『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暗がりの中で
ポラリスが輝く居場所
気持ちが浮上する
大切な形
眠れない深夜の暗がりで私は考える。
明日のこと
今日の失敗
将来の不安
気になる人のこと
でも、私は思い出す。
自分がこの大きな宇宙にある地球という星にいる一人の人間だと。
今も広がり続ける宇宙から見ると、私なんてちっぽけな存在だ。
そんな小さい悩みなんて気にすることはない。
楽しいことだけを考えて、そろそろ寝よう。
「暗がりの中で」
暗がり、、暗闇じゃないんだ、、、
なんか書くことが思いつかないのでここまでで。
寒い、寒い寒い寒い寒い寒い寒い。暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。暗がりの中で誰かがわたしをみつめてる。
「何度も壊そうとした」
「…何を?」
僅かに聞こえた微かな言葉が耳に入り、聞かずには居られなかった。
「何だと思う?」
ペン回しをしながら問いかけられる。そんなの知るわけが無い。回しているペンでも壊そうとしていたのか。だったとしても人の力で簡単には壊れないと思う。
「心をね、壊そうとしたの」
全くの的外れの答えに開いた口が塞がらない。きっと、今変な顔をしているに違いない。それほどまでに、斜め上の内容で驚いたのだ。
「的外れすぎてビックリしちゃった?まぁ、そうだよね。私とあなたって、今日が初めて喋るし。お互い何も知らないんだからさ」
考えてたことがバレて焦ってしまう。
キミと話すのは今日が初めて。しかも、こんなに面と向かって会うのですら今日が初めてなのかもしれない。それ程までに、キミという存在に出会ってこなかったのだ。 そんなキミが壊したい物が心だなんて。今日であったばっかりだから、関係ないかもしれない。でも、聞いてしまった以上は気になるっというものだ。
「なんで、その…心を壊すの?」
「暗闇の中にいるのが疲れちゃったから」
キミはこう紡いだ。
心の壁。それをずっと感じて生きてきた。
何をするにもその壁が立ちはだかり前には向いて進めない。思考も行動も全てが制御された。
まるで、卵の殻。
少しのヒビで心が割れて崩れていく。
内側からは固くて外には出れず、外からの刺激には脆い。
殻に閉じこもり、外の世界とは拒絶する。
「つまりね、私は暗闇の中で……暗がりの中で1人だったわけ。それは、これを話したあなたがいたとしても。世界から必要とされない私はね、おさらばしようかなって。物語みたいに、めでたしめでたしで、終わるの」
にひひっと笑いながら喋るキミの笑顔は何処か儚いものだった。 本当にキミは消えようとしていたのが分かる。それを止める権利なんてない。人でなしと思われるかもしれないが、キミの決めた事なら尊重すべきだろう。
「だから、止めないでね。私の唯一の汚点は、あなたに聞かれていたことかもしれないな。じゃあ、私はいくね。あなたも早く”答え”を見つけなよ」
これが教室の1番後ろの窓際に座るキミとの最初で最後の会話だった。
「この暗がりの世界で、あなたが壊したいものを見つてね」
暗がりってあまり使わないな。まぁ、いいか…?
後、ここハート押せるだね。初めて知ったよ。いつも見てるだけだったからね。今度、好き!って思ったら押してみる。私にもお気に入り登録?が導入された。遅いよね、、通常運転なんですけどね。sns系?には疎いです。今後ともよろしくお願いします。それから精進します。…結構?いましたね。いいね押してくれる方がありがとうございます。私情から入る、そして長い…でも話したいことあるけど現実では話せないのが私の課題だね。今度練習したほうがいいのか…したほうがいいよね?みんなどうやって攻略してるの?そんな甘いこと言っているから前に進めないんだよね、知ってる。頑張ります。
さて、今回の題材〜?
暗いとね、カタカタ音がするんですよ。何がって?文鳥さんです。決して、迷惑ではないのよ。逆に音がしたほうが安心できるりそして寝るが今「暗がりの中で」とりくんでいることだね。ありがとう。
「暗がりの中で」
がしゃーん!
部屋に響く鋭い音。それは床に叩き落とされた食器が発した音だった。
「うるせえって言ってんだろ。」
鋭い眼光でこちらを見やる男の姿は数年前と比べて随分と変わったようだった。男の子と呼ぶには大きくなりすぎた背、何も容姿のことだけでは無い。
心もここ数年で悪い方向へと大きく変化してしたようで。
しかし、いわゆる反抗期とは訳が違うらしかった。最初は学校を休みがちになり、その後あまり外へ出たがらなくなり、遂に部屋からもほとんど出ることがなくなって今に至る。
理由は絶対に教えてはくれない。だからこそ彼の抱える闇は大きくなり続けここまで来てしまったのだろう。
ああ、いつか私は暗がりの中にいる貴方を照らすことが出来るのだろうか。正解のない問を私はずっととき続けている。
そんなことをかんがえながら落ちた食器を片付けるのだった。
No.1【暗がりの中で】
部屋の電球が切れた。
一人暮らしを始めてから初めての事態であった。最初は停電か、とも思ったが、トイレもお風呂場も電気がつくし、違うなとすぐに判断がついた。現在、23時。明日も早いし、これから寝る判断もできる。これが実家であれば母に頼んで買い置きの電球をつけてもらえるが、現在一人暮らしでこの時間ではどうしようもない。
手探りでひとまず明かりのつけられる場所をつけて、足元に注意しながら壁伝いに歩いてベッドに潜る。寝るしかないのか。折角、日記を書いていたのに。頑張れば、携帯の明かりとか、今つけた明かりの中で続きを書くことはできるだろうけれど、やりたくない。ここ数年携帯に接する時間が長すぎるな、と思ってやっと最近減らせてきていたのに。数分前までどこもかしこも見えていた部屋が、今はわずかな明かりの中で見えるところと、目が慣れてきてぼんやりと見えるところだけ見えている状態になってしまった。急に真っ暗になるからと動揺してしまったが、そもそも寝るとしたらつけてきた電気は消さなければいけないじゃないか、と冷静なってきた頭で思う。
なんか、うまくいかないな。
嫌な事は続くとは言うけれど、今日はこれ以外にも片手で足りるくらいの嫌なことがあって、なんとなく鬱々とした気分を払うための日記だった為に、これはもう今日一日がアンラッキーだったと感じてしまう。そして、そんなことを考えているとベッドに入っても寝れるわけがない。
諦めて起き上がって、つけていたわずかな電気も消した。少しだけ慣れていた目が、また最初から慣れようとしている。またやっとの思いでベッドに潜ると、足元に携帯が当たった。変なところに置いていたらしい。手元にやると不可抗力で画面が開く。寝る前に携帯を見たくないのにな、と思い目を伏せようとしたが「スーパームーン」の文字が目に入った。今日は月が綺麗な日らしい。ベッド脇の一人暮らしだとあまり活躍しないカーテンを開くと、部屋がグーっと明るくなった。高いビルに囲まれた中でもその名通りの月が静かにそこにいて、私を照らしていた。描き途中だった日記が、カーテンを開けた勢いでめくれる。
まるで、私の嫌な事はここで切れるとでもいいたげに。
( おやすみなさい )
【暗がりの中で】
【暗がりの中で】
こういう時は手を伸ばしたり
叫んだりして”誰か”を求めるらしい
でもここではそんなおとぎ話の様な
幸せは降ってこないことを
僕が1番知っていた
だけど何処で聴いたのか何故だか知っている音が
頭に響く度に光を放って
僕がここに居ることを教えてくれるから
なんとなく、思い浮かんだ音を返してみたよ
2024-10-28
暗がりの中で…
長野県に元善光寺というお寺がある。
息子は、小学校の社会見学でそこのお戒壇めぐりをした。
お戒壇は真っ暗だ。
クラス全員がぞろぞろと一列に並んで入った。
息子は出席番号が一番最後だったから、
どんなときにも最後尾だった。
途中で女の子が一人動けなくなってしまった。
暗闇が怖くて足がすくんでしまったのだ。
息子はその子の手を引いて出てきたそうだ。
お戒壇の途中には、「幸福のかぎ」というのがあり、
息子はその女の子と一緒に幸福のかぎを触ったらしい。
さて、その話には、今のところ続きはない。
若い者のロマンスを年寄りは期待するが
まぁ、黙っておくか……
暗がりの中で、何にも干渉されずに、二人寄り添っていたい。
そんな願いも生まれないほど、あの人へ向ける気持ちが小さければよかったのに。
【暗がりの中で】
─────
叶わぬ想いばかり。
【暗がりの中で】*141*
みんなで肝試し
何人かで移動してて
さりげなーく隣を歩いて
さりげなーく袖の端っことかつまんだりとか…
なんて楽しい夜なのぉぉぉ!!笑
最高かよッ
課題が終わらない。
過去の自分を恨む。
3時。暗がりのなか、睡魔に耐えつつ机へ向かう。
5時。日が昇る。
外の青さに驚く。
課題は仰天するほど進んでいない。
窓を開け、朝の空気に顔を当てる。
そうしたら、空へ吸い込まれる。
自分が街を飛んでいるのだ。
息が詰まっているうちに自分は急降下する。
地面がみるみる近づく。
何も考える暇がないまま、地面に打ち付けられた。
その瞬間、目が覚めた。
3時。暗がりのなか机に座っている。
5時。日が昇る。
今度は夢じゃない。
窓の外へ顔を出す____
3時。暗がりのなか机に座っている。
課題は終わっている。
そんな妄想に浸る。
暗がりのなか、課題が終わらないことをそっちのけで。
風塊が袋小路に溜まる夜
鳥の音におどろき躓き
暗闇から助けを求めてるんだ
君にこちらを見て欲しいんだ
♯暗がりの中で
小説
迅嵐※友情出演:太刀川慶
「ん゙……??」
目を覚ますと、そこはどこかの隊室だった。...この広さと匂いは...
「お、起きたか。おはよう」
聞きなれた声で確信を持つ。
「ねえ嵐山、...なんでおれ嵐山隊の隊室で寝てんの...?」
寝る前の記憶が全くと言っていいほどなかった。嵐山隊に特段用があった記憶もなく、本当に何故こんなところで寝ているのか。
「...覚えていないのか?」
心外そうにこちらを見る視線が痛い。チクチク刺さってます嵐山さん。
「...覚えてません」
嵐山は無言でおれにスマホを差し出す。そこには一枚の写真が写し出されていた。
「なっ…!?」
そこには、真っ赤になりながら抵抗する嵐山と意地でも抱きつくおれの姿があった。
「ちょっとまって?なにしてんのおれ!!」
「こっちが聞きたい」
曰く、おれは嵐山を見つけた途端無言で抱きつき、反撃した嵐山の肘が見事にクリーンヒットして意識を持っていかれたらしい。どうりでみぞおちが痛いわけだ。
「太刀川さんと話してたらフラフラ歩いてきたのが見えて...呼んだら人目があるのに急に抱きつくし、何も言わないしで大変だったんだぞ」
この写真も太刀川さんが面白がって撮ったものだという。
「あー...なんかうっすら思い出してきた...ごめん……」
「全く...ほら、今日は送ってやるからもう帰ろう」
玉狛に着くと、勝手知ったる嵐山はおれの自室までするりと向かった。電気をつけないまま器用におれを寝かせる嵐山は、さすが長男だとぼんやりと思う。
「絶対に寝るんだぞ」
「はいはい...……ねえ嵐山、明日非番でしょ?...明日さ、一緒に映画観に行こうよ。...今日のお詫びってことで」
「...!……普通に一緒に行きたいって言えばいいのに」
そう言いながらも、暗がりの中でも分かるほど嬉しそうに笑う嵐山は本当に可愛くて、思わずその形のいい唇を奪う。
「っ...!もう寝ろ!」
「おぶっ...」
またもやみぞおちに入れられた衝撃により、おれは深い眠りにつかざるを得なかった。
暗がりの中で
静かな闇に身を委ね
浮かぶのは淡い記憶
君と過ごした時間が
小さな灯火のように滲んで消える
触れられぬ距離にあるものを
ただ見つめ続けるだけで
少しずつ色褪せていくのが
こんなにも切ないなんて
遠くで微かに響く足音も
君が去っていく音のようで
振り返れば何もなく
ただ静寂だけが寄り添っていた。
貴方が迷った時
一番最初に手を差し伸べるのは私でありたい。
『暗がりの中で』
暗がりの中でひとりぼっちの私を
見つけてくれる人はいるのかな…
みんなもいるといいね
10月28日 月曜日
No.2 【暗がりの中で】
夢を見ていた。
2年前に亡くなった両親と近所の公園で遊ぶ夢。
この夢を何回見たことだろう。
はじめは夢だと気づかずに淡い期待を抱き、目覚めてはじめて幸せの感情が夢の中だけだったことに気づく。
目覚めてしまえば、いつもの暗がりの中。
毎回タンスに寄りかかり、木の温もりを感じながら涙を流していた。
両親が急な交通事故で亡くなってから、2年。
祖父母のいない私は、顔も知らない親戚にたらい回しにされた。
母と仲の悪かった母の姉が週に一度うちに来て必要なものを揃えて帰っていくだけ。
それでも、生きていられるのはおばさんのおかげだから、わがままなんていってられない。
それに、私の親はママとパパだけ。
他の人なんていらない。
「どうしたの?そんな暗い顔して」
ママの優しい声がしてはっと顔を上げる。
私はブランコに座っていた。
「どこか具合が悪いのか?」
パパの低くかっこいい声が聞こえる。
これも夢。目覚めれば私は1人孤独だ。
「どうして?どうして私を置いていったの、」
気づけば私はパパとママにそう言っていた。
ママはびっくりしたようにパパの方を見る。
パパは私を見つめて固まっていた。
その瞳を真っ直ぐ見つめ返す。
パパの綺麗な茶色の瞳に輝くものが溜まっていく。
「頑張って、生きてくれ」
パパは今にも消えそうな声で弱々しくそう囁いた。
瞳に溜まった輝きが頬に流れていた。
––––はっとして意識が戻った。
重い瞼をゆっくりと開けた。
あたりは真っ暗で…
でもいつもの暗さとはどこか違った
孤独を感じさせる真っ暗な部屋にカーテンの隙間から少し差し込む太陽の光は、まるで「ちゃんと前を向きなさい。未来は明るいよ。」といっているようで大嫌いだった。
でも、そんな光はこの場所には見えない。
あたり真っ暗で自分の足元すらも見えない。
暗闇を手探ってみる。
いつも横にあるはずのタンスがない。
真っ直ぐと前を見つめる。
どこまでも真っ暗で何も見えないのだけど、なんとなくこの先にずっと求めていた”光”があるように感じた。
なんとなくだけど、絶対にこの先にある。
私が求めていたのは明るい未来じゃない。
私はこの世にたった二つしかないその光を求めて
暗がりの中を歩き出す。
暗がりの中で大好きな声が聞こえた
「生きてくれ」
胸がギュッと苦しくなって目に涙が溜まる。
でも、歩き出した足を止めることはできなかった。
暗がりの中で
育児日記を付けている。
隣りにはすやすや眠る息子。
月齢は3ヶ月の後半。
俗に言う魔の3ヶ月なのか…
数分前まで大泣きしていた。
暗がりの中で
授乳、睡眠、おむつ交換…
今日の一日を振り返り
今日の息子を記録する。
沢山笑い、沢山泣いて
息子の今日が終わっていく。
暗がりの中で
私は育児日記を見返していく。
毎日毎日、
幸せをくれる息子の100日が
がそこにある。
暗がりの中で
私は隣を見つめてる。
愛しい彼を
今日も愛でながら
束の間の睡眠にはいることにしよう。
ー【暗がりの中で】ー