月に願いを』の作文集

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月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/27/2024, 2:05:14 AM

【月に願いを】


待宵草の光る夜は
月に願を掛けてみる

待宵草の萎む前
あの人ここに来るだろか
待宵草の街灯を
頼りにここに来るだろか

待宵草の光る夜は
月に願を掛けてみる
悲しき願いを掛けてみる

5/27/2024, 1:53:43 AM

今日は綺麗な満月だ。

夜に輝く満月には不思議な魅了がある。暗い中に一筋の光の様に輝く月は特別な物に感じる。

だからか今なら願いを叶えてくれる様な気さえする。流れ星に願う様に。


彼らは何を願うだろう。

私が願いを叶えた人は喜ぶんだろうか?

私が願いを叶えれば人は普通に生きていけるのだろうか?

多分、私が願いを叶えてしまったら人は堕落してしまうだろう。

私は万能ではない。しかし彼らの願いを叶える程度の力はある。

何も代償を払わず、何かをもらう。そうすれば人は堕落し、私に頼ってしまう。それではダメだ。また繰り返しになる。

だから私は彼らに存在を悟られてはならない。物語の、フィクションの中の存在でなければならない。

満月の時だけ月から彼らを覗く位が丁度いいのだ。

どれ、私も彼らを見習って月に願ってみよう。どうか私から巣立って君達の力で生きて行ける様に…

「月に願いを」

5/27/2024, 1:31:22 AM

・タイトル未定(気が向いた時に、お題に沿って連続物のお話を書こうと思っています。)

1.
いつの日だろうか。真っ暗な空の下、母と2人歩いた。咄嗟に母に手を引かれて家を飛び出した私は、立ち止まった時に母を見上げると、歯を強く食い縛ってた。
「奈美ちゃん、ごめんね、お父さんがこんなんで。お母さん、もうお父さんとは離婚するからね。」
幼かった私には、「りこん」が何かわからなかった。母は、ポケットに入っていたお金で缶のジュースを買い、プシュッと、缶を開けて、「はい」と私に渡してくれた。そのぶどうの炭酸の匂いと、その時の澄んだ空気と、それから、ぼんやりと綺麗だと思ったあの日の半月を、私は今も覚えている。
「半分お月様、綺麗ねー。」
母は私にそう言った。


私は高校三年生になった。あの日がきっかけになったのか、離婚こそはしていないものの、お父さんとは別居しながら生活している。
「奈美、お母さん、今日帰り遅いからね。夜ご飯のハンバーグ、ラップかかってるやつ冷蔵庫にあるからね。」
「はーい、行ってらっしゃい!」
「あ、あとそれと。」
母は私に缶のぶどうジュースを差し出した。
「好きでしょ?これ」
「⋯⋯好き!ありがとうお母さん」
私は母といってらっしゃいのハグをして、母を玄関まで送り出した。
バタン、とドアが閉まり、家は私1人になった。1人で考える事が好きな人間なので、割と1人は苦ではない。今日もまた、ゴロンと床に寝転がってスマホを弄る。ぶどうの缶ジュースを飲みながら⋯
「このジュース⋯お父さんに教えてもらったジュースだな」
窓を開けると今日は半月だった。澄んだ5月の空気が心地よかった。
半月は、私にとって、永遠の愛だと思われるものの終止符となった日の景色だ。なんて、ちょっと思慮深すぎるかもしれないけれど。月があの日半分だったのは、母の心が欠けて満たされていなかったのを表しているようだった。

見えてる半分はお母さん。そこにお父さんの半分が現れて、お母さんは満たされた。でも、お母さんの心からは、お父さんの分の半分が消えた。満たされなくなった。丸い愛となった形でさえ、いつか欠けてしまうかもしれないと、その時に思った。

人生に変わらないものなんてない、永遠なんてない。じゃあなんで、人は永遠の愛を誓うの?私達もいつか、変わってしまうの⋯?
「好きだよ」
そう書かれた恋人とのトークルームを、私はじっと見つめた。
「半分お月様、全然綺麗じゃない」
ぽつりと私は呟いた。













「月に願いを」

5/27/2024, 1:17:34 AM

月は反照する
月に祈りを
月に祝福を
広く地上に届くように

5/27/2024, 1:07:50 AM

本棚
沢山の本
前にも後ろにも本棚の列
ここはどうなっているのだろう
視点を上げてみよう

ぐーんと視点を上げて
その本棚の空間を
見下ろすように眺めてみる
とても広い空間
本棚の列ばかり
巨大な図書館のよう

元の位置に視点を戻す
誰もいないのかな
こんなに広いのに

すると視え始める
そこかしこに
本を手に取る存在達
本を探している存在達
かなりたくさんいる
透けているように視える

同じ場所に
重なるように存在していたりもする
透けている感じなので
すれ違う時も
体の一部が重なっていたりする

そもそも
お互いの存在を気にしていない

あぁそうか
ここは其々がアクセスして
必要な情報を得ている場所なんだ
其々が其々だけの空間として
存在している
必要であれば
必要な存在と交流できるのだろう

一人の存在に意識が向いた
その存在を見つめていた
すると
その姿が
透けていた状態から
はっきりとした色形になり
そこに存在するようになった

本を読んでいたその存在が
顔を上げこちらを向いて微笑んだ

「やぁ」




   瞑想して視えたものを
   言葉で表現したもの



   僕達がリラックスしている時
   本来の自分でいる時
   必要なことは
   必要なタイミングでやってくる
   それを信頼して
   リラックスしていよう
   月に願うのも素敵なこと
   月が叶えてくれると
   そう思っているのと同じくらい
   自分を信頼しよう

5/27/2024, 12:53:29 AM

太陽の光は暑すぎて僕らはその前に溶けてしまうから
願いは夜に、輝く月に、静かにそっと君を想う。

太陽の下では僕らの傷は少しばかり痛々しすぎるから、そこにいるだけでいつも誰かに嫌われてしまう。

だから僕らは静かな夜に人知れずそこでそっと祈り、
そして朝まで隠れて眠る。

世界がずっと夜ならばって、
そんなことを願う誰かがいても
僕はきっと顔を上げない。

太陽の下でも笑ってればいいよと
そんな声を僕にくれた人がいても
ぼくはまた隠れて泣いてしまう。

そんな僕らが月に願うのは
誰かの事じゃない、君のための歌。

ひとりきりの僕と
ひとりきりの君が
いつか出会うための夜がそこにあるように。

5/27/2024, 12:53:27 AM

#13「月に願いを」

長女が生まれたのが十五夜の時で…
それはそれは見事な満月だったみたいで。
旦那が満月を見ると長女に「◯◯が生まれたのは、こんな満月の綺麗な時だったんだぞ!」って、凄く懐かしむ旦那の姿と、そんな長女も生まれて11年目。時がたつのはおそろしく早いなと感じつつ、長女の健やかな健康と未来を、満月にどうしても願ってしまう。そして、ついでに4歳下の次女のことも。そんなに沢山、満月にお願い事を一気にしたら、満月には迷惑かもしれないけどねwww

それでもどうしても、月には祈りを捧げてしまう♪

5/27/2024, 12:43:05 AM

立方体


僕は見てはいけないものを見てしまった。
触れてはならないものを触れてしまった。

このセカイのあちこちに散りばめられた不安や憎悪といった混沌をかき集めた、小さな箱を。

そして僕は自己破壊を繰り返すことになった。
廊下の奥からは不気味な根が触手のように僕の首を絞めようと追いかけてくる。
日の光は届かない。

その小さな立方体こそ、僕だったのだ。

5/27/2024, 12:41:32 AM

月に願いを
月に願いをしたら叶えられるのならどんな願い事するかな。彼氏と結婚できますように、とか将来の夢が叶いますように、とか色々ある。私だったら迷いなく彼氏系にしちゃうんだろうなあ。つくづく依存してるなって感じる。

久々にこのアプリ開いたらお題難しくって前みたいに何百文字も書けなくなっちゃったや、

5/27/2024, 12:40:57 AM

また、一日が終わった。

寒いな。
この家は寒い。

一人で居る事にはまだ慣れていないんだ。

それに……
 嗚呼、眠りたくない。

しかし、身体は疲れているのか瞼が重くなる。


眠るのなら
寝てしまうのならば

どうか
お願いします どうか
   
あの夢を見せないでください


辛いんだ

目覚めた時の孤独が



もしそれが叶わぬのなら



嗚呼、月神よ。
私を貴方様の側へと召してください。



2024/05/27_月に願いを

5/27/2024, 12:28:34 AM

まるで夢のようなひと時だった。
 実際には何年もの月日が経過していた。だけど、あなたと相まみれたあの一瞬--この世のものとは思えない神秘的な輝きを放つあなたのことが、忘れられないのだ。
 あなたを見たのはその一瞬だけだった。あとはどんなに懇願しようとも、あなたは私の前に姿を現すことはなかった。簾越しに存在は感じ、私の張り上げた声は届いているはずなのに。あなたは後ろに控えていた年配の女房--おそらく乳母だったのだろう。あなたの代わりにお言葉を伝えてしまうから、私にはそのお声を直接耳にすることはとうに叶わなかった。きっと鈴の音のように、清らかで透き通ったお声に違いない。あなたのお声を聞けなかったことが、まことに残念でならない。

 今宵も月は丸く輝いている。あなたの乳母は、あなたが月へ帰ったと宣っていた。聞いた当初、私は嘘だと思った。人が月へ行くだなんて前代未聞でしかない。馬鹿げた嘘だ。
 その思いは今も変わらない。変わらないが、ふとあなたのあの神秘的な輝きを頭に浮かべるたび考えることがある。

 本当に月へ帰ってしまったのかもしれない、と。

 あなたの消息はあの日以降途絶えた。使いの者を通してどんなに探そうとしても、埃一つ出てこない。あなたの乳母に本当のことを聞かせてほしいと言い募っても、返ってくる言葉は変わらない。よくよく思い返せば、乳母も目元に涙を溜めて、堪えているようにも見えた。あなたの家族にも、突然の出来事だったに違いない。
 考えれば考えるほど不可思議でしかない。もしかしたら、もう命を落としている可能性だってある。あなたの生存をこれほど望んでいるのに、どうにも良くない考えに至ってしまう。
 見上げた月はやはり丸い。時間が経ってより輝きを増したように感じる。月明かりに誘われて、濡れ縁までにじり出た。暗闇が広がる空の中心で、月は私を照らしていた。

 あなたがひと時でも長く、多くの幸福に囲まれますように。

 祈りの詞は、心の奥底にしまい込んで蓋をした。



『月に願いを』

5/27/2024, 12:26:39 AM

今日は満月だ。
キラキラ輝く月。
暗ーい道を照らして、道案内してるようだ。
迷子だった僕。
けど月のお陰で元気が湧いて来た。
輝く月を見てると、
綺麗と言うたった一つの感情だけが支配する。
明日の事や、勉強。
そんな不安も、
月を見てるとスッキリする。
何とかなるって思えるんだ。
だから、
明日もこの綺麗な月で夜を迎えてくれよ。

(月に願いを)

5/27/2024, 12:12:56 AM

月に願いを(約束の場所)


「何度見ても、すっごく綺麗」
「だろー?」

二人でどこまでも広大な原っぱに寝転がり、空を見る。
大気が極限まで澄んでいるのだろう、星々の煌めきは都会の比ではなく、月は黄金に光り辺りを優しく照らしていた。

「高校の部活の合宿で来た時に忘れられなくてさ。ここでずっと空見ながらダチと喋り倒してた、いい思い出の場所」
「ああ、それで。旅行先にこの宿をやたら推すから、何かあるのかとは思ってたけど」

胸一杯に空気を吸い込んで、ゆっくりと吐いてみる。
―――自分が暮らす周りのそれとは、全く異なる新鮮さ。

「初旅行にこんないい所に連れてきてもらってありがとう」
「はは、そりゃどーも。俺の株上がったな」
自慢気に気取る彼に、隣の彼女からもふふ、と笑みが漏れる。

「おまけにこの満月でしょ、ほんと素敵。お願い事したくなっちゃう」
「願い事は流れ星だろ?」
「だよね。でもうちの親、満月の夜に空の財布を振るとお金持ちになれにるって、一心不乱に振ってる」
「あっはは。似たもの親子だな」
やめて、一緒にしないでとお互い散々笑い合った後。

「じゃあ俺もひとつ願い事してみるかな」

―――不意に起き上がると、彼は甲斐甲斐しく両手を胸の前で組んで目を閉じた。
「なになに、何のお願い事?」

「神様仏様、お月様。俺の渾身のプロポーズがどうか成功しますように」
「えっ」

風が二人の間を吹き抜ける。
月明かりに照らされて、星々が見守る中彼が口を開く―――。

“幸せにおなり”

―――遠く離れた空の上から放たれる祝福の光が、新たに道を刻む二人の上に降り注いでいた。


END.

5/27/2024, 12:07:46 AM

月に願いを

月…?星とかなら聞いたことあるけど……うん…
でも一つ思った事があって、語彙力ないから伝わるか分からないし、私が変かも知れないけど、七夕ってあるじゃん、それで短冊に願い事書いて吊るすじゃん、それって外の方が多いよねって話です。それで、ある一定の強さの風が吹いて短冊がなびいたら、三日月?とか新月の次の日のお月さまに見えるんじゃないかって思ったけど、無理かも(*ノω・*)テヘ

宗近ですね(?)←調べたら出てくるかな…?お歌です!

5/26/2024, 11:57:21 PM

月に願いを

「流れ星は願いを叶えてくれるけど、月は願いを叶えてくれないのかな? あんなに空の中央で煌々と輝いているというのに」
 そう言った君の横顔は、満月なんかよりもずっと輝いて見えた。暗い夜空の下で浮かび上がる君の輪郭が美しい。
「さぁ。流れ星は一瞬でなくなるからさ、その短い時間の中に何か意味を見出したいんだよ、人間っていうのは。ほら、月はいつだってあそこにあるだろう」
「そうかなぁ。うん、そうなんだけれども」
 君は首を傾げる。サラリと落ちたその黒髪すら美しい。宇宙のずっと遠くを見つめるような、黒く透明な瞳が美しい。僕は月ではなく君ばかりを見つめてしまう。
 僕の視線に気づいたのか、君はこちらに目を向けてフッと笑った。「私の顔に何かついてる?」なんて言って。
「ねぇ、儚いものに価値があるというのなら、私に願いを言ってよ。叶えてあげるかも」
 僕は思わず聞き返した。君は二度は言ってくれなかった。いたずらをした子供のようにフフッと笑って僕の返事を待っている。
「……僕は君とずっと一緒にいられるのなら、それでいいよ。ずっと隣にいてほしい」
 君は目を丸くした。君のそんな表情は初めて見た。どこか悲しげで、伏せた瞳に長い睫毛がかかって、そんな所作でさえすべて美しいのだ。
「それって……告白?」
「うん」
「ふふっ。嬉しい」
 君は笑う。でもその顔が、本当は笑っていないように僕には見えた。美しさに見とれるより先に、君を抱きしめたい衝動に駆られた。
「ごめんね。その願いは叶えられないかな」
 君はそう言って視線をそらしてしまった。ずっと空の向こう側を見つめて、僕のほうを二度とは見てくれなかった。
 君に会ったのはこれが最後だった。今君がどこにいるのか僕には分からない。ただ、月を見上げると君のことを思い出す。君に願いを捧げたあの日を。

5/26/2024, 11:55:17 PM

月に願いを…

満月は 幽かな涼しい 味がした
重さは檸檬と 同じだろう


新月の 夜に始める ものがたり
ハッピーエンドの かけら集める

5/26/2024, 11:50:09 PM

お月さま、どうかお願いします。
私のこの苦しい気持ちを、柔らかい光で包んでください。
そしてそのまま消してしまって欲しいの。

真っ暗闇の中、それに取り込まれず一人輝くお月さまなら、きっとそんなこと朝飯前でしょ。

私もあなたみたいに強い私になれるかな。
真っ暗闇に引きずられない、強い私に。

5/26/2024, 11:44:08 PM

#月に願いを…⋆⋆🌙·̩͙‪⋆͛
月に願いを…そう。今宵も私は、月に願う…「この先も心から愛する彼との幸せな未来が永遠に有ります様に…続きます様に…」と…私は、月に願う事しか出来ないから…何故なら、私の真の友達や、味方、力を貸してくれるのは、夜空に煌めく星や、月、流れ星だけだから…その皆に願えば、願い事を何でも叶えてくれるの。今までもそうだった…友達や親友だと思ってた友達や親友に裏切られて、辛くて死にたくなってしまった時、そんな時、夜空に煌めく星達が、慰めてくれた。そして、その時、夜空に煌めく星達は、私に誓ってくれた。「これからは、無理して友達や親友なんて作らなくて平気だよ。代わりに私達が友達になるし、親友にもなるし、味方にもなるから。例え、それが、この世で私達だけだとしても…」と。だからこそ、今日も味方や親友をしてくれる夜空に煌めく星達に願い事をするの。「今宵も願い事叶えてくれるよね?」「ええ。もちろんよ。永遠に彼と幸せになる様、お手伝いするわ」と。「いつもありがとう」

5/26/2024, 11:36:28 PM

お題『月に願いを』

『月に向かってなにかを唱えれば、美しさが手に入る』

 そんなおまじないがあったことを思い出す。その頃、私は小学生で鼻息を荒くして語る友達に「そんなわけないじゃん」と笑いながら返したっけ。
 そんな私も大学生になり、今、窓辺に立っている。
 今日、好きな人が好きなタイプについて語ってた。彼の好きな顔は、私の顔の特徴とか服装の好みとは正反対のものだった。
 流行りのメイク動画でやったメイクを自分のものにして、髪を巻いてツインテールにして、かわいい服を着ても彼には意味がなかったのだ。
 私は自分の好きな格好で好かれたかったけど、彼に好かれるためにはもう少し背が高くて、涼しい顔をして、中性的な見た目である必要があるらしい。
 ファッションは変えられるが、背の高さとか顔立ちはどうやっても変えられない。
 私は昔、友達に教えられたおまじないを呟く。
 つぶやいた所できっとなにも変わらないけど、私は何度もそれを呟く。今だけは、願い事をすれば彼好みの女の子になれるんじゃないかって気がしたんだ。

5/26/2024, 11:26:21 PM

月に願いを


私のいない間に
どうかあの子を見守って

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