『星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今は、自分にとってのスターが溢れている。
以前は、情報が限られていたので 誰もが名前を聞いた事があるスターが多かったが、現在は自分の娘のスター(推し)も観たこと無い状態。
各分野でスターが溢れている。
みんなそれぞれ 自分の推しを見つけ楽しむ日々。
星が溢れる
「星が溢れる」
「これあげる」色とりどりの金平糖 手の中溢れる甘さと優しさ
星が溢れる
明る過ぎるこの世界には
もうひとつ隠された世界があって
それはは光を見失った時に
現れる世界だ
なくさなければ気づかないなんて
人は愚かだ
けれどそんな繰り返しの中で
その世界を見て気づいたならば
覚えていて
そこは星が溢れる
儚くて美しい世界
あなたが感じた
あなたに囁かれた
その標を胸に刻んで
光の中をまた泳ぎ出そう
あなただけの星を追いかけて
溢れた星は一つずつ掬い上げていけばよいのです。
縁壱は夢の中で優しい朗らかな声を聴いた。それは天の声であったか。まだ明け方であるのに飛び起きた縁壱は、泣いていた。大粒の涙が溢れた。一切の煌めきもない哀しみの涙だった。今日もまた中途半端な自分と共に生きていかなければいけない運命に絶望した。ただ何時もより早く起きてそれと共にいる時間が増えたのを憎むのに、相手は天でも神でも何でも構わなかった。
縁壱は幼少期から金に困らない生活をする位には裕福であった。其れに加え縁壱は賢かったので世の中というのを解った気でいた。然し成長を重ねるにつれ、彼は賢い故に自分の生きている理由というのが知りたくなった、いや分からなくなったのかもしれない。
何をするにも苦労しない生活というのは歳を重ねるだけで貫禄も何もつかない、其れに対しいつの間にやら心の水分だけ奪ってゆく。其れは楽しみや悲しみ、苦しみというのが他と違って無いのである。
見上げた空には溢れる程沢山の星が煌めいている。其れ自体はとてもちっぽけであるのに、自分で燦々と光っていたのだ。対して縁壱は、光れなかった。ずっと他より大きな石ころのままで、自分で煌めくほどの熱情も、泥臭さも持ち合わせていなかった。
枕元には煙管がひとつ。縁壱は其れをふかしながら今日も街ゆく人の影を追っていた。
暑い頃星が溢れる天の川
貴方が渡る橋を造ろう
#星が溢れる
「私は将来素敵なお嫁さんになるの」
「僕はヒーローになってみんなを守るんだ」
「私はお姫様になって綺麗なドレスを着たい」
「え、、っと僕は消防車になりたい」
口々に朝来の夢を話してくれる曇りのない目に日々の疲れで霞んだ私は(いいなぁ。気楽で。能天気)そう思った。思ってはいけないことだとはわかってる。多少の罪悪感がある故、口には絶対に出さない。
「いいねー!みんなならなれるよ!先生みんなが大人になった時に会うの楽しみだなぁ」
思ってもないことが次々出てどこか虚しさに襲われる。大人って本当につまらない。
「先生ってバカなの?」始まった。私を連日悩ませてくる尚紀くん。どこか達観していて年齢に相応しくないことを言っては他の子供たちを泣かせている。しまいには、保育士である私にもこんな発言を容赦なくしてくる。
「こーら!人に対してバカとか言わないよ」
「だってバカじゃん!ヒーローとかお姫様とかそんな大人この世にいないじゃん夢見過ぎでしょ笑」
私も心の中で思ってしまう手前、これに返せる言葉が正直に見つからない。
ガラガラ…
「あらあら、夢の見過ぎは言い過ぎですよ。尚紀くんに先生の秘密を伝えますね、尚紀くんのママやパパ、ここに来てるみんなのママとパパはとっても強いヒーローですよ。この世の中はみんなのママやパパお仕事に行ってるのはこの世の中を動かすためなのよ。もし、みんなのママやパパがお仕事を『ヤダヤダ』と言ったらお菓子を買うことも電車に乗ることも電気をつけることもできないのよ。みんなのママやパパはこの世界の人を救っているのよ!だからとってもかっこいいヒーローなの!それに先生ね、保育園ではみんなとかけっこするためにズボンを履いてるけどお家ではドレスを着てダンスをしたりするから実はお姫様なんだよ」
タイミングを測ってか、園長先生が教室に入ってきて話をする。尚紀くんをはじめ、園児たちが耳を傾けては顔を輝かせる。
「ふーん」尚紀くんは納得したことを素直に認めたくなかったのか照れくさそうに返事して積み木を始めていた。
園長先生は私ににこやかに笑いかけてから園児たちと将来の夢についていろんな話をしていた。
園長先生の話を聞いて私も納得をした。大袈裟なヒーローでないかもしれないけど、確かにヒーローだと思う。そのヒーローたちがいるから私は今ここにいてこんなにも輝く星たちを近くで見守れる。
この部屋は星が溢れてる。私も何か夢をもう一度持ってみようかな。星になりたいな。
蜜柑の日記
いつだったか集合体恐怖症の知人が自然のものには恐れを抱かないという話をしていた。
例えば蜜柑の斑点模様には恐怖を感じない、など。
水っぽいハズレの蜜柑をもしゃりと食んで飲み込んだ。
喉仏が鼓動のようにごくんと言って、軽い瑞々しさが流れる。川が喉に住み着いて居なくならない。
その知人の発言がわからないわけでも無かった。
蜜柑とそのグミでは全く得るエネルギーの種類が違うと思う。
同じように、自然とそこから離されたものでは精神に与えるピュアさが違うと思った。
ベランダから
夜空を見上げる
今夜は
雲に覆われていて
星一つ見えるか
見えないか…
部屋へ戻ろう
キッチンで
お湯を沸かす間
乾燥機から
食器を取り出し
片付けようと
頭を上げると
ガツッ❕
?!!
目の前で
星が溢れる
開いていた
食器棚の扉で
頭をぶつけた
…痛…🥲
✨695✨星が溢れる
「ヨシダ、【星が溢れる】ってどんなことだと思う?」
後ろにいる幽霊に話しかける。
「そうやなぁ…星空のことやと思う。逆にあんたはどうや?」
そう問われてしまった。その時、頭に掠めたものを口に出してみる。
「そうねぇ…ふと思ったのは、ドロっとしたもの。」
「…どういう意味や?」
「知らないわよ、そう思ったんだもん。」
考えつくまでぼんやりと過ごしていると、窓で一筋の光が流れて行った。
「あ、流れ星。」
するとヨシダは考える素振りをして、
「…あー、そういうことか。わかったわ」
「なにが分かったの?」
「流れ星や、星が溢れて流れ星ってことやない?」
そう言われて、少し納得した。でもあえて「…何を言ってるの?」と返してみた。
「お前ならわかっとる癖に。」と言ってくるヨシダを見て、随分ロマンチストなんだなって思った。
もう嫌だ。最近のお題はポジティブ過ぎる。頭を掻きむしりたくなる。レアチーズケーキを作ってと催促されている。料理は家にあるもので常に作れる訳ではない。膨大な工程があって求められるのが苦しい。髭剃り、着替え、運転、買い物、料理、いつ作るか等々
軽い気持ちで言ったのかもしれないけど、期待に応えないといけないと胸の内でグルグルと思考の沼から抜け出せなくて、行動にうつすのも後回しにするのも、どちらも苦しくてどうしようもなくなる。でも素直に「催促されると苦しいからやめてほしい」なんて言えない。「食べたいって言ってたから材料買ってくる」って言おうと思っているけど元気そうな表情までは演じきれそうもない。今は気分じゃない。でもしないといけない。
題『星が溢れる』
星が溢れる
星は溢れた
わたしを越えて
重ねた瞬間
溶け出したのか滲んだのか
和らいだのか、風化したのか。
兎に角溢れた
わたしを埋め尽くした
冬の新しい風
記憶にない春
夏の雨、奇跡のように綺麗だった夕方、
ピンクの空にかかったあなたへの虹
記憶にない秋
冬に溶け出した緑の夕方
地平線のオレンジ
記憶にない冬
世界を綺麗にした雪のカオリ
星は溢れた
あなたを連れてきた
星は溢れた
私はもうすぐあける冬眠の先で
わたしは何を記憶し
わたしは何を選び
わたしはこの星をどう空へ還すのだろう
雲1つない夜空を見たい。
眩しい皆既月食を見たい。
瞳に光を与える流星群を見たい。
羽衣のようなオーロラを見たい。
様々な自然現象に期待の眼差しを向ける中、星は空の装飾品のように思える。
希少性に欠けるだろうが、もちろんその装飾品はきれいだ。
手の届くものではないがいつも傍にあるようなもの、きれいな星々を見て、「綺麗」だと心の底から輝く魅力を感じたのなら、「星が溢れる夜」と表現をしたい。
たぶん、一人一人に自分の世界があって、自分の物語があって、だからこのアプリが成り立ってるわけで。
面白い人も、気難しい人も、ちょっとだけ痛い人も、同時に存在してるわけで。
それってなんか、すごいおもしろいことだなーって。
当然のことみたいだけど、
結構すごいことなんだなーって。
満天の星が溢れる空に無口になり、満天の星が溢れる瞳に恋をして、満天の星が溢れる心に癒されて...
あなたとの贅沢な夜。
初めての眼鏡 ほころぶ帰り道
スキップオリオンのさんざめき
こんな世に星はなぜ輝くのなぜ
澱みの中に届け希望よ
#星が溢れる
拝復
暦では春と言いつつも、春の気配はまだ感じられず、星は一層澄んで見える頃でございます。
先日のお手紙、静かな夜にゆっくりと拝読いたしました。
星空を宝石箱に喩えられたお言葉はどこか夢のようでまた、どこか懐かしくもあるようなもので、ふと、私も空を見上げた次第です。
貴方が感じられた星の輝きを私も感じられているのでしょうか。できることなら毎夜、貴方と肩を並べて星を見たいなど願う私は欲しがりなのでしょうか。
けれども、星をすべて私への想いの欠片とおっしゃるのなら、夜は少々明るくなりすぎるかもしれませんね。
お手紙はどうぞ、思い立たれた折にまたお寄せください。
貴方のお言葉を読むひとときは、忙しい日々の中できらりと光る流れ星のように感じます。貴方と共にいたいというのは貴方のお言葉から感じているのか、はたまた流れ星への願い事なのか、貴方はどちらだと思われるでしょうか。
この星の降る夜に貴方の頬を涙が伝い、貴方には星が見えていないのかもしれない。
私は貴方の頬を伝う涙を拭うことも、ましてや貴方の涙ぐむ姿を見ることもできぬのです。私にできるのはこうして筆を取ることだけなのです。
許しを乞うことはございません、ただもし、私の言葉が貴方という星を照らす光となれるのならば、これ以上幸せなことはございません。
貴方の一生の光となることをここに誓います。
まだ夜は少し冷えますゆえ、どうぞご自愛くださいませ。
またのお便りを楽しみにお待ちしております。
敬具
星が溢れるというのはどういうことか。阿呆な私にはよくわからぬ。では溢れるものが乙女の涙であったならどうであろうか。星も乙女の涙も美しさにおいては等しき力を持ち合わせているといえよう。どちらも言葉に出来ぬほど美しい。ならばこの置き換えは筋が通っているというものだ。ではそんな美しさがはらりと溢れてしまいひとたびその力が振るわれるとどうなるか。それは一大事なんてものではない。天下を容易にとってしまう。これに抗える漢なし。星だろうと乙女の涙であろうと、我々はそれらにどうしようもなく弱いのだ。何故なら言葉に出来ぬほどに美しいのだから。これはどうしようもないことなのだ。
流星群を見に行った。
高原の夜気は冷え、彼女は黒いダウンコートをふるりと揺すった。そうして「星が多いね」と白くつぶやいた。僕が「三等星まで見えるんだ」と返すと、「いくつあるのかな」と聞いちゃいない。「人が、願った数だけ?」慣れないおどけがクサい。「じゃあ、流れたら願いが無くなっちゃうってこと?」「叶えば、その願いは消えるんじゃないのか」……というかそもそも星ではない。「えー、叶っても消えたり忘れたりしないよ。むしろ『神様叶えてくれてありがとう』って、ずっと覚えてて感謝する」「なら、そうなんだろ」「そうって?」「カミサマが、『俺はこんなにすごいんだぞ』、『こんなに色んな願いを叶えられるんだぞ』って、勲章みたいに空へ飾ってんだ」そうしてたまに、足の小指を棚にぶつけて、せっかくの勲章をガラガラ落としちまう。
それが流星群だ。
「だから、流れ星に祈れば、しょんぼりしてるカミサマは、ニンゲンの祈りを叶えて新しい勲章を飾りたがるんだ。先着順でな」「ありがたみないなぁ」「人間味あるだろ……あ、流れた」えっ、と髪を跳ねさせ振りかぶった彼女は、おそらく流星の位置もわからぬまま目を瞑って指を組んだ。それを見ながら僕は愉快な笑いを噛み潰す。実は、ほんとうは流れてなんかいない。素直な彼女をからかってみたかったのだ。
なにを祈ったのか聞こう、と、口を開いた時、一等星が音もなく(真空を音が伝わらないのは自明であるが)、すう、ゴトン、と移動した。……ように見えた。「ちょ、え、おい見たか!?」「え? 何? また流れ星? もう私、一番大事なこと祈ったからいいよ」肩を揺さぶられながら彼女は、片眉を上げて歯を見せず笑った。「いや……そんなんじゃなくて……」空を指差したが、あいにく僕は星座に昏く、無数の点からあの一つを見つけ出すのは不可能だった。「まあ、お祈りしなくても叶えて欲しいんだけどさ」二度瞬いた虹彩が潤んで反射率を上げる。「絶対叶えたいからお祈りした」「なんだよそれ」「ん〜?」覗き込んでくる目に、この世でたった一つの星座が映っている。「……ん? あっ」「なになに!?」思わず勢いよく振り返り夜空を指さす。「ほらあそこ……あれ」「なにさ」例の一等星だと思ったのだが、なぜか振り返った先には三等星しかなかった。「あ……?」きょとんとする。目の中にも、すでに無い。なんだったんた、いったい。困惑のまま視界のピントを彼女の顔全体へ戻せば、なんだか期待に満ちて見えた。
「なんかお祈りしないの?」「そういうの信じてないし、流れ星もないし」「信じるものは救われる、かもしれないじゃん」そう言って彼女はまた目を閉じた。僕は広大な夜空に視界を広げる。もしやまた、あの現象が起きるのではないか。……期待は外れた。神様というのも案外狭量らしい。けれどそれなら、僕の目が狂っていなければ、そして僕の不届きな説が正しいのならば、彼女が初めに祈った願いは必ず叶うことになる。
……と帰りの車中で聞いた彼女は、午後の光にまろやかな頬を溶かして、心底嬉しそうに笑った。
夜明け前、いきなり叩き起されて
湖畔を見に行こうってバンを走らされた。
空気が澄んでいて、空はまたたいていて。
きみっていう素敵な感性をもった人に
閉じこめられた星は一等きれいだった。
きみの瞳と湖畔との間で
ぼやけて移ろう星々の輪郭は
東の明るみに、更にうつろに、
そのうち潤んで見えた。
月を片手で握ると
握れなかった。
丸くてサラサラしてそう。
ツルツルとはしてなさそう。
ひんやりと冷たいけど
ほんのり暖かそう。
そんな満月は
よく星を生む。
空にたくさんの星があるのは
星が毎日生まれるから。
小さくて
どんな形かすら
遠くてわからない星たちは、
光ることしか知らない。
クラゲのように漂うだけ。
小惑星とぶつかり合い
削り削られ漂い続ける。
寒くて空気のない
宇宙空間で。
"Good Midnight!"
星が溢れる真夜中に
ふと空を見上げて
星と月を眺めて
そんなことを考えていた。
でもやっぱり
月には触れないし、
星も遠くて小さい。