『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
23.星空
黒いシルクに埋め込まれた金銀のボタン
星空を閉じ込めた美しい硝子
遠くから聞こえてきた
懐かしいオルゴールの音
星空を眺めて思い出す
君と過ごしたあの日々を
遠くから聞こえてきた
お別れの汽笛の音
金銀のボタンの埋め込まれた黒いシルク
硝子に閉じ込められた美しい星空
遠くから聞こえてきた君の足音
あれ
思い出せないな
・星空
満天の星をみんなと見上げる
「綺麗だね
『そうだね
「来年は2人きりで見にきたいな
・
・1年後
・
満天の星を2人で見上げる
「綺麗だね
『◯◯の方が綺麗だよ
「///恥ずかしい
「でも2人で見に来れて嬉しい
『自分も
少女は星空の下に立つ。
見上げれば、おしゃべりな星々が光の物語を競うように語り合っている。
どれも平坦な話に少女は退屈し、それらのおしゃべり星たちの奥にひっそりとした星の存在を見つけ、耳を傾ける。
光を放たないけれど確かに存在し影を持つ星。
その星は身を切るような激しい風や凍える冷たい雨の物語を静かに語った。
その物語は奥行きを持ち、
少女の心に響き、涙を流して少女は聞き入るのだった。
「星空」
星空が降るもとに、
昨日星になった君に、
嫌気がさしたセカイに、
愛してくれたキミに、
サヨナラ
明 日 を
死んだら星になるんだって。もうすぐ7月7日。短冊に細くか弱い文字を書き連ねる。
「今日もみんなが、笑顔でありますように。」
しかし自分のようで自分ではない誰かがざわつく。
「結局そんなの書いとけばいい子に見えるからとか。そのつもりでしょ。」
あの人はきっと今日も無理をする。私がどれだけ言ったって自分でなんとかしなきゃとか。
みんながなんて書きながら、結局はあの人がそうであることが第一の願いだった。
けれどどれだけ無理をしないで、自分を大事にして、って言ったってそれが叶うことはない。私ばかりが何もできないみたいで惨めになっていく。
あの人ばかりが頑張って、私が無能に見えていく。
あの人が頑張ってる理由を軽率に悪く考えてしまう。
私ばかりが醜く変わっていく。
星への願いが、黒く染まっていく。
今日も星空は綺麗だ。なのに、そのはずなのに。星空の裏で黒く染まった世界がどうしようもなく恐ろしい自分の何かと重なって息が苦しくなる。
あぁ、ちゃんと、いつもどおりを生きてるはずなのに辛い、なぁ…。当たり前に出来てるはずなのに、もっと辛い人がいるはずなのに、それでも死にたいと思ってしまう私が、どうしようもなく悪い人に見えて嫌いになっていく。
あぁ…もっとちゃんと、上手く生きたかった。
【星空】
#6『星空』
きらきら輝く星空。
何も無い暗い夜の空に星空があるだけでこんなにも綺麗に変わるんだな。
私も星空みたいにきらきら輝きたい。
ﮩ٨ـﮩﮩ_٨ـﮩ٨-_ﮩ٨ﮩ ―――
゛ ~
☄︎
今 夜 ゛ 此処 で
沢゛ 山 の 星 が ゛
堕 ゛ ち て ゛ く る ︎✦︎
ﮩ٨ـﮩ_+ﮩ٨ـﮩ٨ـﮩﮩ_٨ ―――
って 噂 聞いた ?
[
逆さの 傘を さして
星の 欠片 ヲ
瓶に 詰めて
月の満ち欠け と 共 二
涙二 溶 けましょ う 。
手に届かない モノ こそ
価値 が 有る
だが 手に届くと 其レ が
どれだけ 美しいか が
分かる はずだ 。
」
だって さ
どう ? 騙されてみ ル ?
「 #星空 」
星空
が見えた。今日は涼しくて空気も澄んでいる。
そんな今日、██県███市の██山の山頂へ来た。
でも決して独りじゃない!
そう、写真の中のあなたと2人で!
#06 星空
流れ星落ちてこないかな、なんてぼんやりと眺めていた。
今日ぐらいは、明日の事とか、もう少し先の事とか、なにも考えない。
もちろん、君のことも。
そう言えば、星を買えたらいいね、なんて話しを前にしたよね。でも、お互いにそれ程興味がなくて、そんな話は立ち消えになったけれど。
守れなかった約束は忘れた方がいいよって、君は言ったけど、僕は今も忘れられなくて、ずっと手に握ったままでいる。
きっと、君はもう忘れているし、僕のことを思い出すこともないんだろう。
いつか君と見たかもしれない星空を見上げて、ようやくさよならと言える気がした。
夏の夜空はきらきらと輝いている。
夏の大三角もあるし、北斗七星もあるしなんといっても夏といえば天の川だ。
こぼれ落ちるミルクの様な星々が天の川を形成している。
夏の大三角は鷲座のアルタイル、琴座のベガ、白鳥座のデネブ。探すのはなかなか大変だが一度見つけるとずっと見てしまう。
北斗七星は北極星を中心に夏の大三角、カシオペアさえ見つければ対角線上にあるので見つけやすくなる。
夏の夜空は惚れ惚れしてしまうほど美しく見つめてしまう。
疲れた時など本を片手に窓辺からたまには夜空を見上げてみるのも良いのかもしれない。
「夏の夜空」
星空って何でも包み込んでくれるよね。
何億光年か離れてる何千年前の光。
きっと何千年も前の2人もこんな感じに寄り添ってたのかな。
僕は今日も夜空を見上げる。
星を眺めていた。
そんな時、君はやってきた。
星の輝きを纏った、そんな君を
星空
最近は日没が遅い。
だけどその分、夕方の時間も遅い。
黄昏時、空が橙のような、黄色のような、紫のような
そんな時間に煌めく星が一番大好き。
真っ暗な夜空に浮かぶ星よりも。
2024/7/5
心臓しか動かない君の。いつかを待って、生きてきた。「早く起きろよ」ピッピッピッピツ ……………………。
{君のいつかはきっと来、、。} これもきっと聞こえない。
↑帯
星空
こうして見上げる星の多くは
太陽のようにみずから輝いている恒星たち
太陽にとっての地球のように
あの恒星たちにも惑星が存在していて
そのどこかには
知的な生命体がいますよねきっと
形あるものとしては
遠すぎて出会えないでしょうけど
意識レベルでは交信可能かもしれません
っていわゆるチャネリングですかね
(受信機能がなければ胡散臭い話で終わってしまう)
(さらに人間には想像力もあるわけですから)
「星空」
星にねがいを
空にミサイル
滅茶苦茶だよ
人間様
星空
天文学に興味を持てない理由ははっきりしている。
空に現れる不思議で綺麗なものたちは
何度も私の両親をさらっていく憎い奴らだ。
母親は、空を見るのが好きだった。
いつもと違う景色が見えると少女のように喜ぶ。
料理の途中にも関わらず
窓の外に虹を見つけては家を飛び出し
キャンプに行けば星空を指差し
酔っぱらいのようにフラフラとどこかに消える。
父親はそんな母が大好きで嬉しそうについていく。
吹きこぼれそうになった鍋の火を止めるのも
両親を探してぐずる弟をなだめるのも
もうたくさんだ。
天文学の範囲は狭いから諦めて
三学期巻き返そうと思う。
星空といえば 明日は七夕
雨の予報なので
織姫と彦星は会えないかと思ったけど
多分リモートデートする
現代版逢瀬
「いつか」ってそれっきり
星屑が惑わすから 君には届かない
銀河を超えて 全部忘れて
本当はまた会いたい
宙ぶらりんの願い事
きっと私しか吊るしてないね
(星空)
星空
東京から実家へと戻ってきた。
以前から帰省するたびに実家の居心地の良さは分かっていたが、東京じゃないと叶えられない夢があって、必死に頑張った。
頑張って、頑張って、頑張って、
会社からの叱責や、時間に追われ余裕のなさがあっても、それでも夢に向かって頑張れた。
でもある時、ぷつんと糸が切れてしまったかのように、どうでも良くなってしまった。
そして実家に帰ろうと決めたのだ。
私の実家は田舎だ。
だから夜になると、東京より少し涼しくて、そして漆黒の夜が訪れる。
でもその分、星の瞬きがより一層に際立っていた。
私もあんな風にキラキラと輝きたかったのに……と感傷にも浸る感じだけど、でも重積から解き放たれた気分なので、例え輝けなくても問題は無かった。
本当に気分がいい。
星空がこれからも見守ってくれる、そんな気がした。