でこんなことになっちゃったんだろ。
私はただ彼に一目惚れしただけなのに。ただ付き合ってもらいたかっただけなのに。ただラブレターを送っただけなのに。ただ彼の写真を撮っただけなのに。ただ彼の生活を見守ってただけなのに。
彼と急接近できたと思ったら殺されちゃうし大嫌いな海に捨てられちゃうし…
せめて1度でも好きって言ってもらいたかったな
そう考えている間にも身体は沈みボートに乗っている彼との距離が離れていく。
小さな村に四兄弟がいた。
ある日彼らの前に、村で一番美しい女が来てこう言った。
「今から一週間後、この中の誰かがあの太陽を私にくれたなら、私はその者と結婚しましょう」
その言葉を聞いた男たちは太陽を手にするべく、それぞれ行動を取った。
長男は「太陽は海に沈むのだから、海中を探せばいい」と言って、船に乗って海原へと旅立った。
次男は「地平線の彼方に太陽が落ちるのを見た。ならば、地平線の向こうへ追いかければいい」と言って、徒で大陸を渡る旅に出た。
三男は「太陽は東から昇り、西に沈むと教わった。その周回軌道上に網張れば、漁をするように捕まるのではなかろうか」と言って、巨大な網を担いで高い場所を目指し、村を出た。
四男は「あげるなら、とびっきり美しいものを」と言って、幾つかの道具を持って丘に出かけた。
それから一週間後、四兄弟それぞれ何かを手に、村へ帰って来た。
長男は言う。
「これはマンボウといって、海の太陽魚と呼ばれる魚にございます」
次男は言う。
「これはヒマワリといって、見た目の通り太陽にそっくりな花にございます」
三男は言う。
「これはタイヨウチョウ科の鳥で、名前に太陽とあるのだから、きっと太陽の鳥にございます」
四男は言う。
「これはあなたのために描いた、世界でたった一つの絵であり、たった一つの太陽にございます」
四つの品を見てから、女は「あなたが一番素敵ね」と言って、四男を選んだ。
題 : 海の底
暗い海の底には何があるのだろう。
小さい頃は、海の底には人魚の家があって大層綺麗な人魚達が住んでいると信じていた。
大学生になった今、そんなことはありえないと分かってしまった。しかし、わかった今でも信じ続けたいという思いがある。
人魚に天使、誰もが夢を見るそれらは、一体どれくらい綺麗なのだろうか。私は今も夢を抱いている。
海の底には実は行ったことがあって、夏が終わっているのに夏休みが取れず、やけくそで行った沖縄の海。
那覇からさらに船に乗る慶良間島というところで、海というよりは海中が綺麗なんです。魂消ましたよ。
何が違うのかというと、珊瑚。
ベッタリとした単調な海底ではなく、明るく暖かい海水に包まれた色とりどりの珊瑚が一面に広がる珊瑚礁で、そこを棲み家としているきれいな魚とか生き物がどっさりいる。
いい年齢をして、人間世界にはない天地が別にあるんだと、あれには思わず声が出るくらいびっくりしました。
慶良間諸島は綺麗な海で有名なところで、あれは旅券と宿を手配してもらったツアー会社にまんまとハメられたようです。
皆様も沖縄の海、ぜひ一度どうぞ!
どこか海外のリゾートでもいいのですが、実は沖縄の海こそ贅沢で十分です。
価値観が変わりますよ。
追加) 沖縄は食べ物も楽しいし、子供の頃の夏休みの完成型みたいな日々が待ってます。
漁師の弟がいる
漁師町に生まれた私は
海の
美しさと怖さを
身近に感じて育ってきた
低気圧 大時化 台風
そして あの 大津波…
様々な顔をみせる大自然は
美しくも 畏れ多い
『板子一枚 下は地獄…』
弟は 何度も地獄を経験してきた
仲間も たくさん失ってきた
それでも 海が好きで 好きで
漁師を 辞めようとしない
「海が大好きだったオヤジ達が
そこ(底)で待ってるから…」って…
陸(おか)に上がって
優しい顔に戻った弟が
焼酎割りを飲みながら 呟くのだ
夜明け前 弟は
雪降る港を また後にした
家族の祈りは
今日も 続く……
#海の底
東日本大震災 能登半島地震…
また これまでの様々な災害により
亡くなられた方々の 御冥福を
心よりお祈り申し上げます