手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/10/2023, 6:03:28 AM

手の見分けがつかない。

保育園のとき友達の母と自分の母の見分けがつかなかった
帽子で視界が限られ腰から下と手しか見えなかった
だから"母の手"を探して駆け寄った。他人だった。
手を触ってようやく違うと感じた

小学生のとき知らない親に子を間違えられ手を引かれた連れていかれたことがある。1分程で手が離れたし多分相手の反応を見る限り本当に間違えたんだと思う(そう思いたい自分がいる)
彼女も"母の手"を持っていた。でもこれじゃなかった

大きさとか骨ばっているのか肉を感じるのかとか
乾燥してる?滑らか?指先だけ硬いとか冷たいとか
そんなこと言われても分からない
でも握ったら分かる、、、、この手じゃない
しばらく触れていなくても手には記録が残っていた。多分今も

12/10/2023, 6:00:09 AM

#手を繋いで

空を切った私の手
いつしか貴方を掴んでた
あぁまだ
ここにいられるんだ

12/10/2023, 5:48:22 AM

〚手を繋いで〛

「手出して。」
君が突然、僕に言った
ドキドキしながら差し出した僕の手に、君は桜の花びらを置いた
手を繋ぐのかと思っていた僕は虚を突かれ、一瞬恥ずかしくなった
「はい。これ、綺麗でしょ。あげる。
じゃあ私これからデートだから、もう行かなくちゃ。また明日〜。」
無邪気な笑顔を見せたあと、君は颯爽と走り去った
しばらくその場に立ち尽くしていると、春風が吹いてきた
君にもらった桜の花びらが飛んでいく
僕の叶わぬ恋心と共に

12/10/2023, 5:48:05 AM

むかーし、むかし。

年末だったから、何とはなしにお参りに行った。
祈った願いは多分、二人とも同じことだったんじゃないかな。


『いつまでも、ずっと一緒に』


帰り道、
通りの屋台でお団子を買って食べたね。

風が冷たくて、かじかんだ手を握ってくれたっけ。

大きな手は温かくて、心もほどけた。

少し先を歩く老夫婦も、支え合うように手を握っていて、それが何だか嬉しかった。

自分たちの未来だと、そう思ったの。



いつからだっけ。
震えていても、手を握ってくれなくなったのは。


手だけ暑くなってもね、とか
手汗が嫌だ、とか
そんなことを言ってしまったこともあったような気がする。


嫌だよ、恥ずかしい。
そう言われたのは、私の失言の後だったか先だったか。


もう、思い出せない。
思い返しても、何の感情も沸かないの。



でもね。
昔は、確かに望んでいたんだよ。


『いつまでも一緒に、手を繋いで』



あの老夫婦のおぼろげなお姿は、瞼の裏の幻影。

永遠に消えない、憧れの幻。

12/10/2023, 5:45:29 AM

手を繋いだときの幸福感。

あの幸福感が8倍になるならタコにだって、10倍になるならイカにだって、私はなりたい。

12/10/2023, 5:18:07 AM

クリスマス遊ぶ?と誘われた
あいにく私はイブもクリスマスもバイトだ
「23日なら空いてるよ」
「じゃあ23で」
あーあ
彼とは月に1度くらいのペースで会っている
手を繋いで歩くような関係ではないのに
プレゼント買っちゃった
あーあ
何やってるんだろうなほんと

12/10/2023, 5:17:07 AM

「手を、繋いで欲ほしい要望なのか、既に繋いでる状態を言ってるのか。どっちだろうな」
往年の「お手々繋いでお通夜に行けば」、元ネタの童謡があって、その替え歌大喜利だったのな。
某所在住物書きはスマホの画面を見ながら、今日の題目をどう書くか、相変わらず途方に暮れていた。
おそらく類語に、手を「握って」、「掴んで」等があると思われる。それらではなく、敢えて「繋いで」とする狙いはどこだろう。

物書きは頭をかき、天井を見上げて、
「『手錠で柱に』手を繋いで、とかなら、刑事ネタ行けるだろうけど、まぁ、俺の頭じゃ無理」
ひとつ変わり種を閃くも、物語を書く前に却下した。
「……そもそも『人間の手』である必要性は?」

――――――

もうすぐクリスマスとお正月。
東京も、あっちこっち年末商戦真っ只中で、液晶看板に雪が描写されてたり、いっそ本物の小さなモミの木とか店頭に飾ってあったり。
気の早い店員さんが、サンタコスでチラシ配布等々。
たまに見かけるのは、クリスマスプレゼントを親にせがんでる子供だ。
大抵はゲーム機とかスマホとかなんだろうけど、
今の時代にも、ショーケースにディスプレイされた大きなぬいぐるみを見て、「パパこれ買って」って、繋いでる手をぐいぐい引っ張る子もいるみたい。

ひとりだけ、猛烈に欲しい物があったらしくて、
親を一生懸命ゲーム屋さんまで、手を繋いで、強引に誘導してる子を見かけた。
イカかなぁ。それとも某RPGかなぁ。

「先輩、クリスマスプレゼントの思い出何かある?」
美味しいオートミール粥の専門店を見つけたから、って名目で、相変わらず日曜日も仕事の準備なんかしてる先輩をアパートから引っ張り出して、
最高気温19℃、体感気温21℃くらいの外に連れ出した正午近辺。
「そういうお前はどうなんだ?」
雪国出身の先輩には、12月の19℃は暑いくらいらしいけど、だからって引きこもってちゃ体に悪い。
「私全っ然記憶に無い。サンタさんそもそも信じてなかった気がする」
「私も子供の頃に関しては、覚えていないなぁ……」
途中先輩のアパート近所の、パンダ焼きならぬキツネ焼き、生地にお餅を使った外カリ中モチの小さいデフォルメ狐を買って、
もっちゃもっちゃ食べながら、専門店まで。

「子供の頃『に関しては』 is 何」
「お前も被害者だろう。去年のイブ。某オツボネ係長。新人いびりの被害に遭った新人が突然の退職。クリスマス当日に真っ白なままの当日期限なタスク」
「あっ。はい」
「最近やっと、次の職場に馴染めてきたそうだぞ。迷惑かけた詫びに、店舗に寄ってくれればLサイズのパンダ焼きを1個サービスすると」

「よし先輩今からちょっとそのお店行こうか」
「糖質過多。後日にしておけ」

今日くらい良いじゃん、チートデイ、チートデイ
体重増えて「先輩また低糖質ダイエットメニュー作って」、までが目に見えている。やめておけ
あーだこーだ、云々。
お餅生地のキツネ焼きをもっちゃもっちゃしながら、不服にほっぺた膨らませて、
私と先輩は、そのままオートミール粥専門店まで、別に手を繋ぐでもなく2人して歩いた。

12/10/2023, 5:15:21 AM

嘘つき。

あたし、人に見られると恥ずかしいからって言ったのに。

あなたはいつも

「ちょっとだけでいいから」

って笑って手をぎゅってするの。

あたしが「まだ?」「ねぇ、まだ?」ってきいても、
「うん、もうちょっとだけ。」って、あなたはぎゅってするの。

あたしがきくたび、あなたはぎゅってするの。

あたしがきくたび、あなたはぎゅっとしてくれるの。

12/10/2023, 4:49:41 AM

迷路のような街を走り抜ける。
ゴーストの群れを爪で切り裂き、彼女の元へとひた走る。大丈夫、彼女のそばには頼もしい味方がいる。自分一人なら、どうとでもなる。
――そう、例えば消滅してしまったとしても。

自分の役目は彼女の道を守ること。
彼女の行く道、彼女の来た道。その道が間違いでは無かったと、その生をもって証明すること。その為に自分の、私達の仮初の生はある。
敵を屠り、道を開き、彼女をあるべき未来へ送る。
その為にこの爪は、この歌は、この生はある。
逆に言えばそれ以外の生は自分には有り得ない。

背中に熱を感じた。
ゴーストの見えない手が触れたのだろう。
――ここまでか。いい。私の代わりはいくらでもいる。

「×××××!!」
突如伸びてきた小さな手。小さい、だが強い手が私に触れる。手袋越しに伝わるのは微かな熱。
「はしって」
ゴーストを振り切り、駆け抜ける。小さな手の主は私を振り仰ぎ一瞬厳しい顔をしてみせた。
「いこう。みんなまってる」
――待ってる。
私の生は彼女のために。それ以外の理由など有り得ない。それなのに……この小さな、だが強い手の主の微かな熱を、その言葉を、一瞬でも長く感じていたいと思う自分がいる。
初めての感覚に、私は言葉を無くしてただ走るしか出来なかった。


END


「手を繋ぐ」

12/10/2023, 4:17:18 AM

『手を繋いで』

ホールに流れ出したワルツの曲調。差し出された大きくてかさかさの手に自分のしわしわの手をそっと重ねる。彼と初めて踊ったのはもう何十年も昔のこと。足を踏んだり他の人とぶつかったりしていたこともしょっちゅうだった少年少女が今ではステップを淀み無く軽やかに踏める。美しい姿勢を保つために視線を交わさないままで、昔話をひとことふたこと話しては笑い合う。
「あなたと踊るのはいつも楽しいわ」
「僕だって同じぐらい楽しいよ」
ワルツにまだ終わりは訪れない。それまでは手離すことの名残惜しさを考えなくてもいいだろう。

12/10/2023, 4:15:50 AM

暗い部屋の自室に籠もっていた。
今日は何もうまくいかなかった。
先輩には気にしないでと言われたけど
気にしないでと言うのは私には無理だ。
明日も失敗したらどうしよう。
私の失敗ですべてがぶち壊れるかもしれない
そんなことを学校から帰宅して考えていると
部屋の扉がノックされる。
「ねぇ、お母さんだけど。
帰宅してからどうしたの?学校で何かあったの」 
「何でもないよ……ちょっと疲れただけ」
お母さんが心配しているのはわかるけど
今は誰にも会いたくなかった……
するとお母さんは誰かに何かを言っていた。
「ごめんね。せっかく来てくれたのに。
あの子。なんか帰ってきてから様子が変なのよね」
「大丈夫です。ちょっと様子見に来ただけなので」 
「ごめんね。」
誰か来たみたいだ……
するとドアがノックされる。
「ねぇ。入っていい?」
幼馴染みが来た……
私は無言を貫こうとしていた……
ガチャ
「おじゃましま〜す」 
「邪魔するなら帰って!!入る許可してない」
そう言うと
「まぁまぁそんな怒らないでよ。」
幼馴染みはニコニコと笑いながら私の近くに来る。
「今、誰とも会いたくないの。帰って!!」
そう私が言うと急に隣に座って私の手を繋いだ。
「急に手握らないでよ」
「えっ。いや近くにあったから。」 
「嘘つけ。近くにわざわざ来たでしょ。」
「そうだっけ?まぁ細かいことはいいじゃん」
そんなことをいいながら幼馴染みは
私を見て……
「今だけは、近くにいさせて。
何も喋んなくていいから。」
……
「ありがとう。」

手は冷たかったけど辛い時に傍にいてもらう
ことがこんなに安心するのに気付いた日だった

12/10/2023, 3:43:36 AM

「人間がAIに勝てるものはなんだと思いますか?あなたの意見を述べなさい。」
英検をはじめ、定期テストや、自分の考えを述べよ系の問題には必ず出てくるこの問題。

回答は実に様々である。わたしの今までの人生の中で、印象に残っている回答を二種類お伝えしたい。

ひとつは同級生の回答
「私がAIを作ればいいと思う。作った人には逆らえないコマンドを導入すればいい。」
もうひとつは国語の先生の回答。
「AIは人間の「察してほしい」という気持ちがわからない。たとえば、恋人と歩いている時に「今日寒いね。手が冷たくなっちゃった」と言われたら、みなさんなら「手を繋いでほしいんだな」とわかる。けれど、AIにはそれがわからない。
人の気持ちを、隠された心情をコミュニケーションの中から汲み取れるのが人間が優っている点だ。」

12/10/2023, 3:40:32 AM

勇気を出して、手を繋いでみる。
振り払われるかと思われたけど、素直に手を握り返されて僕は安堵する。
この気持ち、伝わったかな。
言葉は交わさずともその手とキミの横顔でその温かさを感じて、心が躍った。

12/10/2023, 3:31:35 AM

『夢の中で』

夢の中で手を繋いでいたあの人は、僕の初恋の人でした。
                       ______やまとゆう

12/10/2023, 3:19:22 AM

手を繋いで

二人で手を繋いでどこ行こうか。
そんな話をして、どこにいくか決めている二人を
遠くから眺めている

12/10/2023, 3:12:03 AM

手を繋いで寒さを防ぎ、貴方とイルミネーション見たかったな……

12/10/2023, 3:05:21 AM

昨夜未明
東京都足立区三丁目の
ビジネスホテルで

出張で一緒のホテルに
泊まっていた上司が知らない女性と

〝死んでいる〟


男性から通報がありました。
死亡した男性は31歳会社員の棚澤 イサムという人物で通報者の上司との情報が上がっています。女の身元はわかっておらず、現在警察が調査を行っています。棚澤氏と身元不明の女性との関係は未だ判っていません。現場近くに睡眠薬と見られる錠剤が置いてあり、左肩を救助用ロープを巻き、手を繋いで死亡していたことから〝心中〟と見られる可能性が高いと思われるとのことです。引き続き警察が調査を行っています。








俺はただの人殺しの会社員


頼まれたのだ


上司に私の心中の手助けをしてくれないか。と

最初は嫌だったなぜ嫌いな上司が知らない女と

死ぬ手助けなんぞやらねばならないのだ。と思

った。だがある提案をされたのだ。2週間ほど

前に俺がやらかした大きな罪を全て揉み消して

くれる。というのだ、俺は妻と可愛い娘を持っ

ている。ここでその罪がバレてしまえば俺は俺

の家族はどうなる想像するだけでも血の気が薄

れる。だから、仕方がなかったのだ。これで俺

の家は安泰だ。でもすぐに妻に違う男の影が見

えてきた。定時で帰るはずの妻が20時を回って

も帰ってこない、心配になり電話をしてみるが

繋がらない。仕方なくその日は娘と外食し、早

めに寝た。このような日が続きついには娘を連

れていき、知らない男と何処かに行ってしま

った。この出来事が俺の人生を狂わせたのだろ

う。出ていかれたことのショックよりも娘を連

れていかれたことの怒りの方が大きかった。俺

のたったひとりの娘を。それから1ヶ月ほどた

ったとき、会社の昼休み中に殺人鬼育成所とい

うサイトが目に止まった。そのサイトを開くと

ある住所が貼ってあった。休日そこに行ってみ

ることにした。



続く


あとがき



毎回毎回テーマからズレててすみません。
ちなみにこれのテーマは〝殺人鬼養成所〟
とかですかね。 前回は特にごちゃごちゃ
でした。一応テーマも最初の方に入ってい
ました。見つけてみて下さいね!これ続き
が見たい方はもっとみたいの♥︎をおして教
えてください、お願いします。もっとみたい
方が少しでもいましたら続き書きますね!
もし、 ♥︎ が多めに増えた場合、明日ほどに
続きとテーマにそったお話を書こうと思い
ます!少しテーマからズレてしまうかもし
れません。そうなったら御免なさい。明日
もお楽しみに!!


主のひぐまでした ฅʕ •ﻌ• ʔ

12/10/2023, 2:58:27 AM

「手を繋いで」


「ねえ、お母さん!手、繋ごう?」
「……」
「ほら、ね?もう寒くないよう、2人ぼっちだね」
「……」

手を繋いで、ぎゅっと強く握る。
もうボロボロで『お母さん』の代わりにならない。
それでも、僕が『お母さん』と言っているのは、唯一無二の存在だから。
お母さんしか、僕を認めてくれないから。

「お母さん、あのねっ、今日もねっ、喧嘩したの」
「……」
「うりゃあっ!って殴ったらね、アイツら、無様に倒れちゃって!さっきまでの威勢はなんだったんだ?って煽ってやった!そしたらさ、アイツらってば『しね!』とか言いながら逃げてやんの!あはっ、僕ってば強いなぁ」
「……」
「ね、凄いでしょ、お母さん!僕ねぇ、力だけは自信あるんだぁ!凄いもん、お母さんから貰ったこのチカラ。凄いもん!」

答えてくれないし、無視される。
一点を見つめては、何も動かないお母さん。
そんなお母さんが愛おしくて、話しかけてしまう。

ああ、もっと前から殺っておけばよかった。
これが『自由』なんだって、証明できたのにね。
ははは、ざーんねん。

12/10/2023, 2:47:40 AM

【手を繋いで】

「うわぁ、人混みやばば」
今日は夏祭り。クラスで気になってる○○君と一緒にいくの!
まだかなぁ…


…もう何十分も経ってる。
(そろそろ花火始まっちゃうよ…。)
私は○○君を諦めて花火を見に行った。人混みに身をのせ、花火会場へと向かった。
目の前にいた恋人たちは手を繋いで「迷子なっちゃうわ♡」とか話してる。いいなぁ
(私も手、繋ぎたかったな(泣)

ぎゅ

誰かが私の手を取った。○○君だった。何をいまさら…。
息を切らして手を握る。「離さないよ」と

私は零れた涙を拭いて○○君に言う。

「私の手を繋いで?」

12/10/2023, 2:43:08 AM

もっともっと、そばにいたかった。
もっともっと、してあげたいことも、してもらいたいこともいっぱいあった。

どれだけ長生きしたって、後悔することはいっぱいある。
だからなるべくやりたいように生きてきたし、いつ死んでも悔いはないって思ってたのに、結局最期に色んなことを悔いてしまうのは人の性なのだろう。

怖がる自分と手を繋いでくれたのは、最期の優しさ。
縁もゆかりもないのに、ずっと悪態ばかり吐いていたのに、その人は目に涙を浮かべて唇を噛み締めてくれてた。
湿っぽいのは嫌いだと言っていたのを覚えてくれてたんだろう。

「ありがとう、ごめんね」

そういえば初めて伝えたなと気が付いたのは、世界が暗転する直前だった。






『ありがとう、ごめんね』『手を繋いで』
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