『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
その日はストロベリームーンが出る予定だった
私は恋人へ
「一緒に見に行こう」
と洒落た誘いを駆け出し
一つ一つ過ぎ去る日付を数えながら
ストロベリームーンの日を待っていた
当日、天候は私の気持ちには答えてくれなかった
曇りであった
だが愛しき人と、夜中の肌寒い中駆け出し
走り回るのは
ストロベリームーンなんかなくたって
十分甘酸っぱくて照れくさい思い出になった。
星空
これは私たちにとって最も身近でわかりやすいロマンがあるもの、と言っていいと思う。
その中にある一つ一つの小さな星が、例えるのも馬鹿らしいほどでかいと理解したのはいつだっただろうか?太陽や月と同じものだと納得できたのはいつだっただろうか?
たぶん、自分はかなり早かったと思う。それこそ小学生の低学年くらいの頃には塾で習っていたんじゃないだろうか。
なぜなら、この熟語をそれくらいの頃からとんと見た覚えがないからだ。
きっと星とは何か?を理解すると、星空ではなく宇宙と呼ぶようになるんじゃないだろうか。あるいは単に夜空と。
身近でロマンあるものだからこそ誰もが知りたいと思う。故に真っ先に研究され、今や天文学という学問が義務教育にまで入っている。
知らなければ自分もまだ宇宙に憧れてただろうか?知らないままのほうがよかったのかどうなのかわからないけれど…今でも宇宙に憧れて最近天文宇宙検定2級に合格した友人に幸あれ。
[星空]
年明けからは、星空をみる余裕なかった
したを向いてばかり…
空はずっとなにかのヘリが飛んでいた
星空って言葉、存在すら忘れていたな
この半年
いっぱい星が見える空
ステキだ
ドキドキする
全然見えないわたしの住む街
数えるぐらいしか見えない星空
見えただけで嬉しくなる
どっちも好きだ
【星空】
月の明るさに
空を見上げる夜
星の多さに息を飲む時がある
山なんかに登って見ると
さらに多く見えるんだろう
気持ちに余裕が有り
きっかけがあり
天気の良い
そんな日が
後どれくらいあるだろう
今日の夜空は雲に覆われている。まるでカーテンコール後の劇場のよう。
少しだけ寂しいけど、仕方ないかと思い直した。
きみって結構恥ずかしがり屋だったことを思い出したから。
拝啓、彦星様へ。
厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私の家では、先日彦星様に頂いた朝顔が芽を出しました。健やかに育ってくれることを祈って、毎日水をあげています。無事開花した暁には、是非彦星様に写真をお送りしたいと思います。
さて、ひょんなことから、ただの人間風情である私が、天の川の傍で畜産に励んでいる彦星様と友好を結んだことは、記憶に新しい出来事ですが、貴方様と初めてお会いした際には、まさか、かの有名な彦星様と、このように手紙のやり取りをするようになるなどとは、想像もしていませんでした。何故ならば、私は彦星様のことを推したいしていますが、貴方様には、長年恋慕っていらっしゃる御相手方がいるからであります。
貴方様から恋愛相談を頂きましたその後は、織姫様とはいかがお過ごしでしょうか。週末は―――七夕の日は、曇のち晴れの予報となっていますが、万が一という可能性は捨てきれませんので、この度私は、てるてる坊主というものを作成しました。織姫様のお父様とされている方への神頼みというのも、幾分可笑しな話ではありますが、少しでも、貴方様の恋模様に太陽が差しますことを、地上から祈っております。
追伸。
運命の赤い糸、というものを妄信していらっしゃる貴方様に、別封して赤い縄をお送りします。どうか、私の『赤い糸』をお納め頂けますよう―――冥界から、祈っております。
月下老人より☆
今回はいくつか思いついたのでm( ─﹏─)m
星空
1
不思議だと思う
上見れば見える、数え切れないほどの星
あれってなんだと思う?
あれ全部、地球のような星なのかな
何かの生き物がその星で普通に暮らして。
もしそうだとしたら、その星からみた地球も、同じような感じ?
よく言う「あんなに多くの数の星があるんだから、地球外生命体がいない方がおかしい」
じゃあ、どんな生き物がいるんだろう?
単純な疑問
でも、みんな気になるよね
単純な疑問、小さな疑問点
私も知りたい
あそこには、誰がいるの?何をしてるの?
そう思って星を見ると、少し面白いかもしれないね。
2
田舎の思い出
私は全く田舎のない都会の生まれだけれど。たまに祖母の家に遊びに行った時などに やっぱり田舎はいいなぁ。 と何となく思う。
都会のようなにぎやか、悪くいうとがちゃがちゃとしたところから田舎のような少し静かなところに行くと、とても気分がよくなっていいリフレッシュになる。
みんなは夏休みとかに行くのが多いのかな。
少し前だけど、そんな私には思い出がある。
そう、たった5年前。
そのころの私は当たり前だけど今より少し幼くて。今も同じようなものだが、ああいう広々とした場所に行くと走り回りたくなる。
そんな時期に田舎に行ったものだから、半パン半袖で知り合いの子を連れて走り回った。それはもう気持ちよかった。
その日はかなりの晴天で、夜もその次の日もよく晴れていた。
その日の夜は、せっかくだからお庭で星を見ようとなった。たくさん動きたい年頃だから、私はどうせ退屈だろうという気持ちで挑んだのだが。
いざ空を見上げてみる。
満点の星。
正直に言うと、かなり感動した。生まれて初めてあんなに綺麗な空を見たと思う。
あんな綺麗な空は、都会ではビルやなんやらでそう見れない。
だから、星自体を見たのも久しぶりだった。
それから自分の家に帰って、その日もう一度空を見てみた。やはりあまり良くは見えない。でも、その中で1つ、1つとあるビルの明かりも夜の街に映えていて、そう悪くないとも思えた。
私はこれからも、自分の故郷、都会を
愛していこうと思う。
【星空】
星空には何らかの力がある。
僕はそう思う。
何故かと聞かれれば返答に困るのだが。
綺麗に光る星は僕達に力をくれて。
素敵に輝く月はまるで僕達を見守っているよう。
皆が同じ空を見て。
皆がそれぞれ過ごしている。
お星さま、お星さま。
明日も元気で過ごせますように。
るあ
地上から見ると
あれほど綺麗な星空も
実際行ってみたら
意外と汚いかもしれない
きっと
距離があるからこそ
綺麗に見えるんだろう
満天の星を見に行こう。
車を走らせたら行けるには行けるけれど、俺たちは違う方法を選んだ。
少し特別感のあるプラネタリウム。
無機質な空間なのに、どことなく神聖な感じを覚えさせる。
俺たちが座ったのは、円形の二人用の特別シート。
座ると自然に天を見上げられて、気持ちが落ち着いた。
始まると、清らかな空気、臨場感を高める音。優しく響く解説の声。
そして、広がる満天の星。
そっと彼女が俺の肩に頭を乗せる。その体温が心地好かった。
没入感が高いストーリーだけれど、彼女の体温が独りじゃないと伝えてくれる。
俺は自然と彼女の手を繋ぐと、彼女も応えるように手に力を入れてくれた。
いつか、ふたりでこの星空を見に行こう。
そして、今日のことを思い出して、沢山話したい。
おわり
お題:星空
《星空》
太陽が地の下へと姿を隠し、引き換えに明星が輝き、空は葵を経て青藍に変わる。
明星の光を合図に青藍にぽつりぽつりと光が灯る。
夜半にもなれば、天は天鵞絨に砕いた金剛石を散りばめたかのような輝きに満たされる。
細かな輝きは身を寄せ合い、乳白色の河となり天頂を穏やかに流れていく。
金銀の煌きを放つ赤紫の瞳の少女は、天へとその両手を伸ばす。
己が瞳の輝きと同じものを掬い取るかのように。
少女の白銀の髪が、天頂の河のように風に流れ揺らめく。
木々は囁き応えるように、緑の葉をさやさやと鳴らした。
その望みは何れに向かうか。
その願いは何処にあるか。
星々も瞬き語りかける。
泣いても良い。己が想いを捨てるなかれ。
今はその小さな想いを育む時。
彼の人の孤独。
彼の者の悔恨。
彼の方々の慈愛。
その想いが強ければ、何れ全てに手が届く。
想いは紅き弧を描き螺旋となり、全てを繋ぐ。
その時少女の指先で、星が一粒大きく煌めいた。
星空
星空は好きだ。七夕の日は俺が一年の中で一番好きな日。織姫様と彦星様が一年に一度会える素敵な日。でも周りの子達は星には興味が無く、肝試しなどに行ってしまう。俺が夏の星空を一人で見ていたとき、突然睡魔が襲って来て俺は寝てしまった。目が覚めると俺の上には女の子用の上着がかかっていた。周りを見渡すと、一人の女の子が木陰に座っていた。その子は寝ていて、寒そうだったから俺にかけてくれていた上着をかけて俺はその子の隣で一夜を明かした。日が昇って目を開けると、その子はもういなかった。俺はその時思った。織姫様と彦星様もこんなふうなのかな。いつか俺も大切だと思える人を見つけて、そんな恋がしてみたいと。
星空
「マスター、ここ清酒あるのー?」
と、店に入るなり叫んでみた。
「おまえな、ここカクテルバーだぞ」
「マスター自分は清酒飲んでた!知ってる!」
「あるにはある。小夜衣と開運だ。てかおまえいつもチューハイ飲んでたろ。急に日本酒なんてどうした」
「小夜衣ちょうだい」
マスターにうまく説明できる気がしないから徳利で出てきた小夜衣をおちょこについで飲みながら窓の向こうを見る。七夕は雨が降りやすいけど今日は晴れててわし座が見える。
「約束したんだ。今日晴れたら酒を飲もうってね。でもそいつ濁った酒しか知らないんだって。だから透き通った日本の酒を飲ませたくてー」
おれ、あんまり酒強くないけど清酒はうまいと思う。小夜衣は甘くて優しくて大好きだ。
「一応聞いとくがそいつは人間か?」
とマスターが聞くけどそんなこと知らんと言いかけたら店のドアがちりんと鳴って、
「今日は挨拶にきただけ。明日また来るね」
爽やかに閉めたドアのまわりに舞い散る光の金粉。
まるで室内に唐突に現れた星空。
「おい。もう一度きくけどあれは人間か?」
「うーん。たぶん…彦星だと思う…」
子供の頃、私は田舎に住んでいた。
田舎とは言っても、お隣さんまで数キロ離れていたりするわけではない。ビルや団地も少なく、秋には鈴虫やら松虫やらの音が聞こえてくるような静かな場所だった。
買い物などの帰り道は、基本的には車だった。夜に出かけることもほとんど無かったため、夜空を見上げることは少なかったように思う。けれど、田んぼの多い地域だった為か、心なしか街灯が少なかった。
だから、珍しく夜に外出した時は足を止めて、星空をよく見上げていた。星座を探すことはしないで、ただ星を見ていた。あの星は明るいな、あの星は見えづらいな、それくらいしかあの時は考えていなかった。
比較的都心部の方に越してきても、夜に外出することは少ない。店の閉まる時間が早かったり、明かりに飛んでくる虫が苦手だったり、その他諸々の理由で。
ただ、星は今も変わらずに好きた。
春や秋など、暑すぎず寒すぎない気候の日はベランダに出て、月や星を見ることがある。光の弱い星は、あまり見えない。私の視力が悪いことも相まって。
星の写真などを見ると、思うことがある。
自分が死ぬ前に、満天の星空を眺めて眠ってみたい、と。
キャンプをするような性格では無いけれど、数多の星を眺めながら、その美しさを目に焼き付けながら眠りたい。
都心部だと、流星群はあまり見られない。
死ぬ前に1回くらいは見たいな、と思う。映像で見るのも好きだけれど、やはり自分の目で見てみたい。レンズやスマホ越しではなく、もしかしたらメガネ越しかもしれないけれど、自分の記憶に、網膜にその景色を焼き付けたい。
星空
焼き立ての星型のクッキーを、夜を映したようなお皿に散りばめてできた小さな星空。
日々家
真冬の真夜中の山頂
父親に叩き起こされて車から出た
目の前には夜明け前の空に『星空』がまだ残っていた
目の前に均等に3つ並ぶ星がある
じっと見てると真下に向かって一瞬で落ちていった
ん?流れ星…?
でも流れ星なのに…垂直に落ちてった…?
と思ったら隣の星が同じように落ちてった
寝ぼけてたからかと思いじっと見つめる
2つとも無くなっている
どゆこと?と思っていると、最後の1つも垂直に落ちていった
父親に見てた?と聞こうとしたら
父親は別のところを見ていて、確実に見てないだろうと思った
これ、本当にあった話なんです
でも、真相もわからず今に至る。
あれは一体何だったんだろう
ー星空ー
星空を見ると
この世界から
消えてしまった人々は
星になり
私たちを
空から見てるのかなと
時々思う
あの人は
空から
星になり
私のことを
見てくれてるのかな
「星空」
貴方達はどれ程多くの
消滅と誕生をみてきたのですか?
私達は貴方達の真理を知る事は
あるのでしょうか。
星空と言えば星座を思い出す。
小さいころオリオン座の歌を教えてもらったことあったなꉂ🤣𐤔
あなたとあなたとあなたとあなたとあなたとあなたとあなたでオリオン座って言うやつヾ(=д= ;)